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| Length = 64分28秒
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* 2009年度年間50位(オリコン)
* 2009年度年間50位(オリコン)
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2020年10月28日 (水) 23:59時点における版

『AwakEVE』
UVERworldスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
オルタナティヴ・ロック
ミクスチャー・ロック
ポップ・ロック
時間
レーベル gr8!records
プロデュース UVERworld
平出悟
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン[1]
  • デイリー1位(オリコン)
  • 2009年3月度月間5位(オリコン)
  • 2009年度上半期22位(オリコン)
  • 2009年度年間50位(オリコン)
  • ゴールドディスク
  • ゴールド(日本レコード協会[2]
  • UVERworld アルバム 年表
    PROGLUTION
    2008年
    AwakEVE
    (2009年)
    Neo SOUND BEST
    (2009年)
    『AwakEVE』収録のシングル
    1. 激動/Just break the limit!
      リリース: 2008年6月11日
    2. 恋いしくて
      リリース: 2008年9月10日
    3. 儚くも永久のカナシ
      リリース: 2008年11月19日
    ミュージックビデオ
    「99/100の騙しの哲」 - YouTube
    テンプレートを表示

    AwakEVE』(アウェイクイヴ)は、UVERworldの4枚目のオリジナルアルバム2009年2月18日gr8!recordsから発売された。

    キャッチコピーは、『09/02/18 奴らが、仕掛ける。[3]

    概要

    タイトルの由来は、「Awake」(覚醒)と「Eve」(前夜)を掛け合わた造語である。これは、「アルバムを聴いた人自身が、良い方向へ自分が変われる1枚になって欲しい」という、TAKUYA∞の想いも込められている[3]

    通常盤と初回生産限定盤が存在しており、初回生産限定盤は、ワンピースボックス仕様であり、特典DVDと撮り下ろし写真で構成されたブックレットが付いてくる。

    音楽雑誌『PATi-PATi』にて、「プラネタ」「愛してるよ」という収録曲2曲が発表されたが、実際の収録曲には含まれていない。なお、この雑誌でのインタビューで前作までとの違いについて、「女性コーラスが加わった事」と「前よりも物語性のある曲が増えた」と語っている。なお「愛してるよ」は、このアルバムに収録されている「美影意志」の事であり、「プラネタ」は「99/100騙しの哲」の制作段階の曲名である。

    初動売り上げは、前アルバムの『PROGLUTION』の約10.1万枚を上回る約11.5万枚を記録し、これで1stアルバム『Timeless』から一回も初動売り上げを落とすことなく3作連続の上昇となった。また、2週目も週間オリコンランキング7位にランクインし、発売から2週連続TOP10入りとなった。週間では2位だったものの、デイリーでは一日だけ1位にもなった。また、2009年4月の時点で既に累計売り上げが、前作『PROGLUTION』の累計売り上げを上回っている。現時点でオリジナルアルバムとしては最高の売り上げを誇る。

