「ケーシー・デラクア」の版間の差分
m Bot作業依頼: 詹姓の各人物記事の改名に伴うリンク修正依頼 (詹詠然) - log |
m Bot作業依頼: 詹姓の各人物記事の改名に伴うリンク修正依頼 (詹皓晴) - log |
||
214行目: | 214行目: | ||
| ハード |
| ハード |
||
| {{Flagicon|KAZ}} [[ヤロスラワ・シュウェドワ]] |
| {{Flagicon|KAZ}} [[ヤロスラワ・シュウェドワ]] |
||
| {{flagicon|TPE}} [[ |
| {{flagicon|TPE}} [[詹皓晴]]<br/> {{flagicon|TPE}} [[詹詠然]] |
||
| 4–6, 5–7 |
| 4–6, 5–7 |
||
|- bgcolor="#FFFF99" |
|- bgcolor="#FFFF99" |
||
241行目: | 241行目: | ||
| クレー |
| クレー |
||
| {{flagicon|AUS}} [[アシュリー・バーティ]] |
| {{flagicon|AUS}} [[アシュリー・バーティ]] |
||
| {{flagicon|TPE}} [[ |
| {{flagicon|TPE}} [[詹皓晴]]<br/> {{flagicon|TPE}} [[詹詠然]] |
||
| 6–4, 6–2 |
| 6–4, 6–2 |
||
|- bgcolor="#FFFF99" |
|- bgcolor="#FFFF99" |
||
259行目: | 259行目: | ||
| 芝 |
| 芝 |
||
| {{flagicon|AUS}} [[アシュリー・バーティ]] |
| {{flagicon|AUS}} [[アシュリー・バーティ]] |
||
| {{flagicon|TPE}} [[ |
| {{flagicon|TPE}} [[詹皓晴]]<br/> {{flagicon|CHN}} [[張帥]] |
||
| 6-1, 2–6, [10–8] |
| 6-1, 2–6, [10–8] |
||
|-bgcolor=#d7bdee |
|-bgcolor=#d7bdee |
2020年8月11日 (火) 04:24時点における版
| ||||
---|---|---|---|---|
ケーシー・デラクア | ||||
基本情報 | ||||
フルネーム | Casey Dellacqua | |||
国籍 | オーストラリア | |||
出身地 | 同・パース | |||
生年月日 | 1985年2月11日(39歳) | |||
身長 | 165cm | |||
体重 | 66kg | |||
利き手 | 左 | |||
バックハンド | 両手打ち | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 2002年 | |||
引退年 | 2018年 | |||
ツアー通算 | 7勝 | |||
シングルス | 0勝 | |||
ダブルス | 7勝 | |||
生涯通算成績 | 690勝498敗 | |||
シングルス | 348勝214敗 | |||
ダブルス | 342勝184敗 | |||
生涯獲得賞金 | $4,233,102 | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | 4回戦(2008・14) | |||
全仏 | 3回戦(2008) | |||
全英 | 3回戦(2008・15) | |||
全米 | 4回戦(2014) | |||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||
全豪 | 準優勝(2013) | |||
全仏 | 準優勝(2008・15・17) | |||
全英 | 準優勝(2013) | |||
全米 | 準優勝(2013・15) | |||
4大大会最高成績・混合ダブルス | ||||
全豪 | ベスト8(2015) | |||
全仏 | 優勝(2011) | |||
全英 | ベスト8(2014) | |||
全米 | 2回戦(2008・14) | |||
優勝回数 | 1(仏1) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 26位(2014年9月29日) | |||
ダブルス | 3位(2016年2月1日) | |||
ケーシー・デラクア(Casey Dellacqua, 1985年2月11日 - )は、オーストラリア・パース出身の女子プロテニス選手。2011年の全仏オープン混合ダブルスで、スコット・リプスキーとペアを組んで優勝した。4大大会女子ダブルスの準優勝も7回ある。身長165cm、体重66kgの小柄な体格で、左利きの選手。WTAツアーでダブルス7勝を挙げた。自己最高ランキングはシングルス26位、ダブルス3位。
来歴
デラクアは7歳からテニスを始め、2003年全豪オープンジュニア女子ダブルスで優勝した。2003年から2007年までは、全豪オープンで地元選手としての主催者推薦を受けながらも1回戦敗退が続き、2006年の全豪1回戦で第1シードのリンゼイ・ダベンポートに当たったこともある。2007年全仏オープンで、彼女は初めて全豪以外の4大大会に初出場し、同年の全米オープンで1回戦を突破した。この大会では2回戦で第2シードのマリア・シャラポワに敗退している。この後ジャパン・オープンにも出場し、サニア・ミルザとの2回戦まで進んだ。
