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「DAIVA」の版間の差分

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* ラトナ=サンバ ← [[宝生如来]]の梵名「ラトナサンバヴァ」
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* アクショー=ビア ← [[阿しゅく如来|阿閦如来]]の梵名「アクショービア」
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* マータリ=シュバン ← [[リグ・ヴェーダ]]に登場する人類に火をもたらした神「[[マータリシュヴァン]]」<!-- [[孔雀明王|孔雀明王経]]に登場する疫病の神・[[摩怛哩薬叉]]の梵名「マータリ」 -->
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* クリシュナ=シャーク ← ヒンドゥー教における神の化身([[アヴァターラ]])のひとつ「[[クリシュナ]]」
* クリシュナ=シャーク ← ヒンドゥー教における神の化身([[アヴァターラ]])のひとつ「[[クリシュナ]]」

2020年8月13日 (木) 06:23時点における版

DAIVA
ジャンル アクティブ・シミュレーション・ウォー
対応機種 PC-8801mkIISR
FM77AV
X1
MSX
MSX2
ファミリーコンピュータ
PC-9801VM/UV
開発元 T&E SOFT
発売元 T&E SOFT
人数 1人
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DAIVA(ディーヴァ)はT&E SOFTが1986年から1987年にかけて発表した一連のコンピュータゲームシリーズ。

概要

星間国家を舞台とした、7つのストーリーで構成されるスペースオペラ。各ストーリーはそれぞれ異なるプラットフォームで発売され、各々のストーリーが相互に関連性を持つ、当時としては斬新なアイディアを用いていた。

PC-9801版とファミリーコンピュータ(FC)版を除き、星系開発及び艦隊戦のウォーシミュレーションゲームと惑星戦のアクションゲームを内包しており、メーカーは「アクティブ・シミュレーション・ウォー」というジャンル名を自称していた。なお、PC-9801版は惑星戦もシミュレーションゲームの一部になり、アクションゲームはない。FC版はシミュレーションゲームが簡略化されて星系開発の要素は無くなり、艦隊戦と惑星戦のみになっている。

パスワードにより他機種から援軍を送り込むことができ、艦隊戦での艦隊増強や惑星戦での2人同時プレイを行うことができた。

2003年12月11日にボーステックより全機種版をひとつにまとめた『ディーヴァ・クロニクル』が発売された。また、2005年12月23日にはAmusement Center プロジェクトEGG・PLUSから『ディーヴァ全シナリオセット』も発売された。

名称の由来

タイトルである「ディーヴァ」は、サンスクリットで「神」を意味する言葉である「デーヴァ」(Deva)に由来する。本作の随所にヒンドゥー教仏教などをモチーフとした描写が見られる。

例えば、各ストーリーの主人公の名前は、密教五智如来インド神話の神々に由来している。

他にも、敵であるリュカーン教の最高司祭にして元帝国宇宙軍最高司令官の「シヴァ=ルドラ」や、舞台となる銀河の名「ヴィシュヌ」は、ともにヒンドゥー教の最高神の一柱に由来する(ルドラもインド神話の暴風雨神)。

