吉田優也
獲得メダル | ||
---|---|---|
日本 | ||
柔道 | ||
世界団体 | ||
金 | 2015 アスタナ | 90kg級 |
ワールドマスターズ | ||
銀 | 2015 ラバト | 90kg級 |
グランドスラム | ||
金 | 2014 チュメニ | 90kg級 |
銅 | 2009 東京 | 90kg級 |
ワールドコンバットゲームズ | ||
金 | 2013 サンクトペテルブルク | 90kg級 |
アジア大会 | ||
金 | 2014 仁川 | 90kg級 |
吉田 優也(よしだ ゆうや、1989年4月28日 - )は、東京都出身の日本の柔道選手。階級は90 kg級。身長は171 cm。血液型はA型。段位は四段。組み手は右組み。得意技は大内刈、大外刈、背負投、内股。現在は旭化成に所属[1]。
人物
[編集]柔道は5歳の時に鈴木道場で始めた[1]。東海大相模中学3年の時には全国中学校柔道大会 90kg級で優勝を果たした[1]。東海大相模高校2年の時には全国高校選手権の決勝で国士舘高校と対戦すると、重量級の百瀬優に一本勝ちしてチームを優勝に導いた[1]。3年の時には金鷲旗でも優勝を飾った[1]。インターハイの団体戦では準決勝で百瀬に敗れてチームも3位にとどまり、高校3冠(全国高校選手権、金鷲旗、インターハイ)はならなかった[1]。全日本ジュニアでは2位だった[1]。
東海大学に進学後、1年の時に全日本ジュニアで優勝した[1]。さらにシニアのグランプリ・ハンブルクやグランプリ・アブダビで2位に入るなどの実績を積み重ねた[1]。2010年にはグランプリ・デュッセルドルフとグランプリ・ロッテルダムで優勝を果たした[2]。また、全日本学生柔道優勝大会では4連覇に貢献することにもなった[1]。
大学を卒業後、旭化成所属となると、2013年のワールドコンバットゲームズでは3戦3勝でチームの優勝に貢献した[3]。2014年4月の体重別では決勝で大学の後輩となるベイカー茉秋から有効2つを取って優勝を果たした。7月のグランドスラム・チュメニでも優勝を飾った[4]。9月のアジア大会では決勝でウズベキスタンのディルショド・チョリエフをGSに入ってから有効で破って優勝を果たした[5]。4月の体重別では決勝でベイカーに技ありで敗れて世界選手権代表には選出されなかったが、世界団体のメンバーには選ばれた[6]。5月のワールドマスターズでは2位だった[7]。8月の世界団体では決勝で敗れたものの、チームは優勝を飾った[8]。
2018年に旭化成柔道部コーチ、2019年に旭化成柔道部監督に就任[9]。
戦績
[編集]- 2003年 - 全国中学校柔道大会 3位
- 2004年 - 全国中学校柔道大会 優勝
- 2007年 - 全国高校選手権 優勝
- 2007年 - 金鷲旗 優勝
- 2007年 - インターハイ 団体戦 3位
- 2007年 - 全日本ジュニア 2位
- 2008年~2011年 - 全日本学生柔道優勝大会 4連覇
- 2008年 - アジアジュニア 優勝
- 2008年 - 全日本ジュニア 優勝
- 2009年 - グランプリ・ハンブルク 2位
- 2009年 - グランプリ・アブダビ 2位
- 2009年 - グランドスラム・東京 3位
- 2010年 - グランプリ・デュッセルドルフ 優勝
- 2010年 - グランプリ・ロッテルダム 優勝
- 2011年 - 学生体重別 3位
- 2011年 - 学生団体体重別 優勝
- 2011年 - 講道館杯 3位
- 2012年 - ワールドカップ・オーバーヴァルト 5位
- 2012年 - 体重別 3位
- 2012年 - 実業団体 優勝
- 2012年 - ワールドカップ・タシュケント 優勝
- 2013年 - 体重別 2位
- 2013年 - 実業団体 優勝
- 2013年 - ワールドコンバットゲームズ 団体戦 優勝
- 2014年 - 体重別 優勝
- 2014年 - 実業団体 優勝
- 2014年 - グランドスラム・チュメニ 優勝
- 2014年 - アジア大会 個人戦 優勝 団体戦 3位
- 2015年 - 体重別 2位
- 2015年 - ワールドマスターズ 2位
- 2015年 - 実業団体 優勝
- 2015年 - 世界団体 優勝
- 2015年 - グランドスラム・東京 7位
- 2017年 - 実業個人選手権 2位
(出典[1]、JudoInside.com)
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 「柔道全日本強化選手名鑑 2017」近代柔道 ベースボールマガジン社、2017年4月号
- ^ 無差別級の立山らが優勝 スポーツニッポン 2010年10月18日
- ^ World Combat Games, St Petersburg 2013 DAY 2
- ^ 吉田、山部が優勝=柔道グランドスラム 時事通信 2014年7月13日
- ^ 王子谷、吉田が金メダル アジア大会柔道 日本経済新聞 2014年9月22日
- ^ 世界選手権の団体戦メンバーに王子谷ら 日刊スポーツ 2015年4月29日
- ^ 永瀬が優勝=柔道マスターズ 時事通信 2015年5月25日
- ^ 日本、団体で男女アベック優勝 柔道世界選手権 日本経済新聞 2015年8月30日
- ^ 旭化成新監督に吉田優也氏就任 柔道、中村兼三氏は総監督に