デラクアは2008年、シングルス・ダブルスともに目覚ましい躍進を遂げた。全豪オープンでは、2回戦で第15シードのパティ・シュナイダー、3回戦で第18シードのアメリ・モレスモに勝ち、2人のシード選手を連破して初の4回戦進出を果たした。4回戦では第3シードのエレナ・ヤンコビッチに 6-7, 1-6 で敗退する。全仏オープンでもシングルス3回戦に進み、女子ダブルスでフランチェスカ・スキアボーネと組んで決勝に勝ち進む。デラクアとスキアボーネは、3回戦で第3シードのレネ・スタブス&クベタ・ペシュケ組、準々決勝で第6シードのビクトリア・アザレンカ&シャハー・ピアー組、準決勝で全豪女子ダブルス優勝者のアリョーナ・ボンダレンコ&カテリナ・ボンダレンコ組を連破した。デラクアは女子ツアーで初の決勝進出を、グランドスラム大会の女子ダブルスで決めたのである。決勝戦ではスペインペアのビルヒニア・ルアノ・パスクアル&アナベル・メディナ・ガリゲス組に 6-2, 5-7, 4-6 の逆転で敗れ、デラクアとスキアボーネは4大大会優勝のチャンスを逃した。
全仏オープン終了後、デラクアはナタリー・ドシーとペアを組み、ウィンブルドンでも女子ダブルス準決勝に進出した。ウィンブルドンでは、デラクアとドシーはビーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹組に 3-6, 3-6 のストレートで完敗した。同大会のシングルスでもニコル・バイディソバとの3回戦まで進出する。この後北京五輪のオーストラリア代表選手に選ばれ、オリンピックにも初出場を果たす。オリンピックでは、シングルスは2回戦でベラルーシ代表のビクトリア・アザレンカに敗れ、アリシア・モリクと組んだダブルスでは1回戦でイタリア代表のスキアボーネ&フラビア・ペンネッタ組に当たってしまった。五輪後の全米オープンでは振るわず、シングルス・ダブルスとも1回戦敗退に終わる。それから東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメントで2年連続の来日をし、全仏オープン以来となったスキアボーネとのダブルスでは準決勝まで進んだが、シングルスの予選2回戦で、当年度から12年ぶりに現役復帰したクルム伊達公子に 6-3, 3-6, 3-6 で敗れてしまう。シーズン後半は両肩の故障に悩み、東レを最後に彼女の当年度のツアー出場が終わった。
2009年1月、メディバンク国際の女子ダブルスでドシーと組んで準優勝。全豪オープンの女子ダブルスではスキアボーネとペアを組み、この準決勝でもウィリアムズ姉妹組に 0-6, 2-6 で完敗した。
2011年全仏オープン混合ダブルスでは、スコット・リプスキーと組んでノーシードから決勝に進出。第1シードで前年優勝のネナド・ジモニッチ&カタリナ・スレボトニク組に 7–6(6), 4–6, [10–7] で勝利して初優勝を果たした。
2012年7月のロンドン五輪で2度目のオリンピックに出場した。サマンサ・ストーサーと組んだダブルスに出場したが1回戦でスペインのヌリア・リャゴステラ・ビベス&マリア・ホセ・マルティネス・サンチェス組に 1-6, 1-6 で敗れた。
2013年全豪オープンではアシュリー・バーティと組み主催者推薦での出場から決勝に進出。決勝では第1シードのサラ・エラニ&ロベルタ・ビンチ組に 2-6, 6-3, 2-6 で敗れ準優勝となった。2月のPTTパタヤ・オープンではクルム伊達公子と組み決勝に進出し、アクグル・アマンムラドワ&アレクサンドラ・パノワ組を 6–3, 6–2 で破りツアー初優勝を果たした。ウィンブルドンと全米オープンでも決勝で敗れ4大大会4度目の準優勝となった。全米オープン後のインタビューで、自身が同性愛者であることと、8月にはパートナーとの間に男の子が誕生したことを公表した[1]。
2014年全豪オープンでは、1回戦でベラ・ズボナレワ、2回戦で第18シードのキルステン・フリプケンス、3回戦で鄭潔を破り6年ぶりの4回戦進出を果たした。4回戦では第30シードのウージニー・ブシャールに 7-6(5), 2-6, 0-6 で敗退した。全米オープンでも4回戦に進出した。2014年9月29日付のランキングで自己最高の29位となりトップ30入りを果たしている。
シングルスの出場は2016年3月が最後になり、ダブルスに絞って出場した。2017年全仏オープンでアシュリー・バーティと組んで決勝に進出した。決勝ではベサニー・マテック=サンズ&ルーシー・サファロバ組に 2–6, 1–6 で敗れ4大大会7度目の準優勝となった。
デラクアは2018年に現役を引退した[2]。
WTAツアー決勝進出結果
ダブルス: 20回 (7勝13敗)
大会グレード |
---|
グランドスラム (0–7) |
WTAファイナルズ (0–0) |
プレミア・マンダトリー (1–0) |
プレミア5 (0-1) |
WTAエリート・トロフィー (0-0) |
プレミア (1–5) |
インターナショナル (5–0) |
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | パートナー | 対戦相手 | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|---|
