「ユリ・グリエル」の版間の差分
m →年度別打撃成績 |
|||
75行目: | 75行目: | ||
2006年7月末には「[[コロンビア]]で開催されている国際大会に遠征中、[[エドゥアルド・パレ]]とともに[[亡命]]した」と[[ESPN]]のウェブサイトで報じられ<ref>ESPN.com news services, "[http://sports.espn.go.com/mlb/news/story?id=2533062&campaign=rss&source=MLBHeadlines Report: Cuban baseball players defect in Colombia]," ''ESPN.com'', July 28, 2006. 2007年7月29日閲覧。</ref>[[ニューヨーク・ヤンキース]]が獲得に興味との噂が出たが、その後本人が否定した<ref>Enrique Rojas, "[http://sports.espn.go.com/mlb/columns/story?id=2536573 Cuban star Gourriel has no interest in deserting]," ''ESPN.com'', August 2, 2006. 2007年7月29日閲覧。</ref>。 |
2006年7月末には「[[コロンビア]]で開催されている国際大会に遠征中、[[エドゥアルド・パレ]]とともに[[亡命]]した」と[[ESPN]]のウェブサイトで報じられ<ref>ESPN.com news services, "[http://sports.espn.go.com/mlb/news/story?id=2533062&campaign=rss&source=MLBHeadlines Report: Cuban baseball players defect in Colombia]," ''ESPN.com'', July 28, 2006. 2007年7月29日閲覧。</ref>[[ニューヨーク・ヤンキース]]が獲得に興味との噂が出たが、その後本人が否定した<ref>Enrique Rojas, "[http://sports.espn.go.com/mlb/columns/story?id=2536573 Cuban star Gourriel has no interest in deserting]," ''ESPN.com'', August 2, 2006. 2007年7月29日閲覧。</ref>。 |
||
{{by|2008年}}8月に開催された[[2008年北京オリンピック|北京オリンピック]]の[[2008年北京オリンピックの野球競技・キューバ代表|野球キューバ代表]]に選出され、2大会連続2度目の選出となった。決勝戦では1点ビハインドの9回に1アウト満塁のチャンスで[[ |
{{by|2008年}}8月に開催された[[2008年北京オリンピック|北京オリンピック]]の[[2008年北京オリンピックの野球競技・キューバ代表|野球キューバ代表]]に選出され、2大会連続2度目の選出となった。決勝戦では1点ビハインドの9回に1アウト満塁のチャンスで[[鄭大炫]]の前に[[併殺打]]に倒れ、キューバは[[2008年北京オリンピックの野球競技・韓国代表|韓国]]に敗北し、[[銀メダル]]に終わった。 |
||
{{by|2009年}}3月に開催された[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック|第2回WBC]]の[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック・キューバ代表|キューバ代表]]に選出され<ref>[http://web.worldbaseballclassic.com/wbc/2013/rosters/index.jsp?team=usa&season=2009 2009 Tournament Roster] {{webarchive|url=https://archive.is/20150219045301/http://web.worldbaseballclassic.com/wbc/2013/rosters/index.jsp?team=usa&season=2009 |date=2015年2月19日 }} ''WBC公式サイト'' {{en icon}} 2015年3月15日閲覧</ref> 2大会連続2度目の選出となった。 |
{{by|2009年}}3月に開催された[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック|第2回WBC]]の[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック・キューバ代表|キューバ代表]]に選出され<ref>[http://web.worldbaseballclassic.com/wbc/2013/rosters/index.jsp?team=usa&season=2009 2009 Tournament Roster] {{webarchive|url=https://archive.is/20150219045301/http://web.worldbaseballclassic.com/wbc/2013/rosters/index.jsp?team=usa&season=2009 |date=2015年2月19日 }} ''WBC公式サイト'' {{en icon}} 2015年3月15日閲覧</ref> 2大会連続2度目の選出となった。 |
