コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「コナステ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
1行目: 1行目:
'''コナステ'''(コナミアミューズメントゲームステーション)は[[コナミアミューズメント]]が提供している[[e-AMUSEMENT PASS|e-amusement pass]]対応[[アーケードゲーム]]を個人の[[パーソナルコンピュータ|PC]]および[[Android]]端末にてプレイするサービス(Android版の提供元は[[コナミデジタルエンタテインメント]]のため、PC版とは利用規約なども異なる)。クラウド技術を利用し家庭のパソコンやスマートフォンからアーケードゲームそのままをプレイできるのが特徴。PC版ローンチタイトルは『[[麻雀格闘倶楽部]]NEXT』と『[[天下一将棋会]]2』、Android版ローンチタイトルは『麻雀格闘倶楽部 豪華絢爛』。
'''コナステ'''(コナミアミューズメントゲームステーション)は[[コナミアミューズメント]]が提供している[[e-AMUSEMENT PASS|e-amusement pass]]対応[[アーケードゲーム]]を個人の[[パーソナルコンピュータ|PC]]および[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]端末にてプレイするサービス(Android版の提供元は[[コナミデジタルエンタテインメント]]のため、PC版とは利用規約なども異なる)。クラウド技術を利用し家庭のパソコンやスマートフォンからアーケードゲームそのままをプレイできるのが特徴。PC版ローンチタイトルは『[[麻雀格闘倶楽部]]NEXT』と『[[天下一将棋会]]2』、Android版ローンチタイトルは『麻雀格闘倶楽部 豪華絢爛』。


サービス開始当初の旧名称は「'''e-AMUSEMENT CLOUD'''」(イーアミューズメントクラウド)であったが、[[2018年]][[7月25日]]よりAndroid版配信開始時に「'''コナステ'''」(名称の由来は'''コナ'''ミアミューズメントゲーム'''ステ'''ーション)に改名された。配信開始当初は旧来の「e-AMUSEMENT CLOUD」表記と混在した状態であり、順次名称変更に対応している。[[2018年]][[9月5日]]より「e-amusement」や「[[e-AMUSEMENT PASS|e-amusement pass]]」の公式表記が小文字になったことに合わせ、『[[beatmania IIDX]] INFINITAS』と『[[SOUND VOLTEX]] III GRAVITY WARS』のゲーム内で「コナステ」の名称が反映された。
サービス開始当初の旧名称は「'''e-AMUSEMENT CLOUD'''」(イーアミューズメントクラウド)であったが、[[2018年]][[7月25日]]よりAndroid版配信開始時に「'''コナステ'''」(名称の由来は'''コナ'''ミアミューズメントゲーム'''ステ'''ーション)に改名された。配信開始当初は旧来の「e-AMUSEMENT CLOUD」表記と混在した状態であり、順次名称変更に対応している。[[2018年]][[9月5日]]より「e-amusement」や「[[e-AMUSEMENT PASS|e-amusement pass]]」の公式表記が小文字になったことに合わせ、『[[beatmania IIDX]] INFINITAS』と『[[SOUND VOLTEX]] III GRAVITY WARS』のゲーム内で「コナステ」の名称が反映された。

2020年9月6日 (日) 09:22時点における版

コナステ(コナミアミューズメントゲームステーション)はコナミアミューズメントが提供しているe-amusement pass対応アーケードゲームを個人のPCおよびAndroid端末にてプレイするサービス(Android版の提供元はコナミデジタルエンタテインメントのため、PC版とは利用規約なども異なる)。クラウド技術を利用し家庭のパソコンやスマートフォンからアーケードゲームそのままをプレイできるのが特徴。PC版ローンチタイトルは『麻雀格闘倶楽部NEXT』と『天下一将棋会2』、Android版ローンチタイトルは『麻雀格闘倶楽部 豪華絢爛』。

サービス開始当初の旧名称は「e-AMUSEMENT CLOUD」(イーアミューズメントクラウド)であったが、2018年7月25日よりAndroid版配信開始時に「コナステ」(名称の由来はコナミアミューズメントゲームステーション)に改名された。配信開始当初は旧来の「e-AMUSEMENT CLOUD」表記と混在した状態であり、順次名称変更に対応している。2018年9月5日より「e-amusement」や「e-amusement pass」の公式表記が小文字になったことに合わせ、『beatmania IIDX INFINITAS』と『SOUND VOLTEX III GRAVITY WARS』のゲーム内で「コナステ」の名称が反映された。

概要

本サービスはクラウド技術を用いたストリーミングサービスを利用し、サーバーで処理された映像をPCに送信しゲームセンターと同様のプレイを実現している[1]。また一部タイトルはダウンロードコンテンツとして提供され、インストーラーからゲームファイルをダウンロード・インストールしてプレーする。

CLOUDで提供する全てのタイトルはe-AMUSEMENT PASS対応となり、アーケード版とリアルタイムでのオンライン対戦が可能。サービス提供時間は7:00-翌日5:00(ただし、格闘俱楽部シリーズは7:15~翌日4:00まで。5:00-7:00はサーバーメンテナンスのため休止)。ただしオトメディウス以外の24時間(実質22時間)プレイは2015年5月12日から[2]であり、それ以前は22:00-翌日10:00(メンテナンスによる休止あり)だった。なお、毎月第三火曜日は定期長時間メンテナンスとして2:00~7:00まで全タイトル[注 1]

