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「Help:表の作り方」の版間の差分

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! ウィキマークアップ !! 実際の表示
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| style="width:50%"| <source lang="text" enclose="div">
| style="width:50%"| <syntaxhighlight lang="text" enclose="div">
{|
{|
</syntaxhighlight>
</source>
|
|
{| class="table"
{| class="table"
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! ウィキマークアップ !! 実際の表示
! ウィキマークアップ !! 実際の表示
|-
|-
| style="width:50%"| <source lang="xml" enclose="div">
| style="width:50%"| <syntaxhighlight lang="xml" enclose="div">
{| class="wikitable" style="text-align:center"
{| class="wikitable" style="text-align:center"
|-
|-
281行目: 281行目:
| colspan="3" | H
| colspan="3" | H
|}
|}
</syntaxhighlight>
</source>
| style="width:50%; text-align:center" |
| style="width:50%; text-align:center" |
{| class="wikitable" style="text-align:center"
{| class="wikitable" style="text-align:center"
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! ウィキマークアップ !! 実際の表示
! ウィキマークアップ !! 実際の表示
|-
|-
| style="width:50%"| <source lang="xml" enclose="div">
| style="width:50%"| <syntaxhighlight lang="xml" enclose="div">
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
| セル1
| セル1
955行目: 955行目:
| style="vertical-align:bottom" | もとの表のセル3
| style="vertical-align:bottom" | もとの表のセル3
|}
|}
</syntaxhighlight>
</source>
| style="width:50%; text-align:center" |
| style="width:50%; text-align:center" |
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
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! ウィキマークアップ !! HTML
! ウィキマークアップ !! HTML
|-
|-
| style="width:50%"| <source lang="xml" enclose="div">
| style="width:50%"| <syntaxhighlight lang="xml" enclose="div">
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
{{#if: {{{1|}}}
{{#if: {{{1|}}}
987行目: 987行目:
| 引数に関係なく表示する行
| 引数に関係なく表示する行
|}
|}
</syntaxhighlight>
</source>
| style="width:50%"| <source lang="xml" enclose="div">
| style="width:50%"| <syntaxhighlight lang="xml" enclose="div">
<table class="wikitable">
<table class="wikitable">
{{#if: {{{1|}}}
{{#if: {{{1|}}}
996行目: 996行目:
<tr><td>引数に関係なく表示する行</td></tr>
<tr><td>引数に関係なく表示する行</td></tr>
</table>
</table>
</syntaxhighlight>
</source>
|}
|}



2020年7月6日 (月) 11:37時点における版

ウィキペディア日本語版ヘルプページです。


表の作り方について解説します。複雑な表の記述法もとりあげます。ウィキペディアではHTMLを使わなくても、#パイプ構文という簡易的な表記法によって表が記述できます。つまり、<table>というタグからはじめなくても、{|から始められます。表には様々な#パラメータが使え、他の記事との表の外観の統一性を保つために class="wikitable" という外観の指定が推奨されています。wikitableを使うと、#再整列可能な表のように表に機能を持たせることもできます。

表を使うのがふさわしい場面については、表のスタイルマニュアルを参照してください。

簡単な例

ごく単純な例を以下に示します。以下のように記述します。

{| class="wikitable"
|+ 表のタイトル
! 見出し0 !! 列見出しA !! 列見出しB !! 列見出しC
|-
! 行見出し1
| セル1A || セル1B || セル1C
|-
! 行見出し2
| セル2A || セル2B || セル2C
|}

これは、以下のような表が表示されます。罫線は、#a2a9b1、見出し背景は、#eaecf0、セル背景は、#f8f9fa、で表示されます。

表のタイトル
見出し0 列見出しA 列見出しB 列見出しC
行見出し1 セル1A セル1B セル1C
行見出し2 セル2A セル2B セル2C

また、以下のように書いても全く同じように表示されます。

<table class="wikitable">
    <caption>表のタイトル</caption>
    <tr>
        <th>見出し0</th><th>列見出しA</th><th>列見出しB</th><th>列見出しC</th>
    </tr>
    <tr>
        <th>行見出し1</th><td>セル1A</td><td>セル1B</td><td>セル1C</td>
    </tr>
    <tr>
        <th>行見出し2</th><td>セル2A</td><td>セル2B</td><td>セル2C</td>
    </tr>
</table>

