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8月の[[2019年世界バドミントン選手権大会|世界選手権]](スイス・[[バーゼル]])は1回戦でファム・キャオ・クオン(ベトナム)、2回戦でルイス・エンリケ・ペニャルベール(スペイン)にストレートで勝利。3回戦では2回戦で林丹を破ったH・S・プラノイ(インド)、準々決勝で第14シードのリー・ジージア(マレーシア)、準決勝で第16シードのB. サイ・プラニースに対してもいずれも2-0で勝利して決勝に進出。決勝では第5シードのアントンセンを2-0(21-9、21-3)で圧倒し、全6試合で1セットも落とさずに世界選手権連覇を達成した。 |
8月の[[2019年世界バドミントン選手権大会|世界選手権]](スイス・[[バーゼル]])は1回戦でファム・キャオ・クオン(ベトナム)、2回戦でルイス・エンリケ・ペニャルベール(スペイン)にストレートで勝利。3回戦では2回戦で林丹を破ったH・S・プラノイ(インド)、準々決勝で第14シードのリー・ジージア(マレーシア)、準決勝で第16シードのB. サイ・プラニースに対してもいずれも2-0で勝利して決勝に進出。決勝では第5シードのアントンセンを2-0(21-9、21-3)で圧倒し、全6試合で1セットも落とさずに世界選手権連覇を達成した。 |
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9月、[[中国オープン (バドミントン)|中国オープン]]は1回戦から[[林丹]]、[[トミー・スギアルト]]、[[常山幹太]]、第5シードの[[ |
9月、[[中国オープン (バドミントン)|中国オープン]]は1回戦から[[林丹]]、[[トミー・スギアルト]]、[[常山幹太]]、第5シードの[[諶龍]]を破り決勝進出。決勝では前大会決勝で敗れた第7シードのギンティンを2-1で下し、同大会で初優勝。翌週の韓国オープン決勝は[[周天成]]を、10月のデンマークオープン決勝は[[諶龍]]をそれぞれ2-0で下し、国際大会5大会連続優勝を達成。フランスオープンは準々決勝でギンティンに敗れ、国際大会での連勝は28でストップした。11月の福州中国オープンは周天成を2-1で降し、今季国際大会10勝目をあげた。全日本総合選手権は西本拳太を2-0で降し連覇を達成。 |
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12月のワールドツアーファイナルは予選リーグから全勝で勝ち進み、ギンティンとの決勝となった。これを2-1で勝利し、4年ぶり2度目の優勝を達成。これで本年度の主要国際大会で11勝目となり、2010年のリー・チョンウェイが記録した年間10勝を更新した<ref>[https://the-ans.jp/news/97626/ 桃田賢斗、4年ぶりファイナルズVで年間11勝 憧れの英雄超え「彼を超えたこと嬉しい」]</ref>。また、今大会に出場した時点で、[[2020年]]4月30日時点の世界ランクで16位以内かつ日本人2位以内となることが確定し、東京オリンピック日本代表入りが確実となった。 |
12月のワールドツアーファイナルは予選リーグから全勝で勝ち進み、ギンティンとの決勝となった。これを2-1で勝利し、4年ぶり2度目の優勝を達成。これで本年度の主要国際大会で11勝目となり、2010年のリー・チョンウェイが記録した年間10勝を更新した<ref>[https://the-ans.jp/news/97626/ 桃田賢斗、4年ぶりファイナルズVで年間11勝 憧れの英雄超え「彼を超えたこと嬉しい」]</ref>。また、今大会に出場した時点で、[[2020年]]4月30日時点の世界ランクで16位以内かつ日本人2位以内となることが確定し、東京オリンピック日本代表入りが確実となった。 |
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2020年8月5日 (水) 08:38時点における版
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ヨネックス・ドイツ・オープン2019での桃田賢斗 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
