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「Nook Tablet」の版間の差分

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===代替OS===
===代替OS===
バーンズ・アンド・ノーブルが提供するストックファームウェアに加えて、Nook TabletはフリーOS、サードパーティOS、[[CyanogenMod]]のような[[Android]]代替OSを動かすのも可能である。これらの代替ディストーションには[[Bluetooth]]、[[オーバークロック]]、正規のAndroidタブレットインターフェイス、[[Google Play]]ストアや[[Amazon Appstore]]といった競合するストアへアクセスできるようにするなど特別な機能が含まれている<ref>{{cite web|work=AndroidForNook.com|title=CM7, Miui, Phiremod - What's the Difference? |url=http://androidfornook.com/forum/showthread.php?tid=15|year=2012|accessdate=2012-05-24}}</ref>。代替OSに差し替えるにはどちらか一方の[[マルチメディアカード|emmc]]か[[マルチブート]]もできる[[SDメモリーカード|microSDカード]]経由かで走らせることができる。カードがスロットに入っている場合、Nook TabletはSDカードに入っているOSで立ち上がる。そうでない場合はemmcからブートされる。
バーンズ・アンド・ノーブルが提供するストックファームウェアに加えて、Nook TabletはフリーOS、サードパーティOS、[[CyanogenMod]]のような[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]代替OSを動かすのも可能である。これらの代替ディストーションには[[Bluetooth]]、[[オーバークロック]]、正規のAndroidタブレットインターフェイス、[[Google Play]]ストアや[[Amazon Appstore]]といった競合するストアへアクセスできるようにするなど特別な機能が含まれている<ref>{{cite web|work=AndroidForNook.com|title=CM7, Miui, Phiremod - What's the Difference? |url=http://androidfornook.com/forum/showthread.php?tid=15|year=2012|accessdate=2012-05-24}}</ref>。代替OSに差し替えるにはどちらか一方の[[マルチメディアカード|emmc]]か[[マルチブート]]もできる[[SDメモリーカード|microSDカード]]経由かで走らせることができる。カードがスロットに入っている場合、Nook TabletはSDカードに入っているOSで立ち上がる。そうでない場合はemmcからブートされる。


一方で、Nook Tabletに対応するほぼ全ての代替ファームウェアは無料でダウンロードできる上、外部のmicroSDカードか内蔵ストレージに容易にインストールするための案内もあり<ref>[http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1534192 CM9 for NT available for free]</ref><ref>{{cite web|accessdate=2012-05-23|title=CyanogenMod 7 Root Gives Nook Tablet Extra Functionality|author=Elizabeth Fish|work=PCWorld|date=2012-02-06|url=http://www.pcworld.com/article/249379/cyanogenmod_7_root_gives_nook_tablet_extra_functionality.html}}</ref><ref>{{cite web|work=Liliputing|url=http://liliputing.com/2012/03/how-to-dual-boot-cyanogenmod-7-nook-tablet-os-with-a-microsd-card.html|accessdate=2012-05-23|year=2012|title= How to dual-boot CyanogenMod 7, NOOK Tablet OS with a microSD card}}</ref>、プリインストールされたSDカードはフリーソフトウェアがリパッケージされた状態で売られている<ref>{{cite web|work=PC Magazine|url=http://www.pcmag.com/article2/0,2817,2391517,00.asp|title=N2A Card (for Nook Color)|date=2011-09-07|accessdate=2012-05-23}}</ref>。
一方で、Nook Tabletに対応するほぼ全ての代替ファームウェアは無料でダウンロードできる上、外部のmicroSDカードか内蔵ストレージに容易にインストールするための案内もあり<ref>[http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1534192 CM9 for NT available for free]</ref><ref>{{cite web|accessdate=2012-05-23|title=CyanogenMod 7 Root Gives Nook Tablet Extra Functionality|author=Elizabeth Fish|work=PCWorld|date=2012-02-06|url=http://www.pcworld.com/article/249379/cyanogenmod_7_root_gives_nook_tablet_extra_functionality.html}}</ref><ref>{{cite web|work=Liliputing|url=http://liliputing.com/2012/03/how-to-dual-boot-cyanogenmod-7-nook-tablet-os-with-a-microsd-card.html|accessdate=2012-05-23|year=2012|title= How to dual-boot CyanogenMod 7, NOOK Tablet OS with a microSD card}}</ref>、プリインストールされたSDカードはフリーソフトウェアがリパッケージされた状態で売られている<ref>{{cite web|work=PC Magazine|url=http://www.pcmag.com/article2/0,2817,2391517,00.asp|title=N2A Card (for Nook Color)|date=2011-09-07|accessdate=2012-05-23}}</ref>。