2020年8月28日 (金) 21:49時点における版
ヒューストン・アストロズ #10 | |
---|---|
2017年7月23日 | |
基本情報 | |
国籍 | ( ハイチに亡命) |
出身地 |
キューバ サンクティ・スピリトゥス州サンクティ・スピリトゥス |
生年月日 | 1984年6月9日(40歳) |
身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 190 lb =約86.2 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 一塁手、三塁手 |
プロ入り | 2016年 アマチュア・フリーエージェントとしてヒューストン・アストロズと契約 |
初出場 |
NPB / 2014年6月8日 MLB / 2016年8月21日 |
最終出場 | NPB / 2014年10月7日 |
年俸 | $8,400,000(2020年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
| |
派遣歴 | |
| |
国際大会 | |
代表チーム | キューバ |
五輪 | 2004年、2008年 |
WBC | 2006年、2009年、2013年 |
プレミア12 | 2015年 |
この表について
|
オリンピック | ||
---|---|---|
男子 野球 | ||
キューバ | ||
金 | 2004 | 野球 |
銀 | 2008 | 野球 |
ワールド・ベースボール・クラシック | ||
銀 | 2006 | 野球 |
映像外部リンク | |
---|---|
2009年WBCの対日本戦(2回目) イチローの犠打を失敗させたダイビングキャッチ(MLB.comによる動画) |
映像外部リンク | |
---|---|
2013年WBCの対オランダ戦(1回目) レオン・ボイドから放った本塁打 (MLB.comによる動画) |
ユリエスキ・グリエル・カスティーヨ(Yulieski Gourriel Castillo , 1984年6月9日 - )は、キューバ共和国サンクティ・スピリトゥス州サンクティ・スピリトゥス出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。現在はMLB・ヒューストン・アストロズに所属。愛称はエル・ユリ[2]。
2017年よりMLBでの登録名を「ユリ・グリエル(Yuli Gurriel)」としている[3]。
経歴
キューバ球界時代
17歳であった2001年に、ガジョス・デ・サンクティ・スピリトゥスの選手として、キューバの国内リーグ(セリエ・ナシオナル・デ・ベイスボル)にデビューした。
2003年10月に開催された第35回IBAFワールドカップのキューバ代表に選出された。
2004年8月に開催されたアテネオリンピックの野球キューバ代表に選出された。
2005年9月に開催された第36回IBAFワールドカップのキューバ代表に選出された。この大会では、8本塁打を記録した。
2005-2006シーズンには本塁打・打点の二冠王を獲得したほか、当時国内リーグ史上初の20本塁打・20盗塁を達成した[4]。
3月に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のキューバ代表に選出された[5]。同大会では二塁手として出場し、打率.273・出塁率.342・長打率.515の成績で大会ベストナインに選ばれた。
2006-2007シーズンは本塁打数が半減してしまったが、これはこのシーズンから公式戦で使用されるボールが、ミズノ製のものから自国製のもの(いわゆる「飛ばないボール」)へ変更され、リーグ全体の打撃成績が低くなった影響と見られる[6]。
2006年7月末には「コロンビアで開催されている国際大会に遠征中、エドゥアルド・パレとともに亡命した」とESPNのウェブサイトで報じられ[7]ニューヨーク・ヤンキースが獲得に興味との噂が出たが、その後本人が否定した[8]。
2008年8月に開催された北京オリンピックの野球キューバ代表に選出され、2大会連続2度目の選出となった。決勝戦では1点ビハインドの9回に1アウト満塁のチャンスで鄭大炫の前に併殺打に倒れ、キューバは韓国に敗北し、銀メダルに終わった。
2009年3月に開催された第2回WBCのキューバ代表に選出され[9] 2大会連続2度目の選出となった。
2012年7月に開催された第26回ハーレムベースボールウィークのキューバ代表に選出された。同大会では出塁率.500を記録、MVPに選ばれた。11月6日には「侍ジャパンマッチ2012「日本代表 VS キューバ代表」」のキューバ代表が発表され[10] 代表入りした[11]。同日、台湾で行われたサンダーシリーズのため来台した[12]。サンダーシリーズ終了後の、14日に来日した[13]。