前者の {| で始まり、パイプ (|) を多用するものをパイプ構文と呼びます。後者は HTML5 で記述されています。それぞれに利点と欠点がありますが、以降はより簡潔に書けるパイプ構文を中心に解説していきます。

編集ツールバー

編集ツールバー

編集ツールバーによって表の枠組みの簡易作成ができます。「上級」を展開し、表アイコンを押すことで、表の枠組みのフォーマットが挿入されます。

ただし、複雑な表を作るには以降のパイプ構文に通じている必要があるでしょう。

パイプ構文

パイプ構文は、実際にはHTML要素の省略記法に過ぎません。HTMLの知識はそのままパイプ構文にも応用できます。

早見表

記号 意味 備考 HTML(参考)
{| 表の記述を開始する <table>
|+ 表のタイトル (省略可) <caption>
|- 新しい行を開始する (1行目では省略可) <tr>
| 通常のセルの開始。|| で区切って、同じラインに次の列のセルを記述することができる <td>
! 見出しセルの開始。!! または || で区切って、同じラインに次の列の見出しセルを記述することができる (省略可) <th>
|} 表の記述を終了する </table>

解説

以下、「行」という語は表の横一列を、「列」という語は縦一列を意味します。構文上の改行記号で区切られる「行」については「ライン」と表記します。混同に気をつけてください。

重要なルール
各種の記号は必ずラインの先頭に書かねばならず、空白などを手前に入れてはいけません。

{| で開始し、 |} で終了するまでがひとつの表になります。開始記号と表の内容、終了記号はそれぞれ独立したラインに書く必要があります。これは <table></table> に相当します。

{|
    表の内容を記述
|}

|+ (パイプとプラス記号)に続けて書いた内容は、表のタイトルになります。これは省略可能です。 <caption></caption> に相当します。

{|
|+ タイトルを記述
    表の内容を記述
|}

表は、をひとつの単位として記述します。 |- (パイプとマイナス記号)だけを独立したラインに記述すると、そこから新しい行を開始します。表中最初の行に限って、 |- を省略することができます。 <tr> に相当します。

{|
|+ 表タイトル
|- <!-- (これは省略可能) -->
    行の内容を記述
|-
    行の内容を記述
|}

各行は、表の最小構成要素であるセルを1個以上含みます。セルは |(パイプ1個)で開始し、続けて同じラインにセルの内容を記述します。 <td> に相当します。

{|
|+ 表タイトル
|-
| セル 1
|-
| セル 2
|}

1行にセルを2個以上含める場合は、新しいラインに記述するか、既存のセルと同じラインに続けて || (パイプ2個)で区切って次のセルの内容を記述します。以下の2つの行の表示結果は全く同じになります。

{|
|+ 表タイトル
|-
| セル 1
| セル 2
| セル 3
|-
| セル 1 || セル 2 || セル 3
|}

パイプの代わりに ! (感嘆符)を使うことで、見出しセルを記述できます。使用するブラウザにもよりますが大抵はセル内でセンタリングされ、太字で表示されます。 ! で始まるラインに続けて書いたセルはすべて見出しセルとして扱われるので、通常のセルは新しいラインから書く必要があります。見出しセル同士の区切りは !! でも || でも可能ですが、分かりやすさのために !! を使用した方がいいでしょう。 <th> に相当します。

{|
|+ 表タイトル
|-
! 列見出し 1 !! 列見出し 2 !! 列見出し 3
|-
! 行見出し 1
| セル 1-2
| セル 1-3
|-
! 行見出し 2
| セル 2-2 || セル 2-3
|}

