「誘う女」の版間の差分
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| 上映時間 = 106分 |
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2021年8月17日 (火) 23:07時点における版
誘う女 | |
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To Die For | |
監督 | ガス・ヴァン・サント |
脚本 | バック・ヘンリー |
原作 |
ジョイス・メイナード 『誘惑』 |
製作 | ローラ・ジスキン |
製作総指揮 |
ジョナサン・タプラン ジョセフ・M・カラチオロ |
出演者 |
ニコール・キッドマン マット・ディロン ホアキン・フェニックス |
音楽 | ダニー・エルフマン |
撮影 | エリック・アラン・エドワーズ |
編集 | カーティス・クレイトン |
配給 |
コロンビア ピクチャーズ ギャガ・コミュニケーショズ=ヒューマックス |
公開 |
1995年9月27日 1996年6月22日[1] |
上映時間 | 106分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $21,284,514[2] |
『誘う女』 (To Die For) は、1995年製作のアメリカ映画である。ガス・ヴァン・サント監督。サスペンススリラー。1990年に実際に起きた事件を題材にした、ジョイス・メイナードの1992年発表の小説『誘惑』 (To Die For) の映画化作品である。
主演のニコール・キッドマンは、本作でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した。
あらすじ
天気番組のキャスターであるスザーンは、「テレビに出て有名になる」ことが人生で最も大切であると信じている。もっと有名になるためにニュース・キャスターを目指していたが、スザーンの夫はそれに理解を示さない。そんな夫が邪魔になってきたスザーンは、ある高校生を色仕掛けで唆して夫を殺害させる。そのことを知った夫の両親は、殺し屋にスザーンの殺害を依頼する。
キャスト
役名、俳優、日本語吹替。
- スザーン・ストーン - ニコール・キッドマン(勝生真沙子)
- ラリー・マレット - マット・ディロン(堀内賢雄)
- ジミー・エメット - ホアキン・フェニックス(置鮎龍太郎)
- ラッセル・ハインズ - ケイシー・アフレック(松野太紀)
- ジャニス・マレット - イリーナ・ダグラス(佐藤しのぶ)
- リディア・マーツ - アリソン・フォーランド(小山裕香)
- ジョー・マレット - ダン・ヘダヤ(藤本譲)
- エド・グラント - ウェイン・ナイト(安西正弘)
- アール・ストーン - カートウッド・スミス(大木民夫)
- キャロル・ストーン - ホランド・テイラー
- フェイ・ストーン - スーザン・トレイラー
- マイク・ウォーデン刑事 - ティム・ホッパー(牛山茂)
- 湖畔の男 - デヴィッド・クローネンバーグ
実際の事件
このストーリーは1990年、当時22歳のパメラ・スマートという女性が、15歳の少年ビリーを唆して彼女の夫を殺させた事件が元となっている。
ニューハンプシャー州の高校で開かれた "Project Self-Esteem" というプロジェクトで講師をしていたパメラは、ボランティアで来ていたビリーと知り合う。まもなく、深い仲になったパメラに「夫さえいなければずっと一緒にいられる」と唆されたビリーは友人2人と共にパメラの夫のグレッグを殺害し、物取りの犯行のように見せかける。しかし、共犯の友人2人の証言からビリーの犯行が明らかになる。パメラを愛していたので彼女の立てた計画に乗ったと語るビリーと、容疑を完全否認して無罪を主張するパメラの証言は真っ向から対立し、その裁判の様子はテレビ中継され、全米で一大センセーションを巻き起こす。結局、警察はパメラと親しかったとある女生徒の協力により、パメラ自身の口からその計画を立てたことを引き出した。
こうしてパメラは1991年3月に終身刑を宣告され、現在も刑に服している。
出典
- ^ 「新作紹介」『キネマ旬報』六月下旬号、キネマ旬報社、1996年、92頁。
- ^ “To Die For (1995)” (英語). Box Office Mojo. 2011年4月24日閲覧。
外部リンク
- 誘う女 - allcinema
- 誘う女 - KINENOTE
- To Die For - オールムービー
- To Die For - IMDb