準優勝 | 1. | 2008年6月7日 | 全仏オープン | クレー | フランチェスカ・スキアボーネ | アナベル・メディナ・ガリゲス ビルヒニア・ルアノ・パスクアル |
6-2, 5-7, 4-6 |
準優勝 | 2. | 2009年1月16日 | シドニー | ハード | ナタリー・ドシー | 謝淑薇 彭帥 |
0-6, 1-6 |
準優勝 | 3. | 2013年1月25日 | 全豪オープン | ハード | アシュリー・バーティ | サラ・エラニ ロベルタ・ビンチ |
2-6, 6-3, 2-6 |
優勝 | 1. | 2013年2月3日 | パタヤ | ハード | クルム伊達公子 | アクグル・アマンムラドワ アレクサンドラ・パノワ |
6–3, 6–2 |
優勝 | 2. | 2013年6月16日 | バーミンガム | 芝 | アシュリー・バーティ | カーラ・ブラック マリーナ・エラコビッチ |
7–5, 6–4 |
準優勝 | 4. | 2013年7月6日 | ウィンブルドン | 芝 | アシュリー・バーティ | 謝淑薇 彭帥 |
6–7(1), 1–6 |
準優勝 | 5. | 2013年9月9日 | 全米オープン | 芝 | アシュリー・バーティ | アンドレア・フラバーチコバ ルーシー・ハラデツカ |
7–6(4), 1–6, 4–6 |
優勝 | 3. | 2014年5月24日 | ストラスブール | クレー | アシュリー・バーティ | タチアナ・ブア ダニエラ・セグエル |
4–6, 7–5, [10–4] |
準優勝 | 6. | 2014年6月15日 | バーミンガム | 芝 | アシュリー・バーティ | ラケル・コップス=ジョーンズ アビゲイル・スピアーズ |
6–7(1), 1–6 |
準優勝 | 7. | 2015年4月12日 | チャールストン | クレー | ダリア・ユラク | マルチナ・ヒンギス サニア・ミルザ |
0–6, 4–6 |
優勝 | 4. | 2015年5月9日 | マドリード | クレー | ヤロスラワ・シュウェドワ | ガルビネ・ムグルサ カルラ・スアレス・ナバロ |
6–3, 6–7(4), [10–5] |
準優勝 | 8. | 2015年6月7日 | 全仏オープン | クレー | ヤロスラワ・シュウェドワ | ベサニー・マテック=サンズ ルーシー・サファロバ |
6–3, 4–6, 2–6 |
準優勝 | 9. | 2015年8月23日 | シンシナティ | ハード | ヤロスラワ・シュウェドワ | 詹皓晴 詹詠然 |
4–6, 5–7 |
準優勝 | 10. | 2015年9月13日 | 全米オープン | ハード | ヤロスラワ・シュウェドワ | マルチナ・ヒンギス サニア・ミルザ |
3–6, 3–6 |
優勝 | 5. | 2017年3月5日 | クアラルンプール | ハード | アシュリー・バーティ | ニコール・メリヒャル 二宮真琴 |
7–6(5), 6–3 |
優勝 | 6. | 2017年5月27日 | ストラスブール | クレー | アシュリー・バーティ | 詹皓晴 詹詠然 |
6–4, 6–2 |
準優勝 | 11. | 2017年6月11日 | 全仏オープン | クレー | アシュリー・バーティ | ベサニー・マテック=サンズ ルーシー・サファロバ |
2–6, 1–6 |
優勝 | 7. | 2017年6月25日 | バーミンガム | 芝 | アシュリー・バーティ | 詹皓晴 張帥 |
6-1, 2–6, [10–8] |
準優勝 | 12. | 2017年7月1日 | イーストボーン | 芝 | アシュリー・バーティ | 詹詠然 マルチナ・ヒンギス |
3–6, 5–7 |
準優勝 | 13. | 2017年8月26日 | ニューヘイブン | ハード | アシュリー・バーティ | ガブリエラ・ダブロウスキー 徐一幡 |
6–3, 3–6, [8–10] |
4大大会シングルス成績
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 通算成績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
全豪オープン | 1R | 1R | 1R | 1R | 1R | 4R | 1R | 3R | A | 2R | 1R | 4R | 2R | 10–12 |
全仏オープン | A | A | A | LQ | 1R | 3R | A | A | 1R | 1R | LQ | 2R | 1R | 3–6 |
ウィンブルドン | LQ | A | A | LQ | 1R | 3R | A | 1R | LQ | 1R | LQ | 2R | 3R | 5–6 |
全米オープン | A | A | A | LQ | 2R | 1R | A | A | 1R | 2R | 1R | 4R | 1R | 5–7 |
脚注
- ^ “チェコのフラバコワ/フラデカ組が女子ダブルス制覇、全米オープン”. AFPBB News. (2013年9月8日)
- ^ “元ダブルス世界3位のケーシー・デラクアが引退を表明”. テニスマガジン. (2018年4月11日)
外部リンク
- ケーシー・デラクア - WTAツアーのプロフィール
- ケーシー・デラクア - ビリー・ジーン・キング・カップのプロフィール
- ケーシー・デラクア - 国際テニス連盟
- ケーシー・デラクア (@caseydellacqua) - X(旧Twitter)