タイトル一覧

※特記の無い限りメディアはフロッピーディスク、発売はT&E SOFT。

STORY1 ヴリトラの炎/FLAMES OF VLITRA
PC-8801mkIISR用。1987年2月発売。ナーサティア双惑星のデモでスーパーレイドックのCrash! Crash!が流れる。
主人公は辺境星系スートリの司政官・ルシャナ=パティー。恒星規模人工有機体ヴリトラの攻撃で主星ベレナスと婚約者ラーナを失ったルシャナは、シヴァ=ルドラへの復讐を誓いヴリトラの行方を追う途中、クリシュナ=シャークと出会う。
STORY2 ドゥルガーの記憶/MEMORY IN DURGA
FM77AV用。1987年3月発売。
主人公は惑星エンタナの貴族・ア=ミターバ。妻である記憶喪失の女性サティーを誘拐されたミターバは、マータリ=シュバンから犯人はシヴァ=ルドラであることを知らされるが、サティーはミターバの眼前でシヴァに惨殺される。
STORY3 ニルヴァーナの試練/TRIAL OF NIRVANA
X1用。1987年2月発売。FM音源ボードに対応しているが、オープニングとエンディング以外の曲はPSGのみで演奏される。
主人公はインドゥーラ帝国軍艦隊司令・アモーガ=シッディー。旗艦ラージャに搭載された生体コンピュータ・ニルヴァーナが故郷と呼ぶ惑星ファンスルを訪れたアモーガは、ニルヴァーナの素体となった超能力者・スーラ族の襲撃に遭い、捕らえられ殺される。
STORY4 アスラの血流/ASURA'S BLOODFUED
MSX用、ROMカートリッジで1987年4月発売。
主人公はアモーガ=シッディ艦隊所属のエースパイロット・ラトナ=サンバ。親友ラーヴァナに裏切られ殺されかけたラトナは、アモーガからラーヴァナの父がリュカーン教徒であったことを聞かされ、リュカーン教の聖地である惑星トラントランへ向かう。
STORY5 ソーマの杯/THE CUP OF SOMA
MSX2用。1987年3月発売。後にMSX・FAN1993年12-1月号のスーパー付録ディスクのコーナー「oldies」に収録された。
主人公はインドゥーラ帝国科学技術院の天才科学者・アクショー=ビア。帝国を離れて個人で蘇生薬ソーマの研究を進めていたが、ソーマ完成直後に研究資料を助手のラティーに奪われる。ラティーを追って惑星ファンスルへ降り立ったアクショーは、スーラ族に殺されていたアモーガ=シッディを発見し、ソーマで蘇生させる。
STORY6 ナーサティアの玉座/IMPERIAL OF NIRSARTIA
ファミリーコンピュータ用。ROMカートリッジで東芝EMI(現・ユニバーサル ミュージック)から1986年12月5日発売。
主人公は宇宙海賊・マータリ=シュバン。幼い頃、皇帝になることを夢で告げられたマータリは、約束の地である惑星アシュビンを探し求めていた。帝国軍から強奪したガンマ鉱石をクリシュナ=シャークに売却した際、クリシュナからアシュビンとはナーサティア双惑星のことであると教えられる。
STORY7 カリ・ユガの光輝/LIGHT OF KARI YUGA
PC-9801VM/UV用。1987年12月発売。CPUが80286以上の機種では動作が保証されず、オープニング後にフリーズする、エンディングに進まなくなる等の異常が見られた。FM音源対応だが、音楽はオープニングと各シナリオのエンディングでしか流れない。
主人公は記憶喪失者・クリシュナ=シャーク。時代を超越した記憶の断片に悩まされるクリシュナは、己の正体を探るためナーサティア双惑星を目指す。シヴァ=ルドラがヴリトラを完成させていることを知ったクリシュナは、ヴリトラ迎撃用に新型OM砲を開発したが、一足遅くヴリトラによって惑星ベレナスは破壊されていた。

当初の広告ではSTORY7の機種名が伏せられており、最初にリリースされたファミコン版から1年遅れの発売だった。

各機種の主人公達は、ストーリー上で横の繋がりを持ち(MSX2版主人公⇔X1版主人公⇔MSX版主人公⇔PC-8801mkIISR版主人公⇔PC-9801版主人公⇔FC版主人公⇔FM77AV版主人公)、他機種版の主人公がイベントシーンに登場する事がある。

オンライン版

(この節の出典:[1]

京都の通信事業者・日本テレネットが展開していた通信ネットワーク「THE LINKS」で稼働するオンラインタイトル「ディーヴァ 〜ドクターアマンドラ(Dr.AMANDORA)〜」が開発されていたが、実現しなかった。対応機種はMSX・MSX2(要RAM 64KB)。ゲーム内容としては、ネットワークを介して8人同時プレイ可能なシミュレーションゲームとなる予定だった。

プレイヤーはまず星系内に存在する16の惑星から、拠点となる任意の惑星を選択し、自軍名と共にホストコンピュータに登録する。すると、ホスト側よりゲーム開催日とスタート時刻が指定され、その日程に従ってプレイ開始となる。その後は既存タイトルと同様、惑星への司政や艦隊製造や管理を進めつつ、他の惑星を攻略していく。自軍艦隊は最大4つに分割可能。惑星戦はアクションゲームではなく、艦隊が保有するドライビングアーマーまたはストーミーガンナーを任意の機数投入し勝敗を決する、PC98版を簡略化した様な方式で行う。また、画面内に他プレイヤーとのチャット機能を行えるウィンドウが備わっている。

ゲーム進行

目的

敵の本拠地である「ナーサティア双惑星」を攻略する事が最終目的となる。

PC版各機種のナーサティア双惑星は、星系マップの右下端に孤立した状態で存在し、ゲーム開始当初は他の惑星からの航路がないため辿り着く事ができない。一定条件を満たす事で航路が開き、到達する事ができるようになる。なお、ナーサティア双惑星への航路が開かないまま他の惑星をすべて領有し敵艦隊を全滅させると、バッドエンドになる。

