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2021年4月27日 (火) 21:30時点における版
KEIRINグランプリ07(けいりん・ぐらんぷり・ぜろせぶん)は2007年12月30日、立川競輪場(最終第12競走)で行われた、2007年のKEIRINグランプリ。優勝賞金1億円[1]。
出場選手
車番 | 選手 | 登録地 | 出場要件事項 |
---|---|---|---|
1 | 小嶋敬二 | 石川 | 高松宮記念杯競輪、寬仁親王牌優勝。 |
2 | 佐藤友和 | 岩手 | 取得賞金順位第7位。 |
3 | 伏見俊昭 | 福島 | 取得賞金順位第4位。 |
4 | 手島慶介 | 群馬 | 取得賞金順位第9位。 |
5 | 飯嶋則之 | 栃木 | オールスター競輪優勝。 |
6 | 兵藤一也 | 群馬 | 取得賞金順位第6位。 |
7 | 有坂直樹 | 秋田 | 日本選手権競輪優勝。 |
8 | 渡邉晴智 | 静岡 | 取得賞金順位第8位。 |
9 | 山崎芳仁 | 福島 | 競輪祭、全日本選抜競輪優勝。 |
※取得賞金順位の算定期間は2007年1月1日 - 12月4日。
競走内容
北日本4車は2つのラインに分かれた[3]。
青板通過(残り3周)時点での並びは、佐藤 - 有坂 / 小嶋 - 渡辺 / 手島 - 兵藤 / 山崎 - 伏見 - 飯島で、コマ切れ4分戦となった。
青板BS(残り2周半)で山崎以下3人が動き出し、小嶋の外側をフタをしながら赤板を通過(残り2周)。
打鐘(残り1周半)で佐藤が仕掛けると山崎も応戦、4角手前でスパート。佐藤は一旦引いて4番手に収まり、最終HS(残り1周)で山崎が逃げる展開となる。
佐藤の外側にいた小嶋が最終1角から捲りを打つが、後位の渡辺は踏み遅れて千切れる。小嶋は3角で逃げる山崎を捕らえて交わすも、伏見が上手く切り替え小嶋の後位に収まり、最後は二人のマッチレースとなった。
ゴール寸前で伏見が交わし優勝、2着に小嶋、3着に飯島が入線。
競走結果
着順 | 選手 | 着差 | 決まり手 |
---|---|---|---|
1 | 伏見俊昭 | | 差し |
2 | 小嶋敬二 | 3/4車輪 | 捲くり |
3 | 飯嶋則之 | 1/2車身 | |
4 | 渡邉晴智 | 3/4車身 | |
5 | 有坂直樹 | 1/2車身 | |
6 | 山崎芳仁 | 3/4車輪 | |
7 | 兵藤一也 | 1車身1/2 | |
8 | 佐藤友和 | 1/4車輪 | |
9 | 手島慶介 | 落携入 |
配当金額
車番二連勝単式 | 3-1 | 3,520円 |
三連勝単式 | 3-1-5 | 37,470円 |
エピソード
- GP単体の売上は、63億8341万0600円。目標の65億円には、届かなかった。
- シリーズ三日間の売り上げは156億8118万2300円と目標の155億円を突破して、三年連続で前年を上回った。
競走データ
- 当レースに出場した全9選手は2007年12月27日より実施され、合計18名の在籍者で構成される初代S級S班選手でもあった。S級S班の地位は、2008年12月26日まで保障されることになっている[6]。
- 優勝した伏見俊昭は、北京五輪出場権獲得のためのワールドカップシリーズ転戦の中、今回のKEIRINグランプリ07が1ヵ月半ぶりの日本国内での競輪レース出場であったが、競輪レース勘のブランクをものともせず、最終周回で3番手に付け、最終直線で先頭に立った小嶋敬二を僅かの差で差し切り、6年ぶりのグランプリ制覇を飾った。尚、伏見はこのグランプリ制覇で獲得した賞金により、2007年度競輪選手賞金王も獲得した他、生涯獲得賞金額が10億円を突破した[7]。
脚注
- ^ 伏見が6年ぶり2度目V(アーカイブ)
- ^ 『KEIRINグランプリ07【GP】』出場予定選手の決定について
- ^ 『KEIRINグランプリ07【GP】』 共同インタビュー
- ^ 翌年から日本テレビ系列に移行している。
- ^ テレビ放送予定
- ^ S級S班選手の決定について KEIRINホームページ 2007年12月4日閲覧
- ^ 伏見が6年ぶりの栄冠 競輪グランプリ 産経新聞 2007年12月30日閲覧