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音楽に対して強いこだわりを見せており、「フィギュアスケートが将来的に面白くなるように」との思いを込めて、減点対象となる歌詞入りの曲をプログラムの中であえて使用していた<ref>[http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20130301&content_id=42134174&vkey=ice_news 'Earth citizen' Ge wishes to change figure skating]</ref>。減点されるかはジャッジの多数決で判定されるが、2012-2013シーズンならびに2013-2014シーズンのほとんどの試合で減点を受けている。 |
音楽に対して強いこだわりを見せており、「フィギュアスケートが将来的に面白くなるように」との思いを込めて、減点対象となる歌詞入りの曲をプログラムの中であえて使用していた<ref>[http://web.icenetwork.com/news/article.jsp?ymd=20130301&content_id=42134174&vkey=ice_news 'Earth citizen' Ge wishes to change figure skating]</ref>。減点されるかはジャッジの多数決で判定されるが、2012-2013シーズンならびに2013-2014シーズンのほとんどの試合で減点を受けている。 |
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ミーシャ自身も振付師として、自らのプログラムの他にも[[エフゲニア・メドベージェワ]]、[[ |
ミーシャ自身も振付師として、自らのプログラムの他にも[[エフゲニア・メドベージェワ]]、[[髙橋大輔 (フィギュアスケート選手)|高橋大輔]]、[[グレイシー・ゴールド]]などのシングルスケーターやペア、ローラースケートの選手のプログラムを手がけている<ref>{{Cite web|title=Works|url=http://www.mishage.com/works|website=Official Page of Misha Ge|accessdate=2019-12-31|language=en-US}}</ref>。 |
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== 主な戦績 == |
== 主な戦績 == |
2020年11月30日 (月) 06:29時点における版
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2018年平昌オリンピックEXでのミーシャ・ジー | ||||||||||
生誕 |
1991年5月17日(33歳) ソビエト連邦 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国、モスクワ | |||||||||
身長 | 175 cm | |||||||||
選手情報 | ||||||||||
代表国 | ウズベキスタン | |||||||||
コーチ |
ジュン・ジー アレクセイ・ミーシン | |||||||||
所属クラブ | Alpomish Tashkent | |||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||
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ミーシャ・ジューノヴィチ・ジー(ロシア語: Миша Цзюнович Ге、英語ラテン翻字: Misha Tszyunovich Ge、中国語: 戈米沙、1991年5月17日 - )は、ロシア・モスクワ出身でウズベキスタンのフィギュアスケート選手(男子シングル)。
2014年ソチオリンピックウズベキスタン代表。2012年、2013年デンコヴァ・スタビスキー杯優勝。
経歴
1991年にモスクワでロシア人として生まれる。ロシア系の母ラリサと、中国とロシアと韓国系の血を引く中国人の父親ジュン・ガー(中国語: 戈军)が中国でフィギュアスケートのコーチをしていたことから、10歳から北京で育ち、2009年にアメリカに移住した。2010-2011シーズンより、母方の親戚が住んでいる関係で交流のあったウズベキスタンスケート連盟との関わりから、ウズベキスタン代表として国際大会デビューを果たす。ジャンプコーチとしてフランク・キャロルの指導も受けた。
2013年より練習拠点を中国に戻した。2013年ロステレコム杯はケヴィン・レイノルズが出場を辞退したために急遽出場が決まり、そこでは8位となった。ソチオリンピックでは17位。
2014-2015シーズン、四大陸選手権では8位。世界選手権では前年の27位から大きく順位を上げ6位入賞を果たした。
2015-2016シーズン、中国杯で8位。エリック・ボンパール杯はビザの発行が間に合わず欠場を発表した[1]。四大陸選手権は足の舟状骨に問題を抱えており、痛みがあるため欠場をする[2]。
人物