基本情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1994年9月1日(30歳) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
性別 | 男性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | 香川県三豊市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 175cm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
血液型 | A | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
利き腕 | 左 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | シングルス | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本代表歴 | 2011-2016,2018- | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
主な戦績 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
世界ランク(最高) | 1位 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本ランク(最高) | 1位 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
経歴 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所属 | NTT東日本 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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BWFプロフィール |
桃田 賢斗(ももた けんと、1994年9月1日 - )は、日本のバドミントン選手。バドミントン日本代表[1][2]。香川県三豊郡三野町(現:三豊市)出身。2013年よりNTT東日本所属。左利き。マネジメント会社はUDN SPORTS[3]。
BWF世界ランキング最高位は1位(2018年9月27日)。2014年トマス杯(団体世界選手権)金メダリスト。2015年にBWFスーパーシリーズ(現ワールドツアー)男子シングルスで日本人初優勝を達成。以降、同ファイナルズ優勝(2回)、全英オープン優勝、世界バドミントン選手権優勝(2回)などを日本人男子選手として初めて達成している。
人物・経歴
名前の由来はアメリカのコミック『スーパーマン』の主人公クラーク・ケントで、世界で一番強い人になるようにと名付けられた[4]。三豊市立吉津小学校1年生の時、姉が所属していた三豊ジュニアのコーチに誘われたのをきっかけにバドミントンを始める。6年生の時に全国小学生選手権シングルスで優勝。第5回日本バドミントンジュニアグランプリで香川県チームの一員として団体優勝[5]。福島県富岡町立富岡第一中学校3年生時の2009年、全国中学校バドミントン大会で優勝。全日本ジュニアバドミントン選手権大会でベスト4に入り、男子選手としては史上初めて中学生で全日本総合選手権の予選に出場した[6]。
高校
福島県立富岡高等学校進学後は2年生時の2011年に台湾の桃園県で開催された世界ジュニア選手権男子シングルスで準決勝まで進出。マレーシアのズルファドリ・ズルキフリに0-2(18-21、18-21)で敗れて銅メダルとなった[7]。同年の全日本総合選手権では実業団選手を破り、初めて準々決勝まで進出し、第一人者の田児賢一と初対戦して敗れた。
