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'''ドコモ スマートフォン LYNX SH-10B'''(ドコモ スマートフォン リンクス エスエイチ いちゼロビー)は[[シャープ]]によって開発された、[[NTTドコモ]]の[[第3世代移動通信システム]]([[FOMA]])[[端末]]である。[[ドコモ スマートフォン]]のひとつ。OSは[[Android (オペレーティングシステム)|Android]]を搭載している。 |
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クラムシェルタイプの形状で、5インチの静電容量式の[[タッチパネル]]画面とトラックボール、そして本格的な[[QWERTY]]配列の[[パンタグラフ]]キーボードを有し、[[ネットブック]]と[[スマートフォン]]の中間的な位置づけの[[スマートブック]]に近い。音声での通話も可能で、[[イヤホンマイク]]や[[Bluetooth]]ヘッドセットを用いた[[ハンズフリー]]での通話となる。 |
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Android OSの機能であるブラウジング、[[google]]検索、[[Youtube]]、[[Gmail]]、カレンダーやアドレス帳の同期といったGoogleのクラウドとの連携や[[Android (オペレーティングシステム)#android Market|Androidマーケット]]や[[ドコモマーケット]]のアプリケーションの利用ができる。それとともに「[[mixi]] for SH」「[[Twitter|twit]] SH」「ブログ投稿ウィジェット」など20種類のウィジェットがプリインストールされている。 |
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また液晶にはシャープ特有のベールビュー液晶機能が搭載されており、覗き見防止機能が利用できる。 |
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Android OSの標準的なアプリケーションとしてGoogle検索窓、[[Googleマップ]]、Google Latitude、[[Gmail]]、アドレス帳、[[YouTube]]、[[Googleカレンダー]]、[[Google トーク|Google Talk]]、[[Picasa]]、[[Google Earth]]、[[HT-03A#Android マーケット|Androidマーケット]]などを搭載している。 |
2020年9月6日 (日) 06:48時点における版
キャリア | NTTドコモ |
---|---|
製造 | シャープ |
発売日 | 2010年7月23日 |
概要 | |
OS | Android 1.6 |
CPU | QUALCOMM Snapdragon QSD8250 1GHz |
音声通信方式 | 3G:FOMA(W-CDMA) (3G:800MHz、2.1GHz)) |
データ通信方式 | 3.5G:FOMA(HSDPA/HSUPA) IEEE802,11b/g準拠 |
形状 | クラムシェル型 スマートブック (QWERTYキー付) |
サイズ | 148 × 83 × 17.8 mm |
質量 | 約230 g |
連続通話時間 | 約310分 (ハンズフリー通話時) |
連続待受時間 | 約280時間 (静止時自動) |
外部メモリ | microSD (最大2GB・NTTドコモ公表) microSDHC (最大16GB・NTTドコモ公表) |
日本語入力 | iWnn IME SH edition |
FeliCa | なし |
赤外線通信機能 | あり(IrSimple対応) |
Bluetooth | あり (Ver2.1+EDR) |
放送受信機能 | あり (ワンセグ) |
備考 | 1. 音声通話はハンズフリーおよびヘッドセット使用時に限り通話可能 2. 端末側面にmicroUSB端子を装備 3. 無線LAN(IEEE802.11b/g) |
メインディスプレイ | |
方式 | タッチパネル対応 NewモバイルASV液晶 |
解像度 | フルワイドVGA++ (480×960ドット) |
サイズ | 5.0インチ |
表示色数 | 65,536色 |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 約530万画素画素CMOS |
機能 | 顔検出オートフォーカス |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 約43万画素画素CMOS |
カラーバリエーション | |
ホワイト | |
レッド | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
ドコモ スマートフォン LYNX SH-10B(ドコモ スマートフォン リンクス エスエイチ いちゼロビー)はシャープによって開発された、NTTドコモの第3世代移動通信システム(FOMA)端末である。ドコモ スマートフォンのひとつ。OSはAndroidを搭載している。
概要
シャープがNTTドコモに提供する初めてのAndroid OS搭載のスマートフォンである。
クラムシェルタイプの形状で、5インチの静電容量式のタッチパネル画面とトラックボール、そして本格的なQWERTY配列のパンタグラフキーボードを有し、ネットブックとスマートフォンの中間的な位置づけのスマートブックに近い。音声での通話も可能で、イヤホンマイクやBluetoothヘッドセットを用いたハンズフリーでの通話となる。
Android OSの機能であるブラウジング、google検索、Youtube、Gmail、カレンダーやアドレス帳の同期といったGoogleのクラウドとの連携やAndroidマーケットやドコモマーケットのアプリケーションの利用ができる。それとともに「mixi for SH」「twit SH」「ブログ投稿ウィジェット」など20種類のウィジェットがプリインストールされている。
また液晶にはシャープ特有のベールビュー液晶機能が搭載されており、覗き見防止機能が利用できる。
日本独自の機能も多く、ドコモのスマートフォンとしては初めて、ワンセグチューナーや赤外線の送受信機能、ブルーレイディスクレコーダー連携機能が内蔵されている。電話帳では、インクリメンタルサーチにも対応している。
カメラは530万画素の顔検出機能、オートフォーカス対応のカメラが搭載され、バーコードリーダーや名刺リーダー、その他情報リーダーに応用が可能となっている。またメインカメラのほかに、内側カメラもある。
