「東京メトロ17000系電車」の版間の差分
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** [[2月24日]] - 副都心線内での営業運転を開始すると共に、[[東武東上線]]・[[東急東横線]]・[[横浜高速鉄道みなとみらい線]]へ乗り入れる運用に充当される。 |
** [[2月24日]] - 副都心線内での営業運転を開始すると共に、[[東武東上線]]・[[東急東横線]]・[[横浜高速鉄道みなとみらい線]]へ乗り入れる運用に充当される。 |
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** [[3月3日]] - [[西武池袋線]]・[[西武有楽町線]]へ乗り入れる運用に充当される。 |
** [[3月3日]] - [[西武池袋線]]・[[西武有楽町線]]へ乗り入れる運用に充当される。 |
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** [[4月30日]] - [[近畿車輛]]から初の8両編成の17000系80番台( |
** [[4月30日]] - [[近畿車輛]]から初の8両編成の17000系80番台(17181F)が[[落成]]され[[綾瀬]]へ[[甲種輸送]]される。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2021年5月5日 (水) 12:40時点における版
東京メトロ17000系電車 | |
---|---|
試運転中の17000系 (2021年2月、ふじみ野駅) | |
基本情報 | |
運用者 | 東京地下鉄 |
製造所 |
日立製作所笠戸事業所(10両編成) 近畿車輛(8両編成) |
製造年 | 2020年 - 2022年(予定)[1] |
製造数 | 21編成180両(10連6本、8連15本)(予定)[1] |
運用開始 | 2021年2月21日[1][2] |
投入先 |
東京メトロ有楽町線 東京メトロ副都心線 |
主要諸元 | |
編成 | 10・8両編成 |
軌間 | 1067 mm(狭軌) |
電気方式 | 架線電車線方式 |
最高運転速度 |
80 km/h(地下鉄線) 100 km/h(東武線内) 105 km/h(西武線内) 110 km/h(東急線内) |
設計最高速度 | 120 km/h |
起動加速度 | 3.3 km/h/s |
減速度(常用) | 3.5 km/h/s |
減速度(非常) | 4.5 km/h/s |
編成定員 |
8両編成:1,210名 10両編成:1,518名 |
車両定員 |
先頭車:143名 中間車:154名 |
編成重量 | 298.7 t(10両編成) |
車体長 |
先頭車:20,470 mm 中間車:20,000 mm |
車体幅 | 2,800 mm |
車体高 | 3,635 mm |
床面高さ | 1,140 mm |
車体 | アルミニウム合金(A-train)[注 1] |
台車 | モノリンク式ボルスタ付き台車 FS781形 |
主電動機 | 全密閉式永久磁石同期電動機(PMSM) |
主電動機出力 | 205 kw |
駆動方式 | WN継手式平行カルダン方式 |
歯車比 | 7.07(99/14) |
定格出力 | 205 kw(1時間定格) |
制御方式 | VVVFインバータ制御(フルSiC-MOSFET素子) |
保安装置 | |
備考 | 出典:交友社『鉄道ファン 2020年12月号』 |
東京メトロ17000系電車(とうきょうメトロ17000けいでんしゃ)は、東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線・副都心線の通勤形電車[3]。
概要
本系列は有楽町線開業50周年および副都心線開業15周年に向け導入される車両で、2020年1月に第1編成が落成後、東京メトロ線および相互直通他社線内で約1年をかけて各種性能試験や乗務員訓練を行い、2021年2月21日より営業運転を開始した[1][2][3]。2022年度までに10両編成(4M6T)6本と8両編成(3M5T)15本を導入し、7000系を置き換える予定である[4][1][5]。
外観は従来の7000系や 10000系の特徴だった丸型のヘッドランプを継承しつつ[6]、フロントマスクは丸みを帯び、これまでよりも優しい印象を持ったデザイン。車体のラインカラーは副都心線のブラウンをベースとし、有楽町線のラインカラーであるゴールドの細いラインが描かれている[3][6]。