2012年、アジアユース選手権男子シングルス決勝でスン・ジュ・ベン(マレーシア)を2-0(21-13、22-20)で破り金メダルを獲得し、団体戦との2冠を達成。8月にインターハイ男子シングルスで初優勝。千葉ポートアリーナで10月に開幕した世界ジュニア選手権では団体戦で銀メダル。個人戦男子シングルスでは決勝で薛松(中国)を2-1(21-17、19-21、21-19)で破り、日本勢で初めてジュニア世界一に輝いた[8]。その後、高校卒業までにオーストリアで開催された国際大会などで優勝し、世界ランキングは50位まで浮上した。
実業団
2013年
2013年、高校卒業し、田児が所属するNTT東日本に入社。同年の全日本社会人バドミントン選手権大会に初出場して初優勝を達成した[9]。国際大会では、11月の中国オープンにおいてBWFスーパーシリーズプレミアの大会で自身初のベスト4入り[10]。12月の全日本総合選手権では初めて準決勝に進出した。
2014年
2014年5月、桃田は日本代表の一員としてトマス杯に初出場し、出場したシングルス5試合すべてに勝利して日本の初優勝に貢献した。12月の全日本総合選手権では初めて決勝に進出したが、佐々木翔に敗れて準優勝に終わる。同月、BWFスーパーシリーズファイナルに初出場し、リーグ戦3試合で2勝をあげたが得失点差で4人中3位となり、準決勝進出はならなかった。
2015年
2015年3月の全英オープンでは準々決勝で林丹(中国)と初めて対戦して敗れた。4月のシンガポールオープンでは決勝で胡贇(香港)に2-1(21-17、16-21、21-15)で勝利し、BWFスーパーシリーズの男子シングルスで日本人男子選手初となる優勝を果たした[11]。世界ランキングは10位から7位となる。5月にはスディルマンカップでは日本代表の一員として、準々決勝まで男子シングルス出場全試合で勝利していたが、負傷のため準決勝以降は欠場した。日本はこの大会で初めて準優勝した。6月のインドネシアオープンスーパーシリーズプレミアでは決勝で前大会優勝のヤン・ウ・ヨルゲンセン(デンマーク)を相手に2-1(16-21、21-19、21-7)で逆転勝利を収め、プレミア大会で日本人男子選手初の優勝を達成[12]。大会後、6月18日付世界ランキングで自己最高の4位となる[13]。8月にジャカルタで開催された世界バドミントン選手権には第4シードで出場。1回戦から準々決勝までの全4試合をストレート勝ちで準決勝に進出。準決勝では世界ランキング1位で第1シードの諶龍(中国)にストレートで敗れたが世界選手権の男子シングルスで日本初となる銅メダルを獲得した。8月20日付世界ランキングで自己最高を更新する3位となった[13]。
12月の全日本総合選手権は2年連続で決勝戦で佐々木との対戦となり、2-0(21-17、21-9)で初優勝を果たした。同月ドバイで開催されたスーパーシリーズファイナルズではグループリーグ3連勝すると準決勝もヨルゲンセンを下して決勝に進出。決勝でもビクター・アクセルセン(デンマーク)を2-0(21-15、21-12)で破り、日本人で初めてスーパーシリーズファイナルズのシングルスで優勝した(同大会では奥原希望も女子シングルスで日本人初優勝)[14]。
2016年
2016年4月、インド・オープン決勝でアクセルセンを下してスーパーシリーズで今季初優勝し、4月7日付世界ランキングで自己最高を更新する2位となった。
同日、桃田を含むNTT東日本選手が東京都内の違法カジノ店にて賭博をしていたことが判明し[15]、桃田は出場中だったマレーシアオープンを棄権して急遽帰国し、8日に開かれた記者会見で同僚の田児賢一とともに謝罪した。NTT東日本の調査によれば、田児は2014年10月から2015年3月に東京都墨田区の違法カジノ店を10回程度訪れており、桃田は田児の紹介で合計6回程度この店で賭博行為を行っていた。桃田は記者団に対して「今回、どんな処分を下されても、しっかり受け止めて、しっかり自分と向き合って、ちゃんと反省したいと思います」と語った[16]。
これを受けて 日本バドミントン協会は10日に緊急理事会を開き、桃田を日本代表選手指定から外したうえで無期限の競技会出場停止処分とし、リオデジャネイロオリンピックに推薦・派遣しないことを正式に決定した[17]。翌11日にNTT東日本も男子バドミントン部と賭博に関わった選手に対する処分を発表し、男子バドミントン部を半年間の対外活動自粛、桃田を出勤停止30日とした[18]。
2017年