最後の例は、以下のように表示されます。

表タイトル
列見出し 1 列見出し 2 列見出し 3
行見出し 1 セル 1-2 セル 1-3
行見出し 2 セル 2-2 セル 2-3

この例は必要最低限の記述しかしていないので、見た目が寂しいかもしれません。次の節で解説するパラメータを指定することにより、罫線など見た目を調整することが可能になります。

パラメータ

表全体、タイトル、各行、各セルにはパラメータを記述することができます。パラメータの記述により罫線や背景色などを変更できます。

表全体・行
開始記号に続けてパラメータを記述します。
タイトル・セル・見出しセル
開始記号の後にパラメータを記述し、 | (パイプ1個)で区切って内容を記述します。
{| 表全体のパラメータ
|+ タイトルのパラメータ | タイトル
|- 行のパラメータ
! 見出しセルのパラメータ | 見出し
| セル A のパラメータ | セル A || セル B のパラメータ | セル B
|}

パラメータはHTML要素属性に対応し、例えば表全体に対する指定 {| style="color:red" ... |}<table style="color:red"> ... </table> として出力されます。

一部を除いて、ほとんどのパラメータは style 属性にインライン CSS で記述することになります。より詳しい解説は専門書や入門サイトなどに譲り、ここでは単純なものやよく使われるものに限って解説します。

罫線

テーブル全体に罫線を表示するのはとても簡単です。表全体のパラメータに、

{| class="wikitable"

と指定するだけです。先の例に適用すると、以下のように表示されます。

表タイトル
列見出し 1 列見出し 2 列見出し 3
行見出し 1 セル 1-2 セル 1-3
行見出し 2 セル 2-2 セル 2-3

別の方法として border 属性を使用することができます。これはスタイルシートを理解しないブラウザで罫線を表示するための方法です。ただし、日本語版ウィキペディアでは、スタイルシートを理解しないブラウザに対応するためのガイドラインはありません。原則としては上記指定を用いて外観を統一してください[1][2]

ウィキマークアップ 実際の表示
{| border="1"
表タイトル
列見出し 1 列見出し 2 列見出し 3
行見出し 1 セル 1-2 セル 1-3
行見出し 2 セル 2-2 セル 2-3

また、表全体の罫線を非表示にする場合は、何も指定する必要はありません。

ウィキマークアップ 実際の表示
 {|
表タイトル
列見出し 1 列見出し 2 列見出し 3
行見出し 1 セル 1-2 セル 1-3
行見出し 2 セル 2-2 セル 2-3

表の一部にだけ罫線が必要な場合は、上記のように罫線を非表示にし、個々のセルの境界線を CSS で指定します。本ページ「#その他の CSS の利用」の節を参照してください。

セルの結合

セルの一部を結合して1つのセルのように扱うには、セルのパラメータに rowspan 属性または colspan 属性を指定します。

ウィキマークアップ 実際の表示
{| class="wikitable" style="text-align:center"
|-
! || 列1 || 列2 || 列3
|-
| '''行 1'''
| rowspan="2" | A
| colspan="2" | B
|-
| '''行 2'''
| C <!-- 列 1 はセル A に塞がれている -->
| D 
|-
| '''行 3'''
| E
| rowspan="2" colspan="2" | F
|-
| '''行 4'''
| G <!-- 列 2 と 3 はセル F に塞がれている -->
|-
| '''行 5'''
| colspan="3" | H
|}
列1 列2 列3
行 1 A B
行 2 C D
行 3 E F
行 4 G
行 5 H

rowspan 属性を指定するとセルを縦に結合します。 colspan 属性を指定するとセルを横に結合します。

rowspan 属性 colspan 属性ともに属性値を指定する事により指定された個数のセルを結合します。

幅と高さの調整

表全体の幅を指定するには、表全体のパラメータに CSS の width プロパティを設定します。

ウィキマークアップ
{| class="wikitable" style="width:100%"
|+ 幅 100% の表
| セル1 || セル2 || セル3
|}
{| class="wikitable" style="width:80%"
|+ 幅 80% の表
| セル1 || セル2 || セル3
|}
{| class="wikitable" style="width:50%"
|+ 幅 50% の表
| セル1 || セル2 || セル3
|}
実際の表示
幅 100% の表
セル1 セル2 セル3
幅 80% の表
セル1 セル2 セル3
幅 50% の表
セル1 セル2 セル3

