「太郎山 (長野県上田市)」の版間の差分
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'''太郎山'''(たろうやま)は、[[長野県]][[上田市]]と[[埴科郡]][[坂城町]]の境に位置する[[山]]。[[標高]]は1,164[[メートル|m]]。[[上田盆地]]の北縁をなしている。 |
'''太郎山'''(たろうやま)は、[[長野県]][[上田市]]と[[埴科郡]][[坂城町]]の境に位置する[[山]]。[[標高]]は1,164[[メートル|m]]。[[上田盆地]]の北縁をなしている。 |
2021年5月13日 (木) 23:19時点における版
太郎山 | |
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上田市街地より望む | |
標高 | 1,164 m |
所在地 |
日本 長野県上田市 埴科郡坂城町 |
位置 | 北緯36度25分59秒 東経138度14分55秒 / 北緯36.43306度 東経138.24861度座標: 北緯36度25分59秒 東経138度14分55秒 / 北緯36.43306度 東経138.24861度 |
太郎山の位置 | |
ウィキデータ項目に座標がありません | |
プロジェクト 山 |
太郎山(たろうやま)は、長野県上田市と埴科郡坂城町の境に位置する山。標高は1,164m。上田盆地の北縁をなしている。
概要
東信地方の住民、とりわけ上田市民から親しまれている山で、市内の小中学校や長野県上田高等学校の校歌に登場するなど、「上田市民の山」として知られる。山頂近くには養蚕の神として信仰を集めた太郎山神社が鎮座しており、上田市文化財の指定を受けている[1]。また、山頂付近からは上田市街地や千曲川、遠くの山々(富士山・八ヶ岳)などがよく眺望でき、関東の富士見百景に選ばれている。上信越自動車道の太郎山トンネルが山体を貫いており、トンネル名の由来となっている。
地質は主に緑色凝灰岩によって構成され、その中に流紋岩や黒色泥岩がレンズ状に分布している[2]。
春や秋の天気の変わり目には、太郎山から虚空蔵山(太郎山の西方およそ2.5km)間の稜線において、北の坂城町から上田盆地へ層雲が流入する、逆さ霧と呼ばれる現象が発生することでも有名である[3][4]。
コース
- 表参道コース:上り約1時間半
- 裏参道コース:上り約1時間
登山口へのアクセス
国道18号上田バイパス新田交差点から北へ車で約5分進むと表参道登山口に到着する。裏参道登山口へは一度左折し、さらに10分程度進む。
近隣の山
- 虚空蔵山 - 大河ドラマ『真田丸』第10回『妙手』に登場した虚空蔵山城があった。
- 東太郎山
- 大峯山
脚注
- ^ 太郎山神社本殿 | 上田市文化財マップ 平成30年6月2日閲覧
- ^ 渡邉和輝, 大塚勉「長野県上田盆地における第四紀の構造運動」(PDF)『信州大学環境科学年報』第41号、信州大学、2019年、15-19頁、2019年12月6日閲覧。
- ^ 太郎山の逆さ霧 | 山歩きの雑学 | 長野周辺の山歩きと山野草 平成30年6月2日閲覧
- ^ 今朝、逆さ霧が見られました。| 信州大学繊維学部facebook 平成30年6月2日閲覧