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|画像説明 = 駅舎(2017年10月) |
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|よみがな = なみえ |
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2020年2月15日 (土) 03:07時点における版
浪江駅 | |
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駅舎(2017年10月) | |
なみえ Namie | |
◄双葉 (4.9 km) (4.9 km) 桃内► | |
福島県双葉郡浪江町大字権現堂字塚越8[1] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■常磐線 |
キロ程 | 268.6 km(日暮里起点) |
電報略号 | ナエ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
24人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)8月23日[1] |
備考 | 業務委託駅 |
浪江駅(なみええき)は、福島県双葉郡浪江町大字権現堂(ごんげんどう)字塚越(つかのこし)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である[1]。
当駅と富岡駅の間は東日本大震災および福島第一原子力発電所事故の影響により不通となっている。
概要
当駅は浪江町の中心駅であり、同町の中心市街地に位置し、浜通り有数の漁港、請戸漁港の最寄り駅である。
当駅における運行形態
- 上り(富岡方面)
- 駅前広場より列車代行バス(1日5便)で富岡駅へ連絡している[2]。
- 下り(小高・原ノ町・相馬・仙台方面)
- 日中は概ね1 - 2時間に1本の普通列車(原ノ町行)が当駅より発着する。一部列車は原ノ町以北の仙台にも乗り入れる。その他、1日1便のみ駅前広場より富岡始発 - 当駅経由 - 原ノ町行の列車代行バスも運行されている[3]。
- 東北地方太平洋沖地震発生前は、当駅を通る特急「スーパーひたち」は、全列車当駅に停車していた。
歴史
- 1898年(明治31年)8月23日:日本鉄道の駅として開業[1]。
- 1906年(明治39年)11月1日:日本鉄道が国有化され、官設鉄道の所属となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定により常磐線の所属となる。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道が発足。
- 1976年(昭和51年):駅舎改築[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2011年(平成23年)3月11日:東日本大震災および福島第一原子力発電所事故により営業休止。
- 2017年(平成29年)
- 2019年(令和元年)12月18日:当駅 - 富岡駅間の運転再開に向けて、設備確認等を行うための試運転列車の運行を開始[7]。
- 2020年(令和2年)3月14日
駅構造
2面3線のホームを持つ地上駅である[1]。駅舎とホームは跨線橋で連絡している。
業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)で、9時40分~17時40分の間係員が配置され、改札業務を行う。なお係員配置時間外は券売機の稼働が停止しているため、乗車駅証明書を発行した上での乗車となる。震災前までは終日社員配置の直営駅でみどりの窓口を設置していたが、2017年4月1日の再開後はみどりの窓口は設置せず、その代わりに指定席券売機が設置された[注釈 2]。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■常磐線 | 上り | 使用停止中 | |
2 | 下り | |||
3 | ■常磐線 | 下り | 原ノ町・仙台方面[12] | |
駅前広場 | ■常磐線 (代行バス) |
下り | 原ノ町方面 | 途中、小高に停車。 |
上り | 富岡方面 |
- 当駅 - 小高駅間の運転再開後は3番線のみ使用する。1番線ホームと2・3番線ホームの間には仮設の連絡通路が設置されている[13]。
-
使用停止中の2番ホーム(2017年10月)
-
3番ホーム(2017年10月)
利用状況
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は24人である[利用客数 1]。
近年の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | |||
---|---|---|---|
年度 | 1日平均 乗車人員 |
備考 | 出典 |
2000年(平成12年) | 1,057 | [利用客数 2] | |
2001年(平成13年) | 1,061 | [利用客数 3] | |
2002年(平成14年) | 1,008 | [利用客数 4] | |
2003年(平成15年) | 1,011 | [利用客数 5] | |
2004年(平成16年) | 921 | [利用客数 6] | |
2005年(平成17年) | 904 | [利用客数 7] | |
