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2021年5月13日 (木) 22:41時点における版
沓掛温泉 | |
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沓掛温泉(右手が共同浴場「小倉乃湯」) | |
温泉情報 | |
所在地 |
長野県小県郡青木村 北緯36度20分58秒 東経138度06分49.5秒 / 北緯36.34944度 東経138.113750度 |
交通 | 鉄道:北陸新幹線上田駅よりバスで約45分 |
泉質 | 硫黄泉 |
泉温(摂氏) | 39 °C |
宿泊施設数 | 3軒 |
総収容人員数 | 125名 人/日 |
沓掛温泉(くつかけおんせん)は、長野県小県郡青木村(旧国信濃国)にある温泉。
泉質
効能
高血圧、消化器病、皮膚病、神経痛、筋肉痛、慢性関節リューマチ、糖尿病、呼吸器疾患、不妊症、外傷、更年期障害、卵巣機能不全、肩こり、腰痛、中風など[1]。
温泉街
夫神岳の西麓の標高670mの山あいの静かな環境の中、沓掛川右岸の坂を登った傍にある。田山花袋が愛したことで知られる。
温泉地は小じんまりとしており、おもとや、かどや、かなふや(叶屋)の3軒の旅館があり、かつては125名の収容力があったが、かどや旅館は「日帰り温泉ふるさと」となり、おもとや旅館は満山荘としてリニューアルした。
共同浴場は1軒、「小倉乃湯」(おぐらのゆ:火曜定休)が存在する。
温泉が地域の生活に密着しており、温泉を利用した野菜などの洗い場が共同浴場の横にある。
歴史
開湯は平安時代と言われる。信濃国司として赴任していた滋野親王が、当地で眼病の湯治を行ったという。かつては多くの旅館が立ち並び、江戸時代はかなりにぎわったと伝えられるが現在は衰退している。昔、慈野親王が入湯した際、故郷である京都の小倉山に沓掛温泉の裏山が似ていることから「小倉乃湯」と名づけたと伝えられる。
昭和45年3月24日 - 厚生省告示第60号により、田沢温泉とともに国民保養温泉地に指定。
共同浴場は1998年に改築された。
2015年11月おもとや旅館閉館。2016年4月23日、満山荘としてリニューアルオープンした。
アクセス
- 鉄道:北陸新幹線(しなの鉄道)上田駅より千曲バス青木行きに乗車、約30分で終点へ。その後入奈良本・釜房方面行きの青木村営バスに乗り換えて約10分。「沓掛温泉」停留所下車。