2013年3月に開催された第3回WBCのキューバ代表に選出され[14]、3大会連続3度目の選出となった。同大会ではオランダとの決勝ラウンド進出決定戦で最終回の表に盗塁走塁ミスを二回繰り返しビクトル・メサ監督に激怒され、その裏に自らのエラーで出した走者がホームを踏むなど、大会打率.280の不振で終えた。チームはオランダに敗れ、決勝ラウンド進出を逃した。また、国内リーグでは、所属チームをサンクティ・スピリトゥスからレオネス・デ・インダストリアレスに変更している。
2014年2月4日にMLB.comの取材に対して、「12年間キューバでプレーしてきたが、今は国外でプレーしたい」との意向を示した[15]。
キューバ国外移籍解禁後
2014年5月13日にNPBの横浜DeNAベイスターズへの入団が発表された[16]。前年末にDeNAの球団社長の池田純がキューバを視察した際に、同国の球界関係者から「優秀な選手を日本に出したい」という意向を明かされたことを背景に、国外でのプレーを望むグリエルの獲得交渉に着手したという[17]。また、キューバ代表監督のビクトル・メサとDeNA監督(当時)の中畑清が似たタイプだと聞いて頭を抱えるということが報道された[18]。
5月31日に来日[19]、6月2日に入団記者会見を行い、日本球界へ挑戦する理由に「キューバで長年プレーを続けているうちに、相手投手の配球を読むことの難しさが薄れてきたこと」を挙げたうえで、「横浜DeNAを初めてのクライマックスシリーズ進出に必ず導きます。信じて下さい」と述べている[20]。また、ユニフォームの背ネームは本来の英語表記からOをとった「GURRIEL」。6月3日からは、実戦での調整を目的に、2日続けてイースタン・リーグの埼玉西武ライオンズ戦で先発出場。3番指名打者で出場した3日の試合で、4回裏の第2打席で中崎雄太から来日初本塁打を放った[21]。6月6日に来日後初の一軍出場登録[22]。6月8日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦(横浜スタジアム)に3番三塁手で一軍初出場、3回裏の第2打席で初安打を放ち、3打席連続安打で猛打賞を記録した[23]。6月11日のオリックス・バファローズ戦(京セラドーム大阪)では、6回表の第3打席で適時打を放って一軍初打点を挙げると、8回表の第4打席で佐藤達也からバックスクリーン左へ一軍初本塁打を記録した[24]。
2015年3月19日にキューバ国内リーグで所属するインダストリアレスがプレーオフ準決勝進出を逃したため、2015年3月27日の東京ドームでの開幕戦(対読売ジャイアンツ)までに、この年から同じくDeNAと契約した弟のルルデス・ジュニアとともにチームへ合流できるとの報道が出た[25]。しかし、左腿裏痛の治療をキューバ国内で行うため、兄弟そろって来日が延期になった(弟のユニエルキスは左手首痛)。これに対し、DeNAは日本国内で治療を行わせるため、診断書の提出と来日を要求したが、診断書を含めてキューバ政府から明確な返答がなく、球団職員が話し合いのために現地入りするなど緊張状態が続いた。結局、4月2日にGMの高田繁が契約違反のため契約を解除したと発表し[26]、キューバ政府もこれを了承したため、正式に退団が確定した。なお、ルルデス・ジュニアについては、制限選手としての処分にとどまった[27]。2015年度、最初の自由契約選手となった[28]。11月に開催された第1回WBSCプレミア12のキューバ代表に選出された。
2016年2月にはシエゴ・デ・アビラの補強選手としてカリビアンシリーズに出場。準決勝で敗退後に、弟のルルデス・ジュニアと共に開催国のドミニカ共和国内からハイチへ亡命した[29]。三兄弟の長男のユニエスキはカリビアンシリーズに出場していないためキューバ国内に留まっており、「カリビアンシリーズでの最後の試合の後に2人と連絡が取れなくなった。それまでは毎晩連絡を取りあっていたのに。私達もみんなと同じニュースで亡命を知り、2人のことは何もわからない」と語っている[30]。
アストロズ時代
2016年7月16日にヒューストン・アストロズと総額4750万ドルの5年契約を結んだことが発表された[31][32]。マイナー(AA級コーパスクリスティ・フックス、AAA級フレズノ・グリズリーズ)での調整を経て、8月21日にメジャー昇格し、同日のボルチモア・オリオールズ戦で6番・指名打者で先発出場して初打席で初安打を放った(2打数1安打1四球)[33]。最終的には36試合に出場し、打率.262・3本塁打・15打点・1盗塁・OPS0.677という成績を残した。守備ではサードを主に守り、21試合で1失策・守備率.977・DRS0という成績を記録。他に、僅かながら一塁手と左翼手も守った。
2017年は若手三塁手のアレックス・ブレグマンの台頭により、ポジションが主に一塁手となった。10月27日のワールドシリーズ第3戦でダルビッシュ有から本塁打を記録した後に、アジア人を侮辱する差別的ジェスチャーを行い、物議を醸した[34]。10月28日に2018年シーズン開幕戦から5試合の出場停止処分が科せられた[35]。
