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「近畿総合指令所」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
近畿エリアの管轄線区の運行管理を行う新大阪指令と、各支社指令やJR他社指令との窓口である本社指令から組織されている。一部の区間で[[アーバンネットワーク運行管理システム]]、〔通称'''SUNTRAS'''(サントラス):'''S'''afety '''U'''rban '''N'''etwork '''TRA'''ffic '''S'''ystem〕を導入している。
近畿エリアの管轄線区の運行管理を行う新大阪指令と、各支社指令やJR他社指令との窓口である本社指令から組織されている。一部の区間で[[運行管理システム (JR西日本)]]、〔通称'''SUNTRAS'''(サントラス):'''S'''afety '''U'''rban '''N'''etwork '''TRA'''ffic '''S'''ystem〕を導入している。


== 管理線区 ==
== 管理線区 ==

2020年8月21日 (金) 09:20時点における版

大阪総合指令所(おおさかそうごうしれいじょ)は、大阪府大阪市にある西日本旅客鉄道(JR西日本)の近畿統括本部が管轄し、在来線を管理する運転指令所である。なお、保安上の理由により、詳細な住所は非公表となっている。

概要

近畿エリアの管轄線区の運行管理を行う新大阪指令と、各支社指令やJR他社指令との窓口である本社指令から組織されている。一部の区間で運行管理システム (JR西日本)、〔通称SUNTRAS(サントラス):Safety Urban Network TRAffic System〕を導入している。

管理線区

本所
加古川指令所
亀山指令所
関西空港指令所
姫路指令所

管理下としない運転取扱駅と入換駅

運転取扱駅

当所ではなく駅側で管理している停車場が該当する。

入換駅

通常は当所の管理下だが、電車の入出区や電車・貨物の入換などの場合は駅側で制御する駅。

運転取扱駅および入換駅に該当しない駅はすべて非運転駅となる。

歴史

  • 1992年平成4年)5月16日:新大阪総合指令所として開設[1]
  • 1993年(平成5年)7月1日:阪和線に「阪和線運行管理システム」を導入。
  • 1997年(平成9年)3月8日:JR東西線開業。
  • 2002年(平成14年)7月29日:東海道・山陽本線草津駅 - 西明石駅間で「JR京都・神戸線運行管理システム」を導入。
  • 2004年(平成16年)6月:組織改正により、独立した組織となる。
  • 2006年(平成18年)10月1日:北陸本線近江塩津駅 - 米原駅間、東海道本線米原駅 - 草津駅間、山陽本線の西明石駅 - 上郡駅間、赤穂線の相生駅 - 西浜駅(貨物)間で「JR京都・神戸線運行管理システム」を導入し、エリア拡大。
  • 2007年(平成19年)11月:桜井線・和歌山線王寺駅 - 五条駅間に自動進路制御装置(SRC)を導入し、天王寺指令所から移転。
  • 2008年(平成20年)3月15日:おおさか東線開業にあわせて「大阪環状・大和路線運行管理システム」を先行導入[2]
  • 2009年(平成21年)10月4日:大阪環状線・関西本線(加茂駅 - JR難波駅間)・桜島線で「大阪環状・大和路線運行管理システム」使用開始[2]
  • 2010年(平成22年)12月1日:本社直属の鉄道本部から近畿統括本部所属となり「大阪総合指令所」に変更[3]
  • 2011年(平成23年)3月8日:福知山線(尼崎駅 - 新三田駅間)・JR東西線・片町線に「JR宝塚・JR東西・学研都市線運行管理システム」を導入。
  • 2016年(平成28年)6月1日:組織改正により、姫新線 (姫路駅 - 上月駅)管轄の姫路CTCセンターを編入、姫路指令所発足。

脚注

  1. ^ “JR西日本 新指令所スタート”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 2. (1992年5月19日) 
  2. ^ a b 大阪環状・大和路線運行管理システムの使用開始について - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年9月28日
  3. ^ 組織改正などについて Archived 2010年12月4日, at the Wayback Machine. - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年11月16日

関連項目