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2020年11月1日 (日) 09:52時点における版
革新都政をつくる会 | |
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成立年月日 | 2010年4月19日 |
政治的思想・立場 | 革新 |
革新都政をつくる会(かくしんとせいをつくるかい)は、東京都を拠点とする、日本の政治団体(地域政党)。1982年結成。旧称「革新都政再建をめざす各界連絡会」、「ふたたび革新都政をめざす会」。「首都東京に革新都政を再建するための運動を行う」を掲げ、東京都知事選挙で革新候補を諸団体・個人と共同で推す共闘会議。現在、同会に参加している政党は日本共産党のみである。
沿革
1967年東京都知事選挙に際し学者や文化人、市民団体により「明るい革新都政をつくる会」が結成され、日本社会党・日本共産党が推薦する東京教育大学教授で経済学者の美濃部亮吉を擁立。東京都史上初めて革新都政が誕生し、美濃部都政の誕生をきっかけにその歴史をスタートさせた。美濃部が高齢を理由に引退を表明したため、1979年東京都知事選挙で社会・共産2党は後継に総評議長の太田薫を擁立したが、太田は元東京都副知事(当時の知事は東龍太郎)の鈴木俊一に敗れ、都知事の座は保守陣営が奪還した。1982年、再びの革新都政への転換を望む市民団体により、「明るい革新都政をつくる会」の歴史や伝統を継承した「革新都政再建をめざす各界連絡会」が結成された。さらに1987年に「ふたたび革新都政をめざす会」に改められた後、1998年11月、「革新都政をつくる会」に改称した。
現在56団体が加盟し、東京都豊島区南大塚の東京労働会館内に事務所を構えている[1]。
歴代の推薦候補者
都知事選挙 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 推薦・支持党派 | 得票数 | 得票率 | 順位(当落) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1967(昭和42)年 | 美濃部亮吉 | 63 | 無所属 | 新 | 社会党・共産党 | 2,200,389票 | % | 1位(当選) |
1971(昭和46)年 | 美濃部亮吉 | 67 | 無所属 | 現 | 社会党・共産党 | 3,615,299票 | % | 1位(当選) |
1975(昭和50)年 | 美濃部亮吉 | 71 | 無所属 | 現 | 社会党・共産党・公明党 | 2,688,566票 | % | 1位(当選) |
1979(昭和54)年 | 太田薫 | 67 | 無所属 | 新 | 社会党・共産党 | 1,541,594票 | % | 2位(落選) |
1983(昭和58)年 | 松岡英夫 | 70 | 無所属 | 新 | 社会党・共産党 | 1,482,169票 | % | 2位(落選) |
1987(昭和62)年 | 畑田重夫 | 63 | 無所属 | 新 | 共産党 | 698,919票 | % | 3位(落選) |
1991(平成3)年 | 畑田重夫 | 67 | 無所属 | 新 | 共産党 | 421,775票 | % | 3位(落選) |
1995(平成7)年 | 黒木三郎 | 73 | 無所属 | 新 | 共産党 | 284,387票 | % | 5位(落選) |
1999(平成11)年 | 三上満 | 67 | 無所属 | 新 | 共産党 | 661,881票 | 12.11% | 5位(落選) |
2003(平成15)年 | (なし)[2] | |||||||
2007(平成19)年 | 吉田万三 | 59 | 無所属 | 新 | 共産党 | 629,549票 | 11.43% | 3位(落選) |
2011(平成23)年 | 小池晃 | 50 | 無所属 | 新 | 共産党 | 623,913票 | 4位(落選) | |
2012(平成24)年 | (なし)[3] | |||||||
2014(平成26)年 | 宇都宮健児[4][5][6] | 67 | 無所属 | 新 | 共産党・社民党・新社会党・緑の党 | 982,594票 | 20.18% | 2位(落選) |
2016(平成28)年 | 鳥越俊太郎[7][8] | 76 | 無所属 | 新 | 共産党・社民党・新社会党・緑の党・民進党・生活の党・生活者ネット | 1,346,103票 | 20.56% | 3位(落選) |
2020(令和2)年 | 宇都宮健児[9][6] | 73 | 無所属 | 新 | 共産党・社民党・新社会党・緑の党・立憲民主党 | 844,151票 | 13.76% | 2位(落選) |
脚注
- ^ 革新都政をつくる会 加盟団体(五十音順)
- ^ 本選挙では「つくる会」構成団体の一員である日本共産党が若林義春を党公認候補として擁立した(落選)。
- ^ 2012年東京都知事選挙では、「政策が一致している」などとして宇都宮健児を支持することを決め、独自候補擁立は見送った。--「脱原発・護憲…宇都宮氏、知事選出馬を正式表明」読売新聞2012年11月9日
- ^ 革新都政をつくる会 宇都宮けんじ氏の支持を決定 2014年1月6日
- ^ 東京都知事選 23日告示 宇都宮氏が出馬の決意 しんぶん赤旗、2014年1月7日
- ^ a b 公職選挙法上の確認団体は革新都政をつくる会ではなく希望のまち東京をつくる会である。
- ^ [革新都政をつくる会が総決起集会 新しい東京へ心一つに/鳥越候補「改憲の流れ断ち切る」/都知事選 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-07-20/2016072001_01_1.html]しんぶん赤旗2016年7月20日
- ^ [【あなたに都政を取り戻す】住んでよし、働いてよし、環境によしの東京へ、一緒に変えよう! http://kakushintosei.org/modules/news/index.php?id=510]革新都政をつくる会
- ^ 都知事選 宇都宮氏を推薦18日告示革新都政の会が臨時総会しんぶん赤旗2020年6月9日
外部リンク
- 革新都政をつくる会
- 革新都政をつくる会 (@kakushin_tosei) - X(旧Twitter)(休止中)
- 革新都政をつくる豊島連絡会 (@toshimakakushin) - X(旧Twitter)
- 革新都政をつくる世田谷連絡会 (@kakushintosei_s) - X(旧Twitter)
- 革新都政をつくる多摩の会 (@kakushintama) - X(旧Twitter)
- 革新都政をつくる会 - YouTube
座標: 北緯35度43分43.32秒 東経139度43分51.76秒 / 北緯35.7287000度 東経139.7310444度