「Macintosh Quadra 700」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
InTheCastle (会話 | 投稿記録) Quadra 900 への仮リンクを設定。 |
m Bot作業依頼: Apple関連記事の改名に伴うリンク修正依頼 (Apple|Apple) - log |
||
1行目: | 1行目: | ||
{{information appliance |
{{information appliance |
||
|manufacturer=[[ |
|manufacturer=[[Apple]] |
||
|CPUspeed=25 MHz |
|CPUspeed=25 MHz |
||
|RAMtype=80 ns 30-pin SIMM |
|RAMtype=80 ns 30-pin SIMM |
||
12行目: | 12行目: | ||
| Discontinued = [[1994年]][[9月]] |
| Discontinued = [[1994年]][[9月]] |
||
}} |
}} |
||
'''Macintosh Quadra 700'''は({{仮リンク|Quadra 900|en|Macintosh Quadra 900}}と一緒に)1991年10月に[[ |
'''Macintosh Quadra 700'''は({{仮リンク|Quadra 900|en|Macintosh Quadra 900}}と一緒に)1991年10月に[[Apple]]より発売された。MC68040を搭載したアップルにとって最初のコンピュータであるだけでなく最初に[[10メガビット・イーサネット|イーサネット]]を組み込んだ機種でもある。Quadra 700は、[[Macintosh IIcx]]や[[Macintosh IIci]]モデルと似た筐体を使用している。そのためユーザは、当時実施されたアップグレードサービスにより高性能のコンピュータに更新できた。1992年、[[iFデザイン賞]]受賞<ref>[http://ifworlddesignguide.com/entry/15094-apple-macintosh-quadra-700/ Apple Macintosh Quadra 700 / Personal computer]</ref>。 |
||
Quadra 700は20MBのRAMと25MHzのMC68040プロセッサのおかげで科学や設計に非常に利用しやすいコンピュータであった。1994年、Power Macintosh アップグレードカードが登場して[[PowerPC 601]]とPower Macintosh向けソフトを利用することができた。IIciのようにロジックボードにビデオ回路が組み込まれ、解像度1152x870までサポートしていた。VRAMはロジックボード上の6個のSIMMスロットに2MBまで増設でき、832x624の画面解像度では24-bit(1600万)色表示できた。 |
Quadra 700は20MBのRAMと25MHzのMC68040プロセッサのおかげで科学や設計に非常に利用しやすいコンピュータであった。1994年、Power Macintosh アップグレードカードが登場して[[PowerPC 601]]とPower Macintosh向けソフトを利用することができた。IIciのようにロジックボードにビデオ回路が組み込まれ、解像度1152x870までサポートしていた。VRAMはロジックボード上の6個のSIMMスロットに2MBまで増設でき、832x624の画面解像度では24-bit(1600万)色表示できた。 |
2021年5月20日 (木) 12:03時点における版
製造元 | Apple |
---|---|
種別 | デスクトップ |
発売日 | 1991年10月 |
標準価格 | 6000US$ |
販売終了日 | 1994年9月 |
OS | System 7.0.1-System 7.1.2、System 7.5-Mac OS 8.1、Mac OS 9.1(PowerPCへのアップグレードが必要) |
CPU | モトローラ MC68040 @ 25 MHz |
メモリ | 4 MB, 20 MBまで増設可能 (80 ns 30-pin SIMM) |
Macintosh Quadra 700は(Quadra 900と一緒に)1991年10月にAppleより発売された。MC68040を搭載したアップルにとって最初のコンピュータであるだけでなく最初にイーサネットを組み込んだ機種でもある。Quadra 700は、Macintosh IIcxやMacintosh IIciモデルと似た筐体を使用している。そのためユーザは、当時実施されたアップグレードサービスにより高性能のコンピュータに更新できた。1992年、iFデザイン賞受賞[1]。
Quadra 700は20MBのRAMと25MHzのMC68040プロセッサのおかげで科学や設計に非常に利用しやすいコンピュータであった。1994年、Power Macintosh アップグレードカードが登場してPowerPC 601とPower Macintosh向けソフトを利用することができた。IIciのようにロジックボードにビデオ回路が組み込まれ、解像度1152x870までサポートしていた。VRAMはロジックボード上の6個のSIMMスロットに2MBまで増設でき、832x624の画面解像度では24-bit(1600万)色表示できた。
豆知識
- このMacintoshは他の機種同様、映画『ジュラシック・パーク』に出た。
脚注
- Macintosh Quadra 700: Technical Specifications at apple.com