2020年9月6日 (日) 07:32時点における版

Nook Tablet
製造元 バーンズ・アンド・ノーブル
種別 リチウムイオン
読書で11.5時間、映像再生で9時間
発売日 2011年11月17日 (13年前) (2011-11-17)
標準価格 希望小売価格: $199 (8GB)もしくは$249 (16GB)
OS ユーザーインターフェイスを改造したAndroid 2.3
CPU 1 GHz TI OMAP4デュアルコア
メモリ 512 MBもしくは1 GB RAM
ストレージ 8GBもしくは16GB内蔵ストレージ
microSDHCで32GBまで拡張可能
ディスプレイ 7インチVividViewカラータッチスクリーン
1600万色以上、IPS2ディスプレイ、1024 X 600、169ppi
グラフィック PowerVR SGX540
入力機器 静電容量マルチタッチスクリーン
外部接続 無線Wi-Fi 802.11b/g/n
電源 再充電内蔵バッテリー
サイズ 縦8.1 in (206 mm)
横5.0 in (127 mm)
奥行0.48 in (12.2 mm)
重量 14.1 oz (400 g)
ウェブサイト 公式ウェブサイト

Nook Tablet(ヌーク タブレット)とはバーンズ・アンド・ノーブルが販売しているタブレットコンピュータである。Nook Colorの後継機種としてタブレットや電子ブックリーダーに対抗するために発売された[1]

2011年11月7日に16GBバージョンが発表され、17日に249USドルで発売された[2]。2012年2月21日には8GBバージョンが発売された[3]。両バージョンとも7インチ (18 cm)ディスプレイ、32GBまで対応のmicroSDHC互換スロット、8GBもしくは16GBの内蔵ストレージ、1GHzデュアルコアプロセッサ搭載でFAT32ファイルシステムに対応する。16GBモデルは1GBのRAMに16GB eMMC ROMで11GBの記憶容量がある。8GBモデルは512MBのRAM、8GB eMMC ROM搭載である[4][5]

デザイン

Fuseprojectイヴ・ベアール英語版が手がけたNook Colorのデザインがベースとなっている。Nook Colorのフレームは色はグレーで左下隅はめくったページのように角が取られており、織り目加工の背面は端末をより快適に持つために設計されている[6]

対応ファイルタイプ

比較

16GBバージョン

16GBバージョンは2011年11月7日に発表され、17日に249USドルで発売された。内蔵ストレージ16GBのうち、13GBがコンテンツのために使用できて、1GBのみバーンズ・アンド・ノーブルのでないコンテンツをサイドロードするために使用出来る[7]。2012年3月12日、バーンズ・アンド・ノーブルはNook Tablet16GBでサイドロードしたコンテンツを保存できる容量を増やすためにパーティションを変更できるようにすることを発表した[8]

8GBバージョン

2012年2月22日にバーンズ・アンド・ノーブルは8GBバージョンを発売した。16GBとの違いは512MBのRAMに8GBの内蔵ストレージが搭載されているが、内蔵ストレージのうち5GBがユーザーのデータを保存出来る容量で1GBはNOOK Storeのコンテンツのために押さえている[9]。8GBバージョンはKindle Fireに対抗するために199USドルで販売されている。

Nook Tabletの改造

Root化

Liliputingのブラッド・リンダーが「隠しファイルや設定にアクセスできるようにすることでファイルシステムに深くアクセスしたり端末を劇的に変更させることが必要なアプリケーションを実行させることが可能になる。例えば、ユーザーがTitanium Backupのようなアプリで全てのアプリをバックアップしたり復活させることが出来る。」と述べたことにより開発者は端末をRoot化する意味を見出した[10][11]。Liliputingなどいくつかのウェブサイトではソフトウェアの配布やRoot化を自身で行う方法を掲載している[10][11][12][13]

