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:曹操に仕える少女武将。つるぺたの[[幼児体型]]のため、巨乳好きの曹操から寵愛される関羽に嫉妬している。元キャラは[[夏侯惇]]と『円卓生徒会』の[[円卓生徒会#エリン|モロルド]]。
:曹操に仕える少女武将。つるぺたの[[幼児体型]]のため、巨乳好きの曹操から寵愛される関羽に嫉妬している。元キャラは[[夏侯惇]]と『円卓生徒会』の[[円卓生徒会#エリン|モロルド]]。
;許褚(きょちょ)
;許褚(きょちょ)
:曹操の親衛隊長。無口であるが、興奮状態では独特のなまりがでる。筋肉質の巨漢であるため、巨乳好きの曹操からの寵愛はいまいち。元キャラは[[許チョ|許褚]]と『円卓生徒会』の[[円卓生徒会#エリン|ランサー]]。
:曹操の親衛隊長。無口であるが、興奮状態では独特のなまりがでる。筋肉質の巨漢であるため、巨乳好きの曹操からの寵愛はいまいち。元キャラは[[許褚]]と『円卓生徒会』の[[円卓生徒会#エリン|ランサー]]。


=== 孫権陣営 ===
=== 孫権陣営 ===

2020年8月15日 (土) 00:43時点における版

円卓三国志』(えんたくさんごくし)は、本田透によるライトノベル作品。イラストレーター大田優一。『円卓生徒会』のスピンオフ的な作品として、2009年1月から開始された。

概要

タイトルどおり、三国志を題材にしたライトノベル。特徴として、『蒼天航路』や『レッドクリフ』を始めとする、さまざまな三国志漫画、映画などのパロディが充実している。

なお、本田のライトノベル、『円卓生徒会』とキャラクターの性格、デザインがほぼ共通している。スターシステムを採用していると考えれば間違いがない。また作中では、「張飛益徳」のように姓、名、字が続けて呼ばれることが多いが、厳密に言えばこれは誤用。ただ、この表記はほぼ慣用化しており、同種の表記は吉川英次、横山光輝といった日本を代表する三国志作品を書いた人物も普通に犯しており、誤用と言って目くじらをたてるようなものでない。著者の知識からも、あえてやっているようなふしもある。

登場人物

劉備陣営

劉備玄徳(りゅうび げんとく)
本作の主人公。むしろをあむことと、加來飯(カレーに似た料理)を作らせれば右に出る者はいない腕前ながら、政治力や戦闘能力はまったくなし。ただ、むやみやたらと人望が高い。たまたま劉姓だったことから義勇兵のリーダーにまつりあげられてしまう。元キャラは劉備と『円卓生徒会』の紅龍亜砂
諸葛鞠孔明(しょかつまり こうめい)
中華最高と名高い知力100を有する軍師。父親が妖怪であり、頭頂部にネコミミがついている。わがままな性格から就職に失敗し、ひきこり生活をしていたが劉備の「三顧の礼」に応え劉備軍入り。もっとも、知力100には偽装表示の疑いも持たれており、行動を見る限りあまり賢そうにはみえない。元キャラは諸葛孔明と『円卓生徒会』の子猫遊鞠。
関羽雲長(かんう うんちょう)
劉備の義兄妹の契りを結んだ少女侠客。羅馬(ローマ)の血を引いており、金髪碧眼に水兵服に身を包んでいる。特に理由はないが、劉備に一目惚れしてしまっている。知力は30と低めで、思い込みが激しい性格。まったく性交渉がなかったのに関わらず、阿斗を自分と劉備の子供と思い込み、執拗に認知を迫る。元キャラは関羽と、『円卓生徒会』のラースロット。
張飛益徳(ちょうひ えきとく)
劉備と義兄妹の契りを結んだ少女侠客。劉備が劉姓であったことから、勝手に勘違いし、劉備を義勇兵のリーダーにまつり挙げた張本人。劉備の作った加來飯が大好物で、自分も肉料理が得意。知力10という、作中で最底辺のおバカキャラであるが、単純な戦闘能力ならば関羽をも越える戦士。元キャラは張飛と、『円卓生徒会』のガーウェイン
趙雲子龍(ちょううんしりゅう)
劉備軍の少女戦士。常に絶望しており、思考は常にネガティブ。関羽・張飛ほどでないが武勇に優れ、また知力も80とバランスがとれている。ただ、並外れた不幸キャラのため、献策はことごとく外れており、知力を生かしきれていない。元キャラは趙雲と、『円卓生徒会』のトリスタン。

