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'''土本 武司'''(つちもと たけし、[[1935年]][[1月4日]] - )は、[[検察官]]出身の[[刑事法]][[法学者|学者]]。元[[白大学]][[法科大学院]][[教授]]、同研究科長。[[筑波大学]][[名誉教授]]。[[博士(法学)|法学博士]]([[中央大学]]、1987年)([[学位論文]]「過失犯の研究」)。[[岐阜県]]出身。
'''土本 武司'''(つちもと たけし、[[1935年]][[1月4日]] - )は、[[検察官]]出身の[[刑事法]][[法学者|学者]]。元[[白大学]][[法科大学院]][[教授]]、同研究科長。[[筑波大学]][[名誉教授]]。[[博士(法学)|法学博士]]([[中央大学]]、1987年)([[学位論文]]「過失犯の研究」)。[[岐阜県]]出身。


== 人物 ==
== 人物 ==

2020年7月24日 (金) 07:47時点における版

土本 武司(つちもと たけし、1935年1月4日 - )は、検察官出身の刑事法学者。元白鷗大学法科大学院教授、同研究科長。筑波大学名誉教授法学博士中央大学、1987年)(学位論文「過失犯の研究」)。岐阜県出身。

人物

大学在学中に司法試験に合格し、牧野英一に師事する。実務に通じた綿密な刑事訴訟法理論で著名である。日本の刑事訴訟法学者としては、河上和雄と並び、もっとも職権主義的な立場を強くとっている[独自研究?]

1991年に発生した悪魔の詩訳者殺人事件では通報者となる。

2011年10月に大阪地裁で開かれたパチンコ店放火殺人事件2009年7月に大阪市此花区で発生)の裁判員裁判に、絞首刑は残虐な刑罰を禁じた憲法に反すると主張している弁護側の証人として出廷。死刑制度そのものについては存置の立場であるが、絞首刑については「正視に堪えない。限りなく残虐に近いもの」と証言した[1]

来歴[2]

学歴

1957年 中央大学法学部卒業。東京大学大学院修了。

主要職歴

受章歴

著書

  • 『刑事訴訟法要義』(有斐閣
  • 『刑事訴訟法入門』(共著 有斐閣)
  • 『条解刑事訴訟法』(共編 弘文堂
  • 『証拠は語る』(東京法令出版)
  • 『法の学び方・考え方』(共著 東京法令出版)
  • 『刑法教室総論』(東京法令出版)
  • 『現代刑事法の論点・刑法編』(編著 東京法令出版)
  • 『現代刑事法の論点・刑事訴訟法編』(編著 東京法令出版)
  • 『図解刑法』(立花書房)
  • 『図解刑事訴訟法』(立花書房) 
  • 『民事と交錯する刑事事件』(立花書房)
  • 『行政と刑事の交錯』(立花書房)
  • 『航空機事故と刑事責任』(判例時報社)
  • 『最新公職選挙法罰則精解』(日本加除出版
  • 『過失犯の研究』(成文堂)
  • 『犯罪捜査』(弘文堂)
  • 『企業犯罪』(令文社)
  • 『正義への執念』(日本放送出版協会

脚注

  1. ^ 「絞首刑は残虐」元検事の土本名誉教授証言 / MSN産経ニュース[リンク切れ] 2011年10月12日(JST)閲覧
  2. ^ 「土本武司教授 略歴」『白鴎大学法科大学院 第3号』(白鴎大学大学院法務研究科 2009年11月)3頁以下参照