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佐久間レールパーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐久間レールパーク
地図
施設情報
専門分野 鉄道車両
管理運営 東海旅客鉄道(株)
開館 1991年平成3年)4月21日[1]
閉館 2009年(平成21年)11月1日
所在地 431-3905
静岡県浜松市天竜区佐久間町半場15-3
位置 北緯35度5分7.84秒 東経137度48分9.44秒 / 北緯35.0855111度 東経137.8026222度 / 35.0855111; 137.8026222座標: 北緯35度5分7.84秒 東経137度48分9.44秒 / 北緯35.0855111度 東経137.8026222度 / 35.0855111; 137.8026222
プロジェクト:GLAM
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佐久間レールパーク(さくまレールパーク)は、静岡県浜松市天竜区東海旅客鉄道(JR東海)飯田線中部天竜駅構内にあった鉄道車両企業博物館

概要

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1991年平成3年)4月21日中部天竜機関区の跡地を利用して開設された鉄道車両博物館で[1]昭和初期 - 中期を中心に活躍した貴重な車両が十数両展示されていた。また、屋内には日本最大のプラレールNゲージの大パノラマ、それに各種模型、実物部品、飯田線の歴史を示す写真展示があった。

当時、JR東海社長(現・顧問)であった須田寬の一声によって、この施設は計画された。複数の候補地の中から、前述の様に車両を展示できるスペースが備わっていた事や、佐久間ダム建設にあたって飯田線が活用された事もあり、この地に建設された。

しかし、2008年(平成20年)5月22日に展示車両の大半をリニア・鉄道館金城ふ頭駅名古屋市港区〉周辺に2011年3月14日開館)に移転する計画が佐久間地域自治センターで開かれた佐久間地域協議会でJR東海から発表された。これにより当施設は2009年(平成21年)11月1日をもって閉館し、18年半にわたる歴史に幕を閉じた[2]

後に須田が語ったところによると、佐久間レールパークは地理上気温の変動が激しく、特に冬季は車両の傷みが激しく臨時休館を余儀なくされることも多く、リニア・鉄道館への移転のきっかけにもなったという[3]

営業

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開館時の営業状況を記す。

  • 所在地:静岡県浜松市天竜区佐久間町半場15番地3 中部天竜駅構内
  • 開館日:土曜・日曜・祝日振替休日(春・夏休みも) ※ 毎年12月から翌年2月までは休館
  • 開館時間:10時00分 - 16時00分
  • 入場料金
    • 大人(12歳以上):140円
    • 小人(7歳以上):70円
    • ※ 6歳以下は料金無料
    • 中部天竜駅への入場扱いとなるので、同駅で有効な乗車券(中部天竜発着および同駅を通過する乗車券)を持っていれば無料だった。

閉館イベント

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臨時快速「佐久間レールパーク号」

当施設の閉館を前に、様々なイベントが行われた。

  • スタンプラリー
  • 佐久間レールパーク号
    • 閉館年の2009年(平成21年)に117系を使用し、臨時快速列車として、名古屋 - 中部天竜間で運転された(一部指定席)。なお、途中から月ごとに変わる特製ヘッドマークが先頭車前面に装着された。
  • フィナーレイベント

展示車両

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2005年(平成17年)4月から2009年(平成21年)11月1日までの展示車両は次のとおりである。なお、前述のとおり、大部分がリニア・鉄道館〜夢と想い出のミュージアム〜に移転収蔵されている。かつてはキハ82形が展示されていたこともあった(現在は美濃太田車両区→リニア・鉄道館にて保存)。リニア・鉄道館での展示予定でない車両は2010年(平成22年)7月中に解体された。(※はリニア・鉄道館に移動した車両)

新幹線電車

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電気機関車

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電車

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気動車

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客車

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貨車

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解体された車両

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脚注

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  1. ^ a b “JR7社14年のあゆみ”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 9. (2001年4月2日) 
  2. ^ 「佐久間レールパーク・フィナーレイベント」実施について』(プレスリリース)JR東海、2009年9月16日https://jr-central.co.jp/news/release/nws000384.html2022年12月12日閲覧 
  3. ^ 特別講演会「オープン10周年を迎えて、今、想うこと」概要について” (pdf). リニア・鉄道館. 2021年5月27日閲覧。

外部リンク

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