ロシア人にしては珍しい姓は、中国の姓「戈」に由来する。中国語・ロシア語・英語に堪能。ジー自身のコーチ、振付師も両親である[3]。
音楽に対して強いこだわりを見せており、「フィギュアスケートが将来的に面白くなるように」との思いを込めて、減点対象となる歌詞入りの曲をプログラムの中であえて使用していた[4]。減点されるかはジャッジの多数決で判定されるが、2012-2013シーズンならびに2013-2014シーズンのほとんどの試合で減点を受けている。
ミーシャ自身も振付師として、自らのプログラムの他にもエフゲニア・メドベージェワ、高橋大輔、グレイシー・ゴールドなどのシングルスケーターやペア、ローラースケートの選手のプログラムを手がけている[5]。
主な戦績
大会/年 | 2010-11 | 2011-12 | 2012-13 | 2013-14 | 2014-15 | 2015-16 | 2016-17 | 2017-18 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
冬季オリンピック | 17 | 17 | ||||||
世界選手権 | 30 | 19 | 16 | 27 | 6 | 15 | 12 | 9 |
四大陸選手権 | 12 | 9 | 11 | 13 | 8 | 7 | 6 | |
ウズベキスタン選手権 | 1 | 1 | 1 | |||||
GPフランス杯 | 7 | 3 | ||||||
GPスケートカナダ | 6 | |||||||
GP中国杯 | 5 | 8 | ||||||
GPロステレコム杯 | 8 | 4 | 4 | |||||
CSオータムクラシック | 2 | 4 | ||||||
CSデンスタ杯 | 1 | 1 | 1 | |||||
CSフィンランディア杯 | 6 | 4 | ||||||
アジアフィギュア杯 | 2 | 2 | ||||||
NRW杯 | 5 | |||||||
ワルシャワ杯 | 2 | |||||||
アイスチャレンジ | 2 | 4 | ||||||
イスタンブール杯 | 2 | |||||||
ニース杯 | 8 | |||||||
冬季アジア大会 | 6 | 6 |
詳細
2017-2018 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2018年3月19日 - 25日 | 2018年世界フィギュアスケート選手権(ミラノ) | 8 86.01 |
9 163.56 |
9 249.57 |
2018年2月9日 - 25日 | 平昌オリンピック(江陵) | 14 83.90 |
17 161.04 |
14 244.94 |
2018年1月22日 - 27日 | 2018年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 8 82.27 |
7 166.69 |
6 248.96 |
2017年11月17日 - 19日 | ISUグランプリシリーズフランス杯(グルノーブル) | 6 85.41 |
3 172.93 |
3 258.34 |
2017年10月20日 - 22日 | ISUグランプリシリーズロステレコム杯(モスクワ) | 5 85.02 |
4 170.31 |
4 255.33 |
2017年9月20日 - 23日 | ISUチャレンジャーシリーズオータムクラシック(ピエールフォン) | 5 83.64 |
2 162.55 |
4 246.19 |
2016-2017 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2017年3月27日 - 4月2日 | 2017年世界フィギュアスケート選手権(ヘルシンキ) | 16 79.91 |
10 163.54 |
12 243.45 |
2017年2月14日 - 19日 | 2017年四大陸フィギュアスケート選手権(江陵) | 8 81.85 |
8 157.56 |
7 239.41 |
2016年11月11日 - 13日 | ISUグランプリシリーズ フランス杯(パリ) | 8 72.49 |
6 156.57 |
7 229.06 |
2016年10月27日 - 30日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ミシサガ) | 7 72.30 |
5 153.77 |
6 226.07 |
2016年9月29日 - 10月1日 | ISUチャレンジャーシリーズ オータムクラシック(ピエールフォン) | 2 79.52 |
3 151.03 |
2 230.55 |
2015-2016 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2016年3月26日 - 4月3日 | 2016年世界フィギュアスケート選手権(ボストン) | 15 77.43 |
14 146.10 |
15 223.53 |
2015年11月6日 - 8日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(北京) | 9 69.13 |
6 148.04 |
8 217.17 |