    収録内容

    CD

    1. 激動 (AwakEVE ver.)[5:11]
      • 作詞・作曲:TAKUYA∞ / 編曲:UVERworld , 平出悟
      10thシングル「激動/Just break the limit!」の前者のアルバムバージョン。
    2. 99/100騙しの哲[5:13]
      • 作詞・作曲:TAKUYA∞ / 編曲:UVERworld , 平出悟
    3. 美影意志[5:54]
      • 作詞・作曲:TAKUYA∞ / 編曲:UVERworld , 平出悟
    4. コロナ[4:41]
      • 作詞・作曲:TAKUYA∞ / 編曲:UVERworld , 平出悟
    5. 儚くも永久のカナシ[4:08]
      • 作詞:TAKUYA∞ / 作曲:TAKUYA∞ , 克哉 / 編曲:UVERworld , 平出悟
      12ndシングル。毎日放送TBS系アニメ『機動戦士ガンダム00(セカンドシーズン)』前期オープニングテーマ。
    6. earthy world[4:26]
      • 作詞:TAKUYA∞ / 作曲:UVERworld , 平出悟 / 編曲:UVERworld , 平出悟
    7. 畢生皐月プロローグ[4:35]
      • 作詞・作曲:TAKUYA∞ / 編曲:UVERworld , 平出悟
    8. アイ・アム Riri[4:21]
      • 作詞・作曲:TAKUYA∞ / 編曲:UVERworld , 平出悟
    9. 恋いしくて[5:17]
      • 作詞:TAKUYA∞ / 作曲:TAKUYA∞ , 克哉 / 編曲:UVERworld , 平出悟
      11stシングル。
    10. Forget[4:11]
      • 作詞:TAKUYA∞ / 作曲:UVERworld / 編曲:UVERworld , 平出悟
    11. Just break the limit![3:36]
      • 作詞:TAKUYA∞ / 作曲:TAKUYA∞ , 彰 / 平出悟:UVERworld , 平出悟
      10thシングル「激動/Just break the limit!」の後者。
    12. 和音[3:09]
      • 作曲:彰 / 編曲:UVERworld , 平出悟
    13. ハルジオン (2nd-MIX)[4:50]
      • 作詞:TAKUYA∞ / 作曲:TAKUYA∞ , 彰 / 編曲:UVERworld , 平出悟
      12ndシングル「儚くも永久のカナシ」のカップリング曲のアルバムバージョン。
    14. YURA YURA[4:56]
      • 作詞:TAKUYA∞ / 作曲:TAKUYA∞ , 彰 / 編曲:UVERworld , 平出悟