カメラはオートフォーカスのほかに、ホワイトバランス、手振れ補正、位置情報を写真に埋め込めるジオタギング機能、連写、セピア・白黒モード、フレーム挿入機能、などがある。フラッシュは高光度方LEDフラッシュを搭載している。
ROMは512Mバイトのほかストレージ用に4Gバイトが内蔵されており、SDカードがなくても、音楽や写真などを保存することができる。
撮影した写真や音楽ファイルなどをワイヤレスでAQUOS機器へ転送可能なDLNAサーバ機能も利用できる。
発売当初のOSはAndroid1.6であるがタッチパネルはマルチタッチに対応している。
通信規格ではWiFiやHSDPA7.2Mbps/HSUPA5.7Mbpsにも対応しており高速な通信が可能である。またWiFiでは「AOSS」や「WPS」で簡単に設定できる。またNTTドコモが提供しているmopera U公衆無線LANへも簡単に接続ができる。
国際ローミングサービスWORLD WINGに対応しているが3Gローミングのみとなる。
ハードキーボードへはショートカットキーの割り当てができる。またキーボードのひとつに検索専用のキーが割り当てられており、それを押すことでandroidの特徴である検索ウィンドウが立ち上がる。
プリインストールアプリケーション
Android OS 標準アプリケーション
詳しくはAndroidを参照。
Android OSの標準的なアプリケーションとしてGoogle検索窓、Googleマップ、Google Latitude、Gmail、アドレス帳、YouTube、Googleカレンダー、Google Talk、Picasa、Google Earth、Androidマーケットなどを搭載している。
Androidマーケットではこのほかに、有料、無料あわせて2010年10月時点で約10万種類以上のアプリをダウンロードし利用することができる。
またドコモマーケットでもspモードアプリをはじめとした様々なアプリケーションやコンテンツを利用することが可能である。
その他プリインストールアプリ
- mixi for SH -mixi用ウィジェット
- twit SH - Twitter用ウィジェット
- ブログ投稿ウィジェット
- Documents To Go - Word、Excel、PowerPointの編集アプリ
- UkiUkiView
- フォトウィジェット
- メディアプレーヤーウィジェット
- 辞書ウィジェット - 大修館MX電子辞書を収録している。
- 書籍ビューアー(millmo Book Player)
- millmo fo SH - 動画、コミック、本
- バーコードリーダー
- RSSリーダー
- 情報リーダー
- 名刺リーダー
- 方位計
- 内蔵辞書(ジーニアス英和MX)
- ネット辞書
メール・ブラウザ
Android標準のGmailやPOP、IMAPメールが利用可能となる。
Gmailやmopera Uメールを使った場合はメールはほぼリアルタイムにプッシュで着信する。
発売当初はiモードメールは対応していなかったが、2010年9月1日開始のspモードが提供され、iモードメールやiモード絵文字、デコメール、デコメ絵文字が対応した。それまではiモード.netモバイルモードを使って、Webメールやアプリを使った方法で利用することとなる。
ブラウザはAndroid標準のブラウザが搭載されるほか、Androidマーケットで様々なブラウザをダウンロードし利用することができる。Wikipedia専用ブラウザ、2ちゃんねる専用ブラウザなども利用ができる。
対応サービス
主な対応サービス | |||
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デジタルオーディオプレーヤー(WMA)(AAC)(MP3) | |||
GSM/3Gローミング(WORLD WING) | |||
FOMAハイスピード | GPS/ |
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テレビ電話/キャラ電 | フルブラウザ | ||
トルカ | |||
バーコードリーダ/名刺リーダ |
歴史
- 2010年5月18日 - F-06B・F-07B・F-08B・L-04B・N-04B・N-05B・N-06B・N-07B・N-08B・P-04B・P-05B・P-06B・P-07B・SH-02B marimekko・SH-07B・SH-08B・SH-09B・LYNX SH-10B・dynapocket T-01B・BlackBerry Bold 9700の開発及び一部機種の発売を発表。
- 2010年7月23日発売
- 2010年9月1日 - spモードに対応。iモードメール、コンテンツ決済等が利用開始になる。
- 2010年9月9日 - 悪意のあるアプリケーションをインストールした場合にキーボード操作を読み取られる危険があるとして、脆弱性修正をするまで一時的に販売を停止した[1]。
- 2010年9月13日 - キーボード操作の脆弱性を解消するソフトウェアアップデートの実施[2]。
- 2010年9月17日 - メール送信機能に新たなる不具合が見つかったため、予定していた販売再開を延期[3]。
- 2010年9月24日 - メール送信機能の脆弱性を解消するソフトウェアアップデートの実施[4]。
- 2010年9月30日 - 10月2日より販売を再開すると発表[5]。
- 2010年10月2日 - 発売を再開
- 2010年12月1日 - Android2.1へのアップデートを実施しない方針を明らかにした[6]。
- 2010年12月3日 - トルカに対応
関連項目
- ドコモ スマートフォン
- スマートフォン
- LYNX 3D - おサイフケータイに対応した後継機種
- Xperia SO-01B - 2010年4月に発売された Android 1.6搭載のスマートフォン
- dynapocket T-01B - 同端末と同時に発表された Windows Mobile 6.5.3搭載のスマートフォン
- BlackBerry Bold 9700 - 同端末と同時に発表されたBlackBerry OS 5.0搭載のスマートフォン
- IS01 - au(KDDI/沖縄セルラー電話連合)から発売された本端末の兄弟機種。ちなみにデザインは深澤直人が手掛けている。
- spモード
- mopera U
- SH2101V - シャープがNTTドコモにかつて提供したザウルスOSのスマートフォン
- N-08B - 同端末と同時に発表された、インターネット・電子メールを中心として、音声通話はヘッドセットが必要になるなど類似のコンセプトを持つiモード端末。
- シャープ製のスマートフォン