「弁天町駅」の版間の差分
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* [[2003年]]([[平成]]15年)[[11月1日]] - JR西日本で[[ICカード]]「[[ICOCA]]」の利用が可能となる<ref>[https://web.archive.org/web/20040803184954/http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/030820a.html 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜](インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日</ref>。 |
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* [[2006年]](平成18年)[[2月1日]] - [[大阪市交通局]]で[[ICカード]]「[[PiTaPa]]」の利用が可能となる。 |
* [[2006年]](平成18年)[[2月1日]] - [[大阪市交通局]]で[[ICカード]]「[[PiTaPa]]」の利用が可能となる。 |
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* [[2009年]](平成21年)[[10月4日]] - [[ |
* [[2009年]](平成21年)[[10月4日]] - [[運行管理システム (JR西日本)#大阪環状・大和路線システム|大阪環状・大和路線運行管理システム]]導入。 |
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* [[2014年]](平成26年)[[4月6日]] - 交通科学博物館が閉館。同館の一部機能は[[2016年]](平成28年)[[4月29日]]に開業した[[京都鉄道博物館]]([[京都府]][[京都市]][[下京区]])へ継承。 |
* [[2014年]](平成26年)[[4月6日]] - 交通科学博物館が閉館。同館の一部機能は[[2016年]](平成28年)[[4月29日]]に開業した[[京都鉄道博物館]]([[京都府]][[京都市]][[下京区]])へ継承。 |
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* [[2015年]](平成27年)[[3月22日]] - JR西日本に[[発車メロディ]]を導入。曲は「[[線路は続くよどこまでも]]」。 |
* [[2015年]](平成27年)[[3月22日]] - JR西日本に[[発車メロディ]]を導入。曲は「[[線路は続くよどこまでも]]」。 |
2020年8月21日 (金) 09:08時点における版
弁天町駅 | |
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JR環状線(下)と地下鉄中央線(上)の交差部分。 橋脚は両線で共用されている。 | |
べんてんちょう Bentenchō | |
所在地 | 大阪市港区波除三丁目 |
所属事業者 |
西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細) 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) |
弁天町駅(べんてんちょうえき)は、大阪府大阪市港区波除(なみよけ)三丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の駅である。駅番号は、JR西日本がJR-O15、Osaka MetroがC13。JR西日本の駅シンボルフラワーは「向日葵」である。
概要
天保山を擁する大阪築港への入口に当たる駅で、JR西日本の大阪環状線と、Osaka Metroの中央線との乗換駅となっている。
JR駅の高架のさらに上層に地下鉄駅が位置するという構造が特徴的である。この他、駅周辺では阪神高速17号西大阪線・国道43号・阪神高速16号大阪港線が交差し、交通の要所となっている。
駅名は開業時の町名だった弁天町に由来するが、駅所在地は辰巳町を挟んで2つ西隣りの八雲町だった。なお、八雲町・辰巳町・弁天町のそれぞれ中央大通以北は現行町名では波除となる。弁天町の「弁天」は市岡新田会所に弁才天が祀られていたことに由来する。
駅開設当時の大阪市内には、当地の港区弁天町の他にも東区(現在の中央区)弁天町や東住吉区瓜破弁天町があったが、前者は1979年に城見に改称、後者は1974年の平野区分離の際に瓜破に改称された。
歴史
- 1961年(昭和36年)
- 1962年(昭和37年)1月21日 - 駅の高架下に交通科学博物館(旧称:交通科学館)が開館。
- 1964年(昭和39年)10月31日 - 大阪市高速鉄道第4号線が当駅から本町駅(仮駅)まで延伸、中間駅となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄の駅は西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2003年(平成15年)11月1日 - JR西日本でICカード「ICOCA」の利用が可能となる[1]。
- 2006年(平成18年)2月1日 - 大阪市交通局でICカード「PiTaPa」の利用が可能となる。
- 2009年(平成21年)10月4日 - 大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
- 2014年(平成26年)4月6日 - 交通科学博物館が閉館。同館の一部機能は2016年(平成28年)4月29日に開業した京都鉄道博物館(京都府京都市下京区)へ継承。
