「武蔵五日市駅」の版間の差分
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|画像説明 = 南口(2010年5月6日) |
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|よみがな = むさしいつかいち |
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|ローマ字 = Musashi-Itsukaichi |
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2020年2月15日 (土) 04:16時点における版
武蔵五日市駅* | |
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南口(2010年5月6日) | |
むさしいつかいち Musashi-Itsukaichi | |
◄JC 85 武蔵増戸 (2.6 km) | |
所在地 | 東京都あきる野市舘谷台16 |
駅番号 | □JC 86 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■五日市線 |
キロ程 | 11.1 km(拝島起点) |
電報略号 | ムイ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
4,376人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)4月21日[1] |
備考 |
業務委託駅 * 開業1ヶ月後に五日市駅から改称。 |
武蔵五日市駅(むさしいつかいちえき)は、東京都あきる野市舘谷台にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五日市線の駅。同線の終着駅である。駅番号はJC 86。
歴史
- 1925年(大正14年)
- 1940年(昭和15年)10月3日:五日市鉄道の南武鉄道への合併により、同社の駅となる[1]。
- 1944年(昭和19年)4月1日:南武鉄道の戦時買収私鉄指定による国有化により運輸通信省五日市線の駅となる[1]。
- 1961年(昭和36年)4月15日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1971年(昭和46年)2月1日:当駅 - 大久野間の旅客営業が廃止[1]。同時に大久野 - 武蔵岩井間が廃止[1]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:当駅 - 大久野間廃止(貨物営業終了)[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1996年(平成8年)7月6日:駅舎高架化。発車メロディ導入。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2016年(平成28年)4月29日:秋川渓谷観光情報コーナー開設、構内リニューアル工事(多摩産木材による構内美化/木質化)がすべて完成。
- 2017年(平成29年)9月30日:この日をもってみどりの窓口が営業終了[3]。
かつては、手前300m程東に「三内信号扱所」(当駅の構内扱い、現在の高架区間の始まり)があり、北方向に分岐する「岩井支線」があった。貨物列車は当駅を通らずに拝島方面から武蔵岩井方面へ直行し、旅客列車は当駅からここでスイッチバックして武蔵岩井へと向かっていった。この路線はセメントの原料になる石灰岩を輸送するために敷設されたものである。しかし、輸送がトラックに移行されたため、1971年(昭和46年)に旅客輸送を廃止して貨物専用になった後、1982年(昭和57年)に廃線になった。
当駅の高架化の際に、旧岩井支線の路盤が活用された。現在、三内信号扱所跡から南方には高架化前の当駅に向かう本線跡が廃線敷として残っている。
五日市線の終着駅ではあるが、高架化は頭端駅構造ではなく中間駅構造で行われた。そのため下り先端部は延伸できる構造になっている。かつて檜原村への延伸要望があった[4]が、現在まで今後の構想や計画については特に公表されていない。
駅構造
業務委託駅(JR東日本ステーションサービス受託)である。駅舎内には自動改札機・自動券売機(多機能券売機(黒色))・自動精算機・NewDaysなどがある。北口と南口があり、南口から北口へ通路を伸ばした形になっているが、メインは南口である。
のりば
番線 | 路線 | 行先 |
---|---|---|
1・2 | 五日市線 | 拝島・立川方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 土曜・休日ダイヤの日中の列車はほとんどが2番線から発車する。これは、17時台に当駅を発車するホリデー快速「あきがわ」になる列車が1番線に留置されていることによる。通常の線内列車は6両〈一部4両〉で、ホリデー快速「あきがわ」は拝島駅まで4両。
- 夜間留置が2本設定されている。
駅構内店舗など
いずれも改札外にある。
- NewDays:コンビニ、土産物。
- 観光情報コーナー:秋川渓谷のパンフレット、ポスターの掲示など。シーズン中などの土日祝の午前中にボランティアガイドが常駐している。
- 観光案内所:あきる野市観光協会
- blan.co(ブランコ):軽食・飲物などのテイクアウト。2階にイートインスペースがある。
- 金融機関ATM:みずほ銀行。NewDaysの店内にある。
- コインロッカー:サイズは400円、500円の2種類
- 公衆無線LANサービス:観光情報コーナーおよび観光案内所付近において、無料で利用できる[5]。
利用状況
2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は4,376人である。
