「Amazon Silk」の版間の差分
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2020年9月6日 (日) 08:07時点における版
開発元 | Amazon.com |
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初版 | 2011年11月15日 |
最新版 |
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使用エンジン | Blink |
対応OS | Fire OS (Androidベース)、Android 5.1.1 以降 |
サイズ | 58MB |
対応言語 | 英語、スペイン語、フランス語、イタリア語、日本語、中国語 |
サポート状況 | 開発中 |
種別 | ウェブブラウザ |
公式サイト |
www |
Amazon Silk (アマゾン シルク) は、Fire タブレット向けに[2]Amazonが開発したウェブブラウザである。表示までの時間を速くするために、いくつかの処理をAmazonのクラウドサーバーで行うという分割アーキテクチャを使用している。フロントエンドは、Blinkが使用されている。発売時期に関係なく全てのKindle fire / fire /fire tvに最新版が自動でインストールされる。2017年12月にfire tv向けがリリースされた。Android版も同時期に提供を開始した。システム要件はAndroid 5.1.1以降。
詳細
Silkは、インターフェイスなどChromium(クロミウム)をベースに作られている。Fire OS3がリリースされてから、Silkブラウザと表示変更が行われている。ブラウザのバージョン番号を連打すると、ブックマークなどの復元オプションが表示される。Silkは、表示までの時間を速くするためにGoogleのSPDYプロトコルを使っている[3]。
Amazon Silkを通したインターネットの活動に関して、プライバシーおよびセキュリティに関する懸念があげられている。Silkブラウザには、Amazonサーバーを経由するクラウド処理と呼ばれる設定で変更できる。[4][5][6]
SilkブラウザはAmazonの Kindle fire シリーズ / Fire タブレット シリーズ/fire tvシリーズ のみ搭載されるため、シェア別に見ると1%程度のシェアである。 Silkがリリースされてからすぐは、多くのサイトとプログラムはAmazon Silkとの互換性が少なかったが、更新されてからは、Androidでブラウザを閲覧するのと同じ互換性までに向上している。
このアプリは、アンインストールすることはできない。Amazon App Storeで代わりのブラウザは配布されてないため、Fireタブレット利用者はSilkブラウザを使ってブラウジングすることになる。 2018年1月にfire tv版、Android 5.1.1以降に提供を開始。Androidには、Amazon App Store からインストール出来る。
名称
Amazon Silkという名前は、Kindle FireとAmazon EC2サーバーをつなぐ様子を「目に見えない絹糸が2つのものを極めて頑丈につなげる」ことに例えて名付けられた[7]。
脚注
- ^ Silk Browser
- ^ “Amazon's Silk Browser May Not Be Smooth When It Comes to Privacy”. PC World (September 28, 2011). September 29, 2011閲覧。
- ^ “Amazon Silk is hiring: Software Development Engineers - SPDY”. Aws.amazon.com. June 24, 2012閲覧。
- ^ Gregg Keizer (September 29, 2011), “Amazon's Silk browser raises privacy, security eyebrows”, computerworld.com (Computerworld): pp. 1–2
- ^ Thomas Claburn (September 29, 2011), “Amazon Silk Browser Prompts Privacy Worries”, informationweek.com (InformationWeek)
- ^ Stephen Shankland (September 29, 2011), “Amazon Silk: One step forward, two steps back”, news.cnet.com (CNET)
- ^ Amazon Silk—Amazon's Revolutionary Cloud-Accelerated Web Browser - YouTube