- 2015年(平成27年)3月22日 - JR西日本に発車メロディを導入。曲は「線路は続くよどこまでも」。
- 2018年(平成30年)
駅構造
JR西日本
JR 弁天町駅 | |
---|---|
駅前ロータリー(2020年1月) | |
べんてんちょう Bentenchō | |
◄JR-O14 西九条 (1.6 km) (1.8 km) 大正 JR-O16► | |
所在地 | 大阪市港区波除三丁目11-6 |
駅番号 | JR-O15 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 大阪環状線 |
キロ程 | 5.2 km(大阪起点) |
電報略号 | ヘテ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
33,831人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1961年(昭和36年)4月25日 |
備考 |
直営駅 みどりの窓口 有 大阪市内駅 |
相対式ホーム2面2線を有する高架駅であるが、分岐器や絶対信号機がない停留所に分類される。ホームは3階、改札口は北口と南口の2ヶ所。北口の改札口は1階にありOSAKA BAY TOWER(旧ORC200)に、南口の改札口は2階にありOsaka Metroの駅に、それぞれ通路を経て直結している。エスカレーターは北口および南口の1・2番のりばへの階段前に、エレベーターは南口の1・2番のりば階段前に設置されている。また、1番のりば(内回り)の南側では立ち食いうどん店が営業していた(2018年10月15日限り休業)が、交通科学博物館が営業していた頃には、同館の野外展示車両の一部を見下ろすことができ、壁面にも同館への最寄り駅であることが案内されていた。
西九条駅が管理している直営駅であり、アーバンネットワークエリアに入っている。また、JRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。また、ICOCAの利用が可能である(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 大阪環状線 | 内回り | 新今宮・天王寺・奈良・関西空港・和歌山方面 |
2 | 外回り | 西九条・大阪方面 |
※長らくのりば番号が存在しなかったが、2006年10月中にのりば番号が付与された。
発車メロディ
「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として、2015年3月22日からアメリカ民謡の「線路は続くよどこまでも」が発車メロディとして使用されている[2]。かつて駅前に交通科学博物館があったことに因んでいる。
大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
Osaka Metro 弁天町駅 | |
---|---|
プラットホーム(2015年3月) | |
べんてんちょう Bentencho | |
◄C12 朝潮橋 (1.6 km) (1.3 km) 九条 C14► | |
所在地 | 大阪市港区波除三丁目11-6 |
駅番号 | C13 |
所属事業者 | 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) |
所属路線 | ●中央線 |
キロ程 | 5.5 km(コスモスクエア起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
20,121人/日(降車客含まず) -2019年- |
乗降人員 -統計年度- |
40,144人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1961年(昭和36年)12月11日 |
相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、2階が改札口、3階がプラットホームである。改札口は東西2ヶ所で、東口はJR駅への連絡通路があり、西口は大阪市教育センター、クロスタワー大阪ベイ、ORC200とつながっている。エスカレーターは東口が1番線ホームへの階段に、西口が1・2番線ホーム両方の階段に併設されている。エレベーターはORC200内がオープンしてからは同施設のものしか利用できなかったが、2006年に4ヶ所のエレベーター(東改札内 - 1番線ホーム、東改札内 - 2番線ホーム、4号出入口 - JR駅連絡通路 - 東改札外、6号出入口 - 東改札外)が大阪市交通局によってそれぞれ設置され、同年8月から供用を開始した。
阿波座管区駅に所属し、駅長を配置する。また、九条駅を管轄する。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1 | 中央線 | 本町・森ノ宮・長田・生駒・学研奈良登美ヶ丘方面 |
2 | コスモスクエア方面 |
幻の連絡通路
地下鉄中央線とJR大阪環状線の連絡は、地下鉄とJRのそれぞれのコンコースを歩廊橋で結ぶ形となっているが、岩村潔『大阪市地下鉄の歩み』によると、地下鉄弁天町駅の設計時、大阪市交通局は大阪環状線のホームから直接地下鉄のホームへと連絡できるような歩廊橋を計画していた。日本国有鉄道(国鉄)に提出された設計図によれば、大阪環状線の内・外回り両ホームから南側へ20メートルにわたり幅員6.5メートルの連絡通路が延び、階段を上った先で両通路が合流、大阪環状線を跨いで幅員12メートルの通路となるものであったが、この計画は国鉄側が反対したため採用されなかった。なお、設計図は大阪市公文書館に保管されている。
利用状況
- JR西日本 - 2018年度の1日平均乗車人員は33,831人で、JR西日本の駅では21位である[3]。
