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同年10月27日、長野県内の旧民進党系議員からなる地方政治団体「新政信州」(代表は[[北澤俊美]])が発足すると<ref>{{Cite web |url=https://mainichi.jp/articles/20181028/ddl/k20/010/117000c|title=新政信州:発足 代表に北沢氏 旧民進の結集図る /長野|date=2018-10-28|publisher=毎日新聞|accessdate=2018-10-29}}</ref>、井出も同団体に参加<ref name="中日2019-12-12">{{Cite news |
2020年12月25日 (金) 09:18時点における版
井出 庸生 いで ようせい | |
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生年月日 | 1977年11月21日(47歳) |
出生地 | 東京都 |
出身校 | 東京大学教育学部 |
前職 | 日本放送協会(NHK)記者 |
所属政党 |
(みんなの党→) (結いの党→) (維新の党→) (民進党(江田G)→) (希望の党→) (無所属/新政信州→) 自由民主党(麻生派) |
称号 | 学士(教育学) |
親族 |
祖父・井出一太郎 伯父・井出正一 |
公式サイト | 井出ようせい‐公式サイト‐ |
選挙区 |
(比例北陸信越ブロック→) 長野3区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2012年12月16日 - 現職 |
井出 庸生(いで ようせい、1977年11月21日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(3期)。
祖父は農林大臣、郵政大臣、内閣官房長官を歴任した元衆議院議員の井出一太郎。伯父は厚生大臣、新党さきがけ代表を歴任した元衆議院議員の井出正一。
来歴
東京都生まれ(本籍地は長野県佐久市、現在は佐久市臼田に在住)[1][2]。父親の実家は長野県で酒屋をやっており、父親は東京に出て酒を売る仕事をしていた。武蔵中学校、武蔵高等学校卒業[3]。2年間の浪人生活を経て東京大学に入学。2002年3月、東京大学教育学部卒業。東大在学中は硬式野球部主将を務め[1][4]、2000年10月22日の東京大学対立教大学の、上重聡投手が完全試合を達成した試合において27人目の打者を務め代打で出場したが、三振に終わった。
2002年4月、NHKに入局[1]。仙台放送局、横浜放送局にて報道記者を務めた後、2009年12月にNHKを退職した[1]。
国政へ
2010年、第22回参議院議員通常選挙にみんなの党公認で長野県選挙区から出馬したが、次々点で落選[1][5]。
2012年、第46回衆議院議員総選挙にみんなの党公認で長野3区から出馬したが、同区選出であった羽田孜元首相の秘書経験者で、羽田の後継指名を受けた民主党新人の寺島義幸[6]に惜敗。選挙区では次点であったが、重複立候補していた比例北陸信越ブロックで復活し、初当選[1][7]。なお自由民主党新人の木内均も、井出の得票数を約5千票下回ったが比例復活で初当選し、長野3区からは寺島、井出、木内の3人の新人代議士が誕生した。
2013年11月の特定秘密保護法案の衆議院本会議における採決では、みんなの党の賛成方針に反して起立せず、法案に反対した(同党の林宙紀も反対)[8]。同年12月9日、みんなの党に離党届を提出し、結いの党の結党に参加。2014年9月、日本維新の会と結いの党が合流して結成された維新の党に参加した。
2014年12月の第47回衆議院議員総選挙は維新の党公認で出馬。前回同様、民主党前職の寺島、自民党前職の木内も出馬したが、初当選した(寺島は落選、木内は再び比例復活)[9]。
2015年2月26日、衆議院本会議において特定秘密保護法の運用を監視する情報監視審査会の委員に選任された[10]。
2016年3月27日、民主党と維新の党が合流して結成された民進党に参加した。
2017年8月17日、9月の民進党代表選挙への出馬に意欲を示し[11][12][13][14][15][16]、旧結いの党や旧維新の党出身の井坂信彦、篠原豪、落合貴之衆議院議員らと推薦人集めや政策作りに奔走したが[17][18]、立候補に必要な推薦人20人が集まらず断念した[19][20][21][22][23]。