列の幅を個別に指定するには、セルのパラメータにやはり width プロパティを設定します。1箇所で設定すれば、他の行の同じ列にも適用されます。

ウィキマークアップ
{| class="wikitable" style="width:80%"
|+ 表全体の幅は 80%
| style="width:50%" | 幅 50% のセル <!-- 表全体の幅に対する割合 -->
| style="width:10em" | 幅 10em のセル
| 幅を指定しないセル
|}
実際の表示
表全体の幅は 80%
幅 50% のセル 幅 10em のセル 幅を指定しないセル

幅を指定するもうひとつの方法に width 属性がありましたが、セルに対する width 属性は廃止されました[3]。インライン CSS の width プロパティで置き換える必要があります。

表の左右の余白の幅を指定することで間接的に表の幅を指定する方法もあります。その場合は、 div 要素を用います。表の幅とは関係なく単に余白を設けたい場合や、左右に空けたスペースに記事などを入れたい場合は#表の配置を参照してください。

ウィキマークアップ
←元のテキストエリアの左端
<div style="margin:0 2em 0 4em"> <!-- または <div style="padding:0 2em 0 4em"> -->
{| class="wikitable" style="width:100%"
|+ 左に 4em 、右に 2em の余白を設け、残り全部が表全体の幅
| style="width:50%" | 幅 50% のセル <!-- 表全体の幅に対する割合 -->
| style="width:10em" | 幅 10em のセル
| 幅を指定しないセル
|}
</div>
<div style="text-align:right">元のテキストエリアの右端→</div>
実際の表示

←元のテキストエリアの左端

左に 4em 、右に 2em の余白を設け、残り全部が表全体の幅
幅 50% のセル 幅 10em のセル 幅を指定しないセル
元のテキストエリアの右端→

表の高さを指定するには CSS の height プロパティline-height プロパティ)を設定します。表全体および行に対する設定が可能ですが列の幅と違い折り返しの発生などで行や表全体の高さは動的に変化するので、あえて設定することはあまりありません。

幅や高さを指定するのに様々な単位を使用できますが、特別な理由[4]がない限り % (表示領域に対するパーセンテージ)か em (1em = 日本語表示環境で漢字1文字分)で指定してください。例えばセルの幅を px (ピクセル単位)で指定した場合、ブラウザの文字サイズを大きく設定してもセルの大きさは変化しないためたいへん見づらくなるおそれがあります。 em であれば基準となる文字サイズに連動してセルのサイズが変化します。

折り返しの禁止

日本語を含むいくつかの言語では文中のどこでも折り返しが可能であるため、場合によっては、見出しセルや本文セルの語が折り返されて表示され非常に見づらくなります。これを防ぐには、 CSS の white-space プロパティを設定します。

セルのパラメータに nowrap 属性を使用して同じ効果を得られましたが、この属性は廃止されました[3]

ウィキマークアップ
{| class="wikitable"
|+ 見出しが折り返されてしまうかもしれない表
! 折り返されそうな見出し
| 寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処やぶら小路の藪柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助
|}
{| class="wikitable"
|+ 見出しの折り返しを禁止した表
! style="white-space:nowrap" | 折り返されそうな見出し
| 寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処やぶら小路の藪柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助
|}
実際の表示
見出しが折り返されてしまうかもしれない表
折り返されそうな見出し 寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処やぶら小路の藪柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助
見出しの折り返しを禁止した表
折り返されそうな見出し 寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処やぶら小路の藪柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助