- Osaka Metro - 2019年11月12日に行われた交通調査によると、特定日における1日の乗降人員は40,144人(乗車人員:20,121人、降車人員:20,023人)であった[4]。
各年度の1日乗降・乗車人員数は下表の通り。
- JR西日本のデータは1日平均乗車人員である。
- 大阪市営地下鉄のデータは交通調査に基づく特定日の乗降・乗車人員である。
年度 | JR西日本 | 大阪市高速電気軌道[備考 1] | 出典 | ||
---|---|---|---|---|---|
1日平均 乗車人員 |
特定日 | ||||
調査日 | 乗降人員 | 乗車人員 | |||
1995年 | 39,716 | [備考 2]2月15日 | 29,245 | 14,947 | [5] |
1996年 | 39,698 | - | [6] | ||
1997年 | 38,119 | - | [7] | ||
1998年 | 36,859 | 11月10日 | 32,531 | 17,130 | [8] |
1999年 | 35,834 | - | [9] | ||
2000年 | 35,273 | - | [10] | ||
2001年 | 35,375 | - | [11] | ||
2002年 | 34,129 | - | [12] | ||
2003年 | 33,450 | - | [13] | ||
2004年 | 33,051 | - | [14] | ||
2005年 | 33,263 | - | [15] | ||
2006年 | 33,489 | - | [16] | ||
2007年 | 34,298 | 11月13日 | 38,073 | 19,460 | [17] |
2008年 | 34,538 | 11月11日 | 37,569 | 19,110 | [18] |
2009年 | 32,823 | 11月10日 | 35,731 | 18,081 | [19] |
2010年 | 32,296 | 11月 | 9日35,722 | 17,995 | [20] |
2011年 | 32,464 | 11月 | 8日34,708 | 17,540 | [21] |
2012年 | 31,960 | 11月13日 | 34,254 | 17,339 | [22] |
2013年 | 32,284 | 11月13日 | 34,872 | 17,578 | [23] |
2014年 | 31,692 | 11月11日 | 35,378 | 17,886 | [24] |
2015年 | 32,256 | 11月17日 | 36,676 | 18,523 | [25] |
2016年 | 32,660 | 11月 | 8日36,210 | 18,299 | [26] |
2017年 | 33,097 | 11月14日 | 37,662 | 18,991 | [27] |
2018年 | 33,831 | 11月13日 | 38,087 | 19,073 | |
2019年 | 11月12日 | 40,144 | 20,121 |
- 備考
駅周辺
1990年代以降、梅田・大阪駅への近さから新たな住環境の魅力が見直され、周辺では高層マンションなどが多く建設されている。2014年4月6日までは駅に隣接して交通科学博物館があった(跡地は大阪環状線改造プロジェクトの一環として再開発の予定だったが、大半は2018年11月から有料駐車場として営業中)。
- 官公庁
- 文化施設等
- OSAKA BAY TOWER
- 大阪市弁天町市税事務所
- 関西フィルハーモニー管弦楽団
- アートホテル大阪ベイタワー
- 空庭温泉 OSAKA BAY TOWER
- オークプラザ&レストランズ(ショップ、飲食店など)
- 弁天町オーク内郵便局
- 大阪放送(ラジオ大阪)本社
- クロスタワー大阪ベイ
- 世界館
- 学校
- 大阪市立波除小学校
- 大阪市立弁天小学校
- 大阪市立磯路小学校
- 大阪市立市岡中学校
- 大阪市立市岡東中学校
- 大阪府立市岡高等学校
- 大阪府立港高等学校
- 大阪みなとドライビングスクール(旧オリックスドライビングスクール弁天町)
医療機関
- 商業施設
- ホームセンターコーナン 弁天町店
- MEGAドン・キホーテ 弁天町店
- ライフ 弁天町店
- 関西スーパー 市岡店
- 企業その他
バス路線
路線バス
大阪シティバスが運行しており、地下鉄中央線2-B号出入口付近に「弁天町駅前」停留所が設置されている。大阪市交通局時代の2014年3月までは大阪市教育センターの1Fに「弁天町バスターミナル」が設けられ、バスターミナルを起終点とする路線があった。
高速バス
日本交通が運行しており、乗車は「弁天営業所」、降車は地下鉄中央線3号出入口付近の「大阪弁天町」停留所で扱う。
隣の駅
脚注
- ^ 「ICOCA」いよいよデビュー! 〜 平成15年11月1日(土)よりサービス開始いたします 〜(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年8月30日
- ^ 『大阪環状線改造プロジェクト』進行中 大阪環状線発車メロディ全駅曲目決定! - 西日本旅客鉄道ニュースリリース 2015年3月16日
- ^ データで見るJR西日本2019 (PDF)
- ^ “路線別駅別乗降人員(2019年11月12日 交通調査)” (PDF). Osaka Metro. 2020年5月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月27日閲覧。
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
関連項目
外部リンク
- 弁天町駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- 弁天町駅 - Osaka Metro