FC版のナーサティア双惑星は、難易度LEVEL4でゲームを開始し一定条件をみたす事で、宇宙空間のどこかに現れる。

開発

1月につき5回コマンドを実行できる。領有する惑星への投資や税率変更、艦隊の建造・編成・強化・移動を行うことができる。惑星のパラメータが上昇すれば月毎の収入が増え、防衛力が上昇すれば敵による惑星戦を阻止することができる。領有惑星の反乱、中立惑星との同盟締結・同盟破棄、資源採掘による臨時収入や事故による支出などのイベントがランダムに発生する。

艦隊移動の結果、同一惑星上に自艦隊と敵艦隊が同時に位置すると、艦隊戦を行うことができる(敵から仕掛けてくることもある)。敵の領有惑星・同盟惑星及び中立惑星に艦隊を移動させ、同一惑星上に敵艦隊が居なければ、惑星戦を行うことができる。

自軍の艦隊が自軍の領有惑星と隣接していない敵領有惑星または中立惑星にいると、その艦隊のモラル(士気)が減少する。モラルが減少すると艦隊戦で命中率が悪くなるなど何かと不利になる。

なお、FC版では開発フェイズがなく、代わりに星間移動モードになった。赤で表示されている敵の領有惑星に停まると惑星戦が発生し、赤青点滅で表示されている敵艦隊に攻撃されている自軍の惑星に停まると艦隊戦が発生する。後者は放置すると敵軍に占領されてしまう。

艦隊戦

艦隊戦のゲームシステムは、PC-98版を除き全て共通している。1ターン毎に艦を配置して敵艦隊と撃ち合い、敵か味方いずれかが全滅するか撤退するまで繰り返す。撤退のタイミングは3ターン毎に得られ、敵が撤退する場合もある。FC版を除き、艦隊戦に勝利すると参戦した艦隊のモラルが上がり、撤退するとモラルが下がる。

艦が全滅した場合、その艦隊は登録抹消となる。敵艦隊を全滅させると情報が得られる場合もある。

艦船

各艦はミサイルまたはOM砲と呼ばれるレーザー砲を武器として使用する。ミサイルは攻撃力が一定で、命中率は近い程高くなる。OM砲は命中率が一定で、攻撃力は近い程高くなる。また、ミサイルは射線上に小惑星帯があると小惑星帯を攻撃するが、OM砲は小惑星帯を透過する。

なお、ゲーム中に「新型OM砲」を入手するイベントが発生するが、艦隊戦には影響しない。

ミサイル艦
ミサイルを1ターンに1回発射する。1艦隊につき12隻まで編成可。
OM艦
OM砲を1ターンに1回発射する。1艦隊につき12隻まで編成可。
巡洋艦
ミサイルとOM砲を1ターンに1回ずつ発射する。耐久力はミサイル艦・OM艦より高く、建造費用と建造期間がややかかる。1艦隊につき8隻まで編成可。
戦艦
ミサイルとOM砲を1ターンに3回ずつ発射する。耐久力は艦船中最大で、建造費用と建造期間も最高。1艦隊につき4隻まで編成可。

惑星戦

PC-98版を除き、惑星戦では『ドライビング・アーマー』と呼ばれる人体装着型兵器で惑星の制圧を目指す。横スクロールシューティングで、機種によって補助装備等の仕様や自機のフォルムが異なる。他機種からの援軍が存在する場合、2人同時プレイになる。自機のカラーリングは1P側は青で、2P側は赤になっている。

戦闘を仕掛ける艦隊の戦力に応じて自機の耐久力が決まり、艦隊の兵器レベルに応じて選択できる補助装備が増える。また兵器レベルが高いと、途中で補給を受けるエリアと援護射撃を受けるエリアを設定することができる。

各惑星には防衛力と重力値が設定されている。防衛力によって出現する敵機の数が変化し、重力値によって自機のジャンプ力と移動速度が変化する。

惑星内は4つのエリアに分割されている。左右端の有無は機種によって異なり、無い場合は環状にループする。各エリアの敵を全滅させるとそのエリアを制圧したことになる。制限時間以内に2エリア以上を制圧すると防衛力など惑星のパラメータが低下し、3エリア以上を制圧すると惑星が自軍の植民地になる。

