「2012年ロンドンオリンピックの韓国選手団」の版間の差分
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2020年8月28日 (金) 21:44時点における版
オリンピックの韓国選手団 | ||||
太極旗 | ||||
IOCコード: | KOR | |||
NOC: | 大韓オリンピック委員会 公式サイト | |||
2012年ロンドンオリンピック | ||||
人員: | 選手 245名 | |||
旗手: | 開会式: 尹京信 (男子ハンドボール) 閉会式: 宋大南 (男子柔道) | |||
メダル 国別順位: 5 位 |
金 13 |
銀 9 |
銅 8 |
計 30 |
夏季オリンピック韓国選手団 | ||||
1948 • 1952 • 1956 • 1960 • 1964 • 1968 • 1972 • 1976 • 1980 • 1984 • 1988 • 1992 • 1996 • 2000 • 2004 • 2008 • 2012 • 2016 • 2020 | ||||
冬季オリンピック韓国選手団 | ||||
1948 • 1952 • 1956 • 1960 • 1964 • 1968 • 1972 • 1976 • 1980 • 1984 • 1988 • 1992 • 1994 • 1998 • 2002 • 2006 • 2010 • 2014 • 2018 • 2022 | ||||
関連選手団 | ||||
南北合同チーム (2018) |
2012年ロンドンオリンピックの韓国選手団(2012ねんロンドンオリンピックのかんこくせんしゅだん)は、2012年7月27日から8月12日にかけてイギリスの首都ロンドンで開催された2012年ロンドンオリンピックの韓国選手団、およびその競技結果。
概要
今大会は金メダル13個、銀メダル9個、銅メダル8個の合計30個のメダルを獲得した。金メダル獲得数は2008年北京オリンピックに並ぶタイ記録。
アーチェリーでは、全4種目でメダルを受賞した。
フェンシング女子エペ個人準決勝で、申アラムがドイツのブリッタ・ハイデマンとの対戦で誤審が発生した。韓国側は国際オリンピック委員会に審判と時間計測員のミスを抗議して「共同銀メダル」の授与を求めたが、認められなかった。また、国際フェンシング連盟への再審要請も棄却されたが、国際フェンシング連盟は誤審を認め替わりに申に特別メダルを贈ることを提案したが、申側は拒否した[1][2][3]。
サッカーでは銅メダルを獲得したが、3位決定戦で日本に勝利した後、朴鍾佑が「独島(竹島の韓国名)はわれわれの領土」と韓国語で書かれたメッセージを掲げるという行為を行った。これはオリンピック憲章が禁じる政治的主張に当たるため、国際オリンピック委員会は調査に乗り出した[4]。同時に朴には表彰式に出席しないよう要請し、銅メダルの授与を保留した[5]。ジャック・ロゲIOC会長は中央日報によるインタビューで、この行為は禁止された政治的表現であるという見解を示した[6]。2013年になりIOCは、銅メダルを朴鍾佑に与えることを明らかにした[7]。
メダル
メダル | 選手名 | 競技 | 種目 | 日付(現地) |
---|---|---|---|---|
金 | 梁鶴善 | 体操 | 男子跳馬 | 8月 6日 |
金 | 金炫雨 | レスリング | 男子グレコローマンスタイル66kg級 | 8月 7日 |
金 | 具本佶 金政煥 元禹寧 呉恩錫 |
フェンシング | 男子サーブル団体 | 8月 3日 |
金 | 金志姸 | フェンシング | 女子サーブル個人 | 8月 1日 |
金 | 金宰範 | 柔道 | 男子81kg級 | 7月31日 |
金 | 宋大南 | 柔道 | 男子90kg級 | 8月 1日 |
金 | 秦鍾午 | 射撃 | 男子10mエアピストル | 7月28日 |
金 | 秦鍾午 | 射撃 | 男子50mピストル | 8月 5日 |
金 | 金牆美 | 射撃 | 女子25mエアピストル | 8月 1日 |
金 | 呉真爀 | アーチェリー | 男子個人 | 8月 3日 |
金 | 奇甫倍 | アーチェリー | 女子個人 | 8月 2日 |
金 | 李成震 崔賢柱 奇甫倍 |
アーチェリー | 女子団体 | 7月29日 |
