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「IS04」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
2010年10月18日にKDDI、並びに富士通東芝より公式発表し、2011年2月10日より発売されたau向けのT(TS)機としては初の[[Android]]端末。国内のAndroid搭載[[スマートフォン]]としては2010年[[11月8日]]に公式発表し、同年[[12月17日]]に[[NTTドコモ]]より発売された同型機である[[T-01C]](TG03-DCM)と兄弟機種である。IPX5/IPX7対応の防水、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイなど、[[フィーチャー・フォン|日本のケータイ]]独自の機能に対応している。
2010年10月18日にKDDI、並びに富士通東芝より公式発表し、2011年2月10日より発売されたau向けのT(TS)機としては初の[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]端末。国内のAndroid搭載[[スマートフォン]]としては2010年[[11月8日]]に公式発表し、同年[[12月17日]]に[[NTTドコモ]]より発売された同型機である[[T-01C]](TG03-DCM)と兄弟機種である。IPX5/IPX7対応の防水、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイなど、[[フィーチャー・フォン|日本のケータイ]]独自の機能に対応している。


また、モバイルレグザエンジンを搭載しており、ワンセグを高画質で楽しむことができる。日本語入力は数多くのAndroidスマートフォンで[[Wnn|iWnn]]が採用されている中、本機では[[ATOK]]が採用されている。2011年に日本で発売されるAndroidスマートフォンでは唯一のバージョン2.1で、バージョン2.2化は2011年6月16日より開始された。2011年6月現在[[Bluetooth]]のHIDプロファイルに対応している唯一のスマートフォンで、Bluetoothキーボードが使用可能である。
また、モバイルレグザエンジンを搭載しており、ワンセグを高画質で楽しむことができる。日本語入力は数多くのAndroidスマートフォンで[[Wnn|iWnn]]が採用されている中、本機では[[ATOK]]が採用されている。2011年に日本で発売されるAndroidスマートフォンでは唯一のバージョン2.1で、バージョン2.2化は2011年6月16日より開始された。2011年6月現在[[Bluetooth]]のHIDプロファイルに対応している唯一のスマートフォンで、Bluetoothキーボードが使用可能である。
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**[[富士通]]
**[[富士通]]
*[[東芝製のスマートフォン]]
*[[東芝製のスマートフォン]]
*[[Android]]
*[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]
*[[レグザ|REGZA]]
*[[レグザ|REGZA]]
*[[REGZA Phone]]
*[[REGZA Phone]]

2020年9月6日 (日) 06:53時点における版

au REGZA Phone IS04/IS04FV
(TSI04/TG03-KDDI)
キャリア au
製造 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ
発売日 2011年2月10日
概要
OS Android OS2.1(IS04)[1]
Android OS2.2(IS04FV)
CPU Qualcomm Snapdragon S1
QSD8650 1GHz
(アプリ用・モデム用共用)
音声通信方式 CDMA 1X WIN
CDMA2000 1xMC
(800MHz/2GHz/新800MHz)
データ通信方式 WIN HIGH SPEED
(CDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.A)
無線LAN
(IEEE 802.11b/g)
形状 ストレート型
サイズ 126 × 62 × 11.9 mm
質量 約149 g
連続通話時間 約300分
連続待受時間 約260時間
充電時間 約200分 (AC時)
約200分 (DC時)
バッテリー 1300mAh
外部メモリ microSD
(最大2GB・KDDI公表)
microSDHC
(最大32GB・KDDI公表)
日本語入力 ATOK for IS04
FeliCa あり
赤外線通信機能 あり(IrDA)
テザリング なし
Bluetooth あり
(Ver2.1+EDR)[2]
放送受信機能 あり
(ワンセグ)
外部接続 microUSB
3.5φイヤホンマイク端子
備考 1. IPX5/IPX7等級の防水機能に対応
2. 緊急地震速報に対応
3. SAR値:0.499W/kg
4. 下り9.2Mbps/上り5.5Mbpsの高速マルチキャリアデータ通信による「WIN HIGH SPEED」(CDMA2000 1xEV-DO MC-Rev.A)に対応
5. ワンセグ録画機能はダビング10に対応
6. 製造国:中華人民共和国の旗 中国
メインディスプレイ
方式 タッチパネル対応
TFT液晶
解像度 ワイドVGA+
(854×480ドット)
サイズ 4.0インチ
表示色数 約26万色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約12.2メガピクセル画素CMOS
機能 オートフォーカス
HD(1280×720)動画撮影機能
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
ブラック(Black)
ホワイト(White)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