セル内の文字の配置

セル内の文字をセンタリングしたり右寄せにしたりするには、 CSS の text-align プロパティを設定します。行のパラメータとして設定すると行の中のセル全てに、表全体のパラメータとして設定すると表に含まれるセル全てに適用されます。

ウィキマークアップ
{| class="wikitable" style="width:100%"
|+ 文字寄せのサンプル
| style="text-align:left" | 左寄せのセル
| style="text-align:center" | 中央寄せのセル
| style="text-align:right" | 右寄せのセル
|}
{| class="wikitable" style="text-align:right"
|+ 全部右寄せの表
! × !! 2 !! 3 !! 4 !! 5 <!-- 見出しセルには適用されない -->
|-
! 2
| 4 || 6 || 8 || 10
|-
! 3
| 6 || 9 || 12 || 15
|-
! 4
| 8 || 12 || 16 || 20
|-
! 5
| 10 || 15 || 20 || 25
|}
実際の表示
文字寄せのサンプル
左寄せのセル 中央寄せのセル 右寄せのセル
全部右寄せの表
× 2 3 4 5
2 4 6 8 10
3 6 9 12 15
4 8 12 16 20
5 10 15 20 25

かつてこの用途に align 属性を使用し align="right" としていましたが、 HTML5 で廃止されました[1]

数値の桁を揃えたいときなどには、テンプレートの{{0}}も使用できます。

セル内の文字の垂直方向の配置を指定するには、 CSS の vertical-align プロパティを設定します。こちらは text-align プロパティと異なり、行や表全体に指定してもセルには反映されません[5]。セルのパラメータとして使用してください。

ウィキマークアップ
{| class="wikitable" style="width:100%; height:3em"
|+ 垂直方向の指定のサンプル
| style="vertical-align:top" | 上辺で揃えたセル
| style="vertical-align:middle" | 中央で揃えたセル
| style="vertical-align:bottom" | 下辺で揃えたセル
|}
実際の表示
垂直方向の指定のサンプル
上辺で揃えたセル 中央で揃えたセル 下辺で揃えたセル

かつてこの用途に valign 属性を使用し valign="top" としていましたが、 HTML5 で廃止されました[1]

表の配置

表を中央に表示するには、表全体のパラメータに以下を指定します。これは「上下に余白を空けず、左右の余白を自動計算する」という意味で、左右それぞれの端から等しい距離つまり中央に配置されます。

{| style="margin:0 auto"
中央に表示した表
見出し0 列見出しA 列見出しB 列見出しC
行見出し1 セル1A セル1B セル1C
行見出し2 セル2A セル2B セル2C

表を右または左に寄せるには、表全体のパラメータに以下を指定します。後に続くテキストは反対側に回り込み、余白部分に流し込まれる形になります。

{| class="floatright" <!-- 右寄せ -->

または

{| class="floatleft" <!-- 左寄せ -->
ウィキマークアップ
'''この段落は表の手前に書かれています''':寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処やぶら小路の藪柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助

{| class="wikitable floatright"
|+ 右寄せした表
! 見出し0 !! 列見出しA !! 列見出しB !! 列見出しC
|-
! 行見出し1
| セル1A || セル1B || セル1C
|-
! 行見出し2
| セル2A || セル2B || セル2C
|}

'''この段落は表の後に書かれています''':寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処やぶら小路の藪柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助
実際の表示

この段落は表の手前に書かれています:寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処やぶら小路の藪柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助

右寄せした表
見出し0 列見出しA 列見出しB 列見出しC
行見出し1 セル1A セル1B セル1C
行見出し2 セル2A セル2B セル2C

この段落は表の後に書かれています:寿限無寿限無五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行末雲来末風来末食う寝る処に住む処やぶら小路の藪柑子パイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの長久命の長助


かつてこの用途に align 属性を使用し align="top" としていましたが、 HTML5 で廃止されました[1]

