コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

八王子市議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
八王子市議会
紋章もしくはロゴ
種類
種類
役職
議長
鈴木玲央(自民党新政会)、
2023年5月18日より現職
副議長
美濃部弥生(八王子市議会公明党)、
2023年5月18日より現職
構成
定数40
院内勢力
  諸派 (7)
  欠員 (2)
選挙
大選挙区制
前回選挙
2023年4月23日
議事堂
ウェブサイト
八王子市議会

八王子市議会(はちおうじしぎかい)は、東京都八王子市議会である。

概要

[編集]
  • 定数:40人
  • 任期:2023年5月1日 - 2027年4月30日[1]
  • 選挙区:市全体を1選挙区とする大選挙区制単記非移譲式
  • 議長:鈴木玲央(自民党新政会)
  • 副議長:美濃部弥生(八王子市議会公明党)

会派

[編集]
会派名 議席数 党派 議員名(◎は代表) 女性議員数 女性議員の割合(%)
自民党新政会 13 自由民主党 ◎馬場貴大、大竹利明、長谷川順子、内田由香利、鈴木玲央、立川寛之、西室真希、岸田功典、小林秀司、川村奈緒美、吉本孝良、福安徹、岩田祐樹 4 30.77
八王子市議会公明党 10 公明党 ◎村松徹、古里幸太郎、森重博正、日下部広志、冨永純子、渡口禎美、濃部弥生、中島正寿、久保井博美、五間浩 3 30
日本共産党八王子市議会議員団 5 日本共産党 ◎鈴木勇次、綿林夕夏、望月翔平、市川克宏、石井宏和 1 20
立憲民主・市民の会 5 立憲民主党4・無所属1 ◎安藤修三、浜野正太、九鬼ともみ、森喜彦、小林裕恵 2 40
諸派 2 八王子・生活者ネットワーク 金子亜希子、玉正彩加 2 100
1 参政党 山本貴士 0 0
1 都民ファーストの会 高橋剛 0 0
3 無所属 及川賢一、舩木翔平、星野直美 1 33.33
40 13 32.5

(2023年5月18日現在[2]

沿革

[編集]
2017年
  • 6月9日 - 伊藤祥広、鈴木玲央、安藤修三が都議会議員選挙に立候補するため辞職[3]
  • 7月2日 - 都議会議員選挙執行。伊藤が初当選し、鈴木、安藤は落選した。
2019年
  • 4月21日 - 八王子市議会議員選挙執行。投票率44.89%。自民党は17人の公認候補を擁立し、16人が当選。現職の伊藤裕司が落選。
  • 7月1日 - 石川裕司が死去。
  • 7月12日 - 石川の死去に伴い、次点で落選した伊藤忠之が繰り上げ当選した。
2021年
  • 6月8日 - 青柳有希子、西山賢が都議会議員選挙に立候補するため辞職。
  • 7月4日 - 都議会議員選挙執行。青柳、西山は初当選した。
2023年
  • 4月23日 - 八王子市議会議員選挙執行。投票率43.84%。自民党からは14人の公認候補と無所属の川幡陸の計15人が立候補し、13人が当選した。萩生田光一政調会長の秘書を9年間務めた大竹利明[4]は14位で初当選した。現職の梶原幸子が次点で、川幡が次々点で落選した。候補者の得票数の合計は前回の73,674票に対し、2023年は65,314票と8,360票も減らした。党の陣営幹部は、萩生田と統一教会との関係が取り沙汰されたことに触れ、「(萩生田は)候補者の街頭演説にも顔を出してくれたが、イメージが良いとは言えない」とコメントした[5]
2024年
  • 6月17日 - 大竹利明が道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕された[4]
  • 6月26日 - 馬場貴大が都議会議員補欠選挙に立候補するため辞職。

選挙

[編集]

2019年八王子市議会議員選挙

[編集]