代替OS

バーンズ・アンド・ノーブルが提供するストックファームウェアに加えて、Nook TabletはフリーOS、サードパーティOS、CyanogenModのようなAndroid代替OSを動かすのも可能である。これらの代替ディストーションにはBluetoothオーバークロック、正規のAndroidタブレットインターフェイス、Google PlayストアやAmazon Appstoreといった競合するストアへアクセスできるようにするなど特別な機能が含まれている[14]。代替OSに差し替えるにはどちらか一方のemmcマルチブートもできるmicroSDカード経由かで走らせることができる。カードがスロットに入っている場合、Nook TabletはSDカードに入っているOSで立ち上がる。そうでない場合はemmcからブートされる。

一方で、Nook Tabletに対応するほぼ全ての代替ファームウェアは無料でダウンロードできる上、外部のmicroSDカードか内蔵ストレージに容易にインストールするための案内もあり[15][16][17]、プリインストールされたSDカードはフリーソフトウェアがリパッケージされた状態で売られている[18]

脚注

  1. ^ Heater, Brian (2011年11月7日). “Barnes & Noble's Nook Tablet gets real, we go hands-on (video)”. Engadget. 2011年11月7日閲覧。
  2. ^ Ziegler, Chris (2011年11月7日). “Nook Tablet announced: $249, available November 17th”. The Verge. 2011年11月7日閲覧。
  3. ^ Barnes & Noble (2012年2月21日). “Press Release - Barnes & Noble Introduces NOOK Tablet™ – 8GB For Incredibly Low Price of $199: New Addition to Hot-Selling, Highly Rated NOOK Tablet Line Offers Fastest, Lightest, Most Powerful Tablet with the Best in Reading and Entertainment, Now in 8GB, at an Amazing Value”. 2012年5月24日閲覧。
  4. ^ Nook Fires Back: Tablet & E-Reader Family Aims At Amazon and More”. Wired Magazine (2011年11月7日). 2011年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月7日閲覧。
  5. ^ Barnes & Noble. “NOOK Tablet Specs (16Gb & 8Gb)”. nookdeveloper.barnesandnoble.com. 2012年6月7日閲覧。
  6. ^ NOOKcolor is a logical step for new e-readers”. RobAid (2010年10月27日). 2012年8月5日閲覧。
  7. ^ http://www.barnesandnoble.com/p/nook-tablet-barnes-noble/1104687969
  8. ^ http://bookclubs.barnesandnoble.com/t5/NOOK-Tablet-General-Discussion/Introducing-NOOK-Tablet-8GB/m-p/1295351#M7447
  9. ^ http://www.barnesandnoble.com/u/Compare-NOOKs/379003181
  10. ^ a b Liwen (2012年1月30日). “Easily Root Your Nook Tablet With An SD Card”. xda-developers.com. 2012年5月24日閲覧。
  11. ^ a b Brad Linder, Editor (2012年3月4日). “Root tool for the 8GB NOOK Tablet now available”. Liliputing.com. 2012年5月24日閲覧。
  12. ^ Michael Crider (2012年1月27日). “New Nook Tablet root method requires just a MicroSD card and a reboot”. 2012年5月24日閲覧。
  13. ^ Eric Mack (2011年12月22日). “Electronics: How to Root the Nook Tablet”. gizmag.com. 2012年5月24日閲覧。
  14. ^ CM7, Miui, Phiremod - What's the Difference?”. AndroidForNook.com (2012年). 2012年5月24日閲覧。
  15. ^ CM9 for NT available for free
  16. ^ Elizabeth Fish (2012年2月6日). “CyanogenMod 7 Root Gives Nook Tablet Extra Functionality”. PCWorld. 2012年5月23日閲覧。
  17. ^ How to dual-boot CyanogenMod 7, NOOK Tablet OS with a microSD card”. Liliputing (2012年). 2012年5月23日閲覧。
  18. ^ N2A Card (for Nook Color)”. PC Magazine (2011年9月7日). 2012年5月23日閲覧。

外部リンク