近年の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)5,356 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)5,396 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)5,414 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)5,296 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)5,241 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)5,156 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)5,216 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)5,091 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 5,000 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 4,975 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]4,767 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]4,755 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]4,810 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]4,836 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]4,809 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]4,810 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]4,763 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]4,848 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]4,761 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]4,698 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]4,602 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 12]4,509 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 13]4,584 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 14]4,624 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 15]4,597 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 16]4,528 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 17]4,427 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 18]4,428 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 19]4,376 |
駅周辺
あきる野市の旧五日市町の中心部にあり、商店なども多い。
- 五日市街道
- 秋川街道
- 檜原街道
- 警視庁五日市警察署
- 五日市警察署五日市駅前交番
- 東京都立五日市高等学校
- あきる野市役所五日市出張所
- あきる野市五日市図書館
- あきる野商工会五日市支所
- あきる野市立五日市小学校
- あきる野市立五日市中学校
- 西東京バス五日市営業所
- 西東京バス五日市営業所下町車庫
- 阿伎留神社
- 秋川渓谷
- ひので三ツ沢つるつる温泉(路線バス「青春号」で約20分)
店舗
- いなげや五日市店
- パークショッピングセンター館谷店
金融機関
- 武蔵五日市駅前郵便局
- 五日市仲町郵便局
- りそな銀行あきる野支店五日市出張所
- 秋川農業協同組合五日市支店
- 西武信用金庫五日市支店
バス路線
駅前にロータリーがあり、西東京バスによる路線およびあきる野市コミュニティバスが乗り入れている。
なお、五30系統は福生駅始発武蔵五日市駅行の深夜バスが25:07まで運行されており、五日市線の終電後も同駅へのアクセスが可能となった。また、2010年(平成22年)4月1日からは同線の始発前に武蔵五日市駅始発拝島駅行の早朝バスが運行を開始した(4:30発)
五20系統ではトレーラーバス「青春号」を使用する。トレーラーバスによる定期運行では、日本唯一の路線である。
駐車場・カーシェアリング
- 駅敷地内にはパーク24のコインパーキングが併設されており、パークアンドライドに対応している。Suicaも利用可能であり、JRとの同時利用には割引サービスもある。
- 駐車場内にはパーク24のカーシェアリングサービススタンド(タイムズカープラス・乗用車2台が配置)が設置されており、短時間からの利用も可能となっている。
荷物一時預かり・有料シャワー・レンタサイクル
- 東京裏山ベース(武蔵五日市駅前)
サイクリング・登山客などを対象に、荷物の一時預かりや有料シャワー、各種レンタル(貸し自転車は7台)、および飲食などのサービスを行っている。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- 五日市線
- ■特別快速「ホリデー快速あきがわ」(土休日のみ)・■青梅特快・■快速・■各駅停車(いずれも五日市線内は各駅に停車)
- 武蔵増戸駅 (JC 85) - 武蔵五日市駅 (JC 86)
- ■特別快速「ホリデー快速あきがわ」(土休日のみ)・■青梅特快・■快速・■各駅停車(いずれも五日市線内は各駅に停車)
廃止区間
- 日本国有鉄道
- 五日市線(岩井支線)
- 武蔵五日市駅 - 大久野駅
脚注
記事本文
出典
- ^ a b c d e f g h 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、24頁。
- ^ 「地方鉄道駅名改称」『官報』1925年6月13日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ “駅の情報(武蔵五日市駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2017年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年9月17日閲覧。
- ^ “衆議院議員並木芳雄君提出国鉄五日市線電化に関する質問に対する答弁書”. 衆議院 (1950年12月2日). 2018年3月11日閲覧。
- ^ あきる野市無料公衆無線LANサービス “秋川渓谷Wi-Fi”
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(武蔵五日市駅):JR東日本