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| Name = ルビー・チューズデイ |
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2021年9月6日 (月) 08:57時点における版
「ルビー・チューズデイ」 | ||||||||
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ローリング・ストーンズ の シングル | ||||||||
初出アルバム『ビトウィーン・ザ・バトンズ (U.S. version)』 | ||||||||
A面 | 夜をぶっとばせ(両A面) | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
録音 | 1966年11月8日 | - 12月3日|||||||
ジャンル | バロック・ポップ[1] | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル |
デッカ・レコード ロンドンレコード | |||||||
作詞・作曲 | ジャガー/リチャーズ | |||||||
プロデュース | アンドリュー・ルーグ・オールダム | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ローリング・ストーンズ シングル 年表 | ||||||||
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「ルビー・チューズデイ」(Ruby Tuesday)は、ローリング・ストーンズの楽曲。作詞・作曲はミック・ジャガーおよびキース・リチャーズ。1967年にシングル「夜をぶっとばせ」と両A面シングルとして発表された。
解説
イギリスでは1967年1月13日、アメリカではその翌日の1月14日にリリースされた[3]。元々この曲はシングルのB面として扱われたが、A面の「夜をぶっとばせ」が歌詞に性的な表現があり、アメリカの放送局でオンエアされなくなる恐れがあったため、マネージャーのアンドリュー・ルーグ・オールダムの機転で、両A面シングルとして発売することになった[4]。アメリカのビルボードでは「夜を…」が55位止まりなのに対し、この曲は1位となり[5]、ゴールドディスクも獲得している[6]。イギリスでは3位を記録[7]。
録音は1966年11月16日、ロンドンのオリンピック・スタジオで行われた。ピアノとリコーダーはブライアン・ジョーンズが担当している(ピアノはジャック・ニッチェという説もある)。不安定な音のコントラバスは、キース・リチャーズとビル・ワイマンが二人がかりで弾いたもの(ワイマンが弦を押さえ、リチャーズが弓を弾いた)[8]。
ジャガーは「俺はこの曲の作詞・作曲のどちらにも関わっていない」と語っているため[9]、リチャーズ単独で書かれたものと思われる。リチャーズはこの曲について、彼が1960年代中頃に交際していたリンダ・キースとの破局を書いたものだとしており、彼女と別れた日がちょうど火曜日だったという[8]。ジャガーは「メロディも歌詞もすごくいい」と、この曲を気に入っているようだが[9]、1970年代には「もうこの曲はやりたくない。何か馬鹿陽気になっちゃうんでね」とも語っていた[10] 。
「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」で、303位にランクインした[11]。
コンサート・パフォーマンス
リリース当時の1967年にはコンサートのレパートリーに入れられており、また当時のテレビ出演時にもよく披露されていた。しかしその後20年以上にわたりセットリストから外され、1989年の「スティール・ホイールズ・ツアー」から再び披露されるようになった[8]。1991年のライブアルバム『フラッシュポイント』に、1990年の日本公演の模様が収録されており、さらにシングルカットもされた。
カバー
- メラニー/アルバム『Candles in the Rain』(1970年)に収録。
- ナザレス/アルバム『The Catch』(1984年)に収録。
- ジュリアン・レノン/サウンドトラック『The Wonder Years: Music from the Emmy Award-Winning Show & Its Era』(1989年)に収録。
- ロッド・スチュワート/編集アルバム『Lead Vocalist』(1993年)に収録。
- マリアンヌ・フェイスフル/ロンドン交響楽団によるカバーアルバム『Symphonic Music of The Rolling Stones』(1994年)に収録。
- フランコ・バッティアート/アルバム『Fleurs』(1999年)に収録。
- ザ・コアーズ/アルバム『VH1 Live in Dublin』(2002年)に収録。ロン・ウッドが参加している。
- ゴットハード/アルバム『One Life One Soul』(2002年)に収録。
- シルヴィ・ヴァルタン/アルバム『Nouvelle Vague』(2007年)に収録。
- デクラン・ガルブレイス/アルバム『You and Me』(2007年)に収録。
- スコーピオンズ/アルバム『暗黒の蠍団』(2011年)に収録。
- yanokami/アルバム『遠くは近い』(2011年)に収録。
脚注
- ^ “Steve Smith: Wyman and Taylor join the Rolling Stones onstage; Coldplay takes a break”. Pasadena Star-News (2012年11月29日). 2012年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月31日閲覧。
- ^ “Top 100 Songs|Billboard Hot 100 Chart”. Billboard (1967年3月4日). 2019年12月31日閲覧。
- ^ 『ストーン・アローン/下』(ビル・ワイマン/レイ・コールマン著、野間けい子訳、ソニー・マガジンズ刊、1992年、ISBN 4-7897-0781-4 )p380
- ^ 『ストーン・アローン/下』(ビル・ワイマン/レイ・コールマン著、野間けい子訳、ソニー・マガジンズ刊、1992年、ISBN 4-7897-0781-4 )p165
- ^ The Rolling Stones - Chart history | Billboard:
- ^ 『ストーン・アローン/下』(ビル・ワイマン/レイ・コールマン著、野間けい子訳、ソニー・マガジンズ刊、1992年、ISBN 4-7897-0781-4 )p382
- ^ ROLLING STONES | full Official Chart History | Official Charts Company:
- ^ a b c “Ruby Tuesday:” (英語). 2016年8月21日閲覧。
- ^ a b SIGHT VOL.14 特集「ロックの正義!!ストーンズ全100ページ」(株式会社ロッキング・オン、2003年)p50
- ^ アーカイヴシリーズvol.4「ザ・ローリング・ストーンズ['69-'74]」(シンコー・ミュージック刊、2002年、ISBN 4-401-61774-6) p61
- ^ “ローリングストーン誌の選ぶオールタイムグレイテストソング500”. 2016年8月21日閲覧。
関連項目
先代 バッキンガムズ 「カインド・オブ・ア・ドラッグ」 |
Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル 1967年3月4日 (1週) |
次代 スプリームス 「恋ははかなく」 |