歴史

PC版
  • 2013年1月 第一回クローズβテストが実施
  • 2013年5月 第二回クローズβテストが実施
  • 2014年5月29日 正式サービス開始
  • 2015年5月12日 全てのタイトルがメンテナンスを除いた24時間プレイに対応
  • 2018年7月25日 正式名称をe-AMUSEMENT CLOUDからコナステに変更
Android版
  • 2018年7月25日 正式サービス開始

対応タイトル

ストリーミング対応機種
ダウンロードコンテンツ
  • beatmania IIDX INFINITAS(PC版オリジナル作品。2015年9月2日の第1回αテスト、同年10月22日から28日までの第2回αテストを経て同年12月1日より正式サービス開始)
  • SOUND VOLTEX III GRAVITY WARS (2017年5月12日から6月13日までのαテスト、同月15日以降のβテストを経て同年10月4日より正式サービス開始)
テストサービス中
過去対応機種
  • オトメディウス(2014年8月11日~2016年12月15日)
    2016年12月15日のシステム完全移行と同時にサービス終了。AC版のオンラインサービスは2011年9月30日に一旦終了しており、PC版オリジナルタイトルとして復活している状況だった。
Android版

動作環境

  • Android版
    • 対応OS: Android 5.0以上
    • 画面サイズ: 6インチ以上推奨

プレイ方法

本サービスはストリーミング対応機種・ダウンロードコンテンツ共に一般のインターネット回線を用いてゲームを行う関係上、KONAMI IDの登録が必須となる。IDの登録後、手持ちのe-AMUSEMENT PASSを登録してゲームのプレイを行う。既に利用を行っているデータをそのまま利用できる機種の場合は、そのデータをそのまま使用することができる。物理PASSを所有していない場合や新規カードの作成を行いたい場合は仮想PASSの発行が可能で、これを用いてCLOUDのみでプレイを完結させることも可能。後から物理PASSを購入した場合は何もデータが登録されていない状態で物理PASSを登録することにより、仮想PASSのデータを物理PASSへ移行することも可能(統合は不可であり、何も情報が登録されていないPASSが必要となる)。

  • PC版

公式サイトの対応タイトル一覧よりゲームを選択してクライアントプログラムをインストール。インストール後はランチャーが起動しe-AMUSEMENT CLOUDのロゴと各タイトルのロゴが表示された後にプレイ開始となる。

  • Android版

Google Playよりアプリをインストールする。アプリ起動後対応タイトルを選択しゲーム開始ボタンを選択するとプレイ開始。

決済方法

決済についてはPC版についてはKONAMIの電子マネーであるPASELIのみ、Android版はGoogle Playの課金で購入できる「CP」のみ(ダウンロードは無料)であり、どちらも事前のチャージが必要。また、Android版でプレイする場合でも、eamusementサイトにてPASELIを利用する設定にする必要がある。

アーケード版との差異

基本的には操作方法を含めアーケード版と同一となるが、一部システムが利用不可能であったり逆にコナステ限定で利用できるシステムがあったりと細かな違いが存在する。動作環境やプレイ料金等も頻繁に変更されており、詳細は公式サイト上の各タイトルから確認が行える。

ゲームシステム上の差異

麻雀格闘倶楽部

基本的にはニューキャビネット機能搭載モデル相当のため、ハイグレードモデルの機能が利用できないほか、以下の制約がある。

  • クラブシステムの店舗の登録が行えない。
  • 一部大会の参加資格が得られない。
  • 期間限定で開催される来店ボーナスが得られない。
  • イベント卓の終了時に卓の切り替えが行えない。
クイズマジックアカデミー

麻雀格闘倶楽部同様ハイグレードモデルの機能が利用できないほか、以下の制約がある。

  • 四人対戦モードのうち、店内対戦モードが使用できない(サークル対戦は可能)。
  • 全国大会に参加できない(MAXIVCORDのみ)。

操作性の差異

PC版の場合、タッチパネル操作についてはマウス、それ以外の操作についてはキーボード操作が基本となる。麻雀格闘倶楽部ではZEROより、天下一将棋会2では2016年12月15日の新サービスより画面タッチパネルに対応。対応モニタ/環境を用意する必要はあるが、よりアーケード筐体に近い操作が可能になった。

麻雀格闘倶楽部
  • 鳴きやリーチがマウス操作やキーボードによるショートカットで行える。
クイズマジックアカデミー
  • 並べ替えクイズのマウス操作においてドラッグ&ドロップができる(PC版)。
  • キーボード使用形式においてハードウェアキーボードが使用可能(PC版)。
  • 解答部分のズームができる(Android版)。ズーム機能使用中は、問題文が画面外に隠れてしまう。

脚注

注釈

  1. ^ アーケード版を含めたe-AMUSEMENT対応全タイトルが対象で、オンライン機能が利用不可となり公式サイトもクローズされメンテナンス告知へと切り替わる。

出典

外部リンク