戦闘終了時の自機の耐久力に応じて、参戦した艦隊の艦数が減少する。耐久力が0になると自機が破壊され、艦隊が消滅する(FC版では艦の数が半減する)。自機が破壊されるか、制限時間を超過するか、惑星内の敵を100%殲滅することで戦闘終了となる。

機種別の差異

  • STORY1(88SR)は、一つのキーボードで二人同時プレイができるようにキー配分が割り当てられている。さらに斜め上に機関銃を撃てる。
  • STORY2(FM77AV)は、ハードウェアが独自に持つ描画プライオリティーを活かしたステージ作りになっている。そのため、エネルギーパックが出現時刻になったのに前景で隠れてしまい、出現に気がつかないことが多い。
  • STORY3(X1)は、携帯武器としてビームライフルを持っており、さらに途中補給のためのエネルギーパックを撃つことで艦隊からの援護射撃と同じ効果を得ることができる(破壊したエネルギーパックは何度も出てくる)。
  • STORY4(MSX)は、これといった特徴は無いが、STORY7を除いて最後発だけにアクション性が高いものになっている。
  • STORY5(MSX2)は、地上にも砲台等が配置されており(砲台は破壊しても撃墜カウントに入らない)、空中の敵以外に地上にも注意しなければならない。
  • STORY6(FC)は、強制スクロールで自機が右向きに固定されており、補助装備がなく、敵弾をショットで相殺可能。STORY5と同様、地上に砲台が設置されている。敵の破壊率に関係なく、最後のボス格の敵を撃破することで惑星を攻略した事になる。
  • STORY7(98)は、惑星戦はアクションゲームではなく、シミュレーションゲームの一部になっている。惑星上の建造物に対して、艦砲射撃を行ったり、ストーミーガンナーやドライビング・アーマーを降下させたりすることで制圧を目指す。

ヴリトラ製造惑星

FC版のみの要素として、敵による巨大人工有機体兵器「ヴリトラ」製造惑星の構築というものがある。ヴリトラ製造惑星は星系エリア以外の宇宙空間のどこかに現れ、時間経過と共に惑星の構築が進んでいく。惑星が完成すると、ヴリトラに主星を破壊されてゲームオーバーになってしまうため、惑星攻略に並行してヴリトラ製造惑星の探索と破壊も行わなければならない。

音楽

本作のBGMは、浅倉大介東芝EMIのスタジオミュージシャン・丸山恵市、T&E SOFT所属の冨田茂という3人が作曲を担当している。東芝EMIからLP・CD「アレンジ・サウンドトラック・DAIVA」が発売されており、浅倉によってシンセサイザーアレンジされたBGMが収録されている。このアルバムの使用音源機材には、浅倉が開発に関わり当時大ヒットしたシンセサイザーキーボード・ヤマハDX7DX7II(FD)がメインとして使用されている。LP・CDは絶版だが、iTunes Storeダウンロード販売で購入が可能。

iTunesStoreでは、クレジットが浅倉のみになっているが、実際には以下の通りである。

収録曲

トラックNo. 使用箇所 曲名 作曲者
1 エンディングテーマ DAIVA I(ディーヴァI) 浅倉大介
2 PC-8801mkIISR版メインテーマ FLAME OF VLITRA(ヴリトラの炎) 冨田茂
3 マップシーン NIRSARTIA DRIVE I(ナーサティア・ドライブI) 浅倉大介
4 X1版メインテーマ TRIAL OF NIRVANA(ニルヴァーナの試練) 冨田茂[注 1][2]・丸山恵市
5 MSX版メインテーマ ASURA'S BLOODFUED(アスラの血流) 浅倉大介
6 惑星戦 DRIVING ARMOR I(ドライビングアーマーI) 冨田茂
7 ファミコン版メインテーマ IMPERIAL OF NIRSARTIA I(ナーサティアの玉座I) 丸山恵市
8 MSX2版メインテーマ THE CUP OF SOMA(ソーマの杯) 浅倉大介
9 艦隊戦 FLEET BATTLE(フリート・バトル) 浅倉大介
10 FM77AV版メインテーマ MEMORY IN DURGA(ドゥルガーの記憶) 冨田茂[注 2]
11 惑星戦/ファミコン版移動シーン NIRSARTIA DRIVE II(ナーサティア・ドライブII) 浅倉大介
12 各BGMを再構成したイメージ曲 DAIVA REPRISE(ディーヴァ・リプリーズ) 浅倉大介
13 同名曲のロングバージョン DRIVING ARMOR II(ドライビングアーマーII) 冨田茂
14 同名曲のロングバージョン IMPERIAL OF NIRSARTIA II(ナーサティアの玉座II) 丸山恵市
15 シナリオを元にゲームの楽曲を再構成したアレンジ STOR OF GODS(神々の星) 浅倉大介・丸山恵市・冨田茂
01 Prologue - Vicissitudes -(プロローグ -流転-)
02 Vritra(ヴリトラ)
03 Krishna Shark(クリシュナ・シャーク)
04 Ryukan Professor(リュカーン教)
05 Pirates of The Sion(紫苑 "しおん" の海賊)
06 Death of Satie(サティーの死)
07 Biological Computer "Nirvana"(生体コンピュータ・ニルヴァーナ)
08 Ratna Sambhava(ラトナ・サンバ)
09 Soma(ソーマ)
10 Prophecy to the emperor, Matari Schwan(皇帝への予言、マータリ・シュバン)
11 Kali Yuga(カリ・ユガ)
12 The Nersathia, Twin Planet(ナーサティア双惑星)
13 Epilogue - Star of Gods -(エピローグ -神々の星-)
16 テーマ曲の別バージョン DAIVA II(ディーヴァII) 浅倉大介

