「飛騨金山駅」の版間の差分
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[[単式ホーム]]1面1線と[[島式ホーム]]1面2線、計2面3線の[[プラットホーム|ホーム]]を持つ[[地上駅]]。単式ホームの1番線が下り本線、島式ホームの片側の2番線が上り本線、もう片側の3番線が上下副本線となっている。3番線は普通列車用で、特急待避のほか1日1本設定されている当駅折り返し列車が使用している。3番線の外側に保線車両用の[[停車場#側線|側線]]が若干数あり。島式ホーム上に待合室がある。また、屋根付きの[[跨線橋]]が設置されている。 |
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[[蒸気機関車]]運行時代は[[貨物列車]]において岐阜方の[[国鉄C58形蒸気機関車|C58形]]と高山方の[[国鉄D51形蒸気機関車|D51形]]の機関車付け替えを行っていた<ref name="rp-196803-61">{{Cite journal|和書|date =1968-03|journal = [[鉄道ピクトリアル]]|publisher =[[電気車研究会]]|issue = 207|page=61|title=高山本線の輸送改善計画|author=[[須田寬]]}}</ref>ため、広い構内に面影が残る。当時は[[転車台]]も設置されていた<ref>{{Cite web|url=http://hidakanayama.com/about.html|title=飛騨金山について|publisher=金山町観光協会|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180818160646/http://hidakanayama.com/about.html|archivedate=2018-08-18|accessdate=2019-11-24}}</ref>。 |
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地元観光協会の職員が業務を担当する[[日本の鉄道駅#簡易委託駅|簡易委託駅]]で、[[下呂駅]]が当駅を管理している。[[2012年]][[3月31日]]までは[[東海交通事業]]の職員が業務を担当する[[日本の鉄道駅#業務委託駅|業務委託駅]]で、[[みどりの窓口]]が設置されていた。[[自動販売機]]が駅舎を出てすぐの所に設置されている。 |
2020年12月21日 (月) 03:25時点における版
飛驒金山駅 | |
---|---|
駅舎(2011年12月) | |
ひだかなやま Hida-kanayama | |
◄下油井 (5.0 km) (9.0 km) 焼石*► | |
所在地 | 岐阜県下呂市金山町大船渡679 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | 高山本線 |
キロ程 | 66.7 km(岐阜起点) |
電報略号 | ヒカ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
177人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)3月21日 |
備考 | 簡易委託駅 |
* この間に福来信号場有り(当駅から2.7km先)。 |
飛驒金山駅(ひだかなやまえき)は、岐阜県下呂市金山町大船渡にある、東海旅客鉄道(JR東海)高山本線の駅である。
特急「(ワイドビュー)ひだ」の一部が停車する。
飛驒金山という駅名だが、下呂市金山地区はもともとは美濃国(武儀郡)である。ただし駅は金山地区から飛騨川・馬瀬川合流点にかかる金山橋を渡った先の、飛騨国(益田郡)である市内下原地区にあり、飛騨路の入口ということで命名された。これらの地域が昭和の大合併により合併して益田郡金山町が発足し、金山町全体が飛騨地方に組み込まれたのは、駅の開業から27年後の1955年である。
歴史
- 1928年(昭和3年)3月21日 - 高山線(1934年に高山本線へ改称)が白川口駅から延伸した際に、その終着駅として開業。旅客及び貨物の取扱を開始。
- 1929年(昭和4年)4月14日 - 高山線が焼石駅まで延伸。途中駅となる。
- 1978年(昭和53年)12月21日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道の駅となる。
- 2001年(平成13年)9月 - 駅弁の販売を終了。
- 2012年(平成24年)4月1日 - 地元観光協会による簡易委託駅となる。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅。単式ホームの1番線が下り本線、島式ホームの片側の2番線が上り本線、もう片側の3番線が上下副本線となっている。3番線は普通列車用で、特急待避のほか1日1本設定されている当駅折り返し列車が使用している。3番線の外側に保線車両用の側線が若干数あり。島式ホーム上に待合室がある。また、屋根付きの跨線橋が設置されている。
蒸気機関車運行時代は貨物列車において岐阜方のC58形と高山方のD51形の機関車付け替えを行っていた[1]ため、広い構内に面影が残る。当時は転車台も設置されていた[2]。
地元観光協会の職員が業務を担当する簡易委託駅で、下呂駅が当駅を管理している。2012年3月31日までは東海交通事業の職員が業務を担当する業務委託駅で、みどりの窓口が設置されていた。自動販売機が駅舎を出てすぐの所に設置されている。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 高山線 | 下り | 下呂・高山方面[3] |
2・3 | 上り | 美濃太田・岐阜方面[3] |
-
跨線橋から焼石方面を望む(2011年12月)
-
跨線橋から下油井方面を望む(2011年12月)
-
下油井方面が美濃路、焼石方面が飛騨路(2011年12月)
-
駅舎(2010年1月1日)
-
構内(2006年8月12日)
-
駅舎の一部(2006年8月12日)
利用状況
「岐阜県統計書」と「下呂市データ集」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1995年 | 460 |
1996年 | 443 |
1997年 | 417 |
1998年 | 417 |
1999年 | 398 |
2000年 | 414 |
2001年 | 391 |
2002年 | 375 |
2003年 | 352 |
2004年 | 349 |
2005年 | 326 |
2006年 | 310 |
2007年 | 278 |
2008年 | 266 |
2009年 | 257 |
2010年 | 270 |
2011年 | 263 |
2012年 | 253 |
2013年 | 240 |
2014年 | 218 |
2015年 | 209 |
2016年 | 199 |
2017年 | 189 |
駅周辺
バス路線
駅前から金山地域内各地へコミュニティバスのげろバス金山(東線・菅田線)が運行されている。
東線は祖師野上~和良診療所間で八幡バス・和良線に接続する便があり、乗り継いで長良川鉄道の郡上八幡駅へ出ることが出来る。
-
駅前に停車中のげろバス金山(2011年12月)
その他
- 明治時代後期、飛騨金山駅付近から岐阜市を結ぶ中濃電気鉄道の計画が存在した。この鉄道は、現在の岐阜市と下呂市金山地域を関市経由で結ぶ予定であった。
- かつては、下呂駅と共に駅弁も販売されており、栗こわいなどが人気を博していたものの、2001年9月特急北アルプスの廃止と共に販売を終了した。
隣の駅
※当駅に一部が停車する特急「ひだ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。