背景色、文字色

背景色を指定するには、CSS の background-color プロパティを設定します。文字色は color プロパティを設定します。

ウィキマークアップ
{| class="wikitable" style="background-color:#fdd" <!-- 表全体の背景色をピンクに -->
|+ 表の色を設定する
! 見出しセル <!-- wikitable で見出しセルへの指定が上書きされるので、ピンクにならない -->
! 見出しセル
! style="background-color:#dfd" | 背景色を変更した見出し <!-- セルに直接指定すれば変更可能 -->
|-
| style="color:#007" | 文字色を変更したセル
| セル
| セル
|-
| セル
| style="color:#fff; background-color:#700" | 背景色と文字色を変更したセル
| セル
|- style="background-color:#ddf"
| 行全体の || 背景色を || 変更
|}
実際の表示
表の色を設定する
見出しセル 見出しセル 背景色を変更した見出し
文字色を変更したセル セル セル
セル 背景色と文字色を変更したセル セル
行全体の 背景色を 変更

かつてこの用途に bgcolor 属性を使用していましたが、 HTML5 で廃止されました。[1] また文字色を変更するためにセル内の文字を <font> タグで囲む方法がありましたが、font 要素も同様に廃止されました[3]

Wikipedia:アクセシビリティ#色も参照してください。

再整列可能な表

class="sortable"を使用することによって、表の各列を昇順または降順にソート(整列)できるようになります。

ウィキマークアップ
{| class="sortable wikitable"
|+ 昇順・降順に並べ替えできるwikitable
! 見出し0 !! 列見出しA !! 列見出しB !! 列見出しC !! 列見出しD !! 列見出しC/D !! class="unsortable" | 列見出しE
|-
! 行見出し1
| a || ウ {{表計算%|10|60}} || あえて
|-
! 行見出し2
| b || ア {{表計算%|20|40}} || 整列ボタン
|-
! 行見出し3
| c || イ {{表計算%|30|80}} || 付けない列
|- class="sortbottom"
! 合計
| - || - {{表計算%|60|180}} || 最下部に固定
|}


実際の表示
昇順・降順に並べ替えできるwikitable
見出し0 列見出しA 列見出しB 列見出しC 列見出しD 列見出しC/D 列見出しE
行見出し1 a 10 60 16.67% あえて
行見出し2 b 20 40 50% 整列ボタン
行見出し3 c 30 80 37.5% 付けない列
合計 60 180 33.33% 最下部に固定

二行のソートキー(セル内の文字列)を文字列のマークアップ部分まで含めて一致させた上で、<span style="display:none">表示させない文字列</span>のマークアップを使い表示させる範囲だけを変えるという方法によって、ソート時に二行分が一緒に移動する表を作ることもできます。

二行を一緒にソートする表(ウィキマークアップ)
{| class="sortable wikitable" style="width:29em"
! style="width:1.5em" |   !! style="width:6em" | 名前 !! style="width:6em" | 出身地 !! style="width:7em" | 生年月日 !! 記録
|-
! style="border-bottom:none" | <span style="display:none">1位</span>優勝
| A 
| 神奈川 
| 1950/5/5 
| 2:26:18<span style="display:none"><div style="position:relative;left:-19em; margin-right:-19em; overflow:auto">Aについての備考、Aについての備考、Aについての備考</div></span>
|- style="background:#fff"
! style="border-top:none" | <span style="display:none">1位優勝</span>
| style="border-right:none" | <span style="display:none">A</span> 
| style="border-left:none; border-right:none" | <span style="display:none">神奈川</span> 
| style="border-left:none; border-right:none" | <span style="display:none">1950/5/5</span> 
| style="border-left:none" | <span style="display:none">2:26:18</span><div style="position:relative;left:-19em; margin-right:-19em; overflow:auto">Aについての備考、Aについての備考、Aについての備考</div>
|-
(中略)
|}


