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柔道は7歳の時に始めた<ref name="名鑑"/>。[[東広島市立西条中学校|東広島市立西条中学]]の頃から全国レベルで活躍して、[[桐蔭学園高等学校]]2年の時にインターハイで3位になり、3年の時には2位となった<ref>[http://www.chugoku-np.co.jp/sports/Sp201008250125.html 広島勢、仕上がり上々 世界柔道合宿を公開] [[中国新聞]] 2010年8月25日</ref><ref>[http://www.city.higashihiroshima.hiroshima.jp/site/40/sityou-e-ru.html 市長からのエール!! - 東広島市公式ホームページ]</ref>。[[筑波大学]]に進学後、[[全日本ジュニア柔道体重別選手権大会|全日本ジュニア]]を制して[[2010年世界ジュニア柔道選手権大会|世界ジュニア]]では3位となった。さらにシニアの大会である講道館杯でも3位となった<ref name="名鑑"/>。 |
柔道は7歳の時に始めた<ref name="名鑑"/>。[[東広島市立西条中学校|東広島市立西条中学]]の頃から全国レベルで活躍して、[[桐蔭学園高等学校]]2年の時にインターハイで3位になり、3年の時には2位となった<ref>[http://www.chugoku-np.co.jp/sports/Sp201008250125.html 広島勢、仕上がり上々 世界柔道合宿を公開] [[中国新聞]] 2010年8月25日</ref><ref>[http://www.city.higashihiroshima.hiroshima.jp/site/40/sityou-e-ru.html 市長からのエール!! - 東広島市公式ホームページ]</ref>。[[筑波大学]]に進学後、[[全日本ジュニア柔道体重別選手権大会|全日本ジュニア]]を制して[[2010年世界ジュニア柔道選手権大会|世界ジュニア]]では3位となった。さらにシニアの大会である講道館杯でも3位となった<ref name="名鑑"/>。 |
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その後、[[グランドスラム・東京2009|グランドスラム・東京]]では、初戦で世界チャンピオンの[[李奎遠 (柔道)|李奎遠]]を破るも、決勝では高校、大学の先輩である[[小野卓志]]に敗れて2位に終わった<ref>[http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20091212-575305.html 男子90キロ級はベテラン小野がV/柔道] [[日刊スポーツ]] 2009年12月12日</ref>。 |
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2020年12月20日 (日) 06:05時点における版
獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
世界柔道選手権 | ||
銀 | 2010 東京 | 90kg級 |
銀 | 2011 パリ | 90kg級 |
世界団体 | ||
金 | 2014 チェリャビンスク | 90kg級 |
グランドスラム | ||
金 | 2011 パリ | 90kg級 |
金 | 2016 パリ | 90kg級 |
銀 | 2009 東京 | 90kg級 |
銀 | 2010 モスクワ | 90kg級 |
銀 | 2011 モスクワ | 90kg級 |
銀 | 2014 東京 | 90kg級 |
銅 | 2010 リオ | 90kg級 |
銅 | 2013 東京 | 90kg級 |
銅 | 2015 東京 | 90kg級 |
銅 | 2016 東京 | 90kg級 |
世界ジュニア | ||
銅 | 2009 パリ | 90kg級 |
西山 大希(にしやま だいき、1990年11月20日 - )は、広島県東広島市出身の日本の柔道家[1]。階級は90kg級。身長179cm。得意技は大外刈[2]。73kg級で活躍していた西山雄希は弟にあたる。2013年から新日鉄住金に所属している[3]。
人物
柔道は7歳の時に始めた[2]。東広島市立西条中学の頃から全国レベルで活躍して、桐蔭学園高等学校2年の時にインターハイで3位になり、3年の時には2位となった[4][5]。筑波大学に進学後、全日本ジュニアを制して世界ジュニアでは3位となった。さらにシニアの大会である講道館杯でも3位となった[2]。
その後、グランドスラム・東京では、初戦で世界チャンピオンの李奎遠を破るも、決勝では高校、大学の先輩である小野卓志に敗れて2位に終わった[6]。
2010年には、ワールドカップ・ウィーンでシニアの国際大会初優勝を果たした[2]。選抜体重別では、決勝で小野に一本負けするものの、世界選手権代表に選出された。2010年9月に東京で開催された世界柔道選手権大会90kg級では決勝まで勝ち上がるも、ギリシャのイリアス・イリアディスに敗れて銀メダルに終わった[7]。