2017年5月、違法賭博による無期限出場停止処分が解け、約1年ぶりの復帰戦となった日本ランキングサーキット大会に出場。決勝で上田拓馬を破り優勝した。桃田は試合直後、表彰式でも涙を見せ、「辛いときに支えてくれ、バドミントンの環境をつくってくれた方への思いのすべてが込み上げてきた」「今はどの大会が目標とかはない。それよりも相手への感謝などコートの中の振る舞いを見てもらい、応援したいなと思ってもらえる選手になりたい」と語った[19]。7月には自費で国際大会に復帰。復帰初戦のカナダオープンで準優勝すると、その後の国際大会で5大会連続優勝を果たした[20]。9月の全日本社会人選手権でも3連覇中だった坂井一将を破り優勝[21]。
12月の全日本総合選手権は準々決勝で優勝した武下利一に敗れたが、国内外の大会で好成績を残していること、武下に対してもシーズン2勝をあげていることが評価され、バドミントン日本A代表への復帰が決定した[22]。
2018年
2018年は3月にベトナムインターナショナルで優勝。ノーシードで出場した4月のアジア選手権では2回戦で同年の全英オープン覇者の石宇奇(中国)を破ると、準決勝でオリンピック3大会銀メダリストのリー・チョンウェイ(マレーシア)に対して初勝利。決勝でリオデジャネイロオリンピック金メダルで第3シードの諶龍を2-0(21-13、21-17)で破り初優勝を果たした[23]。日本が準優勝した5月のトマス杯も日本代表の一員として出場し、ビクター・アクセルセン戦や諶龍戦を含み自身が出場した試合は全勝した。
BWFワールドツアー(2018年よりスーパーシリーズに代わり開催)のマレーシアオープン(スーパー750)は決勝でLee Chong Wei(マレーシア)に敗れて準優勝。インドネシアオープン(スーパー1000)は準決勝でリー・チョンウェイ、決勝で世界ランキング1位のビクター・アクセルセンを2-0(21-14、21-9)で破って優勝した。
世界ランキングは急上昇し、8月の世界選手権(中国・南京)は第6シードで出場。国際大会復帰後、次々と強豪選手を破っていることから、優勝候補の一角にあげられた[24]。3回戦のアントンセン(デンマーク)戦で1ゲーム先取された以外はストレート勝利で勝ち進み、準決勝でダレン・リュー(マレーシア)に2-0(21-16、21-5)で勝利し、日本男子シングルス初の決勝進出を決めた。決勝では第3シードの石宇奇を2-0(21-11、21-13)で破り、シングルスで日本男子初の金メダルを獲得した。
8月下旬開催のアジア競技大会(ジャカルタ)は団体で銅メダルを獲得。個人戦は、団体戦で勝利していたアンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア)に3回戦で敗れた。
9月のダイハツ・ヨネックスジャパンオープン(スーパー750)では準々決勝で林丹と3年ぶりに対戦し2-0(21-8、21-10)で初勝利。準決勝はアクセルセン、決勝はコシット・フェトラダブ(タイ)に2-0(21-14、21-11)で勝利し、同大会男子シングルスで日本勢初優勝を達成。翌週の中国オープン(スーパー1000)では決勝でギンティンに敗れて準優勝。
9月27日発表の世界ランキングで、日本男子史上初となる男子シングルスの世界ランキング1位に就いた[25]。
12月、全日本総合の決勝で西本拳太を2-1で破り3年ぶり2回目の優勝。ワールドツアーファイナルでは決勝で世界ランキング2位の石宇奇に敗れて準優勝。
2019年
2019年3月、第109回全英オープン(スーパー1000)では準決勝までの4試合で1セットも落とさず、同大会で自身初の決勝に進出すると、決勝では第6シードのビクター・アクセルセン2-1(21-11、15-21、21-15)を破り、バドミントン界で最も伝統のある同大会の男子シングルスで日本勢初の優勝を達成した[26]。
4月のシンガポールオープン(スーパー500)では決勝で第7シードのギンティンを降し、同大会4年ぶり2回目の優勝を達成。武漢でのアジア選手権でも第2シードの石宇奇を2-1で破り2年連続の優勝を達成。
7月のダイハツ・ヨネックスジャパンオープンでは準々決勝でギンティン、準決勝はB. サイ・プラニース(インド)を下して決勝に進出。決勝では第6シードのジョナタン・クリスティ(インドネシア)を2-0(21-16、21-13)に勝利し、連覇を達成した。
