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2020年9月15日 (火) 15:24時点における版
羅 怡文(ら いぶん、Yiwen Luo、1963年4月29日 - )は、中華人民共和国出身の実業家。ラオックス社長、中文産業社長、シャディ会長兼社長。
人物
上海市の出身。上海財経大学卒業後、上海第一百貨店勤務を経て1989年に来日、1991年に東京大学大学院経済学研究科研究生、1996年に横浜国立大学大学院経済研究科を修了。
1992年、東京都池袋に中文書店を開店、中国語新聞『中文導報』を創刊。1995年、中文産業株式会社を設立し社長に就任、1997年に株式会社ラクラクコミュニケーションズ、2006年には上海新天地株式会社(現・日本観光免税株式会社)を設立し、それぞれ社長に就任する。
2009年には日本観光免税が家電量販店ラオックスの主要株主になったことに伴い、同社の社長に就任する。現在、ラオックスを中国人向けの総合免税店に業態を転換し経営の再建を図っていた。
2015年12月、中国人留学生の不法就労に関する入管難民法違反で書類送検された[1]。2018年シャディ取締役会長[2]。2019年シャディ代表取締役会長兼社長[3]。同年廣済堂の大株主になった[4]。
活動
- 商業活動
- 日本中華総商会
2006年3月1日に中国大使館にて開かれた会員大会にて、日本中華総商会副会長に選任。
- 政治活動
- 世界華商大会
全国政治協商会議委員の蔣暁松や、神戸華僑総会会長の黄耀庭らとともに、第9回世界華商大会を日本で開催すべく誘致活動を行い成功する。大会では組織委員会副主席を務めた。大会は2007年9月15日から17日まで神戸市で開催された。
- 北京オリンピック
2008年に北京オリンピックの聖火リレーに対する反対運動が日本で起きた際、共同呼びかけ人となって、長野市で行われる聖火リレー開催中止の阻止活動を自社発行媒体等のネットワークを通じて展開した。
脚注
- ^ 客急増対応で中国人留学生を不法就労容疑 大阪府警、産経WEST、2015年12月25日。
- ^ [1]
- ^ 子会社役員の役職変更に関するお知らせラオックス
- ^ 広済堂、創業家がラオックス社長に保有株売却日本経済新聞2019年11月18日 20:30
参考文献
- 日本中華総商会 - 日本中華總商会
- 北京オリンピック - 聖火リレーへの呼びかけ
関連項目
外部リンク
先代 山下巌 |
ラオックス社長 第6代:2009年 - |
次代 (現職) |
先代 田中裕輔 |
シャディ会長 2018年 - |
次代 (現職) |