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| Name = この世界に愛を |
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2021年9月6日 (月) 09:35時点における版
「この世界に愛を」 | ||||
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ローリング・ストーンズ の シングル | ||||
B面 | ダンデライオン (たんぽぽ) | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチ・シングル | |||
録音 | 1967年 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
デッカ・レコード() ロンドンレコード() | |||
作詞・作曲 | ジャガー/リチャーズ | |||
プロデュース | アンドリュー・ルーグ・オールダム | |||
チャート最高順位 | ||||
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ローリング・ストーンズ シングル 年表 | ||||
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「この世界に愛を」(We Love You)は、ローリング・ストーンズが1967年に発表した楽曲。作詞・作曲はミック・ジャガーおよびキース・リチャーズ。
解説
「この世界に愛を」およびB面曲「ダンデライオン (たんぽぽ)」はともにアルバム『サタニック・マジェスティーズ』のセッション時に録音された。両曲とも、同アルバムのテイストを受け継ぐサイケデリック期のストーンズを表した仕上がりになっている。シングルでは英、米共に「この世界に愛を」をA面にしてリリースしたが、アメリカではB面の「ダンデライオン」の方がチャートの上位に付いた(#14、HOT100)。両曲ともオリジナルアルバムには収録されておらず、またコンサートで演奏されたこともない。
「この世界に愛を」は、鉄格子の閉まる音から始まる重苦しい雰囲気のサイケデリック・ロックである。サウンドの核となっているピアノはニッキー・ホプキンス、メロトロンはブライアン・ジョーンズ、コーラスにはジョン・レノンおよびポール・マッカートニーが参加した。レノンとマッカートニーの参加は、「愛こそはすべて」にジャガーとリチャーズがコーラスで参加したことへのお礼だと言われている。なおこの直前に、ジョーンズがマッカートニーに誘われる形で「ユー・ノウ・マイ・ネーム」の録音に参加している[1]。この時期のストーンズは、ジャガー、リチャーズ、そしてジョーンズの薬物所持による逮捕と相次ぐ裁判により、音楽活動を停滞させられた苦しい時であり、そのような中で自分たちを励ましてくれたファン達へのお礼のメッセージがこの曲にこめられている。
「ダンデライオン (たんぽぽ)」は、メルヘンチックなポップ・ロック。ブライアン・ジョーンズがチェンバロとオーボエを演奏した。詞はイギリスに古くから伝わるタンポポ占いを元にしている。
両曲のシングル・バージョン(モノラル・ミックス)は、「この世界に愛を」のエンディングに「ダンデライオン」の一部分が、そして「ダンデライオン」のエンディングに「この世界に愛を」のイントロが挿入されている。これはステレオ・ミックス・バージョンには挿入されていない。コンピレーション・アルバムに収録される際には、ステレオバージョンで収録されることが多い。また、「この世界に愛を」の近年のマスターではエンディングに何らかの言葉がかぶさっている場合がある。
脚注
- ^ テリー・ロウリングス; アンドリュー・ネイル; キース・バッドマン; 筌尾正訳 『ローリングストーンズ/グッド・タイムズ・バッド・タイムズ』 シンコー・ミュージック、2000年。ISBN 978-4401616541。