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[[Category:ウィーン出身の人物]]
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2020年7月9日 (木) 12:47時点における版

マルク・ヤンコ
名前
ラテン文字 Marc Janko
基本情報
国籍  オーストリア
生年月日 (1983-06-25) 1983年6月25日(41歳)
出身地 ウィーン
身長 196cm
体重 90kg
選手情報
ポジション FW
利き足 右足
ユース
1990-2004 オーストリアの旗 アドミラ・ヴァッカー
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2004-2005 オーストリアの旗 アドミラ・ヴァッカー 13 (02)
2005-2010 オーストリアの旗 レッドブル・ザルツブルク 107 (75)
2010-2012 オランダの旗 トゥウェンテ 45 (24)
2012 ポルトガルの旗 ポルト 10 (04)
2012-2014 トルコの旗 トラブゾンスポル 23 (02)
2014-2015 オーストラリアの旗 シドニーFC 24 (16)
2015-2017 スイスの旗 FCバーゼル 44 (29)
2017 チェコの旗 スパルタ・プラハ 5 (1)
2018-2019 スイスの旗 ACルガーノ 20 (2)
代表歴
2006-2019 オーストリアの旗 オーストリア 70 (28)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

マルク・ヤンコMarc Janko, 1983年6月25日 - )は、オーストリアウィーン出身の元同国代表サッカー選手。現役時代のポジションはフォワード

実母エーファ・ヤンコ (Eva Jankoは、1968年メキシコオリンピックやり投銅メダリスト。

経歴

クラブ

オーストリア

オーストリア・ブンデスリーガに属するFCアドミラ・ヴァッカー・メードリングの育成部門出身。セカンドチームを経由して21歳でトップチームでデビューを果たす。

22歳の頃、2005年夏に就任したクルト・ヤーラ新監督に誘われ、同リーグのレッドブル・ザルツブルクへ移籍。初年度では18試合に出場し11得点を記録するなど期待通りの活躍を見せたが、2007年1月に行われた親善試合で重傷を負い、約10か月間リタイアした。2007年11月9日に行われたLASKリンツ戦でカムバックを果たすものの、まだ重傷以前の本調子ではなく、2008年の夏に地元で開催されるUEFAヨーロッパ選手権オーストリア・スイス大会に間に合うかどうか注目されたが、当時のオーストリア代表監督であったヨーゼフ・ヒッケルスベルガーは「まだ本調子ではない」と判断し、招集しなかった。

2008-09シーズン、新たにレッドブル・ザルツブルクの監督に就任したコー・アドリアーンセの下、リーグ戦34試合で39得点を記録。オーストリア・ブンデスリーガ得点王になるとともに、それまでドイツ代表オリバー・ビアホフが保持していた同クラブの年間最多得点記録を更新した。また、同年にヨーロッパ得点王でブロンズシューズ賞(3位)を受賞した。

UEFAヨーロッパリーグではSSラツィオビジャレアルCFスタンダール・リエージュ等を相手に得点を決め、グループリーグ首位突破に貢献した。

オランダ

2010年6月21日、オランダエールディヴィジFCトゥウェンテに4年契約で移籍した(違約金は700万ユーロ)。2011年5月8日、KNVBカップ決勝戦となったアヤックス・アムステルダム戦で決勝ゴールを記録し優勝に導いた。リーグ準優勝したエールディヴィジでは14得点を記録し、チーム得点王に輝いた。 UEFAヨーロッパリーグでは再びビジャレアルCF戦で得点を記録し、チームは準々決勝まで進出した。

ヨハン・クライフ・シャールでは2年連続で優勝し、2012年度の決勝戦ではアヤックス・アムステルダムを相手に1得点を決めている。

ポルトガル

2012年1月31日、ポルトガルのFCポルトに3年半の契約で移籍した。

トルコ

2012年8月28日、トルコのトラブゾンスポルに移籍した。

オーストラリア

2014-15シーズンはオーストラリアのシドニーFCに所属し、16得点を挙げ[1]Aリーグ得点王及びAリーグ年間最優秀選手に選ばれた。

スイス

2015年6月25日、スイス・スーパーリーグの強豪FCバーゼルへ移籍することを発表した[2]。当初は1年契約の1年間の契約延長オプション付きであったが、初年度から得点を量産したこともあり初年度のシーズン半ばでオプションが引かれ、2017年6月30日まで契約が延長された。