8月の世界選手権(スイス・バーゼル)は1回戦でファム・キャオ・クオン(ベトナム)、2回戦でルイス・エンリケ・ペニャルベール(スペイン)にストレートで勝利。3回戦では2回戦で林丹を破ったH・S・プラノイ(インド)、準々決勝で第14シードのリー・ジージア(マレーシア)、準決勝で第16シードのB. サイ・プラニースに対してもいずれも2-0で勝利して決勝に進出。決勝では第5シードのアントンセンを2-0(21-9、21-3)で圧倒し、全6試合で1セットも落とさずに世界選手権連覇を達成した。
9月、中国オープンは1回戦から林丹、トミー・スギアルト、常山幹太、第5シードの諶龍を破り決勝進出。決勝では前大会決勝で敗れた第7シードのギンティンを2-1で下し、同大会で初優勝。翌週の韓国オープン決勝は周天成を、10月のデンマークオープン決勝は諶龍をそれぞれ2-0で下し、国際大会5大会連続優勝を達成。フランスオープンは準々決勝でギンティンに敗れ、国際大会での連勝は28でストップした。11月の福州中国オープンは周天成を2-1で降し、今季国際大会10勝目をあげた。全日本総合選手権は西本拳太を2-0で降し連覇を達成。
12月のワールドツアーファイナルは予選リーグから全勝で勝ち進み、ギンティンとの決勝となった。これを2-1で勝利し、4年ぶり2度目の優勝を達成。これで本年度の主要国際大会で11勝目となり、2010年のリー・チョンウェイが記録した年間10勝を更新した[27]。また、今大会に出場した時点で、2020年4月30日時点の世界ランクで16位以内かつ日本人2位以内となることが確定し、東京オリンピック日本代表入りが確実となった。
世界バドミントン連盟は桃田を2019年度の世界最優秀選手に選出した。
2020年
1月12日、マレーシア・マスターズでアクセルセンを破り、優勝を果たした。翌日、クアラルンプール国際空港へ車で移動中、桃田等を乗せた白いバンがトラックに衝突する事故が発生し24歳の運転手が死亡した。桃田自身も顎、唇、眉間の計3か所を裂傷、全身打撲の怪我を負い、クアラルンプールの病院に入院したが、命に別状はなく、15日にしっかりとした足取りで帰国した。その後、3月の全英オープンでの実戦復帰を目指していたが[28]、目の不調で練習時にシャトルが二重に見えるため精密検査を行ったところ、右眼窩底骨折が判明した。このため再度合宿を離脱して手術を行った。2月末から練習に復帰している。
主な成績
トマス杯
スディルマンカップ
世界選手権
年 | 開催地 | 対戦相手 | スコア | 結果 |
---|---|---|---|---|
2019 | バーゼル | アンダース・アントンセン | 21-9, 21-3 | 優勝 |
2018 | 南京 | 石宇奇 | 21-11, 21-13 | 優勝 |
2015 | ジャカルタ | 諶龍 | 9–21, 15–21 | 3位 |
アジア選手権
年 | 開催地 | 対戦相手 | スコア | 結果 |
---|---|---|---|---|
2019 | 武漢市 | 石宇奇 | 12–21, 21–18, 21–8 | 優勝 |
2018 | 武漢市 | 諶龍 | 21–17, 21–13 | 優勝 |
BWFワールドツアー
年 | 大会 | レベル | 対戦相手 | スコア | 結果 |
---|---|---|---|---|---|
2020 | マレーシアマスターズ | Super500 | ビクター・アクセルセン | 24-22, 21–11 | 優勝 |
2019 | BWF World Tour Finals | ファイナルズ | アンソニー・シスニカ・ギンティン | 17–21, 21–17, 21–14 | 優勝 |
2019 | 福州中国オープン | Super 750 | 周天成 | 21–15, 17–21, 21–18 | 優勝 |
2019 | デンマークオープン | Super 750 | 諶龍 | 21–14, 21–12 | 優勝 |
2019 | 韓国オープン | Super 500 | 周天成 | 21–19, 21–17 | 優勝 |
2019 | 中国オープン | Super 1000 | アンソニー・シニスカ・ギンティン | 19-21, 21-17,21-19 | 優勝 |