2015年10月20日 - 25日 | ISUチャレンジャーシリーズ デンコヴァ・スタビスキー杯(ソフィア) | 2 65.65 |
1 144.49 |
1 210.14 |
2014-2015 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2015年3月23日 - 29日 | 2015年世界フィギュアスケート選手権(上海) | 8 78.52 |
7 156.37 |
6 234.89 |
2015年2月9日 - 15日 | 2015年四大陸フィギュアスケート選手権(ソウル) | 7 82.25 |
9 143.95 |
8 226.20 |
2014年11月14日 - 16日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 5 79.69 |
5 158.36 |
4 238.05 |
2014年11月7日 - 9日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(上海) | 7 69.46 |
3 149.82 |
5 219.28 |
2014年10月9日 - 12日 | ISUチャレンジャーシリーズ フィンランディア杯(エスポー) | 4 64.96 |
4 138.55 |
4 203.51 |
2013-2014 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2014年3月24日 - 30日 | 2014年世界フィギュアスケート選手権(さいたま) | 27 60.34 |
- | 27 |
2014年2月6日 - 22日 | ソチオリンピック(ソチ) | 18 68.07 |
17 135.19 |
17 203.26 |
2014年1月20日 - 25日 | 2014年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | 12 65.26 |
14 123.15 |
13 188.41 |
2013年11月28日 - 12月1日 | 2013年デンコヴァ・スタビスキー杯(ソフィア) | 1 66.80 |
1 132.40 |
1 199.20 |
2013年11月22日 - 24日 | ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯(モスクワ) | 8 63.23 |
8 127.05 |
8 190.28 |
2013年8月8日 - 11日 | 2013年アジアフィギュア杯(バンコク) | 2 69.61 |
2 134.02 |
2 203.63 |
2012-2013 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|
2013年3月10日 - 17日 | 2013年世界フィギュアスケート選手権(ロンドン) | 15 68.45 |
16 139.05 |
16 207.50 |
2013年2月6日 - 11日 | 2013年四大陸フィギュアスケート選手権(大阪) | 12 70.26 |
10 131.45 |
11 201.71 |
2012年12月13日 - 16日 | 2012年デンコヴァ・スタビスキー杯(ブルガリア) | 1 69.93 |
1 135.24 |
1 205.17 |
2012年12月4日 - 9日 | 2012年NRW杯(ドルトムント) | 6 65.01 |
2 145.65 |
5 210.66 |
2012年11月15日 - 18日 | 2012年ワルシャワ杯(ワルシャワ) | 3 61.70 |
2 133.33 |
2 195.03 |
2012年11月5日 - 10日 | 2012年アイスチャレンジ(グラーツ) | 5 61.67 |
4 125.04 |
4 186.71 |
2012年10月4日 - 7日 | 2012年フィンランディア杯(エスポー) | 6 61.32 |
6 126.60 |
6 187.92 |
2011-2012 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | 予選 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
2012年3月26日-4月1日 | 2012年世界フィギュアスケート選手権(ニース) | 4 124.41 |
19 65.29 |
23 121.12 |
19 186.41 |
2012年2月9日-12日 | 2012年四大陸フィギュアスケート選手権(コロラドスプリングス) | - | 11 64.49 |
8 132.04 |
9 196.53 |
2011年12月13日-18日 | 2011年イスタンブール杯(イスタンブール) | - | 3 63.35 |
2 139.49 |
2 202.84 |
2011年11月1日-6日 | 2011年アイスチャレンジ(グラーツ) | - | 2 58.88 |
2 65.09 |
2 199.12 |
2011年10月26日-30日 | 2011年ニース杯(ニース) | - | 8 57.33 |
6 120.45 |
8 177.78 |
