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「思想史」の版間の差分

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* [[日本]]の思想については[[日本哲学]]、[[:Category:日本の思想史]]、[[神道]]、[[日本の仏教]]を参照。
* [[日本]]の思想については[[日本哲学]]、[[:Category:日本の思想史]]、[[神道]]、[[日本の仏教]]を参照。


== 代表的な思想史家 ==
== 思想史家 ==
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{{Main|思想史家}}
思想史家は、[[哲学史家]]、[[歴史家]]と違いその[[アプローチ]]に特徴があり、必ずしも[[アカデミー|アカデミズム]]の枠に留まらない。また[[レズリー・スティーヴン]]のような文学思想史家、[[ジョージ・ハーバート・ミード]]のような社会学思想史家も存在する。ほかに日本思想史家、政治思想史家、[[経済思想史家]]、宗教思想史家、言語思想史家などに分類され得る。法思想史のように[[法哲学]]との[[境界線]]が定めにくい分野もある。極めて[[方法論]]に自覚的な人々だと言えるのが特徴である。なお[[日本思想]]史を専攻するものは、日本思想史家と呼ぶことが多い。

=== 思想史家一覧 ===
{{columns-list|3|
; ドイツ・スイス

* [[ヴィルヘルム・ヴィンデルバント]]
* [[エルンスト・カッシーラー]]
* [[ヤコブ・ブルクハルト]]
* [[マックス・ヴェーバー]]
* [[ハインツ・ゴルヴィツァー]]
* [[ヴィルヘルム・ディルタイ]]
* [[ハンス・ブルーメンベルク]]
* [[フリードリヒ・マイネッケ]]
* [[アルミン・モーラー]]

; イギリス・アメリカ

* [[アーサー・ラヴジョイ]]
* [[クェンティン・スキナー]]
* [[レズリー・スティーヴン]]
* [[ジョン・ダン (政治学者)]]
* [[アイザイア・バーリン]]
* [[アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド]]
* [[バートランド・ラッセル]]
* [[ジョージ・ハーバート・ミード]]

; フランス

* [[ミシェル・フーコー]]
* [[ジャン=フランソワ・ルヴェル]]

; その他の国

* [[ルートヴィヒ・マルクーゼ]]
* [[マックス・ネットラウ]] - アナーキズムの思想史家。

; あ行

* [[会田雄次]]
* [[赤松啓介]]
* [[浅羽通明]]
* [[阿部謹也]]
* [[家島彦一]]
* [[家永三郎]]
* [[生松敬三]]
* [[池内恵]]
* [[石田一良]]
* [[色川大吉]]
* [[大塚桂]]

; か行

* [[加藤節]]
* [[鹿野政直]]
* [[菅野覚明]]
* [[菅野仁]]
* [[菊池理夫]]
* [[子安宣邦]]

; さ行

* [[斎藤正二]]
* [[坂本多加雄]]
* [[佐藤弘夫]]
* [[下村寅太郎]]
* [[関曠野]]
* [[関嘉彦]]

; た行

* [[田丸徳善]]
* [[津田左右吉]]

; な行

* [[野崎守英]]

; は行

* [[橋川文三]]
* [[林達夫]]
* [[林道義]]
* [[原武史]]
* [[半澤孝麿]]
* [[藤原保信]]
* [[藤田省三 (思想史家)|藤田省三]]
* [[本間長世]]

; ま行

* [[松浦光修]]
* [[松本健一]]
* [[丸山眞男]] - 丸山眞男は思想家あるいは政治思想家と呼ばれるのを嫌い、自分は政治思想史家なのだと述べている。
* [[水田洋]]
* [[村岡典嗣]]

; や行

* [[安丸良夫]]
* [[山折哲雄]]
* [[山田孝雄]]

; わ行

* [[渡辺京二]]
* [[和辻哲郎]]
}}


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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* [[精神史]]
* [[精神史]]
*[[インテレクチュアル・ヒストリー]]
*[[インテレクチュアル・ヒストリー]]

== 参考文献 ==

* 子安宣邦ほか『日本思想史読本』東洋経済新報社、1979年
* [[矢崎光圀]]『法思想史』日本評論社、1981年


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==

2020年10月22日 (木) 17:35時点における版

思想史(しそうし、: History of Ideas)は、哲学史精神史インテレクチュアル・ヒストリーの類義語。これらと同一視されることもあれば、区別されることもある。区別される場合は、特定のジャンルテーマキーワードを巡る思想の闘争と競合、同化と反目を歴史的な文脈の中で捉えようとするものである、と定義される。

思想史の分野

根幹になるのは哲学思想歴史だが、それ以外にも、社会的集団の思想史として教会史を扱ったり、社会的なマージナル・マンとしての魔女巡礼遍歴学生といったテーマを思想史に含むこともある。

その他、政治思想史社会思想史[1]法思想史、教育思想史[2]言語思想史、経済思想史[3]のようなものもある。

また、アメリカのアーサー・O・ラヴジョイらが提唱した観念史というものもある[4]

各国の思想史

以下、各項目を参照。

西欧思想史

イスラム思想史

東洋思想史

インド思想史

中国思想史

日本思想史

思想史家

思想史家は、哲学史家歴史家と違いそのアプローチに特徴があり、必ずしもアカデミズムの枠に留まらない。またレズリー・スティーヴンのような文学思想史家、ジョージ・ハーバート・ミードのような社会学思想史家も存在する。ほかに日本思想史家、政治思想史家、経済思想史家、宗教思想史家、言語思想史家などに分類され得る。法思想史のように法哲学との境界線が定めにくい分野もある。極めて方法論に自覚的な人々だと言えるのが特徴である。なお日本思想史を専攻するものは、日本思想史家と呼ぶことが多い。

思想史家一覧

ドイツ・スイス
イギリス・アメリカ
フランス
その他の国
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
わ行

脚注

  1. ^ *社会思想史学会
  2. ^ http://wwwsoc.nii.ac.jp/hets/ 教育思想史学会]
  3. ^ 日本経済思想史研究会
  4. ^ Dictionary of the History of Ideas - 「叢書 ヒストリー・オヴ・アイディアズ」(平凡社)シリーズや『西洋思想大事典』(平凡社、1990年)として翻訳紹介された。フィリップ・P・ウィーナー編『観念史事典』(1973-74年)英語原文の電子版。無料で利用できる。

関連項目

参考文献

  • 子安宣邦ほか『日本思想史読本』東洋経済新報社、1979年
  • 矢崎光圀『法思想史』日本評論社、1981年

外部リンク