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「2008年のJリーグ ディビジョン2」の版間の差分

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2021年9月6日 (月) 08:53時点における版

Jリーグ ディビジョン2
シーズン 2008
優勝 サンフレッチェ広島
昇格 サンフレッチェ広島
モンテディオ山形
入れ替え戦出場 ベガルタ仙台
試合数 315
ゴール数 851 (1試合平均2.7)
得点王 佐藤寿人 (28)
最大差勝利ホーム試合
広島 7-1 岐阜(第34節・9月7日)
最大差勝利アウェー試合
岐阜 0-6 C大阪(第35節・9月15日)
最多得点試合
山形 3-5 岐阜(第3節・3月20日)
広島 7-1 岐阜(第34節・9月7日)
最多観客動員
36,945人 - 横浜FC vs 草津(第24節・7月6日)
最少観客動員
1,036人 - 水戸 vs 徳島(第17節・5月31日)
平均観客動員 7,072人
2007
2009

この項目では、2008年シーズンのJリーグ ディビジョン2(J2)について述べる。

2008年シーズンのJ2のクラブ

2008年シーズンのJ2のクラブは以下の15チームである。Jリーグ ディビジョン1 (J1) 16位サンフレッチェ広島2003年シーズン以来5シーズンぶりの降格、17位ヴァンフォーレ甲府2005年シーズン以来3シーズンぶりのJ2降格、18位横浜FC2006年シーズン以来2シーズンぶりのJ2降格、JFLからの昇格クラブは、ロアッソ熊本とFC岐阜である。

※前年度成績=特記なきものは2007年J2のもの
チーム名 監督 所在
都道府県
ホームスタジアム 前年成績
ベガルタ仙台   宮城県 ユアテックスタジアム仙台 4位
モンテディオ山形   山形県 NDソフトスタジアム山形 9位
水戸ホーリーホック   茨城県 笠松運動公園陸上競技場 12位
ザスパ草津   群馬県 正田醤油スタジアム群馬 11位
横浜FC   神奈川県 ニッパツ三ツ沢球技場 1J1 18位
湘南ベルマーレ   平塚競技場 6位
ヴァンフォーレ甲府   山梨県 山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場 1J1 17位
FC岐阜   岐阜県 岐阜メモリアルセンター長良川競技場 JFL3位
セレッソ大阪   大阪府 長居スタジアム 5位
サンフレッチェ広島   広島県 広島ビッグアーチ 1J1 16位
徳島ヴォルティス   徳島県 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム 13位
愛媛FC   愛媛県 ニンジニアスタジアム 10位
アビスパ福岡   福岡県 レベルファイブスタジアム 7位
サガン鳥栖   佐賀県 ベストアメニティスタジアム 8位
ロアッソ熊本   熊本県 KKウィング JFL2位

レギュレーションの変更点

  • リーグ編成が昨季の13チームから15チームに増えたことにより、前年までの4回戦総当たり戦(52節各チーム48試合)から3回戦総当たり戦(45節各チーム42試合)へと変更になる。
  • 順位決定方法に反則ポイントが追加となる

スケジュール

3月8日から12月6日まで全45節・計315試合が行われたが、J1とは違い6月のワールドカップアジア予選の間もリーグ戦が中断されることはなかった。

なおチーム数が15と奇数であるため、毎節7試合が組まれており1チームは試合がない。

リーグ概要

リーグ戦は、広島が首位を独走。第1節から一度も首位を譲ることなく、7試合を残してJ2優勝と昇格を決定した。最終的に、2004年の川崎(勝ち点105)以来J2史上2クラブ目となる勝ち点100を達成。得点数も、大台にあと1と迫る99に達した。

広島以外の上位争いは、仙台、山形、湘南、C大阪、鳥栖などが団子レースを続けたが、山形が組織立った守備と、豊田陽平長谷川悠らJ1クラブからレンタルされた若手選手の活躍により、残り1試合を残して2位での昇格を確定。J2創生10クラブから、9つめのJ1クラブ誕生となった。

3位争いは最終節で仙台が勝ち点1の差でC大阪を振り切り、入れ替え戦の出場権を獲得した。

中位以下では、草津がクラブ史上最高の9位に入った。昇格組では、熊本が第3クールに8戦無敗の快進撃を見せて12位、一時は3位につけた岐阜は13位の成績。なお、2年連続最下位の徳島が今年も不振に終わり、3年連続の最下位となった。

命名権の締結により、三ツ沢公園球技場はシーズン当初から「ニッパツ三ツ沢球技場」に、愛媛県総合運動公園陸上競技場はシーズン当初から「ニンジニアスタジアム」に、敷島公園陸上競技場は6月以後「正田醤油スタジアム群馬」にそれぞれ改名した。

順位表

チーム 出場権または降格
1 サンフレッチェ広島 (C) (P) 42 31 7 4 99 35 +64 100 J1 2009へ昇格 
2 モンテディオ山形 (P) 42 23 9 10 66 40 +26 78
3 ベガルタ仙台 42 18 16 8 62 47 +15 70 J1・J2入れ替え戦 2008
4 セレッソ大阪 42 21 6 15 81 60 +21 69
5 湘南ベルマーレ 42 19 8 15 68 48 +20 65
6 サガン鳥栖 42 19 7 16 50 51 −1 64
7 ヴァンフォーレ甲府 42 15 14 13 56 47 +9 59
8 アビスパ福岡 42 15 13 14 55 66 −11 58
9 ザスパ群馬 42 13 14 15 45 52 −7 53
10 横浜FC 42 11 17 14 51 56 −5 50
11 水戸ホーリーホック 42 13 8 21 52 70 −18 47
12 ロアッソ熊本 42 10 13 19 46 72 −26 43
13 FC岐阜 42 10 12 20 41 69 −28 42
14 愛媛FC 42 9 10 23 39 66 −27 37
15 徳島ヴォルティス 42 7 8 27 40 72 −32 29

最終更新は2008年12月6日の試合終了時
出典: J. League Data Site
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.

得点ランキング

順位 選手 所属 得点
得点王 日本の旗 佐藤寿人 サンフレッチェ広島 28
2 日本の旗 高橋泰 ロアッソ熊本 19
T3 日本の旗 石原直樹 湘南ベルマーレ 18
日本の旗 藤田祥史 サガン鳥栖
5 日本の旗 荒田智之 水戸ホーリーホック 17
T6 ブラジルの旗 アンデルソン 横浜FC 16
日本の旗 小松塁 セレッソ大阪
日本の旗 香川真司
T9 日本の旗 森﨑浩司 サンフレッチェ広島 14
日本の旗 髙萩洋次郎
日本の旗 大久保哲哉 アビスパ福岡

2008年12月6日
出典: J. League Data

出典・脚注