「クレイグの妻」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
Ambivalence (会話 | 投稿記録) |
m Bot作業依頼: ソニー・ピクチャーズ関連スタジオの改名に伴うリンク変更依頼 (コロンビア ピクチャーズ) - log |
||
14行目: | 14行目: | ||
| 撮影 = [[ルシアン・バラード]] |
| 撮影 = [[ルシアン・バラード]] |
||
| 編集 = ヴァイオラ・ローレンス |
| 編集 = ヴァイオラ・ローレンス |
||
| 製作会社 = {{Flagicon|USA}} [[コロンビア |
| 製作会社 = {{Flagicon|USA}} [[コロンビア ピクチャーズ]] |
||
| 配給 = {{flagicon|USA}} コロンビア映画 |
| 配給 = {{flagicon|USA}} コロンビア映画 |
||
| 公開 = {{flagicon|USA}} [[1936年]][[9月25日]]<br />{{flagicon|JPN}} [[1936年]][[12月9日]]<ref name="asahi">[[東京朝日新聞]] 昭和11年12月8日夕刊の広告([[日比谷映画劇場]])</ref><ref name="20seiki">{{Cite book |和書 |last= |first= |author=[[畑暉男]] |coauthors= |translator= |year=2002 |title=20世紀アメリカ映画事典―1914→2000日本公開作品記録 |publisher=[[カタログハウス]] |page=713 |id= |isbn=978-4905943501 |quote= }}</ref> |
| 公開 = {{flagicon|USA}} [[1936年]][[9月25日]]<br />{{flagicon|JPN}} [[1936年]][[12月9日]]<ref name="asahi">[[東京朝日新聞]] 昭和11年12月8日夕刊の広告([[日比谷映画劇場]])</ref><ref name="20seiki">{{Cite book |和書 |last= |first= |author=[[畑暉男]] |coauthors= |translator= |year=2002 |title=20世紀アメリカ映画事典―1914→2000日本公開作品記録 |publisher=[[カタログハウス]] |page=713 |id= |isbn=978-4905943501 |quote= }}</ref> |
2021年8月18日 (水) 00:18時点における版
クレイグの妻 | |
---|---|
Craig's Wife | |
ロザリンド・ラッセルの宣材写真(1937) | |
監督 | ドロシー・アーズナー |
脚本 | メアリー・C・マッコール・ジュニア |
原作 | ジョージ・ケリー |
製作 | ハリー・コーン |
出演者 |
ロザリンド・ラッセル ジョン・ボールズ |
撮影 | ルシアン・バラード |
編集 | ヴァイオラ・ローレンス |
製作会社 | コロンビア ピクチャーズ |
配給 | コロンビア映画 |
公開 |
1936年9月25日 1936年12月9日[1][2] |
上映時間 | 74分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
『クレイグの妻』(クレイグのつま、Craig's Wife)とは、1936年のアメリカ合衆国のドラマ映画。ロザリンド・ラッセルが傲慢な妻を演じた[3]。ピューリッツァー賞を受賞したジョージ・ケリー(グレース・ケリーの叔父)の同名ブロードウェイ戯曲が原作[4]。監督はドロシー・アーズナー。元俳優のウィリアム・ヘインズが美術を担当した。1928年の『Craig's Wife』に次いで2度目の映画化。1950年にもジョーン・クロフォードとウェンデル・コーリーで『Harriet Craig』のタイトルで映画化されている。
日本では1936年12月8日に日比谷映画劇場で封切られた。当時の新聞広告の惹句は次の通り。「女性の独立に目覚めたと自ら意識せるクレイグの妻の悲劇と罪は何か? 全女性と家庭を貫く永遠の問題を取扱へる、米劇壇のプリッツァ賞のジョージ・ケリーの原作映画化![1]」
ストーリー
ハリエット・クレイグの生き甲斐は家を綺麗に保つことだった。
しかしそれは度を過ぎたもので、やがて訪ねてくる友人もいなくなった。
今また、子供を招き入れた夫の叔母に激怒し、知り合いの労働者を台所に入れた女中をクビにした。
ハリエットの周りから一人また一人去って行き、遂には夫まで家を出て行く。
ハリエットはひとりきりになるが、それでも家を綺麗にせずにはいられなかった。
キャスト
- ハリエット・クレイグ: ロザリンド・ラッセル
- ウォルター・クレイグ: ジョン・ボールズ - ハリエットの夫。
- フレジア夫人: ビリー・バーク - 隣家。
- ハロルド夫人: ジェーン・ダーウェル - 女中。
- エセル・ランドレス: ドロシー・ウィルソン - ハリエットの姪。
- エレン・オーステン: アルマ・クルーガー - ウォルターの叔母。
- ファーガス・パスモア: トーマス・ミッチェル - ウォルターの友人。
- ビリー・バークマイア: レイモンド・ウォルバーン
- ランドレス夫人: エリザベス・リスドン
- ジーン・フレデリックス: ロバート・アレン - エセルの許婚。
- メイジー: ニディア・ウェストマン - 女中。
- パスモア夫人: キャスリーン・バーク
- トム: ジョージ・オファーマン
評価
- ルエラ・パーソンズはこう書いている。「『クレイグの妻』はよく知ってるわ、典型的な女性劇よね。ロザリンドもだけど、業界で唯一の女性監督ドロシー・アイズナーを起用したのはビジネスとしてとても賢明だと思うわ[5]」
- 「『クレイグの妻』の共演陣だが、1本の映画にこよくれだけ強力なメンバーが集まったものだ[6]」(Harrisonburg Daily News Record)
- 「全女性の生き方を赤裸々に描いたこのダイナミックなドラマは人妻も恋人も見逃していけないスクリーンの勝利だ! …ブロードウェイに衝撃を与え、ピューリッツァー賞を受賞した劇が、いま、女性のハートと燃える情熱をむきだしにする![7]」(Port Neches Chronicle)
- 「『クレイグの妻』は女性観客にアピールし、映画に知性を求める人々から刮目されそうだ。出来は良いし、演技も素晴らしく、さらなる好評が期待できる[8]」(Oakland Tribune)
出典
- ^ a b 東京朝日新聞 昭和11年12月8日夕刊の広告(日比谷映画劇場)
- ^ 『20世紀アメリカ映画事典―1914→2000日本公開作品記録』カタログハウス、2002年、713頁。ISBN 978-4905943501。
- ^ "getTV Celebrates Rosalind Russell in June; Highlights include classic favorites starring Russell opposite Melvyn Douglas, Kim Novak, Sid Caesar, and Ray Milland" (June 1, 2015) Cinema Sentries
- ^ "'Craig's Wife' to be Shown for Two Days" (January 1, 1936) Santa Rosa News, New Mexico
- ^ "He Signs for 2 a Year" (June 9, 1936) San Antonio Light
- ^ "Movies" (Nov 9, 1936) Harrisonburg Daily News Record
- ^ "Unholy Love of 'Craig's Wife' Talk of Town" (Nov 27, 1936) Port Neches Chronicle, Vol. 5, No. 34, Texas
- ^ "Craig's Wife is Vehicle for Miss Russell" (Jan 22, 1937) Oakland Tribune