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2020年12月25日 (金) 09:24時点における版
葛飾区議会 | |
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種類 | |
種類 | |
役職 | |
議長 | 平田充孝(自由民主党議員団) |
副議長 | 小山達也(葛飾区議会公明党) |
構成 | |
定数 | 40(欠員2) |
院内勢力 | 自由民主党議員団(11)
葛飾区議会公明党(9)
かつしか区民連合(5)
颯新かつしか(2)
無所属(6)
欠員(2) |
選挙 | |
大選挙区制 | |
前回選挙 | 2017年11月12日 |
議事堂 | |
日本、東京都葛飾区立石五丁目13番1号 | |
ウェブサイト | |
葛飾区議会 |
概要
- 定数:40人
- 任期:2017年11月13日 - 2021年11月12日[1]
- 選挙区:区全体を1選挙区とする大選挙区制(単記非移譲式)
- 議長:平田充孝(自由民主党議員団)
- 副議長:小山達也(葛飾区議会公明党)
会派
会派名 | 議席数 | 所属党派 | 女性議員数 | 女性議員の比率(%) |
---|---|---|---|---|
自由民主党議員団 | 11 | 自由民主党 | 1 | 9.09 |
葛飾区議会公明党 | 9 | 公明党 | 5 | 55.56 |
かつしか区民連合 | 5 | 都民ファーストの会・国民民主党・無所属 | 1 | 20 |
日本共産党葛飾区議会議員団 | 5 | 日本共産党 | 1 | 20 |
颯新かつしか | 2 | 無所属 | 0 | 0 |
無所属[2] | 6 | 3 | 50 | |
欠員[3] | 2 | |||
計 | 40 | 11 | 27.5 |
(2019年8月20日現在[4])
選挙
2017年葛飾区議会議員選挙
2017年11月12日執行[5] 当日有権者数:372,329人 最終投票率:43.62% 定数:40人 立候補者数:59人
順位 | 当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 当 | 小林等 | 44 | 日本維新の会 | 現 | 7,321 |
2 | 当 | 川越誠一 | 54 | 民進党 | 現 | 4,315 |
3 | 当 | 久保洋子 | 63 | 公明党 | 現 | 4,093 |
4 | 当 | 梅沢豊和 | 39 | 自由民主党 | 新 | 4,066 |
5 | 当 | 池田久義 | 67 | 自由民主党 | 現 | 4,058 |
6 | 当 | 中村伸吾 | 56 | 日本共産党 | 現 | 4,055.538 |
7 | 当 | 峯岸良至 | 53 | 自由民主党 | 現 | 3,797.504 |
8 | 当 | 出口良行 | 59 | 公明党 | 現 | 3,734.495 |
9 | 当 | 筒井孝尚 | 55 | 自由民主党 | 現 | 3,674 |
10 | 当 | 三小田准一 | 58 | 日本共産党 | 現 | 3,654 |
11 | 当 | 安西俊一 | 76 | 自由民主党 | 現 | 3,651 |
12 | 当 | 中村慶子 | 46 | 民進党 | 現 | 3,597.461 |
13 | 当 | 山本宏美 | 59 | 公明党 | 現 | 3,591 |
14 | 当 | 秋家聡明 | 53 | 自由民主党 | 現 | 3,538 |
15 | 当 | 伊藤義典 | 45 | 自由民主党 | 現 | 3,508 |
16 | 当 | 倉沢燿次 | 70 | 自由民主党 | 現 | 3,502 |
17 | 当 | 米山真吾 | 47 | 無所属 | 元 | 3,415 |
18 | 当 | 上村泰子 | 61 | 公明党 | 現 | 3,365 |
19 | 当 | 中江秀夫 | 57 | 日本共産党 | 現 | 3,351 |
20 | 当 | 村松勝康 | 73 | 無所属 | 現 | 3,331 |
21 | 当 | 木村秀子 | 52 | 日本共産党 | 新 | 3,294 |
22 | 当 | 向江寿美恵 | 61 | 公明党 | 現 | 3,253 |
23 | 当 | 蔦絵梨奈 | 29 | 無所属 | 新 | 3,212 |
24 | 当 | 黒柳譲治 | 64 | 公明党 | 現 | 3,187 |
25 | 当 | 工藤喜久治 | 72 | 自由民主党 | 現 | 3,113 |
