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== 来歴 ==
== 来歴 ==

2020年11月1日 (日) 11:24時点における版

近藤 和也
こんどう かずや
生年月日 (1973-12-12) 1973年12月12日(50歳)
出生地 日本の旗 石川県鹿島郡中能登町
出身校 京都大学経済学部
前職 野村證券従業員
所属政党民主党→)
民進党→)
希望の党→)
旧国民民主党→)
立憲民主党
親族 兄・岡野定隆志(石川県議会議員)[1]
公式サイト 近藤和也オフィシャルサイト

選挙区石川3区→)
比例北陸信越ブロック
当選回数 2回
在任期間 2009年8月30日 - 2012年11月16日
2017年10月23日 - 現職
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近藤 和也(こんどう かずや、1973年12月12日 - )は、日本政治家立憲民主党所属の衆議院議員(2期)。

来歴

石川県鹿島郡中能登町出身。石川県立七尾高等学校京都大学経済学部卒業。

民主党

野村證券勤務時に民主党候補者公募に合格。2007年に退社。2009年8月30日第45回衆議院議員総選挙石川3区から民主党公認で初出馬し、自由民主党前職の北村茂男を破って初当選した[2]

石川3区は奥田敬和系の新進石川の勢力も及ばない自民王国[3]と言われていたが、全国的な自民党への逆風に加えて、引退を表明した前自民党代議士瓦力の「後継者はいない」発言をはじめとした自民候補の北村に対する一部の自民党支持者の離反に乗じ、小選挙区で勝利を収めた。これにより石川3区は中選挙区時代も含め、55年体制以降の半世紀以上にわたる自民党独占が崩れた。

現職時代は、当選1期の網屋信介今井雅人らとともに、金融ボーイズを自称して名乗り活動[4]。予算委員会[5]、財政金融委員会[6]、農林水産委員会[7]を主な所属とし、党務としては代表選挙で支援した菅直人の下、政調会長補佐や事業仕訳人に抜擢された[8]

2010年9月の民主党代表選では投票直前まで明言を避けたものの、前回代表選に引き続き菅に投票した[9]

2012年12月16日第46回衆議院議員総選挙に石川3区から民主党公認で出馬したが、前回より4万票近く得票を減らし、自民の北村に敗れ比例復活もならず落選した。

2013年3月30日、一川保夫参議院議員は前年の衆院選惨敗の責任をとり、民主党石川県連代表を辞任。同日、一川の後任として県連代表に就任した[10][11]

2014年12月14日第47回衆議院議員総選挙に石川3区から再び民主党公認で出馬。選挙区で再び落選し、惜敗率90%超まで迫ったものの比例復活も叶わなかった[12]

2回連続で落選したことで、「選挙に弱い人間が組織を引っ張れるのかという思いがある」と述べ民主党県連代表の辞意を表明した[13][14]が、最終的に周囲の反対に押し切られ留任。2016年の第24回参議院議員通常選挙では県連代表として石川県選挙区において民共共闘を進めたが[15][16]野党統一候補は落選した[17]

民進党・希望の党

民主党から民進党へ移行し、2017年第48回衆議院議員総選挙に民進党の希望の党合流方針に従って希望の党公認で出馬。小選挙区では、自民党の新人で瓦の元秘書である西田昭二に約2000票差で敗れたが、惜敗率97パーセントで比例での復活当選を果たした[18]

国民民主党・新立憲民主党

2018年5月7日、民進党と希望の党の合流により結党された国民民主党に参加[19]、国民民主党の会計監査に就任した[20]

2020年8月19日、国民民主党は両院議員総会を開き、立憲民主党と合流し新党を結成する案を賛成多数で可決[21]。近藤は、自身の合流不参加と「分党」を表明した玉木雄一郎代表に対し「リーダーの責任は重い。玉木氏には新党に参加してほしい」と翻意を促すが[22]、玉木の決意はかたかった。8月22日、国民民主党石川県連の常任幹事会が開かれ、近藤は合流新党に参加する方針を明らかにした[23]

政策

選択的夫婦別姓制度導入について、「どちらとも言えない」としている他、2014年の衆院選で31問中23問で政策回答を明確に答えず曖昧にしている[24]。また、2017年の総選挙でも安全保障に関する政策回答は軒並み「無回答」としている[25]

エピソード

大学時代から「麻雀帝王」と呼ばれるほどの腕前[26]

当選直後のブログ上で親族以外の葬儀に参列せず、弔電等も一切出さないことを公表し、支持者から「顔が見えない」と批判される[27][28]

2009年11月、陳情に来た奥能登地域の首長に対して「鎧を脱いでもらいたい」と各自治体での自民党支部の支部長職や役職の辞職を迫ったものの、逆に支援を受けた「身内」である労組出身の首長や議員の反発を買った[29][27][30]