代表

オーストリアU21代表でもゴールを量産。特にオーストリアが2-1のスコアで勝利したイングランドU21代表戦で2得点を決めたことにより大きな注目を浴びるようになった。

2006年5月23日のクロアチアとの親善試合でA代表デビュー。2008年8月20日のイタリアとの親善試合で代表初得点を挙げた。

2015年EURO予選においては、ロシア及びスウェーデンとの上位対決でのゴールを含む[1]チーム最多の7得点を記録し、首位通過に貢献。

個人成績

クラブ

クラブ成績 リーグ カップ 国際大会 通算
シーズンクラブリーグ 出場得点出場得点 出場得点 出場得点
オーストリア リーグÖFB杯 ヨーロッパ 通算
2004-05 アドミラ・ヴァッカー・メードリング ブンデスリーガ 13 2 0 0 0 0 13 2
2005-06 レッドブル・ザルツブルク ブンデスリーガ 18 11 0 0 0 0 18 11
2006-07 8 2 0 0 3 1 10 3
2007-08 14 5 0 0 0 0 14 5
2008-09 34 39 1 1 3 2 36 40
2009-10 34 18 0 0 11 4 40 22
オランダ リーグKNVB杯 ヨーロッパ 通算
2010-11 トゥウェンテ エールディヴィジ 29 14 4 2 9 1 39 17
2011-12 16 10 2 2 8 5 26 17
ポルトガル リーグポルトガル杯 ヨーロッパ 通算
2011-12 ポルト スーペル・リーガ 10 4 0 0 0 0 10 4
トルコ リーグトルコ杯 ヨーロッパ 通算
2012-13 トラブゾンスポル スュペル・リグ 14 1 3 0 0 0 17 1
2013-14 9 1 1 1 3 1 13 3
オーストラリア リーグカップ オセアニア/アジア 通算
2014-15 シドニー Aリーグ 24 16 1 0 25 16
スイス リーグスイス杯 ヨーロッパ 通算
2015-16 バーゼル スーパーリーグ 20 16 1 1 12 3 33 20
2016-17 24 13 3 1 5 0 32 14
チェコ リーグカップ ヨーロッパ 通算
2017-18 スパルタ・プラハ HETリガ
通算 オーストリア 121 77 1 1 17 7 139 85
オランダ 45 24 6 4 17 6 68 34
ポルトガル 10 4 0 0 0 0 10 4
トルコ 23 2 4 1 3 1 30 4
オーストラリア 24 16 1 0 25 16
スイス 44 29 4 2 17 3 65 34
チェコ
総通算 267 152 16 8 54 17 337 177
その他の公式戦

代表

オーストリア代表でのヤンコ


オーストリア代表国際Aマッチ
出場得点
2006 2 0
2007 0 0
2008 5 3
2009 7 4
2010 4 0
2011 6 3
2012 7 3
2013 6 3
2014 6 2
2015 7 7
2016 11 3
通算 61 28

得点

タイトル

2009年に得点王の表彰を受けるヤンコ。

クラブ

レッドブル・ザルツブルク
FCトゥウェンテ
FCポルト
FCバーゼル

個人

  • オーストリア・ブンデスリーガ年間最優秀選手賞:1回 (2009)
  • オーストリア・ブンデスリーガ得点王:1回 (2009)
  • ヨーロッパ得点王3位:1回 (2009)
  • Aリーグ得点王:1回 (2015)
  • Aリーグ年間最優秀選手:1回 (2015年)
  • Aリーグベストイレブン:1回 (2015年)
  • シドニーFC21世紀最優秀ベストイレブン:1回 (2015年)
  • Aリーグ月間最優秀選手:1回 (2015年2月)
  • Aリーグ最多連続得点記録(7試合連続得点):1回 (2015年)
  • The World's most effective Top Division Goal Scorer (国際サッカー歴史統計連盟):1回 (2009年)
  • The World's best Top Division Goal Scorer (国際サッカー歴史統計連盟):1回 (2009年)

脚注

外部リンク