2018年はキャンプ中に右手有鉤骨の手術を受けた影響で調整が遅れ、開幕からの5試合出場停止処分もあり4月13日にメジャー復帰を果たした[36]。最終的に打率.291・13本塁打・85打点・OPS.751を記録した。
選手としての特徴
打撃
21歳の時に、MLBのスカウトからは「もしドラフトで指名されるならば1巡目だ」と評価されている[37]。
打球のほとんどが左方向に飛ぶプルヒッター[38]。長打力に定評がある[39]。
守備
地肩の強い内野手[39]。キューバ国内リーグでは三塁手としてプレー。代表では当初は二塁手だったが、2004年頃から代表でも主に三塁を守るようになった。DeNAへの入団が決まった際には遊撃手としての起用も想定された[40]。入団当初に出場したセ・パ交流戦では、指名打者を採用しなかったパ・リーグ球団主催試合で、石川雄洋に遊撃や外野を守らせることを条件に二塁手として起用されていた[41]。一塁を守っていた主砲のトニ・ブランコが故障で戦線を離れた交流戦の後半(6月中旬)からは、レギュラー三塁手のアーロム・バルディリスを一塁や代打に起用する一方で、もっぱら三塁手として出場した。DELTA社算出のUZRでは、2014年は二塁手では289イニングでUZR-2.6、三塁手では228イニングでUZR-4.8を喫した[42]。
人物
ニックネームは「ユリー(Yuly)」[43]、DeNA時主にDeNAファンを中心に応援等で「ユーリ」と呼ばれていた[44]。なお、ユリエスキ自身は来日時の会見で「あだ名はあまりなかったが、キューバでは「ユリー」と呼ばれていたのでそのように呼んでほしい」とコメントしていた[45]。
ホセ・コントレラスやホセ・アブレイユらと同じくキューバ人特有の飛行機嫌いとして知られる[46]。DeNA時代の2014年7月7日には、沖縄県に平成26年台風第8号が接近する状況での飛行機移動に対する不安を理由に読売ジャイアンツとの2連戦(沖縄セルラースタジアム那覇)に向けた遠征への参加を見合わせた。その後に病院で検査を受けたところ、飛行機恐怖症と診断された[47]。
日本食が苦手。2013年WBCへの出場で来日した際には、2週間で5kgも体重が落ちたという[48]。また、トマト以外の野菜も食べられないことから、DeNAではグリエルのためにキューバ風の献立を特別に用意していた[49]。
家族
野球一家であり、実父のルルデスは、いすゞ自動車硬式野球部などの社会人野球でのプレー経験を通じて日本の野球事情やプレースタイルを熟知していることを背景に、ユリエスキのDeNA入団を後押ししたとされる[40]。
ユリエスキは三人兄弟の真ん中で、兄弟はいずれも野球選手であり、弟のルルデス・ジュニアも2015年にDeNAと契約。二つ年上の兄のユニエスキも2014年からカナディアン・アメリカン・リーグのケベック・キャピタルズへ派遣されている[50]。
また、叔父のルイス・エンリケ・グリエル[51]、大叔父のホセ・デルガド、いとこのヨアンニ・デルガドも野球選手である。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2001-2002 | SSP | 87 | 376 | 353 | 59 | 106 | 26 | 5 | 7 | 163 | 50 | 7 | 6 | 4 | 6 | 8 | 1 | 5 | 33 | 3 | .300 | .320 | .462 | .781 |
2002-2003 | 90 | 385 | 333 | 57 | 97 | 20 | 4 | 16 | 173 | 65 | 12 | 3 | 0 | 3 | 45 | 7 | 4 | 41 | 5 | .291 | .379 | .520 | .899 | |
2003-2004 | 55 | 241 | 215 | 49 | 77 | 14 | 7 | 9 | 132 | 42 | 7 | 3 | 0 | 2 | 19 | 0 | 5 | 25 | 4 | .358 | .419 | .614 | 1.033 | |
2004-2005 | 89 | 411 | 370 | 80 | 126 | 16 | 7 | 23 | 225 | 86 | 11 | 1 | 0 | 6 | 29 | 5 | 6 | 47 | 10 | .341 | .392 | .608 | 1.000 | |
2005-2006 | 90 | 413 | 349 | 89 | 114 | 19 | 11 | 27 | 236 | 92 | 21 | 4 | 0 | 6 | 51 | 11 | 7 | 30 | 3 | .327 | .416 | .676 | 1.093 | |
2006-2007 | 88 | 410 | 348 | 65 | 120 | 28 | 0 | 13 | 187 | 46 | 12 | 5 | 0 | 1 | 50 | 13 | 11 | 23 | 13 | .345 | .441 | .537 | .979 | |