2011年にはグランドスラム・パリとワールドカップ・ブダペストで国際大会2連勝を成し遂げて世界選手権代表に選ばれた。世界選手権では準決勝で小野を破ったが、決勝でイリアディスと再戦するもまたもや一本負けを喫して、2年連続の銀メダルに終わった[8]。
2012年5月の体重別では準決勝で千葉県警の加藤博剛に小内巻込で一本負けを喫してロンドンオリンピック代表には選出されなかった[9]。
8月には練習中に前十字靱帯を断裂して、復帰までに約1年かかることになった。また、ロンドンオリンピックの柔道競技に関する感想を尋ねられると、「自分が出ていたら、勝ってたなって思いました」とも述べた[10]。
2013年11月には復帰戦となる講道館杯に出場するが、3位にとどまった。2014年の選抜体重別では初戦で敗れたものの、6月には世界団体のメンバーに追加で選出された[11]。また、グランプリ・ブダペストでは優勝した[12]。8月の世界団体では優勝メンバーの一員として名を連ねることになった[13]。11月の講道館杯では男子90kgで初優勝を飾り、前日に73kg級を制した弟の雄希とともに兄弟優勝を果たすこととなった[14][15]。12月のグランドスラム・東京では決勝で韓国の郭同韓に敗れて2位に終わった[16]。2015年2月のグランプリ・デュッセルドルフでは郭を技ありで破って3位になった。4月の体重別では準決勝で旭化成の吉田優也に内股で敗れて世界選手権代表には選ばれなかった。5月のアジア柔道選手権大会では郭に背負投で敗れて2位だったが、団体戦では優勝を飾った[17][18]。12月のグランドスラム・東京では3位にとどまった[19]。
2016年2月のグランドスラム・パリでは準々決勝で世界チャンピオンとなった郭を有効で破るなどして決勝まで進むと、地元フランスのアレクサンドル・イディーを上四方固で破って、今大会5年ぶり2度目の優勝を飾った[20]。4月の選抜体重別では決勝で東海大学4年のベイカー茉秋を指導1で破って今大会初優勝を飾ったものの、リオデジャネイロオリンピック代表には選出されなかった[21][22]。12月のグランドスラム・東京では3位だった[23]。
2017年2月のグランプリ・デュッセルドルフでは準々決勝で地元ドイツの選手に敗れるなどして3位だった[24]。4月の体重別では初戦で敗れた。その後階級を100kg級に上げると、8月の実業個人選手権決勝では綜合警備保障の熊代佑輔を技ありで破って優勝した[25]。11月の講道館杯では準決勝で国士舘大学1年の飯田健太郎に大外返で敗れて3位だった[26]。グランドスラム・東京では3回戦でトマ・ニキフォロフに裏投げで敗れた[27]。
2018年4月の体重別では決勝で綜合警備保障の熊代佑輔に反則勝ちして、2年前の90kg級に続いて今大会2度目の優勝を飾った[28]。続く全日本選手権では3回戦でJRAの影浦心にGS含めて8分近い戦いの末に反則勝ちするも、準々決勝で過去5戦5敗の加藤博剛に送襟絞で敗れて5位だった[29]。5月のグランプリ・フフホトでは準々決勝でエストニアのグリゴリ・ミナシュキンに袖釣込腰で敗れるも、その後敗者復活戦を勝ち上がって3位になった[30][31]。11月の講道館杯では3位だった[32]。
2019年9月の実業個人選手権には100㎏超級に出場すると、決勝で熊代に敗れて2位だった。11月の講道館杯では従来の100kg級に出場すると、決勝で旭化成の羽賀龍之介に反則負けして2位だった[33]。グランドスラム・大阪では準々決勝でウズベキスタンのムハマドカリム・フラモフに背負投で敗れると、敗者復活戦でもヨーロッパチャンピオンであるロシアのアルマン・アダミアンに小外刈で敗れて7位に終わった[34]。
2020年11月の講道館杯では決勝で飯田に燕返しで敗れて2位だった[35]。
戦績
90kg級での戦績
- 2005年 - 全国中学校柔道大会 3位
- 2007年 - インターハイ 3位
- 2008年 - インターハイ 2位
- 2009年 - ドイツジュニア国際 優勝
- 2009年 - 全日本ジュニア 優勝
- 2009年 - 世界ジュニア 3位
- 2009年 - 講道館杯 3位
- 2009年 - グランドスラム・東京 2位
- 2010年 - ワールドカップ・ウィーン 優勝
- 2010年 - 選抜体重別 2位
- 2010年 - グランドスラム・リオデジャネイロ 3位
- 2010年 - グランドスラム・モスクワ 2位
- 2010年 - 世界柔道選手権大会 2位
- 2010年 - 講道館杯 5位
- 2011年 - グランドスラム・パリ 優勝
- 2011年 - ワールドカップ・ブダペスト 優勝
- 2011年 - アジア柔道選手権大会 個人戦 団体戦 ともに2位
- 2011年 - 全日本柔道選手権大会 5位
- 2011年 - グランドスラム・モスクワ 2位
- 2011年 - 世界柔道選手権大会 2位
- 2011年 - 世界団体 3位
- 2011年 - 講道館杯 3位
- 2012年 - ワールドマスターズ 5位
