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* 『芭蕉の世界』 NHK放送ライブラリー:日本放送出版協会 1978、講談社学術文庫(改訂版) 1988 |
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* 『芭蕉・蕪村』 花神社(正・続)、1978-1985、[[岩波現代文庫]](改訂版) 2000 |
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**『鴎外の歴史小説 史料と方法』 [[岩波現代文庫]] 2002 |
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* 『俳句と俳諧』 角川書店 1981 |
* 『俳句と俳諧』 角川書店 1981 |
2020年6月18日 (木) 11:04時点における版
尾形 仂(おがた つとむ、1920年1月28日 - 2009年3月26日)は、日本の国文学者。
1920年(大正9年)1月28日、東京生まれ。1943年(昭和18年)東京文理科大学国語国文学科卒。東京教育大学教授、成城大学教授を歴任。近世文学、特に俳諧を専門とした。1974年(昭和49年)に刊行した『蕪村自筆句帳』(筑摩書房)で読売文学賞受賞。主な著書に『座の文学』など多数ある。
国文学者潁原退蔵の次女雅子が妻で、潁原の没後、お悔やみの書簡を出した事が、きっかけで結婚した。芭蕉・蕪村研究等を引き継ぎ、『おくのほそ道』訳注(角川ソフィア文庫で新版)を始め多くの研究を出した。『蕪村全集』(講談社全9巻)の監修をし、長年かけて、潁原の遺稿『江戸時代語辞典』(角川学芸出版)を弟子たちと共に編集し、没する寸前の2008年(平成20年)11月に刊行した。
著作
- 『松尾芭蕉』 日本詩人選17:筑摩書房 1971、ちくま文庫 1989
- 『座の文学』 角川書店 1973
- 『座の文学 連衆心と俳諧の成立』 講談社学術文庫 1997
- 『俳諧史論考』 桜楓社 1977
- 『芭蕉の世界』 NHK放送ライブラリー:日本放送出版協会 1978、講談社学術文庫(改訂版) 1988
- 『芭蕉・蕪村』 花神社(正・続)、1978-1985、岩波現代文庫(改訂版) 2000
- 『森鷗外の歴史小説 史料と方法』 筑摩書房 1979
- 『鴎外の歴史小説 史料と方法』 岩波現代文庫 2002
- 『俳句と俳諧』 角川書店 1981
- 『詩歌日本の抒情7 歌仙の世界』 講談社 1986
- 『歌仙の世界 芭蕉連句の鑑賞と考察』 講談社学術文庫 1989
- 『俳句の周辺』 富士見書房 1990
- 『蕪村の世界 古典を読む』 岩波書店 1993、岩波同時代ライブラリー 1997
- 『俳句の可能性』 角川書店 1996
- 『「おくのほそ道」を語る』 角川選書 1997
- 『芭蕉のこころをよむ 「おくのほそ道」入門』 角川ソフィア文庫 2014
- 『野ざらし紀行評釈』 角川叢書 1998
- 『おくのほそ道評釈』 角川書店 2001
- 『俳句往来 芭蕉・蕪村・寅彦 そして現代俳句』 富士見書房 2002
- 『尾形仂 国文学論集』 角川学芸出版 2011
校注・編纂
- 『季吟俳論集』 北村季吟 古典文庫 1960
- 『談林俳論集 第1』 古典文庫 1963
- 『おくのほそ道』 潁原退蔵共訳注、角川文庫 1967、角川ソフィア文庫 2003
- 『芭蕉の本3 蕉風山脈』 角川書店 1970
- 『蕪村自筆句帳』 筑摩書房 1974
- 『鑑賞日本古典文学33 俳句 俳論』白石悌三共編、角川書店 1977
- 『日本を創った人びと18 松尾芭蕉 詩心に生きた漂泊の俳人』日本文化の会・編、平凡社 1978
- 『俳句の解釈と鑑賞事典』 旺文社 1979、新編・笠間書院 2000
- 『芭蕉の時代』 大岡信共著 朝日新聞社 1981
- 『芭蕉必携 別冊国文学』 学燈社 1981
- 『蕪村俳句集 付春風馬堤曲他二篇』 岩波文庫 1989
- 『蕪村全集』 講談社(全9巻) 1992~2009。編者代表
- 『俳文学大辞典』共著、角川書店 1995
- 『近世四季の秀句』 井本農一共編 角川書店 1998
- 『芭蕉ハンドブック』 三省堂 2002