REGZA Phone IS04(レグザフォン アイエス ゼロヨン)は、東芝が開発し、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(東芝ブランド、現・富士通モバイルコミュニケーションズ)によって日本国内向けに製造・発売された、auブランドを展開するKDDIおよび沖縄セルラー電話ISシリーズの一つで、CDMA 1X WIN(後のau 3G)対応ストレート型スマートフォンである。製造型番はTSI04(てぃーえすあい ぜろよん)でメーカー型番はTG03-KDDI[3]

概要

2010年10月18日にKDDI、並びに富士通東芝より公式発表し、2011年2月10日より発売されたau向けのT(TS)機としては初のAndroid端末。国内のAndroid搭載スマートフォンとしては2010年11月8日に公式発表し、同年12月17日NTTドコモより発売された同型機であるT-01C(TG03-DCM)と兄弟機種である。IPX5/IPX7対応の防水、ワンセグ、赤外線通信、おサイフケータイなど、日本のケータイ独自の機能に対応している。

また、モバイルレグザエンジンを搭載しており、ワンセグを高画質で楽しむことができる。日本語入力は数多くのAndroidスマートフォンでiWnnが採用されている中、本機ではATOKが採用されている。2011年に日本で発売されるAndroidスマートフォンでは唯一のバージョン2.1で、バージョン2.2化は2011年6月16日より開始された。2011年6月現在BluetoothのHIDプロファイルに対応している唯一のスマートフォンで、Bluetoothキーボードが使用可能である。

なお本機のTVCMはT-01Cと同じく富士通名義で行われた。ドコモでは実質富士通製として扱われたT-01Cと異なり、本機はauでも従前通り東芝ブランドとして扱われた。

T-01CとIS04の違い

機種 T-01C IS04
通信方式
最大通信速度
(下り/上り)
HSDPA/HSUPA
7.2Mbps/5.7Mbps
CDMA2000 EV-DOマルチキャリア
9.2Mbps/5.5Mbps
卓上ホルダ
(充電接点)
あり
(左側面)
なし
デザイン カラーバリエーション Moist Black
Mellow Bordeaux
ホワイト
ブラック
概要 表面仕上げが異なる。
詳細 REGZAを意識したフラットでシンプルなデザインを重視して作られている。
緊急地震速報 発売当初 非対応 対応
アップデート後 エリアメール対応
(2012年2月21日)
災害・避難情報に対応
(2012年4月26日)
microSDHCカードの容量 付属 16GB 4GB
最大 32GB
Root化の検知システム なし あり
キャリアの扱い 富士通 東芝