2007-2008 | 79 | 359 | 295 | 68 | 89 | 14 | 1 | 22 | 171 | 71 | 3 | 0 | 0 | 7 | 48 | 11 | 9 | 20 | 15 | .302 | .407 | .580 | .986 | |
2008-2009 | 84 | 381 | 328 | 77 | 131 | 22 | 7 | 22 | 233 | 90 | 11 | 5 | 0 | 4 | 48 | 12 | 1 | 23 | 14 | .399 | .472 | .710 | 1.183 | |
2009-2010 | 89 | 407 | 344 | 90 | 125 | 17 | 2 | 30 | 236 | 105 | 5 | 4 | 0 | 3 | 54 | 12 | 6 | 29 | 11 | .363 | .455 | .686 | 1.141 | |
2010-2011 | 87 | 390 | 327 | 74 | 111 | 21 | 2 | 20 | 196 | 81 | 3 | 0 | 0 | 4 | 48 | 9 | 11 | 17 | 12 | .339 | .436 | .599 | 1.035 | |
2011-2012 | 89 | 396 | 321 | 58 | 104 | 18 | 0 | 22 | 188 | 85 | 14 | 4 | 0 | 7 | 61 | 19 | 7 | 34 | 10 | .324 | .434 | .586 | 1.020 | |
2012-2013 | 79 | 333 | 280 | 51 | 91 | 18 | 3 | 8 | 139 | 52 | 8 | 5 | 0 | 3 | 44 | 13 | 6 | 20 | 5 | .325 | .423 | .496 | .920 | |
2013-2014 | IND | 81 | 361 | 297 | 63 | 93 | 21 | 3 | 16 | 168 | 69 | 10 | 8 | 1 | 3 | 54 | 12 | 6 | 31 | 7 | .313 | .425 | .566 | .991 |
2014-2015 | 49 | 206 | 175 | 40 | 60 | 18 | 1 | 7 | 101 | 35 | 11 | 2 | 0 | 2 | 27 | 6 | 2 | 18 | 9 | .343 | .432 | .577 | 1.009 | |
2014 | DeNA | 62 | 258 | 239 | 46 | 73 | 22 | 0 | 11 | 128 | 30 | 3 | 0 | 0 | 2 | 15 | 0 | 2 | 40 | 4 | .305 | .349 | .536 | .884 |
2015-2016 | IND | 49 | 224 | 174 | 55 | 87 | 20 | 0 | 15 | 152 | 51 | 3 | 0 | 0 | 5 | 38 | 11 | 7 | 3 | 6 | .500 | .589 | .874 | 1.463 |
2016 | HOU | 36 | 137 | 130 | 13 | 34 | 7 | 0 | 3 | 50 | 15 | 1 | 1 | 0 | 1 | 5 | 0 | 1 | 12 | 7 | .262 | .292 | .385 | .677 |
2017 | 139 | 564 | 529 | 69 | 158 | 43 | 1 | 18 | 257 | 75 | 3 | 2 | 0 | 6 | 22 | 1 | 7 | 62 | 12 | .299 | .332 | .486 | .817 | |
2018 | 136 | 573 | 537 | 70 | 156 | 33 | 1 | 13 | 230 | 85 | 5 | 1 | 0 | 7 | 23 | 0 | 6 | 63 | 22 | .291 | .323 | .428 | .751 | |
2019 | 144 | 612 | 564 | 85 | 168 | 40 | 2 | 31 | 305 | 104 | 5 | 3 | 0 | 6 | 37 | 2 | 5 | 65 | 12 | .298 | .343 | .541 | .884 | |
CNS:15年 | 1185 | 5293 | 4509 | 975 | 1531 | 292 | 53 | 257 | 2700 | 1020 | 138 | 50 | 5 | 62 | 624 | 142 | 93 | 394 | 127 | .340 | .425 | .599 | 1.024 | |
NPB:1年 | 62 | 258 | 239 | 46 | 73 | 22 | 0 | 11 | 128 | 30 | 3 | 0 | 0 | 2 | 15 | 0 | 2 | 40 | 4 | .305 | .349 | .536 | .884 | |
MLB:4年 | 455 | 1886 | 1760 | 237 | 516 | 123 | 4 | 65 | 842 | 279 | 14 | 7 | 0 | 20 | 87 | 3 | 19 | 202 | 53 | .293 | .330 | .478 | .808 |
