「2017年市川市長選挙」の版間の差分
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第1回選挙立候補者のうち、高橋亮平・小泉文人両名は立候補をとりやめ、高橋は坂下茂樹の、小泉は田中甲の支援に回った<ref>{{cite news|url=http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/list/201804/CK2018040702000165.html|title=市川市長選再選挙 元市議・高橋さんも不出馬表明|newspaper=東京新聞|date=2018-04-07|accessdate=2018-04-17}}</ref>。また、村越祐民は新たに[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]の推薦を取り付けた一方、前回坂下を推薦した自由民主党は同党市川市支部内の意向がまとまらず、今回は推薦を見送った<ref name="tokyo180415"/>。 |
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=== 選挙結果 === |
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2020年11月1日 (日) 10:43時点における版
2017年市川市長選挙（2017ねんいちかわしちょうせんきょ）は、日本の地方自治体である市川市の執行機関である市川市長を選出するために行われた選挙である。2017年11月19日に公示され、11月26日に投票が行われたが、法定得票に達する候補者がなく再選挙が決定した[1]。
再選挙は、一旦2018年1月14日投票の日程とする方針が決められたものの、第1回選挙と同日投票だった市川市議会議員補欠選挙の立候補者から異議申し立てがあり、日程は白紙となった[2]。その後、選挙管理委員会が申し立てを棄却し、2018年4月15日告示、4月22日投票で行われた[3][4]。
2017年11月選挙（第1回選挙）
2期を務めた現職市長の大久保博が2017年8月29日に同年12月24日の任期満了をもっての引退を表明したのを受け、5名が立候補した[5][6]。
選挙日程など
- 選挙事由：任期満了
- 告示日：2017年11月19日
- 投票日：2017年11月26日
立候補者
| 立候補者名 | 年齢 | 党派 | 新旧 | 推薦・支持党派 | 肩書き |
|---|---|---|---|---|---|
| 村越祐民 | 43 | 無所属 | 新人 | 民進・共産・自由・社民・ネット千葉推薦 | 元衆議院議員、元外務大臣政務官 |
| 高橋亮平 | 41 | 無所属 | 新人 | 元中央大学商学部元特任准教授、元市川市議会議員 | |
| 小泉文人 | 44 | 無所属 | 新人 | 元千葉県議会議員、前市川市議会議員 | |
| 坂下茂樹 | 43 | 無所属 | 新人 | 自民推薦 | 元市川市議会議員、前千葉県議会議員 |
| 田中甲 | 60 | 無所属 | 新人 | 元衆議院議員、元千葉県議会議員、元市川市議会議員 |
選挙結果
選挙の結果、村越祐民が2万8000票余りの得票で1位になったが、当選に必要な法定得票（有効投票の25%）に達しなかったため、再選挙が行われることになった[1][8]。投票率は30.76%[9]。
※当日有権者数：393,815人 最終投票率：30.76%（前回比：＋9.05ポイント）
| 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 村越祐民 | 43 | 無所属 | 新 | 28,109票 | 23.61％ | （推薦）民進党・日本共産党・自由党・社民党・市民ネットワーク千葉県 |
| 坂下茂樹 | 43 | 無所属 | 新 | 27,725票 | 23.28％ | （推薦）自由民主党 |
| 田中甲 | 60 | 無所属 | 新 | 26,128票 | 21.94％ | |
| 高橋亮平 | 41 | 無所属 | 新 | 20,338票 | 17.08％ | |
| 小泉文人 | 44 | 無所属 | 新 | 16,778票 | 14.09％ |
2018年4月選挙（再選挙）
選挙日程
- 告示日：2018年4月15日
- 投票日：2018年4月22日
立候補者
| 立候補者名 | 年齢 | 党派 | 新旧 | 推薦・支持党派 | 肩書き |
|---|---|---|---|---|---|
| 坂下茂樹 | 43 | 無所属 | 新人 | 元市川市議会議員、前千葉県議会議員 | |
| 村越祐民 | 43 | 無所属 | 新人 | 立民・民進・共産・自由・社民 | 元衆議院議員、元外務大臣政務官 |
| 田中甲 | 60 | 無所属 | 新人 | 元衆議院議員、元千葉県議会議員、元市川市議会議員 |
第1回選挙立候補者のうち、高橋亮平・小泉文人両名は立候補をとりやめ、高橋は坂下茂樹の、小泉は田中甲の支援に回った[12]。また、村越祐民は新たに立憲民主党の推薦を取り付けた一方、前回坂下を推薦した自由民主党は同党市川市支部内の意向がまとまらず、今回は推薦を見送った[11]。
選挙結果
前回得票を合計すれば坂下・田中が有利との見方が大きかったが[13]、選挙期間中、立憲民主党の枝野幸男代表、日本共産党の小池晃書記局長らの応援を受け、他の保守系2候補との違いを打ち出した村越が初当選を果たした。坂下は公明党市議団の支持も受けたが、伸び悩んだ[14]。
※当日有権者数：391,001人 最終投票率：33.97%（前回比：＋3.21pts）
| 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 村越祐民 | 43 | 無所属 | 新 | 46,143票 | 35.24% | （推薦）立憲民主党・民進党・日本共産党・自由党・社民党 |
| 田中甲 | 60 | 無所属 | 新 | 42,931票 | 32.78% | |
| 坂下茂樹 | 43 | 無所属 | 新 | 41,880票 | 31.98% |
脚注
- ^ a b “市川市長選挙の再選挙の実施について”. 市川市 (2017年11月27日). 2017年11月27日閲覧。
- ^ “市長不在いつまで？５人法定得票未達で選挙３回目も”. 日刊スポーツ. (2017年12月4日) 2017年12月5日閲覧。
- ^ “千葉・市川市長選 再選挙は４月２２日の見通し 異議申し出を棄却”. 産経新聞. (2018年2月21日) 2018年2月22日閲覧。
- ^ “市川市長選挙の再選挙の日程について”. 市川市選挙管理委員会. (2018年2月22日) 2018年2月22日閲覧。
- ^ “大久保・市川市長 ３選不出馬を表明”. 東京新聞. (2017年8月30日)
- ^ a b “平成29年11月26日執行 市川市長選挙 立候補届出状況” (PDF). 市川市 (2017年11月22日). 2017年11月27日閲覧。
- ^ “市川市長選、再選挙に ５候補、法定得票数達せず”. 千葉日報. (2017年11月27日) 2018年4月16日閲覧。
- ^ “市川市長選挙・市川市議会議員補欠選挙開票結果”. 市川市 (2017年11月27日). 2017年11月27日閲覧。
- ^ “市川市長選挙・市川市議会議員補欠選挙投票結果”. 市川市 (2017年11月27日). 2017年11月29日閲覧。
- ^ “平成30年4月22日執行 市川市長選挙 立候補届出状況” (PDF). 市川市 (2018年4月15日). 2018年4月16日閲覧。
- ^ a b “市川市長選 再選挙告示 「三つどもえ」舌戦始まる”. 東京新聞. (2018年4月15日) 2018年4月16日閲覧。
- ^ “市川市長選再選挙 元市議・高橋さんも不出馬表明”. 東京新聞. (2018年4月7日) 2018年4月17日閲覧。
- ^ “市川市長選 ４カ月不在 再選挙で「ようやく決まる？」”. 毎日新聞. (2018年4月19日) 2018年4月19日閲覧。
- ^ “【千葉】市川市長選再選挙 村越さん初当選 保守分裂 有利に”. 東京新聞. (2018年4月23日) 2018年4月25日閲覧。
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