県連代表として臨んだ2016年の参院選で、野党共闘の新人候補の宗教活動に関して批判的な報道がされたとき、県連として文書回答を拒否した[31][32]

脚注

  1. ^ 近藤和也オフィシャルサイト » Blog Archive » 兄の決断
  2. ^ “1区奥田、2区森、3区近藤氏 衆院選・石川県内3選挙区”. 北國新聞. (2009年8月31日). http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20090831401.htm 2009年8月31日閲覧。 
  3. ^ 石川県衆院選挙区情勢
  4. ^ 「金融ボーイズが菅首相と面談」 - fxblog
  5. ^ 第180回国会 予算委員会 第15号
  6. ^ 第173回国会 財務金融委員会 第3号
  7. ^ 第176回国会 農林水産委員会 第2号
  8. ^ 民主党政策調査会 役員一覧(〜20110125)
  9. ^ 近藤和也ホームページ2010/09/14
  10. ^ 活動紹介:民主党石川県総支部連合会第14回定期大会が開催される。 | 電機連合 石川地方協議会
  11. ^ 民主党石川県総支部連合会 政治資金収支報告書(平成25年分定期公表)” (PDF). 政治資金センター. 2019年12月5日閲覧。
  12. ^ 総務省・石川県市区町村別得票数
  13. ^ 〔3区〕近藤さん「出直す」 県連代表辞任を明言. 北國新聞.(2014年12月15日)
  14. ^ 2014年12月16日、毎日新聞。
  15. ^ “3野党「市民と共闘」 柴田氏推薦 一本化で会見”. 北陸中日新聞. (2016年4月13日). http://www.chunichi.co.jp/article/senkyo/kokusei201607/ish/CK2016041302000274.html 
  16. ^ 日本共産党石川県委員会
  17. ^ “参院選:岡田直樹氏が当確 柴田未来氏ら破る 石川”. ニュースサイト「毎日新聞」. (2016年7月10日). http://mainichi.jp/senkyo/articles/20160711/k00/00m/010/059000c 2016年10月21日閲覧。 
  18. ^ 希望の党 第1次公認名簿”. 毎日新聞通. 2017年10月4日閲覧。
  19. ^ “国民民主党、結党大会を開催”. Qnewニュース. (2018年5月7日). https://qnew-news.net/news/2018-5/2018050702.html 2018年5月23日閲覧。 
  20. ^ “国民民主党設立大会 綱領・規約・人事等を決定”. 国民民主党. (2018年5月7日). https://www.dpfp.or.jp/2018/05/07/国民民主党設立大会%e3%80%80綱領・規約・人事等を決定/ 2018年5月24日閲覧。 
  21. ^ “国民民主、立民との合流決定 過半議員が合流新党へ”. 日本経済新聞. (2020年8月19日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62813200Z10C20A8PP8000/ 2020年9月12日閲覧。 
  22. ^ “国民議員総会 合流決議も異論噴出 玉木氏に翻意要求も”. 産経新聞. (2020年8月20日). https://www.sankei.com/politics/news/200820/plt2008200034-n1.html 2020年9月14日閲覧。 
  23. ^ “国民民主、石川県連が新党参加を協議”. MRO北陸放送. (2020年8月22日). https://news.livedoor.com/article/detail/18775235/ 2020年9月14日閲覧。 
  24. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査
  25. ^ “第48回衆院選 希望 石川3区 近藤和也”. 毎日新聞. (2010年7月14日). https://mainichi.jp/senkyo/48shu/meikan/?mid=A17003002002 2017年10月22日閲覧。 
  26. ^ 京大Chanta!(チャンタ)コミュの近藤和也氏、晴れて衆議院議員に当選!
  27. ^ a b “自民牙城「改革」空回り”. 読売新聞. (2010年7月14日). http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/feature/kanazawa1276876855592_02/news/20100714-OYT8T00087.htm 2010年7月14日閲覧。 アーカイブ
  28. ^ 近藤和也ホームページ2009/09/10
  29. ^ “近藤議員の“鎧”発言 『首長ら憤慨』と輪島市議”. 北陸中日新聞. (2009年11月30日). http://www.47news.jp/CI/200911/CI-20091130-00266.html 2009年11月30日閲覧。 アーカイブ
  30. ^ 近藤和也ホームページ2009/11/04
  31. ^ “【参院選】民主・社民推薦の候補はカルト宗教の幹部信者だった=石川選挙区”. やや日刊カルト新聞. (2016年2月25日). http://dailycult.blogspot.jp/2016/02/blog-post_25.html 2016年2月25日閲覧。 
  32. ^ “野党共闘に冷や水 民主・社民推薦候補に“新興宗教”幹部疑惑”. 日刊ゲンダイ. (2016年2月25日). https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/175960 2016年2月25日閲覧。 

外部リンク