- 2019年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
- キューバで通常用いられる個人通算成績はプレーオフや選抜リーグなども合算するため、この表の合計とは一致しない
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
一塁(1B) | 二塁(2B) | 三塁(3B) | 遊撃(SS) | 左翼(LF) | |||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2016 | HOU | 5 | 35 | 4 | 0 | 9 | 1.000 | - | 21 | 13 | 30 | 1 | 1 | .977 | - | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | ||||||||||
2017 | 131 | 991 | 90 | 8 | 116 | .993 | 1 | 1 | 2 | 0 | 1 | 1.000 | 7 | 6 | 10 | 1 | 1 | .941 | - | - | |||||||||||
2018 | 109 | 770 | 48 | 4 | 61 | .995 | 15 | 11 | 20 | 1 | 6 | .969 | 21 | 8 | 29 | 0 | 5 | 1.000 | 2 | 1 | 3 | 0 | 1 | 1.000 | - | ||||||
2019 | 110 | 728 | 73 | 3 | 58 | .996 | 4 | 1 | 6 | 1 | 0 | .875 | 42 | 25 | 64 | 3 | 7 | .967 | - | - | |||||||||||
MLB | 355 | 2524 | 215 | 15 | 244 | .995 | 20 | 13 | 28 | 2 | 7 | .953 | 91 | 52 | 133 | 5 | 14 | .974 | 2 | 1 | 3 | 0 | 1 | 1.000 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- |
- 2019年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
記録
- NPB
- 初出場・初先発出場:2014年6月8日、対東北楽天ゴールデンイーグルス3回戦(横浜スタジアム)、3番・三塁手で先発出場
- 初打席:同上、1回裏にトラビス・ブラックリーから遊ゴロ
- 初安打:同上、3回裏にトラビス・ブラックリーから左前安打
- 初打点:2014年6月11日、対オリックス・バファローズ3回戦(京セラドーム)、6回表に西勇輝から左前適時打
- 初本塁打:同上、8回表に佐藤達也から中越ソロ
- 初盗塁:2014年6月29日、対広島東洋カープ12回戦(横浜スタジアム)、8回裏に二盗(投手:中田廉、捕手:會澤翼)
背番号
- 10 (2014年 - )
代表歴
- 2003 IBAFワールドカップ キューバ代表
- 2004年アテネオリンピック野球キューバ代表
- 2005 IBAFワールドカップ キューバ代表
- 2006 ワールド・ベースボール・クラシック・キューバ代表
- 2008年北京オリンピック野球キューバ代表
- 2009 ワールド・ベースボール・クラシック・キューバ代表
- 2012 ハーレムベースボールウィーク キューバ代表
- 2013 ワールド・ベースボール・クラシック・キューバ代表
- 2015 WBSCプレミア12 キューバ代表
脚注
- ^ “Yulieski Gurriel Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2019年1月21日閲覧。
- ^ Astros Players Weekend nicknames explained MLB.com (2017年8月24日) 2017年9月2日閲覧
- ^ “Yuli Gurriel Stats, Fantasy & News” (英語). MLB.com. 2017年5月27日閲覧。
- ^ 「キューバシリーズ 2005-2006 ペナントレースの終了、並びにプレーオフ開始、及び個人タイトルについて」 『日本野球連盟』、2006年4月26日。2007年7月29日閲覧。
- ^ 2006 Tournament Roster[リンク切れ] WBC公式サイト 2015年4月15日閲覧
- ^ 「第46回キューバリーグ(06-07シーズン) プレーオフ」 『日本野球連盟』、2007年3月26日。2007年7月29日閲覧。
- ^ ESPN.com news services, "Report: Cuban baseball players defect in Colombia," ESPN.com, July 28, 2006. 2007年7月29日閲覧。