2011年8月22日-26日 | アジアフィギュア杯(東莞) | - | 1 63.63 |
4 105.59 |
2 169.22 |
2010-2011 シーズン | |||||
開催日 | 大会名 | 予選 | SP | FS | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
2011年4月24日-5月1日 | 2011年世界フィギュアスケート選手権(モスクワ) | 11 109.39 |
30 49.61 |
- | 30 |
2011年2月15日-20日 | 2011年四大陸フィギュアスケート選手権(台北) | - | 13 58.60 |
12 123.46 |
12 182.06 |
2011年1月30日-2月6日 | 第7回アジア冬季競技大会(アスタナ) | - | 9 53.97 |
5 123.39 |
6 177.36 |
プログラム使用曲
シーズン | SP | FS | EX |
---|---|---|---|
2017-2018 | アヴェ・マリア
演奏:川井郁子 |
タイスの瞑想曲 作曲:ジュール・マスネ 振付:ミーシャ・ジー |
愛はまごころ
曲:ジーマ・ビラーン |
Crazy in Love
曲:ビヨンセ | |||
Not in That Way
曲:サム・スミス | |||
Mic Drop(Steve Aoki remix)
曲:BTS | |||
2016-2017 | 黒くぬれ! 曲:ローリング・ストーンズ 振付:ミーシャ・ジー 愛の夢第3番 作曲:フランツ・リスト 演奏:ラン・ラン |
バレエ『くるみ割り人形』より 作曲:ピョートル・チャイコフスキー 振付:ミーシャ・ジー |
Great Balls of Fire 曲:ジェリー・リー・ルイス Juicy Wiggle 曲:レッドフー Baby 曲:ジャスティン・ビーバー feat. リュダクリス Let Me Love You 曲:DJ Snake feat. ジャスティン・ビーバー |
2015-2016 | 歌劇『道化師』より 作曲:ルッジェーロ・レオンカヴァッロ ボーカル:ルチアーノ・パヴァロッティ 振付:ミーシャ・ジー ピアノ協奏曲第2番 作曲:セルゲイ・ラフマニノフ 振付:ミーシャ・ジー |
夜想曲第19番 作曲:フレデリック・ショパン 振付:ミーシャ・ジー |
Get Low 曲:ディロン・フランシス、DJ Snake |
2014-2015 | カッチーニのアヴェ・マリア 作曲:ウラディーミル・ヴァヴィロフ 振付:ミーシャ・ジー |
映画『シェルブールの雨傘』サウンドトラックより 作曲:ミシェル・ルグラン 振付:ミーシャ・ジー |
Bend Ova Let's Get F*cked Up 曲:リル・ジョン Good Boy by GD X TAEYANG Let's Get F*cked Up 曲:リル・ジョン Uptown Funk 曲:マーク・ロンソン feat. ブルーノ・マーズ |
2013-2014 | アルビノーニのアダージョ 作曲:レモ・ジャゾット I Still Got Blues, Still Got Rock 作曲:ゲイリー・ムーア |
パガニーニの主題による狂詩曲 作曲:セルゲイ・ラフマニノフ テーマ:ワールド・ダンス・コレクション Neo Tango 演奏:ゴタン・プロジェクト ある恋の物語 作曲:カルロス・エレータ・アルマラン Libella Swing 作曲:パロヴ・ステラー Tutti Frutti 作曲:リトル・リチャード |
WARRIOR 曲:B.A.P Crooked 曲:G-DRAGON ジェントルマン 曲:PSY |
2012-2013 | ナイア 映画『ミッション:インポッシブル2』サウンドトラックより 作曲:ハンス・ジマー フラメンコ 作曲:トーマス・エスペンサー |
チャーリー・チャップリン セレクション チャーリー・チャップリン リミックス |
江南スタイル 曲:PSY |
2011-2012 | 白鳥 作曲:カミーユ・サン=サーンス |
War and Love by Invincible |
|
2010-2011 | Capone 作曲:ローナン・ハーディマン |
Requiem for a Tower 作曲:クリント・マンセル |
Girls on the Dance Floor 曲:ファーイースト・ムーヴメントft.ステレオタイプス |
脚注
- ^ TwitLongerの10月8日の投稿
- ^ TwitLongerの1月27日の投稿
- ^ Absolute Skating:Misha Ge - skating with a passion April 15, 2012
- ^ 'Earth citizen' Ge wishes to change figure skating
- ^ “Works” (英語). Official Page of Misha Ge. 2019年12月31日閲覧。
外部リンク
- 国際スケート連盟によるミーシャ・ジーのバイオグラフィー
- ミーシャ・ジー - Olympedia
- ミーシャ・ジー公式サイト
- ミーシャ・ジー (@mishageofficial) - X(旧Twitter)
- ミーシャ・ジー (@mishage8) - Instagram