関連商品

ディーヴァ・ファンブック
発売はアスキー系列のMIAで、企画・編集はマイクロデザイン出版局。当時のスタッフ証言による開発秘話、物語の発端から結末までを描いたオリジナルノベル(挿絵:おおやま黎)、設定資料や各機種別ゲーム内データ(当時未発売のPC98版を除く)や、開発者自身が語る裏技・攻略法が収録されている。カバーイラストは出渕裕による。
ゲームコミックス「DAIVA」
東京書籍からの発売。当時流行していたゲームブックの体裁を取っているが選択肢が設定されている箇所は少なく、また各巻によって選択肢の数もまちまちだった。コミック担当者は巻によって異なり、ストーリーや設定も作画担当者によって細かなアレンジがされている(例としては、STORY3に登場する「ニルヴァーナ」が女性に設定されている等)。
  • STORY1 ヴリトラの炎 作画:小林誠
  • STORY2 ドゥルガーの記憶 作画:青木めだか
  • STORY3 ニルヴァーナの試練 作画:堀内元
  • STORY4 アスラの血流 作画:内田貴志
  • STORY5 ソーマの杯 作画:小林浩子
  • STORY6 ナーサティアの玉座 作画:小林鉄造
  • STORY7 カリ・ユガの光輝 作画:THE GREAT GAIJIN ※ゲーメスト掲載版『餓狼伝説』作画担当のLEO ADVERと同一人物。
アドベンチャーヒーローブックス12 「ディーヴァ・女戦士ミリスの挑戦」
文・構成:草野直樹 刀堂光貴、本文イラスト:おぐ・ぼっくぇ
勁文社からの発売。「STORY6 ナーサティアの玉座」の主人公であるマータリ=シュバンの部下である女性、ミリス=シャイナを主人公としたゲームブック。マータリ=シュバンも登場する。
わんぱっくコミック「ディーヴァ」
作画:たまだとしみつ
徳間書店からの発売。雑誌「わんぱっくコミック」で連載された漫画の単行本化。作画はたまだとしみつ。連載当時STORY7は未発売で、対応機種すらまだ公表されていなかったこともあり、ネタバレ防止の配慮から、最終話でクリシュナ=シャークがストーリーの真相を語る部分では台詞のほとんどが空白になっている。

他作品とのコラボレーション

T&E SOFTが本作以前に発売した以下のゲームと、作中でコラボレーションが行われている。

  • レイドック - FC版以外のゲーム中での惑星時事イベントにおいてストーミーガンナー開発イベントがあったり、PC98版ではストーミーガンナーが惑星攻略戦での兵力として登場している。MSX版では、パスワードを(LAYDOCK)と入れるとMSXでの当時の次回作であるスーパーレイドック ミッションストライカーのOPデモが流れる。
  • ハイドライドシリーズ - FC版以外の惑星時事イベントでバラリス関連のイベントが存在しており、発生すると生産力が落ちる。

脚注

注釈

  1. ^ 原曲が短かったため、Bパートを冨田が追加している。
  2. ^ サウンドトラックでは丸山恵市の名前が併記されているが、実際には冨田の単独作。

出典

  1. ^ 「やってみたい みてみたい MSX専用通信!」『MSX・FAN』1987年12月号特別付録、徳間書店、1987年11月8日。 
  2. ^ TOMMYs'シゲが作った曲

外部リンク