2006年(平成18年) | 839 | [利用客数 8] | |
2007年(平成19年) | 836 | [利用客数 9] | |
2008年(平成20年) | 826 | [利用客数 10] | |
2009年(平成21年) | 792 | [利用客数 11] | |
2010年(平成22年) | 734 | [利用客数 12] | |
2011年(平成23年) | 営業休止 | 2011年3月11日以降 原発事故により 営業休止 |
|
2012年(平成24年) | |||
2013年(平成25年) | |||
2014年(平成26年) | |||
2015年(平成27年) | |||
2016年(平成28年) | |||
2017年(平成29年) | 18 | 4月1日営業再開 | [利用客数 13] |
2018年(平成30年) | 24 | [利用客数 1] |
駅周辺
浪江町は、浜通り夜ノ森以北の中では、相馬市や南相馬市に次ぐ規模の街であり、駅周辺に商店が広がっている。当駅周辺は福島第一原子力発電所事故以降、2013年(平成25年)4月1日の警戒区域再編により避難指示解除準備区域に移行し自由に立ち入り可能(宿泊禁止)となったのち、2017年(平成29年)3月31日に避難指示を解除された。なお、当駅は2017年4月1日以降、列車が発着する駅において、福島第一原子力発電所にもっとも近い駅である。
- 浪江郵便局
- 双葉警察署浪江分庁舎
- 浪江町役場
- 双葉地方広域市町村圏組合消防本部
- 浪江消防署
- 相双保健所浪江支所
- 正西寺
- 浪江神社
- 請戸漁港
- 陶芸の杜おおぼり(大堀相馬焼窯元)
- サンプラザ(営業休止中)
- イオン浪江店
- 国道6号
- 国道114号(富岡街道)
- 福島県道120号浪江鹿島線
- 福島県道253号落合浪江線
- 福島県道254号長塚請戸浪江線
- 福島県道255号幾世橋小高線
- 福島県道257号中ノ森加倉線
- 新常磐交通北営業所
バス
福島第一原子力発電所事故の影響ですべて運休中である。
隣の駅
脚注
記事本文
注釈
出典
- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、21頁。
- ^ 浪江駅時刻表.駅探
- ^ 浪江駅時刻表.駅探
- ^ “列車代行バス浪江駅停車について”. 東日本旅客鉄道水戸支社 (2017年1月30日). 2017年1月30日閲覧。
- ^ "富岡町、浪江町の避難指示解除に伴う常磐線の運行について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道水戸支社. 10 March 2017. 2019年1月21日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
- ^ “JR常磐線(富岡駅~浪江駅「一部原ノ町駅」間)・代行バス時刻表 ※運行期間 平成29年10月21日(土)~” (PDF). 東日本旅客鉄道水戸支社. 2017年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月29日閲覧。
- ^ "常磐線(富岡駅〜浪江駅間)の試運転の実施について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道水戸支社. 4 December 2019. 2019年12月6日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年1月22日閲覧。
- ^ “JR常磐線が3月14日全線復旧 震災で不通、最後の区間再開”. 共同通信. (2019年12月14日). オリジナルの2019年12月14日時点におけるアーカイブ。 2019年12月14日閲覧。
- ^ a b c d "常磐線(富岡駅~浪江駅間)の運転再開について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 17 January 2020. 2020年1月17日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年1月17日閲覧。
- ^ "常磐線(富岡駅〜浪江駅間)の運転再開及びおトクなきっぷの発売等について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道水戸支社. 17 January 2020. 2020年1月20日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。
- ^ “常磐線・3月14日全線復旧 特急ひたち3往復、普通列車11往復”. 福島民友新聞. (2020年1月18日). オリジナルの2020年1月18日時点におけるアーカイブ。 2020年1月21日閲覧。
- ^ “時刻表 浪江駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月8日閲覧。
- ^ “常磐線、浪江~小高間 運転再開向け試運転”. 日テレニュース24 (2017年3月7日). 2017年3月10日閲覧。
利用状況
- ^ a b “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月6日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 駅の情報(浪江駅):JR東日本