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「2011年の韓国シリーズ」の版間の差分

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=== 第3戦 10月28日・[[文鶴野球場]] ===
=== 第3戦 10月28日・[[文鶴野球場]] ===
SKは4回裏に[[朴哉相]]が左翼越えのソロ本塁打(飛距離105m)を、5回裏には[[崔東秀]]が左翼越えのソロ本塁打(飛距離120m)を記録して2-0とリードした。三星は
SKは4回裏に[[朴哉相]]が左翼越えのソロ本塁打(飛距離105m)を、5回裏には[[崔東秀]]が左翼越えのソロ本塁打(飛距離120m)を記録して2-0とリードした。三星は
8回表に[[朴錫ミン|朴錫珉]]の適時打で1点を返したが、その後追加点を得られず、SKが勝利した。
8回表に[[朴錫珉]]の適時打で1点を返したが、その後追加点を得られず、SKが勝利した。


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2020年8月15日 (土) 04:34時点における版

2011年韓国シリーズは、公式戦1位の三星ライオンズとプレーオフ勝者の3位SKワイバーンズ間で10月25日から10月31日まで開催され、三星が4戦1敗で5年ぶりに優勝し、昨年の韓国シリーズ4連敗の雪辱も果たした。韓国シリーズMVPは4試合に出場して5.2回を無失点、3セーブを記録した三星の吳昇桓が受賞した。

準プレーオフ

2011年の準プレーオフでは、SKワイバーンズ起亜タイガース2009年の韓国シリーズ以来2年ぶりに5戦3先勝制の勝負を繰り広げた。第1戦は起亜が勝利したが、その後はSKが3連勝してプレーオフに進出した。

プレーオフ

2011年のプレーオフでは、ロッテ・ジャイアンツとSKワイバーンズが韓国シリーズ進出をかけて争った。第1戦、第3戦、第5戦で勝利したSKがロッテを下し、韓国シリーズに進出した。プレーオフMVPは3本塁打を放つ活躍を見せたSKの朴正権が受賞した。

ステージ 勝利チーム 成績 星取表 敗戦チーム
準プレーオフ SKワイバーンズ(公式戦3位) 3勝1敗 ●○○○ 起亜タイガース(公式戦4位)
プレーオフ SKワイバーンズ(公式戦2位) 3勝2敗 ○●○●○ ロッテ・ジャイアンツ(公式戦2位)

韓国シリーズ

第1戦 10月25日・大邱市民野球場

第1戦は三星はダグ・マシスが、SKは高孝準が先発登板。4回裏に三星が申命澈の左中間を割る適時二塁打で2点を先制。三星の投手陣は9回までSK打線を無失点に抑えて勝利を収めた。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
SKワイバーンズ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 1
三星ライオンズ 0 0 0 2 0 0 0 0 - 2 5 1
  1. 勝利車雨燦(1勝)  
  2. セーブ吳昇桓(1S)  
  3. 敗戦:高孝準(1敗)  

第2戦 10月26日・大邱市民野球場

第2戦も拮抗した投手戦が続き、三星の先発は5.1回を投げて10奪三振・無失点の投球を見せ、SK投手陣も無失点の好投を続けた。三星は6回裏に二死満塁から裵榮燮が2点適時打を放ち、2-0とリードした。SKは8回表に朴正権の適時打で1点を返して追撃を開始したが、三星は吳昇桓を早期投入し、吳昇桓も期待に応えて2回を無失点に抑えて勝利に貢献した。一方、SKは8回表二死一塁二塁から中堅前への安打で、二塁走者の崔廷が本塁に突入し、三星の中堅手李英旭の送球でタッグアウトにされたのが痛かった。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
SKワイバーンズ 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 7 1
三星ライオンズ 0 0 0 0 0 2 0 0 - 2 6 1
  1. 勝利権五俊(1勝)  
  2. セーブ:吳昇桓(2S)  
  3. 敗戦朴熙洙(1敗)  

第3戦 10月28日・文鶴野球場

SKは4回裏に朴哉相が左翼越えのソロ本塁打(飛距離105m)を、5回裏には崔東秀が左翼越えのソロ本塁打(飛距離120m)を記録して2-0とリードした。三星は 8回表に朴錫珉の適時打で1点を返したが、その後追加点を得られず、SKが勝利した。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
三星ライオンズ 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 7 0
SKワイバーンズ 0 0 0 1 1 0 0 0 - 2 5 0
  1. 勝利宋恩範(1勝)  
  2. セーブ嚴正郁(1S)  
  3. 敗戦ジャマーノ(1敗)  
  4. 本塁打
    SK:朴哉相1号ソロ(4回、ジャマーノ)、崔東秀1号ソロ(5回、ジャマーノ)

第4戦 10月29日・文鶴野球場

SKは0-2と2点リードされた3回裏に捕逸から1点を返した。しかし三星も4回表に申命澈が右翼越えの2点本塁打(飛距離110m)を記録し、7回表には崔炯宇が右翼越えのソロ本塁打(飛距離120m)を記録して1-5と4点差に広げた。SKは7回裏に朴哉相が左翼越えの3点本塁打(飛距離100m)を放ち1点差に迫るが、三星も8回に2点と9回に1点を追加して再び突き放し、勝利を収めた。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
三星ライオンズ 2 0 0 2 0 0 1 2 1 8 13 1
SKワイバーンズ 0 0 1 0 0 0 3 0 0 4 10 0
  1. 勝利鄭寅煜(1勝)  
  2. 敗戦金廣鉉(1敗)  
  3. 本塁打
    SK:申命澈1号2ラン(4回、李在永)、崔炯宇1号ソロ(7回、李永旭
    三星:朴哉相1号3ラン(7回、鄭寅煜)

第5戦 10月31日・蚕室野球場

三星は4回裏に康奉珪が左翼越えのソロ本塁打を記録し、これが決勝点になった。その後、両チームは張りつめた投手戦を再び続けた。三星の先発投手、車雨燦は7回を投げて7奪三振・無失点と好投をし、8回表から登板した吳昇桓がこのリードを守った。三星は歴代5回目の優勝を果たした。韓国シリーズMVPは3セーブを記録した三星の吳昇桓が受賞した。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
SKワイバーンズ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0
三星ライオンズ 0 0 0 1 0 0 0 0 - 1 4 0
  1. 勝利:車雨燦(2勝)  
  2. セーブ:吳昇桓(3S)  
  3. 敗戦ゴードン(1敗)  
  4. 本塁打
    三星:康奉珪1号ソロ(4回、ゴードン)
  • 三星ライオンズ4勝1敗で韓国シリーズ優勝。

脚注