「アドビ」の版間の差分
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2020年11月24日 (火) 11:38時点における版
アドビシステムズの本社 | |
種類 | 公開会社 |
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市場情報 | |
略称 | Adobe(アドビ) |
本社所在地 |
アメリカ合衆国 95110 カリフォルニア州サンノゼパークアベニュー345 |
設立 | 1982年 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | デザイン、イメージングおよびパブリッシング用ソフトウェアの提供 |
代表者 | シャンタヌ・ナラヤン(取締役社長兼最高経営責任者) |
資本金 | 6万1千ドル |
売上高 | 13億640万ドル(2015年11月期) |
営業利益 | 2億9043万ドル(2015年11月期) |
純利益 | 2億2271万ドル(2015年11月期) |
純資産 |
70億0158万ドル (2015年11月27日現在) |
総資産 |
117億2647万ドル (2015年11月27日現在) |
従業員数 | 6,794人(2007年11月30日現在) |
決算期 | 11月30日に最も近い金曜日 |
主要株主 |
アクサ・フィナンシャルインクおよび一定の関連法人 5.88% プライムキャップ・マネジメント・カンパニー 5.92% (2008年2月11日現在) |
外部リンク |
www |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒141-0032 東京都品川区大崎一丁目11番2号 ゲートシティ大崎イーストタワー |
設立 | 1992年 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 7010701011841 |
事業内容 | ソフトウェアおよび関連サービスの提供 |
代表者 | 代表取締役社長 ジェイムズ マイケル マクリディ[1] |
資本金 | 1億80百万円(2017年11月30日現在)[1] |
純利益 | ▲27億2900万円(2019年11月30日時点)[2] |
総資産 | 68億9700万円(2019年11月30日時点)[2] |
従業員数 | 約400人 |
決算期 | 11月30日 |
外部リンク |
www |
特記事項:2020年6月18日に、アドビシステムズから社名変更。 |
アドビ(Adobe Inc.)は、ジョン・ワーノックとチャールズ・ゲシキによって1982年12月に設立された、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼ市に本社を置くコンピュータ・ソフトウェア会社である。1982年12月から2018年10月3日まではAdobe Systems Incorporatedという社名であった。会長、社長兼CEOはシャンタヌ・ナラヤン(2007年~)。
日本法人であるアドビ株式会社(2020年6月18日にアドビシステムズ株式会社から社名変更[3])は、東京都品川区大崎に所在。
歴史
パロアルト研究所にいたチャールズ・ゲシキとジョン・ワーノックは、ページ記述言語・インタープレスの研究開発を行っていたが、ゼロックスはこれをビジネスには利用しようとしなかったため、独立を決意し、1982年にAdobe Systemsを設立した。社名は、当時ロスアルトスにあったワーノックの自宅の裏を流れる22.9 kmの小川Adobe Creekの名前からとったとされている。
当初はページ記述言語をもとに、DTPシステム自体を事業の核にしようと考えていた。アップルコンピュータでは新しくレーザープリンターを開発していたが、高精度な印刷ができないことに悩んでいたスティーブ・ジョブズがこのようなページ記述言語の存在を知り、アップルのレーザープリンターに供給することを依頼した。この結果、アドビはハードウェアメーカーではなく、プリンターメーカーにページ記述言語を供給するソフトウェアメーカーとなった。
1985年にPostScriptを発表。この頃の売り上げの大半はアップルからのライセンス使用料であった。しばらくはPostScriptのライセンス供与がビジネスの柱であったが、1987年にIllustratorを発表して、アプリケーションプログラムの販売に参入する。
1989年にはPhotoshopを発売。このころまで、アドビのビジネスは「紙に印刷すること」を目指していたが、動画編集ソフトウェアのPremiereの開発・発売、さらにAcrobat・PDFを開発することで、ビジネスの方向をディジタルデータのオーサリングに向けることになる。
1994年、アルダスを買収。After Effects、Persuasion、PageMakerと後のInDesignの元となる技術と開発者を手に入れる。
設立以来、アップル(macOS、iOSではOSレベルでOpenTypeやPDFを採用)、スティーブ・ジョブズ(NeXTでは全面的にPostScriptを採用)との関係が深いが、Windows 95が発売されて以降、OpenTypeの設計・策定などを含めマイクロソフトとの関係も深くなっている。
2005年4月19日、競合会社であり訴訟合戦を繰り広げていた[4][5][6]マクロメディア社を買収[7]、12月3日に買収を完了した。
2007年、CEOにシャンタヌ・ナラヤンが就任。
2009年10月にアクセス解析関連のマーケティングサービス会社であるオムニチュア(Omniture)社のすべての発行済み株式を普通株1株当たり現金21.50ドル支払うことにより取得する株式公開買付を実施、株式の希薄化後純資産約18億ドル相当の取引にて10月23日に買収を完了した。
2012年、月額課金制のAdobe Creative Cloudを発表。同時にパッケージソフトAdobe Creative Suiteの販売を中止すると発表(翌2013年に完全移行)。同年、Adobe Marketing Cloudの提供を開始した(2017年にAdobe Experience Cloudに変更)。
2016年、AI・機械学習のテクノロジーであるAdobe Senseiを発表。
2018年、電子商取引プラットフォームであるMagentoを買収[8]し、Adobe Experience Cloudのラインナップに統合する。
製品
脚注
- ^ a b 第26期決算公告、2018年(平成30年)5月31日付「官報」(号外第116号)103頁。
- ^ a b アドビシステムズ株式会社 第28期決算公告
- ^ アドビ システムズ 株式会社、「アドビ株式会社」へ社名変更 - アドビ 2020年6月18日
- ^ 米アドビに対する特許侵害訴訟で米マクロメディアに軍配 2002/05/13 ITpro 日経コンピュータ
- ^ Adobe と Macromedia、泥沼の訴訟合戦に終止符
- ^ AdobeとMacromedia、特許訴訟で和解
- ^ アドビ システムズ社がマクロメディア社を買収 for immediate release - About Adobe
- ^ アドビ、Magento Commerceを買収 2018/05/22
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 公式ウェブサイト
- Adobe (AdobeJapan) - Facebook
- アドビ (@AdobeJapan) - X(旧Twitter)
- AdobeCreativeStation - YouTubeチャンネル
- 図書館にあるアドビに関係する蔵書一覧 - WorldCatカタログ