    楽曲解説

    • シングル収録曲は各シングルで説明しているため、ここでは説明を省略する。
    • 99/100騙しの哲
      • 歌詞はTAKUYA∞視点での東京の印象であり、自分達のロックバンドの現状や世間や音楽界等を風刺した内容となっている。99/100の騙しよりも、1/100の希望を感じてほしいという意味も込められており、主に「確率」を主題に歌っている。上記にもある通り、製作段階では「プラネタ」という曲名だったと公式サイトで綴られている。出演するラジオ番組『RADIO SESSIONS』にてサビの直前までラジオで流れていた。ミュージックビデオが制作されており、アルバム発売15日前の2009年2月3日スペースシャワーTVでオンエアーされたが、オンエアーされたのはレコーディングヴァージョンで、本来の曲は5分程度あるが、このヴァージョンは3分程度だった。2008年に開催されたファンクラブ会員限定の全国ツアー『UVERworld NEO SOUND WAVE 2008』でのライブ映像やスタジオでの練習風景、作曲風景の映像を編集して制作された。フルヴァージョンではメンバーが一般人に携帯で撮られたり、メンバーの動画が動画サイトに無断でアップロードされたりとレコーディングヴァージョンと違って歌詞の内容とリンクした内容となっており、歌詞と同様に現代社会を風刺した内容となっている。このミュージックビデオの撮影は殆ど携帯電話で行っており、アルバム発売時期の2009年2月にソニーエリクソンより発売された最新機種『ウォークマン フォン プレミア3』を約30台使用して撮影された。そのためカメラマンも約30人必要であり、その年齢幅は40歳から60歳と幅広い。このようなミュージックビデオの全編がほぼ携帯電話で撮影というのも史上初の試みである。メンバー全員は「毒吐いた曲」と謳われている。
    • 美影意志
      • TAKUYA∞が「友達の結婚式で歌える曲が欲しい」と語ったのがきっかけで制作した。タイトルの由来は御影石から来ており、恋愛的なモノで色々と連想ゲームをしていって、「磨けば磨くほど輝く」という意味が込められている。「美影意志」は当て字で、この当て字でも「影に潜んだ美しい意志というものが、恋愛の美しい在り方かな?」と感じて、この当て字にしたと語っている。TAKUYA∞が小学生の頃に、先生がかけた言葉がきっかけとなった曲。仮タイトルは「愛してるよ」。制作段階でギターソロのレコーディングの時に彰は頭を悩ませた。
    • コロナ
      • TAKUYA∞はこの曲を「展開が目まぐるしく変わって、やっている方も盛り上がって熱くなれる曲」と謳っている。当初『機動戦士ガンダム00』のセカンドシーズンの前期オープニングテーマの候補だったが、次曲の『儚くも永久のカナシ』の方が採用された。
    • earthy world
      • 初の平出悟と共作した楽曲。彰曰く「UVERworld史上、ポイントになる曲。」としている。忘れたくない事やここまで辿り着くまでの経験、TAKUYA∞の、今のメンバーやファンに対しての本音を歌っている。TAKUYA∞はこの曲を「泣きながら録った」と語っていて、克哉もこの曲を絶賛している。
    • 畢生皐月プロローグ
      • TAKUYA∞は「この曲は「UNKNOWN ORCHESTRA」の進化系というイメージである」と語っている。TAKUYA∞が、一番やる気のない「何もかも下らない」と感じた時に作った曲で、歌詞にもその無気力感が現れている。
    • アイ・アム Riri
      • TAKUYA∞が「物語っぽい作品を作ってみたい」思って作った曲で、テーマは「歌姫が生まれ変わる曲」。女性コーラスが使用されている。曲の中のストーリーに登場する「Riri」は、TAKUYA∞の中の象徴的な物で「歌が大好きで色んなモノに束縛されている、ライブハウスに来ている人たち」である。TAKUYA∞も昔はライブハウスで歌って気持ちが解放された事もあったので、そういう事を歌いたかったと語っている。この曲のサビに入る前の歌詞の「shout yourself hoarse」とは「声を嗄らして叫べ」という意味であり、これはTAKUYA∞がよくライブのMCで言っている「声が潰れても今日は死ぬ気で歌う」という言葉から来ている。
    • Forget
      • この曲は「時には嫌な事も忘れて騒いでも良い」という意味が込められている。日本テレビ系で2007年に放送した水曜ドラマ働きマン」の主題歌の候補だった。
    • 和音
      • 4分の3拍子のインストゥルメンタルナンバー。2008年12月5日に行われた初の日本武道館単独公演『POCARI SWEAT presents UVERworld 2008 Premium Live at NIPPON BUDOKAN』に向けて制作された。この曲は「11stシングル「恋いしくて」のカップリングである「over the stoic」の様に、各々のソロを弾くのを止めて、ちょっとリフモノをやりたいというコンセプトで作った」と彰は語っている。タイトルの通り、メロディーなども「和」をイメージして作られている。2016年12月辺りのライブから「和音〜Short Arrange ver.〜」から「over the stoic〜Sax mix.〜」として演奏されている。
    • YURA YURA
      • 彰曰く「最後の曲としては新しいアプローチ」。人間の強さや美しさを歌った曲で、TAKUYA∞の「悲しい曲よりも希望に満ちた歌を歌いたい」という思いが込められた曲。

    初回盤付属DVD

    1. MUSIC CLIPS
      「Roots」、「激動」、「恋いしくて」、「儚くも永久のカナシ」のPV
    2. MAKING MOVIES
      「Roots」と「儚くも永久のカナシ」のPVのメイキング映像。
    • シークレットトラックに「99/100騙しの哲」のレコーディング映像を収録されている。

    参加ミュージシャン

    UVERworld
    Additional Musician

    脚注

    1. ^ 「AwakEVE」UVERworld(ORICON STYLE)2013年12月7日閲覧。
    2. ^ 一般社団法人 日本レコード教会 | 各種統計 2009年2月度2013年12月7日閲覧。
    3. ^ a b UVERworld | ディスコグラフィ公式サイト『AwakEVE』のページより。