2019 | ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン | Super 750 | ジョナタン・クリスティー | 21–16, 21–13 | 優勝 |
2019 | シンガポール・オープン | Super 500 | アンソニー・シニスカ・ギンティン | 10–21, 21–19, 21–13 | 優勝 |
2019 | 全英オープン | Super 1000 | ビクトル・アクセルセン | 21–11, 15–21, 21–15 | 優勝 |
2019 | ドイツ・オープン | Super 300 | 西本拳太 | 21–10, 21–16 | 優勝 |
2019 | インドネシア・マスターズ | Super 500 | アンダース・アントンセン | 16–21, 21–14, 16–21 | 準優勝 |
2018 | BWFワールドツアーファイナルズ | ファイナルズ | 石宇奇 | 12–21, 11–21 | 準優勝 |
2018 | Fuzhou China Open | Super 750 | 周天成 | 21–13, 11–21, 21–16 | 優勝 |
2018 | デンマーク・オープン | Super 750 | 周天成 | 22–20, 16–21, 21–15 | 優勝 |
2018 | 中国オープン | Super 1000 | アンソニー・シニスカ・ギンティン | 21–23, 19–21 | 準優勝 |
2018 | ダイハツ・ヨネックスジャパンオープン | Super 750 | コシット・フェトラダブ | 21–14, 21–11 | 優勝 |
2018 | インドネシア・オープン | Super 1000 | ビクトル・アクセルセン | 21–14, 21–9 | 優勝 |
2018 | マレーシア・オープン | Super 750 | リー・チョンウェイ | 17–21, 21–23 | 準優勝 |
BWFスーパーシリーズ
年 | 大会 | 対戦相手 | スコア | 結果 |
---|---|---|---|---|
2016 | インド・オープン | ビクトル・アクセルセン | 21–15, 21–18 | 優勝 |
2015 | BWFスーパーシリーズファイナル | ビクトル・アクセルセン | 21–15, 21–12 | 優勝 |
2015 | インドネシアオープン | Jan Ø. Jørgensen | 16–21, 21–19, 21–7 | 優勝 |
2015 | シンガポールオープン | 胡贇 | 21–17, 16–21, 21–15 | 優勝 |
- BWFスーパーシリーズファイナル
- BWFスーパーシリーズプレミア
- BWFスーパーシリーズ
BWFグランプリ
年 | 大会 | 対戦相手 | スコア | 結果 |
---|---|---|---|---|
2017 | マカオオープン | Ihsan Maulana Mustofa | 21–16, 21–10 | 優勝 |
2017 | オランダオープン | 五十嵐優 | 21–10, 21–12 | 優勝 |
2017 | カナダ・オープン | 常山幹太 | 20–22, 21–14, 14–21 | 準優勝 |
- BWFグランプリゴールド
- BWFグランプリ
BWFインターナショナルチャレンジ
年 | 大会 | 対戦 | スコア | 結果 |
---|---|---|---|---|
2018 | ベトナムインターナショナル | Goh Giap Chin | 21–9, 21–15 | 優勝 |
2017 | チェコオープン | Thomas Rouxel | 21–8, 21–14 | 優勝 |
2017 | ベルギーインターナショナル | Lee Cheuk Yiu | 21–14, 21–18 | 優勝 |
2017 | K&Dグラフィックスインターナショナル | Kevin Cordon | 21–7, 21–15 | 優勝 |
2013 | オーストリアインターナショナル | 武下利一 | 21–19, 21–12 | 優勝 |
2013 | スウェーデンインターナショナルチャレンジ | Eric Pang | 21–9, 16–21, 21–18 | 優勝 |
