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'''ディラン・マシュー・バンディ'''('''Dylan Matthew Bundy''', [[1992年]][[11月15日]] - )は、[[アメリカ合衆国]][[オクラホマ州]] {{仮リンク|オワッソ (オクラホマ州)|en|Owasso, Oklahoma|label=オワッソ}}出身の[[プロ野球選手]]([[投手]])。右投両打。[[メジャーリーグベースボール|MLB]]の[[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス]]所属。
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3学年上の兄の[[ボビー・バンディ|ボビー]]はかつて[[ボルチモア・オリオールズ]]傘下に所属した投手である<ref>{{Cite web|url=http://www.milb.com/player/index.jsp?sid=milb&player_id=542989 |title=Bobby Bundy Stats, Highlights, Bio|work=MiLB.com|publisher=Minor League Baseball|language=英語|accessdate=2016-02-26}}</ref>。
3学年上の兄の[[ボビー・バンディ|ボビー]]はかつて[[ボルチモア・オリオールズ]]傘下に所属した投手である<ref>{{Cite web|url=http://www.milb.com/player/index.jsp?sid=milb&player_id=542989 |title=Bobby Bundy Stats, Highlights, Bio|work=MiLB.com|publisher=Minor League Baseball|language=英語|accessdate=2016-02-26}}</ref>。
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=== エンゼルス時代 ===
=== エンゼルス時代 ===
{{by|2019年}}12月4日に{{仮リンク|アイザック・マットソン|en|Isaac Mattson}}、[[ザック・ピーク]]、[[カイル・ブラディッシュ]]、[[カイル・ブルノビッチ]]との[[トレード#メジャーリーグ|トレード]]で、[[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス]]へ移籍した<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/news/dylan-bundy-traded-to-angels |title=Angels acquire RHP Dylan Bundy from O's|author=Rhett Bollinger|website=MLB.com|language=英語|date=2019年12月4日|accessdate=2019年12月5日}}</ref>。
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2021年9月11日 (土) 23:34時点における版

ディラン・バンディ
Dylan Bundy
ロサンゼルス・エンゼルス #37
ボルチモア・オリオールズ時代
(2018年9月29日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 オクラホマ州オワッソ英語版
生年月日 (1992-11-15) 1992年11月15日(32歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 投手
プロ入り 2011年 MLBドラフト1巡目
初出場 2012年9月23日
年俸 $5,000,000(2020年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ディラン・マシュー・バンディDylan Matthew Bundy, 1992年11月15日 - )は、アメリカ合衆国オクラホマ州 オワッソ英語版出身のプロ野球選手投手)。右投両打。MLBロサンゼルス・エンゼルス所属。

3学年上の兄のボビーはかつてボルチモア・オリオールズ傘下に所属した投手である[2]

経歴

プロ入り前

オワッソ高等学校英語版最終学年時には投手として11勝0敗、防御率0.25、71イニングで158奪三振三塁手として打率.467、11本塁打、54打点を記録。ゲータレード年間最優秀選手、「ベースボール・アメリカ」誌の年間最優秀高校生、「USAトゥデイ」紙の年間最優秀選手といった主要アワードを次々と受賞した[3][4][5]

プロ入りとオリオールズ時代

2011年MLBドラフトでは全米No.1高校生としてボルチモア・オリオールズから全体4位指名を受けた。同年8月15日の交渉期限10分前に契約金400万ドルを含む総額622万5000ドルのメジャー契約で入団に合意した[6]

2012年、傘下のA級デルマーバ・ショアバーズ英語版でプロデビューし、8試合30イニングで自責点0という完璧な成績を残した。A+級フレデリック・キーズ英語版でも12試合で6勝3敗、防御率2.84と活躍し、7月にはオールスター・フューチャーズゲームに出場。8月14日にはAA級ボウイ・ベイソックスへ昇格し、9月23日のボストン・レッドソックス戦で、19歳でのメジャーデビューを果たした。10代でのメジャーデビューはオリオールズの投手としては1967年マイク・アダムソン英語版以来45年ぶり[7]

2013年は40人枠に入ったまま、マイナー・オプションでAA級ボウイに所属したが4月4日に故障者リストに入り、6月27日にトミー・ジョン手術を受け[8]、シーズンを全休した。

2014年も40人枠に入ったまま、マイナー・オプションで3月14日にAA級ボウイへ異動した。7月3日にA+級フレデリックに異動したが右広背筋痛で故障者リストに入り、シーズン中の登板はなかった。

2015年も右肩の石灰沈着性腱炎[9]でシーズンを棒に振った。8月26日、オリオールズはハンター・ハービーと共に9月から教育リーグで登板すると発表した。[10]

2016年、4シーズンぶりにメジャーのマウンドに戻って来た。シーズン前半はロングリリーフとして22試合に、シーズン後半は先発で14試合に登板して防御率4.02、復帰1シーズン目で二桁勝利の10勝6敗、WHIP1.38、奪三振率8.5という成績を残した。

2017年は先発28試合と先発ローテーションに定着し、初めて規定投球回に到達。防御率4.24ながらチームトップの13勝を挙げた。

2018年は自身初めて開幕投手を務めた。

エンゼルス時代

2019年12月4日にアイザック・マットソン英語版ザック・ピークカイル・ブラディッシュカイル・ブルノビッチとのトレードで、ロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[11]

