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「オゼノキサシン」の版間の差分

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'''オゼノキサシン'''({{lang-en|''Ozenoxacin''}}, [[略称]]: OZNX, 記号番号: M5121, T-3912)は、主に[[尋常性瘡]](にきび)の治療で使用される[[ニューキノロン]]([[フルオロキノロン]])系の[[抗菌剤]]であり、[[細菌]]性の[[皮膚感染症]]にも使用される。日本では、オゼノキサシン2%含有の[[外用剤]]である'''ゼビアックスローション'''が2015年から[[処方箋医薬品]]として販売されている<ref name=ozenoxacin_if>{{cite web |title=医薬品インタビューフォーム(2016年6月改訂 第3版)オゼノキサシン - ゼビアックスローション |url=http://www.info.pmda.go.jp/go/interview/1/730155_2639701Q1025_1_002_1F.pdf |format=pdf |date=2016-2 |work=www.info.pmda.go.jp |publisher=[[医薬品医療機器総合機構]](PMDA)、[[マルホ]]株式会社 |accessdate=2016-09-22}}</ref>。
'''オゼノキサシン'''({{lang-en|''Ozenoxacin''}}, [[略称]]: OZNX, 記号番号: M5121, T-3912)は、主に[[尋常性瘡]](にきび)の治療で使用される[[ニューキノロン]]([[フルオロキノロン]])系の[[抗菌剤]]であり、[[細菌]]性の[[皮膚感染症]]にも使用される。日本では、オゼノキサシン2%含有の[[外用剤]]である'''ゼビアックスローション'''が2015年から[[処方箋医薬品]]として販売されている<ref name=ozenoxacin_if>{{cite web |title=医薬品インタビューフォーム(2016年6月改訂 第3版)オゼノキサシン - ゼビアックスローション |url=http://www.info.pmda.go.jp/go/interview/1/730155_2639701Q1025_1_002_1F.pdf |format=pdf |date=2016-2 |work=www.info.pmda.go.jp |publisher=[[医薬品医療機器総合機構]](PMDA)、[[マルホ]]株式会社 |accessdate=2016-09-22}}</ref>。


== 適応 ==
== 適応 ==
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== 関連項目 ==
== 関連項目 ==
* [[尋常性瘡]](にきび)
* [[尋常性瘡]](にきび)


{{Major drug groups}}
{{Major drug groups}}

2020年8月24日 (月) 23:36時点における版

オゼノキサシン
IUPAC命名法による物質名
臨床データ
法的規制
薬物動態データ
血漿タンパク結合約90% (in vitro)
代謝CYP3A4
排泄糞中
データベースID
CAS番号
245765-41-7
PubChem CID: 9863827
化学的データ
化学式C21H21N3O3
分子量363.40974
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オゼノキサシン英語: Ozenoxacin, 略称: OZNX, 記号番号: M5121, T-3912)は、主に尋常性痤瘡(にきび)の治療で使用されるニューキノロンフルオロキノロン)系の抗菌剤であり、細菌性の皮膚感染症にも使用される。日本では、オゼノキサシン2%含有の外用剤であるゼビアックスローションが2015年から処方箋医薬品として販売されている[1]

適応

適応菌種

オゼノキサシンに感性のブドウ球菌属 (Staphylococcusアクネ菌 (P.acnes

適応症

結節及び嚢腫には、他の適切な治療を行うこと

使用上の注意

表在性皮膚感染症の治療
1週間で効果が認められない場合は使用を中止すること。
ざ瘡の治療
4週間で効果が認められない場合は使用を中止すること。
炎症性皮疹が消失した場合には継続使用しないこと。
耐性菌
耐性菌の発現等を防ぐため、疾病の治療上必要な最小限の期間の使用にとどめること。

副作用

有害事象(4.6%)
掻痒感(1.1%)、適用部位の乾燥(1.1%)、適用部位の刺激感(0.9%)

薬理学

作用機序

オゼノキサシンは、細菌DNAジャイレース及びトポイソメラーゼIVに作用してDNA複製を阻害することにより抗菌作用を示す。

脚注

注釈

出典

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参考文献

関連項目