同年10月の第48回衆議院議員総選挙では希望の党公認で出馬し、3選[24]。同年11月の希望の党共同代表選挙では、玉木雄一郎を支持し[25]、当選した玉木の下で政策調査会長代理に就任した[26]。
野党系無所属議員として
2018年5月7日に民進党と希望の党が合流して結成した新党「国民民主党」には参加せず、無所属となった。
同年10月27日、長野県内の旧民進党系議員からなる地方政治団体「新政信州」(代表は北澤俊美)が発足すると[27]、井出も同団体に参加[28]。
2019年1月16日、衆院会派「無所属の会」に所属していた野田佳彦は、同会派所属だった玄葉光一郎、広田一、本村賢太郎の3人、会派に所属していなかった井出、重徳和彦、中島克仁の3人とともに新しい会派「社会保障を立て直す国民会議」を結成したと発表した[29]。
同年7月の第25回参議院議員通常選挙、長野県選挙区では国民民主党現職の羽田雄一郎を支援し、当選に一役買った[28]。
自民党に入党
同年9月25日、立憲民主党・国民民主党・社会保障を立て直す国民会議の統一会派に参加しない意向を示し、野党再編の動きから距離を置いた[30]。
同年12月には新政信州を離脱する意向を示し[31]、同月10日、自由民主党に入党する意向を表明した[32]。党県連副幹事長で、上田市選出の平野成基県議は「思い切ったことをした。自民党入りは歓迎」と強調。自民党関係者からは歓迎の声が上がった[28]。地元の佐久市の柳田清二市長も12月11日付のTwitterで、井出の表明を評価した[33]。12月15日、自民党県連は井出に長野3区支部長へ就任することを要請することを全会一致で了承した[34]。12月18日、井出は自民党本部にて二階俊博幹事長と面会し、入党届を提出し[35]、同21日に正式に入党が承認された[36]。同23日、麻生派に入会[37]。一方、支援者からは苦言を呈する声も上がった[38]。
政策・主張
- 憲法改正、集団的自衛権、安全保障法に見直しが必要[39]。
- アベノミクスを評価しない[40]。
- 原子力規制委員会の新基準を満たした原子力発電所の再稼働に反対[41]。
- 被選挙権を得られる年齢を引き下げることについて「どちらかと言えば賛成」と回答[42]。
- 外国人労働者の受け入れを進めるべきかについては「どちらかと言えば賛成」と回答[43]。
- 選択的夫婦別姓制度導入について、「どちらかといえば賛成」としている[44]。同制度や旧姓使用に関して「選択的夫婦別姓は法制度であろうとも、選択的とついているくらいだから選択の自由を法制度で認めようというもの。旧姓使用は、法制度じゃないけれども、結婚された方の意思を尊重できる選択の自由ができるようにしようというもの。個々人の選択の自由を尊重するという趣旨が旧姓使用そして夫婦別姓法制化の声の根底に共通意識としてあると思っている。」と述べている[45]。
人物
所属団体・議員連盟
脚注
- ^ a b c d e f g プロフィール | 井出ようせい‐公式サイト‐
- ^ “平成29年10月22日執行衆議院小選挙区選出議員選挙の立候補届出状況” (PDF). 長野県選挙管理委員会 (2017年10月10日). 2017年11月30日閲覧。
- ^ “第173回 井出 庸生”. みわちゃんねる突撃永田町!! (2015年11月18日). 2019年12月12日閲覧。
- ^ 東京大学野球部:東大野球部史
- ^ 井出 庸生:プロフィル:参院選2010
- ^ “【衆院選速報】羽田氏後継の寺島氏勝利 長野3区”. 産経新聞. (2012年12月17日). オリジナルの2013年4月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ 井出 庸生:長野3区
- ^ “【特定秘密保護法案】みんなの党から造反 一方的な党運営にきしみ”. 産経新聞. (2013年11月27日). オリジナルの2013年11月27日時点におけるアーカイブ。
- ^ 2014衆院選 長野 - 毎日新聞
- ^ “秘密監視の8委員選任 衆院、法運用をチェック”. 産経新聞. (2015年2月26日) 2015年2月28日閲覧。
- ^ “民進党代表選に長野3区井出庸生議員が立候補の意向”. 信越放送. (2017年8月18日)
- ^ “井出氏が出馬意欲=民進代表選”. Yahoo!ニュース. 時事通信. (2017年8月18日)
- ^ “民進・井出氏、代表選立候補に意欲”. 日本経済新聞. (2017年8月18日)