2020年7月25日のオークランド・アスレチックス戦でエンゼルスの選手として初登板を記録した。6回と2/3回を投げ、7奪三振を記録し1失点だった。8月6日のシアトル・マリナーズ戦では自身3度目の完投を記録した。10奪三振で許したのも4安打1失点だった[12]。年間では、65回と2/3回を投げ6勝3敗で防御率3.29を残し72奪三振を記録した。サイ・ヤング賞投票では9位だった。

2021年4月1日のホワイトソックスとの開幕戦で3年ぶり2度目、エンゼルス移籍後初の開幕投手を務めた[13]。6月まで先発を務めていたが14試合で1勝7敗、防御率6.78と大不調でブルペンに回った。6月28日のニューヨーク・ヤンキース戦では1.2回を投げた後熱中症の影響でマウンド上で嘔吐し交代した。

投球スタイル

MLBでは、最速97.9mph(約157.6km/h)・平均93-94mph(約150-151km/h)のフォーシームと、平均84mph(約135km/h)のチェンジアップ、平均76mph(約122km/h)のカーブスライダーを使用する[14]

将来のエース候補として期待される速球派右腕で、高校時代には最速100mph(約160.9km/h)を記録している。その他の球種ではカッター、カーブの評価が高く、チェンジアップも平均以上の質を誇る[6]。プロ入り後、肘の故障から球速が落ちた。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2012 BAL 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 6 1.2 1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0.00 1.20
2016 36 14 0 0 0 10 6 0 3 .625 474 109.2 109 18 42 4 6 104 0 0 52 49 4.02 1.38
2017 28 28 1 1 0 13 9 0 0 .591 698 169.2 152 26 51 0 7 152 0 0 82 80 4.24 1.20
2018 31 31 1 0 0 8 16 0 0 .333 750 171.2 188 41 54 1 6 184 6 1 116 104 5.45 1.41
2019 30 30 0 0 0 7 14 0 0 .333 700 161.2 161 29 58 0 6 162 7 1 95 86 4.79 1.35
2020 LAA 11 11 1 0 0 6 3 0 0 .667 267 65.2 51 5 17 1 4 72 2 0 27 24 3.29 1.04
MLB:6年 138 114 3 1 0 44 48 0 3 .478 2895 680.0 662 119 223 6 29 674 15 2 372 343 4.54 1.30
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績



投手(P)












2012 BAL 2 0 0 0 0 ----
2016 36 4 8 1 0 .923
2017 28 5 12 1 3 .944
2018 31 9 10 1 2 .950
2019 30 10 8 0 1 1.000
2020 LAA 11 7 6 0 0 1.000
MLB 138 35 44 3 6 .963
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

記録

MiLB

背番号

  • 49(2012年)
  • 37(2016年 - )

脚注

  1. ^ Dylan Bundy Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2020年1月15日閲覧。
  2. ^ Bobby Bundy Stats, Highlights, Bio” (英語). MiLB.com. Minor League Baseball. 2016年2月26日閲覧。
  3. ^ Gatorade Player of the Year profile”. Playeroftheyear.gatorade.com. 2011年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年1月23日閲覧。
  4. ^ Nathan Rode (2011年6月27日). “Bundy's Stats, Stuff Turns Heads”. Baseball America. 2012年1月23日閲覧。
  5. ^ Bundy is player of year on 2011 All-USA baseball squad”. USAToday (2011年6月29日). 2012年1月23日閲覧。
  6. ^ a b Brittany Ghiroli (2011年8月16日). “O's, first-rounder Bundy agree to terms” (英語). MLB.com. 2016年2月26日閲覧。
  7. ^ “Baltimore Orioles recall 19-year-old prospect Dylan Bundy”. Associated Press. ESPN. (2012年9月19日). http://espn.go.com/mlb/story/_/id/8399417/baltimore-orioles-recall-19-year-old-prospect-dylan-bundy 2016年2月26日閲覧。 
  8. ^ Roch Kubetko (2013年7月1日). “Dylan Bundy’s Elbow Surgery Successful”. Baseball America. 2016年2月26日閲覧。
  9. ^ Jeff Todd (2015年6月29日). “Dylan Bundy Shut Down Indefinitely” (英語). MLB Trade Rumors. 2016年2月26日閲覧。
  10. ^ Eduardo A. Encina (2015年8月26日). “Orioles notebook: Hunter Harvey and Dylan Bundy expected to pitch in instructional league” (英語). The Baltimore Sun. http://www.baltimoresun.com/sports/orioles/bs-sp-orioles-notebook-0827-20150826-story.html 2016年2月26日閲覧。 
  11. ^ Rhett Bollinger (2019年12月4日). “Angels acquire RHP Dylan Bundy from O's” (英語). MLB.com. 2019年12月5日閲覧。
  12. ^ Dylan Bundy throws complete game, strikes out 10 in Angels’ win over Mariners”. Los Angeles Times. 6 August 2020閲覧。
  13. ^ Rhett Bollinger (April 2, 2021). “Trout, Upton and Pujols key Halos' late rally” (英語). MLB.com. April 9, 2021閲覧。
  14. ^ FanGraphs Pitch FX”. Fangraphs.com. 2017年5月12日閲覧。

関連項目

外部リンク