- ^ Enrique Rojas, "Cuban star Gourriel has no interest in deserting," ESPN.com, August 2, 2006. 2007年7月29日閲覧。
- ^ 2009 Tournament Roster Archived 2015年2月19日, at Archive.is WBC公式サイト 2015年3月15日閲覧
- ^ 侍ジャパンマッチ2012 日本代表メンバー[リンク切れ] NPB公式サイト (2012年11月6日) 2015年4月15日閲覧
- ^ キューバ代表メンバー NPB公式サイト (2012年11月6日) 2015年4月15日閲覧
- ^ Cuba arrives for Thunder Series in Taichung and Taoyuan IBAF公式サイト (2012年11月7日) 2015年4月19日閲覧
- ^ キューバ代表来日 MLB関係者も熱視線 スポニチアネックス (2012年11月15日) 2015年4月19日閲覧
- ^ 2013 Tournament Roster[リンク切れ] WBC公式サイト 2015年4月15日閲覧
- ^ Jesse Sanchez (February 4, 2014). “Gourriel eyes baseball career outside of native Cuba”. MLB.com. February 5, 2014閲覧。
- ^ “選手獲得のお知らせ”. 横浜DeNAベイスターズ (May 13, 2014). May 13, 2014閲覧。
- ^ 鉄村和之(日本経済新聞編集委員)『なぜDeNAに? キューバからグリエル獲得の舞台裏』 日本経済新聞 電子版 (2014年6月4日 7:00配信)
- ^ http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/273300/
- ^ “DeNAのグリエルが青いシャツ着て来日”. 日刊スポーツ (2014年5月31日). 2014年6月4日閲覧。
- ^ “グリエル DeNA入団記者会見で抱負「全てを出す」”. スポーツニッポン (2014年6月2日). 2014年6月4日閲覧。
- ^ “グリエル 初実戦で本塁打 中畑監督「かっこいいね。あの一振りで十分」”. スポーツニッポン (2014年6月3日). 2014年6月4日閲覧。
- ^ “DeNAがグリエルを1軍登録”. 日刊スポーツ (2014年6月6日). 2014年6月6日閲覧。
- ^ “DeNAグリエル 猛打賞デビュー/詳細”. 日刊スポーツ (2014年6月8日). 2014年6月8日閲覧。
- ^ “DeNAグリエル来日初打点&1発も出た”. 日刊スポーツ (2014年6月11日). 2014年6月11日閲覧。
- ^ “DeNAグリエル開幕OK!キューバ国内リーグ敗退決定で近日中に来日へ/詳細”. デイリースポーツ (2015年3月20日). 2015年4月2日閲覧。
- ^ 2015年度選手契約について(Y.グリエル選手) 横浜DeNAベイスターズ公式サイト (2015年4月2日) 2015年4月3日閲覧
- ^ “DeNA グリエル兄との契約解除を発表、弟は制限選手に/詳細”. スポニチアネックス (2015年4月2日). 2015年4月2日閲覧。
- ^ 2015年度 自由契約選手 日本野球機構オフィシャルサイト (2015年4月2日) 2015年4月19日閲覧
- ^ Yulieski Gourriel está con residencia de Panamá en Haití junto a su hermano Lourdes el Nuevo Herald
- ^ Fin de los rumores: Los Gourriel abandonan equipo Cuba de béisbol Escambray
- ^ “アストロズ、元DeNAのY.グリエルと5年契約へ デビューは8月上旬か”. ISM. Yahoo! Japan. (2016年7月16日). オリジナルの2016年7月18日時点におけるアーカイブ。 2017年12月20日閲覧。
- ^ Jordan Ray (2016年7月16日). “Astros Officially introduce Cuban slugger Gurriel” (英語). MLB.com. 2017年12月20日閲覧。
- ^ “元DeNAグリエル メジャー初打席初安打!指名打者で昇格即スタメン”. スポーツニッポン (2016年8月22日). 2016年8月22日閲覧。
- ^ Brian McTaggart (2017年10月28日). “Gurriel's big night marred by ugly gesture” (英語). MLB.com. 2017年12月20日閲覧。
- ^ Anthony Castrovince (2017年10月28日). “Gurriel suspended for first 5 games in 2018” (英語). MLB.com. 2017年12月20日閲覧。
- ^ “グリエルが今季2戦目で早くも1号 右手手術+5戦出場停止で14日に初出場”. Full Count (2018年4月15日). 2018年4月15日閲覧。