2013 | エストニアインターナショナル | Eetu Heino | 20–22, 21–15, 21–15 | 優勝 |
- BWFインターナショナルチャレンジ
- BWFインターナショナルシリーズ
世界ジュニア選手権
年 | 開催地 | 対戦相手 | スコア | 結果 |
---|---|---|---|---|
2012 | 千葉市 | 薛松 | 21–17, 19–21, 21–19 | 優勝 |
2011 | 桃園県 | ズルファドリ・ズルキフリ | 18–21, 18–21 | 3位 |
アジアユースU19選手権
年 | 開催地 | 対戦相手 | スコア | 結果 |
---|---|---|---|---|
2012 | 金泉市 | スン・ジュ・ベン | 21–13, 22–20 | 優勝 |
2011 | ラクナウ | ズルファドリ・ズルキフリ | 18–21, 19–21 | 3位 |
国内大会
- 2013年 全日本社会人バドミントン選手権大会 優勝
- 2013年 全日本総合バドミントン選手権大会 3位
- 2014年 全日本総合バドミントン選手権大会 準優勝
- 2015年 全日本総合バドミントン選手権大会 優勝
- 2017年 日本ランキングサーキット大会 優勝
- 2017年 全日本社会人バドミントン選手権大会 優勝
- 2018年 全日本総合バドミントン選手権大会 優勝
受賞
- 第20回香川スポーツ賞[29]
- 第52回四国新聞スポーツ賞[30]
- 第53回テレビ朝日ビックスポーツ賞[31]
- スポーツニッポンフォーラム FORALLJAPAN2018[32]
- 平成31年香川県知事表彰かがわ21世紀大賞[33]
- 2019年世界バドミントン連盟最優秀選手[34]
- 第54回テレビ朝日ビッグスポーツ賞[35]
脚注
- ^ “【選手情報】2018年の日本代表メンバーが決定!”. バドxスピ. 2017年12月12日閲覧。
- ^ “2012年日本代表選手及びコーチ について”. 2012年10月1日閲覧。
- ^ “バド桃田賢斗が香川軍団に合流 20年五輪金獲りへ”. 日刊スポーツ. (2019年5月31日) 2020年1月15日閲覧。
- ^ “桃田賢斗が世界一 名前の由来は「スーパーマン」”. 日刊スポーツ. (2015年12月14日)
- ^ “第5回日本バドミントンジュニアグランプリ"2006"”. 2012年11月15日閲覧。
- ^ バドミントンマガジン2009年12月号
- ^ “桃田、奥原は銅メダル/世界ジュニア選手権”. 2012年10月1日閲覧。
- ^ 世界ジュニア初の快挙!男子シングルス・桃田賢斗、女子シングルス・奥原希望が優勝!ヨネックスニュース
- ^ “【2013年 全日本社会人】 桃田賢斗が王者に!女子ダブルス髙橋/松友は2連覇”. 2013年11月15日閲覧。
- ^ “中国オープン2013”. 2013年11月15日閲覧。
- ^ 桃田賢斗、男子単で日本勢初V バドミントン 日刊スポーツ 2015年4月21日閲覧
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- ^ 「バドミントン桃田、なぜ強い」 海外メディア取材白熱朝日新聞2018年8月1日
- ^ 桃田賢斗が快挙…日本男子初の世界ランキング1位が正式発表スポーツ報知 2018年9月27日
- ^ 【全英OP2019】桃田賢斗が全英初制覇!渡辺&東野、松本&永原は準優勝!<S1000・決勝戦>バドスピ2019年3月11日
- ^ 桃田賢斗、4年ぶりファイナルズVで年間11勝 憧れの英雄超え「彼を超えたこと嬉しい」
- ^ “【速報】優勝の直後...桃田賢斗選手が事故 運転手は死亡”. FNN.jpプライムオンライン. 2020年1月13日閲覧。
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- ^ “平成31年知事表彰「かがわ21世紀大賞」を決定”. 2019年6月25日閲覧。
- ^ 桃田が年間最優秀選手 世界バドミントン連盟が表彰選手発表
- ^ 桃田が追加受賞=ラグビー日本に特別貢献賞—ビッグスポーツ賞
関連項目
外部リンク
- 桃田賢斗 (@momota_kento) - X(旧Twitter)
- 桃田賢斗 - 世界バドミントン連盟のプロフィール