- ^ “民進 井出氏 党代表選挙への立候補目指す”. NHK. (2017年8月18日)
- ^ “民進党の井出庸生・衆院議員、代表選立候補に意欲”. 朝日新聞. (2017年8月18日)
- ^ “井出氏「出馬目指す」 民進代表選”. 信濃毎日新聞. (2017年8月19日)
- ^ “井出氏、推薦人集めや政策立案に奔走 民進党代表選”. 信濃毎日新聞. (2017年8月20日)
- ^ “民進党代表選 井出氏が政見まとめる”. 信濃毎日新聞. (2017年8月21日)
- ^ “井出氏が民進党代表選立候補を断念”. 信濃毎日新聞. (2017年8月21日) 2017年8月21日閲覧。
- ^ “井出氏、民進代表選の出馬断念…推薦人集まらず”. 読売新聞. (2017年8月21日) 2017年8月21日閲覧。
- ^ “井出庸生衆院議員、出馬を断念 20人以上の推薦人確保できず”. 産経新聞. (2017年8月21日) 2017年8月21日閲覧。
- ^ “民進代表選 井出氏、立候補を断念”. 信濃毎日新聞. (2017年8月21日) 2017年8月21日閲覧。
- ^ “民進党代表選・長野3区選出の井出庸生衆議院議員が立候補を断念”. 信越放送. (2017年8月21日)
- ^ “希望・井出庸生氏が3選確実…長野3区”. 読売新聞. (2017年10月22日)
- ^ “希望の党:共同代表に玉木氏選出 県内議員、期待と静観 /長野”. 毎日新聞. (2017年11月11日)
- ^ “小池氏の「辞任当然」「野党連携を」 県選出国会議員ら”. 信濃毎日新聞. (2017年11月15日)
- ^ “新政信州:発足 代表に北沢氏 旧民進の結集図る /長野”. 毎日新聞 (2018年10月28日). 2018年10月29日閲覧。
- ^ a b c 渡辺陽太郎、我那覇圭 (2019年12月12日). “井出庸生さんの自民入り意向に歓迎や困惑 衆院長野3区”. 中日新聞 2019年12月12日閲覧。
- ^ “井出・野田氏ら新会派発足 社会保障テーマに政策づくり”. 信濃毎日新聞 (2019年1月17日). 2019年1月17日閲覧。
- ^ “社保・井出氏、野党新会派に参加せず”. 産経新聞. (2019年9月25日) 2019年9月25日閲覧。
- ^ “井出氏、「新政信州」脱退へ”. 信濃毎日新聞. (2019年12月10日) 2019年12月21日閲覧。
- ^ “無所属の井出氏が自民入党意向 幹部に伝える”. 産経新聞. (2019年12月11日) 2019年12月11日閲覧。
- ^ 佐久市長 柳田清二 Twitter 2019年12月11日
- ^ 我那覇圭 (2019年12月16日). “自民県連、井出議員の受け入れ了承 3区支部長に”. 中日新聞. 2019年12月16日閲覧。
- ^ “井出衆院議員が自民に入党届”. 産経新聞. (2019年12月18日) 2019年12月19日閲覧。
- ^ “井出氏、自民正式入党”. 産経新聞. (2019年12月21日) 2019年12月21日閲覧。
- ^ “自民入党の井出氏、麻生派に入会”. 産経新聞. (2019年12月23日) 2019年12月26日閲覧。
- ^ “井出氏が国政報告会 自民入党後初、支援者ら苦言も”. 毎日新聞. (2020年1月19日) 2020年12月5日閲覧。
- ^ https://yousei-ide.com/blog/
- ^ 2014衆院選毎日新聞候補者アンケート
- ^ 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2014年衆院選:朝日新聞デジタル
- ^ 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2017年衆院選:朝日新聞デジタル
- ^ 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2017年衆院選:朝日新聞デジタル
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査
- ^ 衆議院法務委員会 2016年10月19日
- ^ a b “北九州市医報(平成29年7月)第720号 - オリンピックと屋内全面禁煙法・条例(その33)”. 北九州市医師会 (2017年7月1日). 2018年7月21日閲覧。
外部リンク
- 井出ようせい‐公式サイト‐
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