- ^ John Manuel, "World Baseball Classic: Cuba's Yuliesky Gourriel," Baseball America, March 2, 2006. 2007年7月29日閲覧。
- ^ 『野球小僧 世界野球選手名鑑2008』白夜書房、2008年、205頁頁。ISBN 978-4-86191-374-7。
- ^ a b http://www.si.com/mlb/2016/06/13/yulieski-gourriel-cuba-mlb-free-agent Yulieski Gourriel: What to know about Cuban MLB hopeful (SI.com)
- ^ a b “DeNAグリエル 父子鷹だ!サポート役の父は日本でプレー経験あり”. スポーツニッポン (2014年5月31日). 2014年5月31日閲覧。
- ^ “グリエルを二塁で起用なら石川を左翼にコンバートも”. スポーツニッポン (2014年6月2日). 2014年6月4日閲覧。
- ^ 岡田友輔、道作、三宅博人、morithy, 蛭川皓平、高多薪吾、Student, 水島仁、神事務、市川博久、大南淳『プロ野球を統計学と客観分析で考える セイバーメトリクス・レポート4』水曜社、2015年、175頁頁。ISBN 978-4-88065-319-8。
- ^ 「Yuly Gourriel, otro millonario cubano gracias al béisbol japonés」 『PanamericanWorld | Linking Canada to the Americas』、2014年5月14日。2015年9月12日閲覧。
- ^ 「【緊急告知】グリエル選手のコールについて」 『ベイスターズ応援日記@星覇会』、2014年6月5日。2015年9月12日閲覧。
- ^ 「グリエル「自分の全てを出してCSへ」“キューバの至宝”DeNA入団会見全文」 『スポーツナビ』、2014年6月2日。2015年9月12日閲覧。
- ^ ナガオ勝司「驚異の新人、現る!」『ベースボールマガジン11月号増刊 メジャーリーグ 2014記録集計号』、ベースボールマガジン社、16-17頁、雑誌07916-12。
- ^ “グリエル 飛行機移動拒否!沖縄2連戦欠場 高田GM「説得したけど…」”. スポーツニッポン (2014年7月7日). 2014年7月8日閲覧。
- ^ DeNA・グリエル 日本行き課題は“投手への対応と日本食” - スポーツニッポン・2014年5月31日
- ^ “【DeNA】グリエル、猛打デビュー!打球も足も送球も速すぎ!キヨシも脱帽”. スポーツニッポン (2014年6月8日). 2014年6月8日閲覧。
- ^ http://www.granma.cu/deportes/2014-07-24/yunieski-gourriel-jugara-beisbol-en-canada
- ^ http://www.ecured.cu/index.php/Lu%C3%ADs_Enrique_Gourriel_D%C3%ADaz
関連項目
- オリンピックの野球競技・メダリスト一覧
- 中南米出身の日本プロ野球外国人選手一覧#キューバ
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 G
- キューバ出身のメジャーリーグベースボール選手一覧
- 兄弟スポーツ選手一覧
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Yuli Gurriel stats MiLB.com
- Cuban Baseball Career statistics(プレーオフや選抜リーグなども合算したキューバ国内リーグ通算成績)
- 個人年度別成績 Y.グリエル - NPB.jp 日本野球機構
- Yuli Gurriel 01 (@el_yuly10) - Instagram
- キューバの野球選手
- NPBのキューバ人選手
- 在アメリカ合衆国外国人の野球選手
- ガジョス・デ・サンクティ・スピリトゥスの選手
- レオネス・デ・インダストリアレスの選手
- ナランハス・デ・ビジャ・クララの選手
- 横浜DeNAベイスターズ及びその前身球団の選手
- ヒューストン・アストロズ傘下の選手
- ヒューストン・アストロズの選手
- ワールドシリーズ優勝選手
- カリビアンシリーズ選手
- 野球キューバ代表選手
- オリンピック野球キューバ代表選手
- ワールド・ベースボール・クラシック・キューバ代表選手
- 2006 ワールド・ベースボール・クラシック選手
- 2009 ワールド・ベースボール・クラシック選手
- 2013 ワールド・ベースボール・クラシック選手
- 2015 WBSCプレミア12選手
- キューバのオリンピック金メダリスト
- キューバのオリンピック銀メダリスト
- 野球のオリンピックメダリスト
- キューバの亡命者
- サンクティ・スピリトゥス州出身の人物
- 1984年生
- 存命人物