曹操陣営

曹操孟雁(そうそう もうがん)
漢の大物政治家。知力90であり、皇帝が幼いことから、実質的な権力はすこぶる高い。ただ、その傲慢な性格から支持率は低ため、民衆に愛される劉備を婿に取ろうともくろむ。また、女性のおっぱいを揉むのが大好きで、関羽にトラウマを与えた。元キャラは曹操と『円卓生徒会』のモーガン
夏侯惇(かこうとん)
曹操に仕える少女武将。つるぺたの幼児体型のため、巨乳好きの曹操から寵愛される関羽に嫉妬している。元キャラは夏侯惇と『円卓生徒会』のモロルド
許褚(きょちょ)
曹操の親衛隊長。無口であるが、興奮状態では独特のなまりがでる。筋肉質の巨漢であるため、巨乳好きの曹操からの寵愛はいまいち。元キャラは許褚と『円卓生徒会』のランサー

孫権陣営

孫権(そんけん)
少女ながら、呉の当主。生真面目な性格でドS。もともと孫家の血筋はだいたいドMと相場が決まっていたため、家臣団との折り合いは悪い。元キャラは孫権と『円卓生徒会』の伊達鏡子
周瑜(しゅうゆ)
呉の都督。諸葛鞠孔明と対抗しうる知力の持ち主。巨乳であるため、孫権の「小胸」(しょうきょう)に対し、「大胸」(だいきょう)と呼ばれる。もとは先代当主である孫策の不良仲間だったが、孫策亡き後は酒に溺れる自堕落な生活をしていた。曹操が女性の胸を揉むのが好きと言う変態だと聞き、自分の胸を守るために立ち上がる。元キャラは周瑜と、『円卓生徒会』のラモラック
孫向香(そんしょうこう)
孫権の妹。ドMな性格であり、誰かに虐められるのを望みながらも、その身分のため誰にも虐められないというジレンマに苦しんでいる。元キャラは孫夫人と『円卓生徒会』のモードレッド。
魯粛(ろしゅく)
以前は海賊のボスだった魚顔のキモメン。人でも魚でもこだわらない性格の孫策によって徴用される。孫策の死後は文官にハバにされ、一時は辞職も考えていた。赤壁の戦いでは、諸葛鞠孔明と周瑜の間の調整役を勤めた苦労人。元キャラは魯粛と、『円卓生徒会』のザドック・アンデルセン
諸葛瑾(しょかつきん)
諸葛鞠孔明の兄。父親が妖怪だったため、人語を操るそのものの容姿をしており、背中に人間を乗せて移動も可能。やはり、些事にこだわらない孫策によって徴用された。元キャラは諸葛瑾と『円卓生徒会』のドゥン・スタリオン。

その他

公孫賛、陶謙、呂布
徐州を「敵将」に奪われた劉備が曹操陣営に拾われた時点で、没落していた将軍たち。名前だけの登場。過去に劉備を召抱えていた、という共通点がある。
三国志では、「陶謙没落→劉備が徐州から追われる→呂布没落→劉備が左将軍になる→公孫賛没落」という流れだったが、本作では「三将軍没落→劉備が徐州から追われ、左将軍になる」という流れになっている。
袁紹
名前だけの登場。曹操曰く「ツインロールのツンデレお嬢様」。

作品一覧

  • 円卓三国志
  1. 諸葛鞠の智謀 2009年1月

外部リンク