歴史

  • 2010年10月18日 - KDDI、および富士通東芝モバイルコミュニケーションズより公式発表。
  • 2010年11月11日 - 連邦通信委員会(FCC)を通過[4]
  • 2011年2月10日 - 全国にて一斉発売。
  • 2011年4月7日 - 一部の不具合を修正する小型アップデート開始。
  • 2011年5月26日 - Eメールアプリなどの不具合を修正する小型アップデート開始。なおAndroid2.2へアップデートするためにはこのアップデートが不可欠である。
  • 2011年5月27日 - 上記アップデートのケータイアップデートでEメールアドレス帳のアドレスがすべて消えてしまうという不具合が発生したため、ケータイアップデート停止。なおPCを使ってのアップデートは引き続き可能とされた。
  • 2011年5月30日 - PCを使ってのアップデートも同様の不具合が発生するために中止された[5]
  • 2011年6月16日 - 上記アップデートの再開と同時にAndroid2.2へのアップグレード開始。Android2.2へのアップデートは実施前に上記アップデートを実行する必要がある。
  • 2011年6月30日 - Android2.2のLISMO対応版リリース Android2.2へアップデート済みの場合はケータイアップデートで対応。
  • 2011年7月8日 - 不具合対策済み、およびAndroid2.2アップデート済みバージョンのIS04FV[6]が順次発売される。
  • 2011年9月 - IS04販売終了。
  • 2011年11月 - IS04FV販売終了。
  • 2012年6月29日 - 標準でプリセットされている「LISMO Player」の不具合を解消するバージョンアップを実施[7]
  • 2012年7月22日 - L800MHz(旧800MHz帯・CDMA Band-Class 3)帯によるサービスが停波する。以降はN800MHz(新800MHz帯・CDMA Band-Class 0)帯および2GHz(CDMA Band-Class 6)帯で利用する。

ケータイアップデート

  • 2011年4月7日に行われたケータイアップデートの内容[8]
    • EZwebメールの各種改善。
      • アドレス帳の並び順を50音順へ変更。
      • ヘッダサイズの大きいメールが受信できない場合がある。
      • 受信したメールが文字化けする場合がある。
    • PINロックが設定されているとケータイアップデートが失敗する。
    • 充電器に8時間以上接続し続けた場合、以降の充電動作が停止する。
  • 2011年5月26日に行われたケータイアップデートの内容[9]
    • このケータイアップデートではAndroid2.2化に必要な機能があるため2.2にアップグレードする場合は必ず実施しておくこと。
    • CDMA 1Xエリアでのデータ送受信機能。
    • EZwebメールの各種改善。
      • 受信したメールが文字化けする場合がある。
      • メールの全件削除。
      • デコレーション絵文字の入力方式を改善。
    • アラームアプリ再起動後にアラームが鳴動しない場合がある。
  • 2011年6月30日に行われたケータイアップデートの内容[10]
    • Android 2.2版LISMOに対応(このアップデートは2.2にアップグレードしていることが条件で、Android 2.2版LISMOはショートカットアイコンからau one Marketからのダウンロードも可能)。
  • 2011年9月29日に行われたケータイアップデートの内容[11]
    • Eメール関連の改善とセキュリティ強化。
  • 2012年4月26日に行われたケータイアップデートの内容[12]
    • 災害・避難情報への対応開始。アップデート後au Marketから「au災害対策」アプリのダウンロードが必要。

Android2.2へのアップグレード

方法は上記アップデートを実行後、本体直接の場合はWi-Fi接続でこちらよりアップグレード用のファイルをダウンロードし、実行する。またはPCで上記の「こちら」よりアップグレード用のファイルをダウンロードし、ファイルをmicroSDにコピーをし、コピーしたmicroSDをIS04に挿入し、実行する。

アップグレード後の内容は次のようになる。

  • Android2.2共通
    • 全般的な操作レスポンスが改善された。
    • Adobe Flash Player 10.1搭載によりニコニコ動画など、Android 2.1の段階では閲覧できなかったPC向けFlashコンテンツの閲覧が可能になった。
    • 「ニュースと天気」アプリが新たに搭載された。
    • microSD/microSDHCへのアプリケーションの保存がサポートされた
    • 横画面で操作する際、Android 2.1では左側に傾けた時にしか操作できなかったが新たに右側に傾けた場合でも操作できるようになった。
  • IS04独自機能
    • ワンセグの視聴予約・録画予約に対応
    • HD1080静止画撮影対応
    • 新フォント追加
    • 音声による文字入力
    • ATOK for IS04のバージョンアップ
    • スリープモード中のWi-Fi設定メニュー
    • バイブ設定
    • 電話帳にてグループ設定が可能に
    • モシモカメラにエフェクト&ズームを追加
    • レグザAppsコネクト

