コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「三教指帰注集」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m Category:日本の漢籍を追加 (HotCat使用)
Cewbot (会話 | 投稿記録)
26行目: 26行目:
[[Category:平安時代の仏教書]]
[[Category:平安時代の仏教書]]
[[Category:京都市の重要文化財]]
[[Category:京都市の重要文化財]]
[[Category:日本漢籍]]
[[Category:日本漢文の典籍]]

2020年7月26日 (日) 21:49時点における版

三教指帰注集』(さんごうしいきちゅうしゅう)は、釈成安による『三教指帰』の注釈書。

作者の釈成安についての詳細はわかっていないが、濟暹1025年 - 1115年)と何らかの関係のあった人物ではないかと推測されている。序文の末から、成立は寛治2年(1088年)ということがわかる。天理図書館で『覚明注』とされる本や尊経閣文庫の『三教指帰注』などは、この『三教指帰注集』の下巻部分であることがわかっている。大谷大学図書館所蔵の本が唯一の完本であり、影印・翻刻ともに公刊されている。

大谷大学図書館本は1996年6月27日付で重要文化財に指定されている[1]

脚注

  1. ^ 三教指帰注集1996年〈平成8年〉6月27日指定、重要文化財)、国指定文化財等データベース文化庁) 2017年9月15日閲覧。

参考文献

  • 佐藤義寛『大谷大学図書館蔵「三教指帰注集」の研究』(大谷大学、1992年)

関連項目

外部リンク