26 | 当 | 平田充孝 | 44 | 自由民主党 | 現 | 3,030 |
27 | 当 | 小山達也 | 56 | 公明党 | 現 | 3,029 |
28 | 当 | 大高拓 | 47 | 無所属 | 現 | 3,010 |
29 | 当 | 江口寿美 | 53 | 公明党 | 現 | 2,987 |
30 | 当 | 折笠明実 | 67 | 日本共産党 | 現 | 2,981 |
順位 | 当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|---|
31 | 当 | 臺英明 | 39 | 都民ファーストの会 | 元 | 2,965 |
32 | 当 | 秋本豊栄 | 63 | 自由民主党 | 現 | 2,958 |
33 | 当 | 立花孝志 | 50 | NHKから国民を守る党 | 新 | 2,954 |
34 | 当 | 牛山正 | 55 | 公明党 | 現 | 2,946 |
35 | 当 | 梅田信利 | 55 | 無所属 | 現 | 2,612 |
36 | 当 | 鈴木信行 | 52 | 無所属 | 新 | 2,587 |
37 | 当 | 水摩雪絵 | 33 | 無所属 | 現 | 2,516 |
38 | 当 | 高木信明 | 54 | 自由民主党 | 新 | 2,329 |
39 | 当 | 経塚理香子 | 31 | 無所属 | 新 | 2,248 |
40 | 当[6] | 大森有希子 | 35 | 無所属 | 新 | 2,176 |
41 | 落[7] | 会田浩貞 | 77 | 無所属 | 現 | 2,175 |
42 | 落 | 樋口亮 | 30 | 日本共産党 | 新 | 2,166 |
43 | 落 | 内山実 | 65 | 自由民主党 | 新 | 2,152 |
44 | 落 | 天野友太 | 34 | 自由民主党 | 新 | 2,079 |
45 | 落 | 柴橋宏子 | 50 | 都民ファーストの会 | 新 | 1,863 |
46 | 落 | 村田広司 | 66 | 自由民主党 | 新 | 1,849 |
47 | 落 | 渡辺郁弥 | 29 | 都民ファーストの会 | 新 | 1,725 |
48 | 落 | 関智之 | 52 | 自由民主党 | 新 | 1,683 |
49 | 落 | 神長誠 | 62 | 都民ファーストの会 | 新 | 1,524 |
50 | 落 | 小見美和 | 44 | 都民ファーストの会 | 新 | 1,425 |
51 | 落 | 谷野正志朗 | 75 | 無所属 | 元 | 1,092 |
52 | 落 | 川和一隆 | 45 | 無所属 | 新 | 1,051 |
53 | 落 | 武田政揮 | 28 | 無所属 | 新 | 746 |
54 | 落 | 鹿住良人 | 50 | 無所属 | 新 | 562 |
55 | 落 | 真栄城正太 | 32 | 若者と少数派の党 | 新 | 473 |
56 | 落 | 多村寿理 | 61 | 無所属 | 新 | 379 |
57 | 落 | 仲浩一 | 57 | 無所属 | 新 | 362 |
58 | 落 | 浜野元貴 | 57 | 無所属 | 新 | 326 |
59 | 落 | 大理則枝 | 64 | 無所属 | 新 | 306 |
2017年葛飾区議会議員選挙にかかる選挙争訟
2017年11月の葛飾区議会議員選挙において、最下位の第40位で当選した無所属(自由を守る会・「かがやけ Katsushika・維新」)新人の大森有希子候補が2176票、第41位で次点落選した無所属(自由民主党議員団)現職・元区議会議長の会田浩貞候補(2009年11月の葛飾区長選挙落選を挟んで区議当選6回)が2175票となり、1票差で当落が確定した[8]。この開票結果を受け、会田は同月21日、葛飾区選挙管理委員会に対し、「区選管が無効票と判断した票の中に会田の有効得票がある」「区選管が大森の有効得票と判断した票の中に無効票がある」「確認が十分になされていない疑いがある」との理由で大森の当選無効を求める異議を申し立てた。これに対し大森も区選管に異議申出棄却の決定を求める請願を行った。区選管は同年12月14日、「「合田」という票が1票あったが、これについては会田の有効投票とした」「「大村」と書かれた票があったが、これについては大森の有効投票ではなく無効票として扱った」等と説明し、会田の申し立てを棄却した[9]。会田はこの決定を不服として2018年1月、東京都選挙管理委員会に審査請求。