- 2012年 - ワールドカップ・プラハ 優勝
- 2012年 - 選抜体重別 3位
- 2013年 - 講道館杯 3位
- 2013年 - グランドスラム・東京 3位
- 2014年 - グランプリ・デュッセルドルフ 3位
- 2014年 - グランプリ・ブダペスト 優勝
- 2014年 - 世界団体 優勝
- 2014年 - 講道館杯 優勝
- 2014年 - グランドスラム・東京 2位
- 2015年 - グランプリ・デュッセルドルフ 3位
- 2015年 - 選抜体重別 3位
- 2015年 - アジア柔道選手権大会 個人戦 2位 団体戦 優勝
- 2015年 - グランドスラム・東京 3位
- 2016年 - グランドスラム・パリ 優勝
- 2016年 - 選抜体重別 優勝
- 2016年 - グランドスラム・バクー 7位
- 2016年 - 国体 成年男子の部 優勝
- 2016年 - 講道館杯 5位
- 2016年 - グランドスラム・東京 3位
- 2017年 - グランプリ・デュッセルドルフ 3位
100kg級での戦績
- 2017年 - 実業個人選手権 優勝
- 2017年 - 講道館杯 3位
- 2018年 - 選抜体重別 優勝
- 2018年 - 全日本選手権 5位
- 2018年 - グランプリ・フフホト 3位
- 2018年 - 実業団体 2位
- 2018年 - 講道館杯 3位
- 2019年 - 実業個人選手権 2位(100㎏超級)
- 2019年 - 講道館杯 2位
- 2019年 - グランドスラム・大阪 7位
- 2020年 - 講道館杯 2位
(出典[2]、JudoInside.com)。
脚注
- ^ 辛口監督も絶賛!期待の星・西山兄弟(柔道) スポーツニッポン 2009年12月16日
- ^ a b c d e 「柔道全日本強化選手名鑑 2018」近代柔道 ベースボールマガジン社、2018年4月号
- ^ 柔道の西山大が新日鉄へ 日刊スポーツ 2012年6月2日
- ^ 広島勢、仕上がり上々 世界柔道合宿を公開 中国新聞 2010年8月25日
- ^ 市長からのエール!! - 東広島市公式ホームページ
- ^ 男子90キロ級はベテラン小野がV/柔道 日刊スポーツ 2009年12月12日
- ^ 新星出現!19歳西山、悔しい銀/世界柔道 サンケイスポーツ 2009年9月11日
- ^ 男子90キロ西山は銀/世界柔道 日刊スポーツ 2011年8月27日
- ^ 西山大は準決勝敗退にショック「当分柔道から離れます」 スポーツニッポン 2012年5月13日
- ^ 「自分が出ていたら勝っていた」 手術後でもさっぱり、西山大希 福井新聞 2012年10月23日
- ^ 西山大希、団体戦で代表入り 日刊スポーツ 2014年6月8日
- ^ 田知本、西山が優勝=柔道グランプリ 時事通信 2014年6月23日
- ^ 男子が団体金、女子は銅 柔道世界選手権 日本経済新聞 2014年8月31日
- ^ 浅見、2年ぶり優勝=17歳嶺井は初制覇-講道館杯柔道 時事通信 2014年11月9日
- ^ 西山、弟に続くVに胸張る「兄のメンツを示したかった」/柔道 サンケイスポーツ 2014年11月9日
- ^ 90キロ級2位の西山大「収穫はあまりない」/柔道 サンケイスポーツ 2014年12月7日
- ^ 梅木、長島、高木が優勝 柔道アジア選手権 日刊スポーツ 2015年5月15日
- ^ 日本、男女とも団体優勝=柔道アジア選手権 時事通信 2015年5月16日
- ^ Tokyo Grand Slam 2015, Japan
- ^ 原沢、西山、田知本愛がV 柔道GSパリ大会最終日 産経新聞 2016年2月8日
- ^ 原沢久喜が七戸を撃破100キロ超級で初優勝 柔道 日刊スポーツ 2016年4月2日
- ^ 柔道五輪代表に近藤亜美、松本薫、大野将平ら発表 日刊スポーツ 2016年4月3日
- ^ Judo Grand-Slam Tokyo 2016
- ^ 男子100キロ超級、影浦が原沢破りV 柔道GP大会 日本経済新聞 2017年2月27日
- ^ 全日本実業柔道個人選手権大会結果
- ^ 平成29年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ Grand Slam Tokyo 2017
- ^ 西山が2階級制覇「なかなか経験できないのでうれしい」/柔道 サンケイスポーツ 2018年4月8日
- ^ 平成30年全日本柔道選手権大会
- ^ 佐藤、素根が優勝=柔道 時事通信 2018年5月27日
- ^ Grand-Prix Hohhot 2018
- ^ 平成30年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ 2019年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
- ^ 柔道グランドスラム大阪2019
- ^ 2020年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会