金 | 黄敬善 | テコンドー | 女子67kg級 | 8月10日 |
銀 | 朴泰桓 | 競泳 | 男子200m自由形 | 7月30日 |
銀 | 朴泰桓 | 競泳 | 男子400m自由形 | 7月28日 |
銀 | 韓淳喆 | ボクシング | 男子ライト級 | 8月12日 |
銀 | 金珉在[8] | ウエイトリフティング | 男子94kg級 | 8月 4日 |
銀 | 朱世赫 呉尚垠 柳承敏 |
卓球 | 男子団体 | 8月 8日 |
銀 | 崔仁貞 鄭孝正 申アラム 崔恩淑 |
フェンシング | 女子エペ団体 | 8月 4日 |
銀 | 崔永来 | 射撃 | 男子50mピストル | 8月 5日 |
銀 | 金宗玄 | 射撃 | 男子50mライフル3姿勢 | 8月 6日 |
銀 | 李大勲 | テコンドー | 男子58kg級 | 8月 8日 |
銅 | 鄭成龍 呉宰碩 尹錫榮 金英權 金基熙 奇誠庸 金甫炅 白星東 池東沅 朴主永 南泰煕 黄錫鎬 具滋哲 金昌洙 朴鍾佑 鄭又榮 金賢聖 李範永 |
サッカー | 男子 | 8月10日 |
銅 | 張美蘭[9] | ウエイトリフティング | 女子75kg超級 | 8月 5日 |
銅 | 鄭真善 | フェンシング | 男子エペ個人 | 8月 1日 |
銅 | 崔秉哲 | フェンシング | 男子フルーレ個人 | 7月31日 |
銅 | 全希淑 鄭吉玉 南賢喜 呉ハナ |
フェンシング | 女子フルーレ団体 | 8月 2日 |
銅 | 曺準好 | 柔道 | 男子66kg級 | 7月29日 |
銅 | 鄭在成 李龍大 |
バドミントン | 男子ダブルス | 8月 5日 |
銅 | 林東賢 金法旼 呉真爀 |
アーチェリー | 男子団体 | 7月28日 |
競技別メダル獲得数
競技 | 計 | |||
---|---|---|---|---|
射撃 | 3 | 2 | 0 | 5 |
アーチェリー | 3 | 0 | 1 | 4 |
フェンシング | 2 | 1 | 3 | 6 |
柔道 | 2 | 0 | 1 | 3 |
テコンドー | 1 | 1 | 0 | 2 |
体操 | 1 | 0 | 0 | 1 |
レスリング | 1 | 0 | 0 | 1 |
競泳 | 0 | 2 | 0 | 2 |
ボクシング | 0 | 1 | 0 | 1 |
卓球 | 0 | 1 | 0 | 1 |
バドミントン | 0 | 0 | 1 | 1 |
サッカー | 0 | 0 | 1 | 1 |
計 | 13 | 8 | 7 | 28 |
種目別選手・スタッフ名簿
この節の加筆が望まれています。 |
脚注
- ^ 五輪=判定抗議の韓国選手、フェンシング連盟が特別メダル授与へ
- ^ <五輪>フェンシングのシン・アラム「特別賞拒否は通訳の誤解によるもの」 | Joongang Ilbo | 中央日報
- ^ IOCがフェンシング共同銀メダルを拒否「真相調査と謝罪を」=韓国 2012/08/04(土) 09:48:39 [サーチナ]
- ^ 韓国選手が「独島は我々の領土」とアピール…五輪憲章に抵触か/ロンドン五輪 soccerking 2012年8月11日
- ^ 渦中のU-23韓国代表MF、表彰式に参加せず goal.com 2012年8月12日
- ^ “IOCロゲ会長、「竹島領有」メッセージは政治的表現との見解”. AFP (2012年8月14日). 2012年9月1日閲覧。
- ^ “朴鍾佑にIOCが銅メダル…日本の反応「五輪は死んだ」=韓国”. サーチナ (2013年2月14日). 2013年3月16日閲覧。
- ^ 当初、8位だったが1位 イリア・イリン (KAZ)、2位 アレクサンドル・イワノフ (RUS)、3位 アナトリー・キリク (MDA)の全メダリストを含む総勢7名のドーピング違反が発覚し全員失格、繰り上がりとなった。国際オリンピック委員会 - 2012 ウエイトリフティング男子94kg級公式結果
- ^ 当初、4位だったが3位 ヒリプシメ・フルシュデャン (ARM)のドーピング違反が発覚し剥奪、繰り上がりとなった。国際オリンピック委員会 - 2012 ウエイトリフティング女子75kg超級公式結果
出典
外部リンク
- 2012年ロンドンオリンピックの韓国選手団 - Olympics at Sports-Reference.com
- 2012年ロンドンオリンピック公式資料