同年2月3日、都選管は臨時委員会を開き、当該選挙において投票された全162399票の開披点検を行った。この結果大森の有効得票とされた票の中に、「大森ようこ」・「大森ひでこ」と書かれた票がそれぞれ1票あった。同選挙においては公明党現職の久保洋子(ようこ)候補(3位当選)と日本共産党新人の木村秀子(ひでこ)候補(21位当選)があり、都選管はそれぞれ下の名前の読み方が同じ候補者がいたのでこの2票は「いずれの候補者に帰属せしむべきか判定不能であり、大森の有効得票とは認められず無効票である」と判断。大森が2174票、会田が2175票(変わらず)であったとし、会田の請求を認め、大森の当選は無効と裁決した[10][11][12]。大森はこの裁決を不服として同年3月、都選管の裁決の取り消しを求め東京高等裁判所へ提訴した[13]が、高裁は同年7月25日、上述の2票は「特定の候補者の得票とは推認できない」として都選管の判断を支持し、大森の請求を棄却した[14]。更に大森は最高裁判所に上告するも、同年12月11日、最高裁判所はこれを退け、大森の当選無効が確定した[15]。地方自治法第128条及び第283条の規定に基づき、大森は同年12月11日まで区議会議員を務めたが、同日付で失職した[16][17][18][19]。司法判断が最終確定したことを受け、区選管は同年12月21日、更正決定選挙会を開催[20][21]。会田は7回目の当選。同日、会田に当選証書が交付され[22]、争訟は終結に至った。渡辺キヨ子・葛飾区選挙管理委員会委員長[23]は「今後もこれまで同様に公正、適正な執行を心掛けると同時に、投票の効力判定にあたっては、今般の司法判断の趣旨に基づき厳正に行っていく所存でございます」とのコメントを発表した[24]。
脚注・出典
- ^ 任期満了日(定数)一覧 | 東京都選挙管理委員会
- ^ 葛飾区議会においては「1人会派」の結成を認めていない。葛飾区議会「区議会の仕組み」に、「会派 議会の意思は、多数決によって決められます。そこで、共通の意見や考え方を持つ議員が、それらを議会の意思に反映させようとして結成したグループを会派と呼んでいます。」とある。
- ^
- ^ 会派別議員名簿
- ^ 葛飾区議会議員選挙の開票状況2017年11月13日 葛飾区選挙管理委員会事務局
- ^ 2018年12月12日、当選無効確定し失職。
- ^ 2018年12月21日、当選人に更正決定され当選。
- ^ 平成29年11月12日執行葛飾区議会議員選挙 開票速報【得票順】13時23分確定(PDF)2017年11月13日 葛飾区選挙管理委員会事務局
- ^ 当選の効力に関する異議申出に対する決定について(PDF)2017年12月14日 葛飾区選挙管理委員会事務局
- ^ 葛飾区議選1票差当選、無効と裁決「当落」入れ替わる2018年2月21日 毎日新聞
- ^ 1票の重みが… 東京・葛飾区議選で当落逆転の裁決2018年2月21日 テレ朝NEWS テレビ朝日
- ^ 1票差で次点と逆転 葛飾区議選、当選無効で波紋広がる2018年2月22日 TOKYO MX NEWS
- ^ “1票差”…葛飾区議選 当選無効取り消し求め提訴2018年3月22日 TOKYO MX NEWS
- ^ 葛飾区議の「落選」維持 東京高裁が請求棄却2018年7月25日 日本経済新聞
- ^ 葛飾区議の当選無効確定=上告退ける、失職へ-最高裁2018年12月12日 時事通信
- ^ 区議選1票差上告棄却 現職失職2018年12月12日 NHK首都圏NEWSWEB
- ^ 葛飾の女性区議 落選が確定、1票差で当選も2票無効に2018年12月13日 TBSNEWS
- ^ 選挙 葛飾区議選 当選無効確定し失職 最高裁決定/東京2018年12月13日 毎日新聞東京版
- ^ “当選無効”の区議が敗訴し失職 葛飾区議選「1票差」訴訟で2018年12月12日 TOKYO MX NEWS
- ^ 公職選挙法第96条の規定に基づき、会田を当選人に更正決定した。
- ^ 選挙争訟(当選人の更正決定に至るまで)の経緯(PDF)2018年12月27日 葛飾区選挙管理委員会事務局
- ^ 1票差問題 当選確定者に証書2018年12月22日 TOKYO MX NEWS
- ^ 元日本共産党葛飾区議会議員。
- ^ 平成29年11月12日執行葛飾区議会議員選挙の選挙争訟について 葛飾区選挙管理委員会委員長のコメント2018年12月27日 葛飾区選挙管理委員会事務局(2018年12月27日閲覧)
関連項目
外部リンク
- 葛飾区議会(公式サイト)