車内空間もラインカラーのゴールドとブラウンを基調として、つり革にブラウン、シートの背もたれにゴールドを使ったスタイリッシュなデザインとなっている[7]。また、貫通引戸や袖仕切り、荷棚に透明な強化ガラスを採用することで車内の開放感を高めている[3][7]。
東京メトロによると、17000系は7000系と比較すると、冷房能力の向上(48.9kW → 58.0kW)[8]、座席幅を拡大(430 mm → 460 mm)するなど利用者の快適性を大幅に向上[7]。さらに、全車両にフリースペースを設置、車両の床面高さを低減(1,200 mm → 1,140 mm)[9]、ドア出入口下部をホーム側に約10°傾斜させるなど、車椅子やベビーカーの利用客に配慮した空間となっている[9][5]。
また、走行中の機器状態を総合指令所や車両メンテナンス担当部署から遠隔でモニタリングする、車両情報監視・分析システム (TIMA) を導入している[8]。
2020年10月1日に日立製作所と共同でグッドデザイン賞を受賞した[10][11]。なお東京メトロがこの賞を受賞したのは10000系、「銀座線リニューアル計画」に続き3回目となる。
編成
号車 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
車種 | 17100 | 17200 | 17300 | 17400 | 17500 | 17600 | 17700 | 17800 | 17900 | 17000 |
区分 | CT1 | M | T | M | Tc1 | Tc2 | M | T | M | CT |
搭載機器 | MC | Bt CP |
MC | SIV CP |
SIV | MC | Bt CP |
MC | ||
動輪軸 | ○○ ○○ | ●● ●● | ○○ ○○ | ●● ●● | ○○ ○○ | ○○ ○○ | ●● ●● | ○○ ○○ | ●● ●● | ○○ ○○ |
自重 | 28.5t | 32.6t | 26.7t | 32.8t | 29.2t | 28.2t | 32.8t | 26.7t | 32.7t | 28.5t |
定員 ()内は座席定員 |
143 (45) |
154 (51) |
154 (51) |
154 (51) |
154 (51) |
154 (51) |
154 (51) |
154 (51) |
154 (51) |
143 (45) |
- 凡例
歴史
脚注
注釈
- ^ A-trainは10両編成のみ。
出典
- ^ a b c d e f "有楽町線・副都心線新型車両17000系いよいよデビュー! 2021年2月21日(日)より運行開始します!" (PDF) (Press release). 東京地下鉄. 21 February 2021. 2021年2月21日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2021年2月21日閲覧。
- ^ a b c “東京メトロ17000系、運行開始 床面は6センチ低く”. 朝日新聞. (2021年2月21日). オリジナルの2021年2月21日時点におけるアーカイブ。 2021年2月21日閲覧。
- ^ a b c d "有楽町線・副都心線に新型車両17000系を導入します 2020年度営業運転開始予定" (PDF) (Press release). 東京地下鉄. 11 November 2019. 2020年11月5日閲覧。
- ^ 『鉄道ファン』通巻716号、p.48
- ^ a b “ベビーカーも乗降しやすく 有楽町・副都心線に新型車両”. 朝日新聞. (2020年8月11日). オリジナルの2020年8月13日時点におけるアーカイブ。 2020年8月13日閲覧。
- ^ a b 『鉄道ファン』通巻716号、p.50
- ^ a b c 『鉄道ファン』通巻716号、p.51
- ^ a b 『鉄道ファン』通巻716号、p.53
- ^ a b 『鉄道ファン』通巻716号、p.52
- ^ "2020年度グッドデザイン賞を受賞!「有楽町線・副都心線 新型車両17000系」" (PDF) (Press release). 東京地下鉄/日立製作所. 1 October 2020. 2020年10月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年11月5日閲覧。
- ^ 鉄道車両 東京地下鉄株式会社17000系車両(公益財団法人日本デザイン振興会)
参考文献
外部リンク
- 有楽町線・副都心線に新型車両17000系を導入します - 東京メトロ(2019年11月11日)