2019年4月21日執行 当日有権者数:461,054人 最終投票率:44.89% 定数:40人 立候補者数:50人

順位 当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数
1 星野直美 50 立憲民主党 9,056
2 鈴木玲央 41 自由民主党 8,126.004
3 安藤修三 38 立憲民主党 7,444
4 岸田功典 44 自由民主党 6,939
5 及川賢一 38 無所属 6,564
6 青柳有希子 40 日本共産党 5,927
7 西室真希 37 自由民主党 5,808
8 小林裕恵 50 立憲民主党 5,378.927
9 冨永純子 56 公明党 5,169
10 荻田米蔵 64 公明党 4,837
11 川村奈緒美 54 自由民主党 4,745
12 五間浩 54 公明党 4,643
12 石川裕司[注 1] 52 自由民主党 4,643
14 石井宏和 54 日本共産党 4,631
15 久保井博美 48 公明党 4,629
16 前田佳子 48 八王子・生活者ネットワーク 4,597
17 村松徹 59 公明党 4,567
18 日下部広志 43 公明党 4,566
19 馬場貴大 39 自由民主党 4,493
20 浜中賢司 68 自由民主党 4,403
21 渡口禎 56 公明党 4,232
22 中島正寿 52 公明党 4,227
23 西本和也 47 公明党 4,173
24 西山賢 42 自由民主党 4,136
25 美濃部弥生 60 公明党 4,085
順位 当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数
26 鈴木基司 61 自由民主党 4,041.478
27 木田彩 38 八王子・生活者ネットワーク 4,029
28 森屋昌彦 44 自由民主党 3,921
29 小林秀司 45 自由民主党 3,775.072
30 鈴木勇次 65 日本共産党 3,733.831
31 望月翔平 25 日本共産党 3,548
32 若尾喜美絵 55 無所属 3,444
33 吉本孝良 51 自由民主党 3,427
34 八木下輝一 64 自由民主党 3,359
35 森喜彦 38 無所属 3,311
36 相沢耕太 56 無所属 3,208
37 若林修 54 NHKから国民を守る党 3,160
38 梶原幸子 53 自由民主党 3,101.246
39 福安徹 57 自由民主党 3,035
40 岩田祐樹 42 自由民主党 2,892
41 伊藤忠之[注 2] 47 国民民主党 2,832
42 伊藤裕司 69 自由民主党 2,830.999
43 原千代 45 無所属 2,758
44 梶原美穂 48 無所属 2,741.753
45 市川克宏 44 日本共産党 2,607
46 岡村幹雄 62 日本第一党 1,738
47 高木順一 65 無所属 1,435
48 広田晶子 45 無所属 1,352
49 鈴木久美子 50 無所属 00667.685
50 米山和江 41 自由党 00599

備考

[編集]
八王子市政治倫理条例の制定をめざす議員の会

黒須隆一市長(当時)の実弟が社長を務める建設会社・黒須建設が、2005年度(平成17年度)から3年連続で市の発注土木工事件数、額が共に1位になったことや、八王子市立第七中学校の体育館改築工事の落札率が談合の可能性が高いとされる95%を超過する99.2%であったことなどを受けて、2008年(平成20年)6月、反市長色の強い議員、共産(5人)、ネット社民(3人)、民主会派内無所属、革新系無所属の各1人の計10人が「八王子市政治倫理条例の制定をめざす議員の会」(略称:議員の会)を結成した。

「議員の会」が制定を目指していた「政治倫理条例」の内容は、市長・議員の親族(2親等以内)が経営する企業などが、市の請負工事への請負その他の契約を辞退・自粛するという規定を設けるというものだった。その後、旧自民系会派の2人、市長選で対抗候補を支援した民主党1人が会に参加し13人になった[7]

なお、政治倫理条例案については、2009年(平成21年)3月の議会で市政与党の自民・公明会派が「議員の会」の提案した条例案よりも制限が緩い対案[注 3]を提案し、可決された。「議員の会」は「政治倫理条例」の成立をもって同年4月30日に解散した[7]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 2019年7月1日死去。
  2. ^ 2019年7月1日、石川裕司(自由民主党)が死去したことに伴い同月12日に繰り上げ当選[6]
  3. ^ 「議員の会」案では「市長・議員の2親等以内の親族」としていたものを「1親等以内」にするなど。

出典

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]