二行を一緒にソートする表(実際の表示)
  名前 出身地 生年月日 記録
1位優勝 A 神奈川 1950/5/5 2:26:18
Aについての備考、Aについての備考、Aについての備考
1位優勝 A 神奈川 1950/5/5 2:26:18
Aについての備考、Aについての備考、Aについての備考
2位 B 東京 1980/11/23 2:32:46
Bについての備考、Bについての備考、Bについての備考
2位 B 東京 1980/11/23 2:32:46
Bについての備考、Bについての備考、Bについての備考
3位 C 大阪 1968/5/3 2:45:22
Cについての備考、Cについての備考、Cについての備考
3位 C 大阪 1968/5/3 2:45:22
Cについての備考、Cについての備考、Cについての備考
4位 D 東京 2000/11/3 2:58:10
Dについての備考、Dについての備考、Dについての備考
4位 D 東京 2000/11/3 2:58:10
Dについての備考、Dについての備考、Dについての備考
5位 E 神奈川 1995/2/11 3:05:31
Eについての備考、Eについての備考、Eについての備考
5位 E 神奈川 1995/2/11 3:05:31
Eについての備考、Eについての備考、Eについての備考

表を折りたたむ

class="collapsible" を使うことで、表のタイトルと列見出し以外を折りたたむことのできる表が作れます。初期設定を折り畳みの状態に設定する場合は class="collapsed" も合わせて設定してください。

ただし、JavaScriptがオフの状態やモバイルビュー(スマートフォンでの表示)では、折りたたまれずに表示されてしまうため、この機能に頼り過ぎたページ作りは控えたほうが良いかもしれません。折りたたみ機能を使用する際の留意点については、同じ仕組みを使っているTemplate:Hiddenの注意事項もご覧ください。

ウィキマークアップ
{| class="wikitable collapsible collapsed"
|+可読性を損なうかもしれない長い表
|-
! 表示を !! 押すと !! 開きます
|-
| 長いよ || 長いよ || 長いよ
|-
| ・<br>・<br>・ || ・<br>・<br>・ || ・<br>・<br>・
|-
| 長いよ || 長いよ || 長いよ
|}
実際の表示

その他の CSS の利用

class="wikitable" を使わずに罫線を表示するには、各セルに罫線を表示する設定を記述しなければなりません(正確には罫線と言うより、各セルの境界線です)。

以下、表全体および各セルで border で始まる記述をしているのが罫線の指定部分です。

ウィキマークアップ
{| style="width:20em; margin-left:1em; border-width:2px 3px 3px 2px; border-color:#a77 #733 #733 #a77; border-style:solid; border-collapse:collapse; background-color:white; text-align:center"
|+ style="font-weight:bold; font-size:smaller" | 五十音表
|-
! style="border-bottom:1px solid #733" | ん
! style="border-bottom:1px solid #733" | わ
! style="border-bottom:1px solid #733" | ら
! style="border-bottom:1px solid #733" | や
! style="border-bottom:1px solid #733" | ま
! style="border-bottom:1px solid #733" | は
! style="border-bottom:1px solid #733" | な
! style="border-bottom:1px solid #733" | た
! style="border-bottom:1px solid #733" | さ
! style="border-bottom:1px solid #733" | か
! style="border:solid #733; border-width:0 0 1px 1px" | あ
|- style="background-color:#edd"
| || style="color:#777" | ゐ || り || || み || ひ || に || ち || し || き
! style="border-left:1px solid #733" | い
|-
| || || る || ゆ || む || ふ || ぬ || つ || す || く
! style="border-left:1px solid #733" | う
|- style="background-color:#edd"
| || style="color:#777" | ゑ || れ || || め || へ || ね || て || せ || け
! style="border-left:1px solid #733" | え
|-
| || を || ろ || よ || も || ほ || の || と || そ || こ
! style="border-left:1px solid #733" | お
|}
実際の表示
五十音表


class="wikitable" を使いつつ、一部の罫線を非表示にする例。

ウィキマークアップ
{| class="wikitable" style="text-align:center"
!colspan="3"|期間
|-
|style="border-right:none"|1962年4月2日<br/>A
|style="border-width:1px 0" |-
|style="border-left:none"| 1966年4月2日<br/>B
|}
実際の表示
期間
1962年4月2日
A
- 1966年4月2日
B