プリインストールアプリ

  • Skype
  • jibe
  • Foursquare
  • きせかえtouch
  • au Smart Sports Run&Walk
  • au Smart Sports Karada Manager
  • au Smart Sports Fitness
  • au one GREE
  • au one Brand Garden
  • au one ショッピングモール
  • au one モバオク
  • au one ナビウォーク
  • au one 助手席ナビ
  • au one ニュースEX
  • じぶん銀行

主な機能・サービス

※PCサイトビューアーはないが、PC向けWebブラウザと同等のアプリケーションが標準装備されている。携帯サイトは他のスマートフォンと同じく閲覧不可。

主な機能・対応サービス
LISMO! for Android[13]
LISMO WAVE
EZケータイアレンジ バーコードリーダー PCサイトビューアー
※Webブラウザで対応
au BOX ワイヤレスミュージック au Smart Sports
Run & Walk
Karada Manager
ゴルフ
フイットネス
カロリーカウンター
au oneナビウォーク
au one助手席ナビ 安心ナビ 災害時ナビ ナカチェン
EZアプリ FullGame!
Bluetooth対戦
EZアプリ(JB) オープンアプリプレイヤー ドキュメントビューアー[14]
アレンジメニュー au oneガジェット
マルチプレイウィンドゥ
クイックアクセスメニュー
じぶん銀行アプリ EZ FM
EZチャンネル
EZチャンネルプラス
EZニュースフラッシュ

au one ニュースEX
Bluetooth Touch Message おサイフケータイ
ケータイ de PCメール デコレーションメール デコレーションアニメ[15] au one メール
PCメール
Gmail
EZwebドメインメール[16]
緊急通報位置通知
緊急地震速報
ワンセグ グローバルパスポート
(CDMA)
WIN HIGH SPEED
赤外線通信
(IrDA)
無線LAN機能
(Wi-Fi WIN)
auフェムトセル

関連項目

  1. ^ 2011年6月16日2.2にアップグレード開始
  2. ^ 対応プロファイルはHSP、HFP、HID、A2DP、AVRCP、OPP、OBEX
  3. ^ [1]
  4. ^ [2]
  5. ^ IS04/IS06のソフトウェア更新の中止について
  6. ^ IS04FVの「FV」とはFroyo Versionの意味であり[要出典]、FroyoはAndroid 2.2のコードネームである。
  7. ^ IS04/IS11S/ISW12HT/ISW11M/IS13SH/ISW11K/ISW11F/IS12F/IS11LG/IS11N/ISW11SC/IS14SH向けLISMO Player (Ver 2.00.02) バージョンアップのお知らせ | au - 2012年6月29日
  8. ^ ケータイアップデートのお知らせ 2011年4月7日 au
  9. ^ ケータイアップデートのお知らせ 2011年5月26日 au
  10. ^ ケータイアップデートのお知らせ 2011年6月30日 au
  11. ^ ケータイアップデートのお知らせ 2011年9月29日 au
  12. ^ ケータイアップデートのお知らせ 2012年4月26日 au
  13. ^ 再生可能なオーディオファイルはLISMO Port 4.1以降でCDからリッピングした曲で、ただし、着うた着うたフル着うたフルプラスなどの既存のau携帯電話向けのオーディオファイルには非対応。転送はLISMO Port 4.1に更新する必要がある。MP3や、MP4などは他のAndroid対応プレイヤーアプリで対応できる場合がある。
  14. ^ プリインストールアプリのNetFront Document Viewerで対応。Word(.doc、.docx)、Excel(.xls、.xlsx)、PowerPoint(.ppt、.pptx)、PDF(.pdf)閲覧に対応。編集は別のアプリなどが必要。
  15. ^ デコレーションアニメの送信は非対応だが、IS04で受信した場合はflashファイルで添付ファイルとして受信される。
  16. ^ EZwebのメールは無線LANでの利用は不可。

外部リンク