「佐久間レールパーク」の版間の差分
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[[1991年]]([[平成]]3年)[[4月21日]]に[[中部天竜機関区]]の跡地を利用して開設された鉄道車両博物館で<ref name="交通2001"/>、[[昭和]]初期 - 中期を中心に活躍した貴重な車両が十数両展示されていた。また、屋内には日本最大の[[プラレール]]や[[Nゲージ]]の大パノラマ、それに各種模型、実物部品、[[飯田線]]の歴史を示す写真展示があった。 |
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当時、JR東海社長(現・相談役)であった[[須田 |
当時、JR東海社長(現・相談役)であった[[須田寬]]の一声によって、この施設は計画された。複数の候補地の中から、前述の様に車両を展示できるスペースが備わっていた事や、[[佐久間ダム]]建設にあたって飯田線が活用された事もあり、この地に建設された。 |
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しかし、[[2008年]](平成20年)[[5月22日]]に展示車両の大半を[[リニア・鉄道館]]([[金城ふ頭駅]]〈[[名古屋市]][[港区 (名古屋市)|港区]]〉周辺に[[2011年]]3月14日開館)に移転する計画が佐久間地域自治センターで開かれた[[佐久間町|佐久間]][[地域自治区#地域協議会|地域協議会]]でJR東海から発表された。これにより当施設は[[2009年]](平成21年)[[11月1日]]をもって閉館し、18年半にわたる歴史に幕を閉じた<ref>[http://jr-central.co.jp/news/release/nws000384.html 「佐久間レールパーク・フィナーレイベント」実施について]</ref>。 |
しかし、[[2008年]](平成20年)[[5月22日]]に展示車両の大半を[[リニア・鉄道館]]([[金城ふ頭駅]]〈[[名古屋市]][[港区 (名古屋市)|港区]]〉周辺に[[2011年]]3月14日開館)に移転する計画が佐久間地域自治センターで開かれた[[佐久間町|佐久間]][[地域自治区#地域協議会|地域協議会]]でJR東海から発表された。これにより当施設は[[2009年]](平成21年)[[11月1日]]をもって閉館し、18年半にわたる歴史に幕を閉じた<ref>[http://jr-central.co.jp/news/release/nws000384.html 「佐久間レールパーク・フィナーレイベント」実施について]</ref>。 |
2020年12月21日 (月) 03:25時点における版
佐久間レールパーク | |
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施設情報 | |
専門分野 | 鉄道車両 |
管理運営 | 東海旅客鉄道(株) |
開館 | 1991年(平成3年)4月21日[1] |
閉館 | 2009年(平成21年)11月1日 |
所在地 |
〒431-3905 静岡県浜松市天竜区佐久間町半場15-3 |
位置 | 北緯35度5分7.84秒 東経137度48分9.44秒 / 北緯35.0855111度 東経137.8026222度座標: 北緯35度5分7.84秒 東経137度48分9.44秒 / 北緯35.0855111度 東経137.8026222度 |
プロジェクト:GLAM |
佐久間レールパーク(さくまレールパーク)は、静岡県浜松市天竜区の東海旅客鉄道(JR東海)飯田線・中部天竜駅構内にあった鉄道車両企業博物館。
概要
1991年(平成3年)4月21日に中部天竜機関区の跡地を利用して開設された鉄道車両博物館で[1]、昭和初期 - 中期を中心に活躍した貴重な車両が十数両展示されていた。また、屋内には日本最大のプラレールやNゲージの大パノラマ、それに各種模型、実物部品、飯田線の歴史を示す写真展示があった。
当時、JR東海社長(現・相談役)であった須田寬の一声によって、この施設は計画された。複数の候補地の中から、前述の様に車両を展示できるスペースが備わっていた事や、佐久間ダム建設にあたって飯田線が活用された事もあり、この地に建設された。
しかし、2008年(平成20年)5月22日に展示車両の大半をリニア・鉄道館(金城ふ頭駅〈名古屋市港区〉周辺に2011年3月14日開館)に移転する計画が佐久間地域自治センターで開かれた佐久間地域協議会でJR東海から発表された。これにより当施設は2009年(平成21年)11月1日をもって閉館し、18年半にわたる歴史に幕を閉じた[2]。
営業
開館時の営業状況を記す。
- 所在地:静岡県浜松市天竜区佐久間町半場15番地3 中部天竜駅構内
- 開館日:土曜・日曜・祝日・振替休日(春・夏休みも) ※ 毎年12月から翌年2月までは休館
- 開館時間:10時00分 - 16時00分
- 入場料金
- 大人(12歳以上):140円
- 小人(7歳以上):70円
- ※ 6歳以下は料金無料
- 中部天竜駅への入場扱いとなるので、同駅で有効な乗車券(中部天竜発着および同駅を通過する乗車券)を持っていれば無料だった。
閉館イベント
当施設の閉館を前に、様々なイベントが行われた。
- スタンプラリー
- 佐久間レールパーク号
- フィナーレイベント
展示車両
2005年(平成17年)4月から2009年(平成21年)11月1日までの展示車両は次のとおりである。なお、前述のとおり、大部分がリニア・鉄道館〜夢と想い出のミュージアム〜に移転収蔵されている。かつてはキハ82形が展示されていたこともあった(現在は美濃太田車両区→リニア・鉄道館にて保存)。リニア・鉄道館での展示予定でない車両は2010年(平成22年)7月中に解体された。(※はリニア・鉄道館に移動した車両)
新幹線電車
電気機関車
電車
- クモハ12形(クモハ12054)
- モハ52形(モハ52004)※
- クハ66形(クハ66002) - 運転台部分のみシミュレータとして利用
- クハ111形(クハ111-1)※
- クヤ165形(クヤ165-1) - 教習車
気動車
客車
- スニ30形(スニ30 95)※
- オハフ33形(オハフ33 115) - 旧番のオハフ34834表記
- オハ35形(オハ35 206)※
- マイネ40形(マイネ40 7)※
- オロネ10形(オロネ10 27※)
- オヤ31形(オヤ31 12) - 建築限界測定車※
貨車
解体された車両
-
21-2023
-
ED11 2
-
ED62 14
-
クモハ12054
-
クモハ52004
-
クハ66002
-
クハ111-1
-
クヤ165-1
-
キハ48036
-
キハ181-1
-
スニ30 95
-
オハフ34834
(オハフ33 115) -
マイネ40 7
-
オロネ10 27
-
オヤ31 12
-
ソ180
-
チキ6132
-
クモエ21800
脚注
- ^ a b “JR7社14年のあゆみ”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 9. (2001年4月2日)
- ^ 「佐久間レールパーク・フィナーレイベント」実施について
外部リンク
- 佐久間レールパーク - ウェイバックマシン(2009年6月19日アーカイブ分)
- 編集長敬白アーカイブ:名残の佐久間レールパーク。(上) - 鉄道ホビダス(インターネットアーカイブ)
- 編集長敬白アーカイブ:名残の佐久間レールパーク。(中) - 鉄道ホビダス(インターネットアーカイブ)
- 編集長敬白アーカイブ:名残の佐久間レールパーク。(下) - 鉄道ホビダス(インターネットアーカイブ)