表の入れ子

表の中に、さらに表を表示することができます。以下の例では、セル2の中に青色で表示される別の表が入っています。内側の表であっても、表を開始する記号 ({|) がラインの先頭に来る必要があることに注意してください。

ウィキマークアップ 実際の表示
{| class="wikitable"
| セル1
| セル2
{| class="wikitable" style="background:#aad; margin:.5em"
| 入れ子になった
|-
| 表
|}
| style="vertical-align:bottom" | もとの表のセル3
|}
セル1 セル2
入れ子になった
もとの表のセル3

HTML によるマークアップ

条件文を使う場合は引数の区切りにパイプが使用されるため、表のウィキマークアップに使うパイプと干渉してお互いがうまく動作しなくなってしまいます。このような場合、マジックワード {{!}} を利用して直接パイプを表記しないか、もしくは HTML で記述します。

以下は、表の一部に条件文を使用した例です。場合によって表示内容を変更するテンプレートを作成する場合などに使います。Help:テンプレートHelp:条件文も参照してください。

ウィキマークアップ HTML
{| class="wikitable"
{{#if: {{{1|}}} 
| {{!}} 引数が指定されていれば表示する行
| {{!}} 引数が指定されていないときに表示する行
}}
|-
| 引数に関係なく表示する行
|}
<table class="wikitable">
{{#if: {{{1|}}} 
| <tr><td>引数が指定されていれば表示する行</td></tr>
| <tr><td>引数が指定されていないときに表示する行</td></tr>
}}
<tr><td>引数に関係なく表示する行</td></tr>
</table>
実際の表示
引数が指定されていないときに表示する行
引数に関係なく表示する行

関連ツール

  • Excel2Wiki - Excelで作成した表形式データを貼り付けるとwiki文法を生成します。ヘッダー行の指定やソート機能の設定などもオプション設定できます。列幅指定やセル結合はできません。
  • MediaWiki Tables Generator - サイト上で表作成できます。列幅指定や左右上下の文字寄せも設定できます。またCSVファイルのインポートも可能です。
  • CSV Converter - CSVファイルをインポートし、wiki文法を生成します。セル内の改行も反映されます。出力形式を選択でき、他言語文字化けにも対応できます。
  • Copy & Paste Excel-to-Wiki[リンク切れ]

脚注

  1. ^ a b c d e HTML 4.01以降、外観の装飾に関する要素と属性は非推奨とされていましたが、 HTML5 では廃止されました。少数の例外として、TABLE 要素の border 属性の様に意味が変わり存続したものもあります。
  2. ^ TABLE 要素の border 属性は「境界線の太さ」を意味していましたが、 HTML5 では「境界線の表示・非表示」を意味し "1"(境界線を表示する)・””(境界線を表示しない:既定値)の2つの値だけが有効です。このため、表の境界線の外観の統一はスタイルシートの border 系プロパティを利用して行います。
  3. ^ a b c MediaWikiが最終的に出力する文書形式は2018年4月17日現在 HTML5です。HTTML5からは、ほとんどの外観を直接規定する要素や属性は廃止となり、スタイルシートによる指定に置き換える必要があります。
  4. ^ 画像の幅に合わせてピクセル指定するのは典型的な例です。MediaWikiの制約上、画像サイズはピクセル単位以外で指定できないためやむを得ません。
  5. ^ (以下、2007年時点の情報です)vertical-align プロパティの設定は子要素に継承されないのが正しい動作ですが、 Internet Explorer や Firefox では継承されてしまいます。 Opera は仕様通りに動作するようです。

関連項目