「安蘇の川原」の版間の差分

削除された内容追加された内容

インライン

2020年1月22日 (水) 17:34時点における版

安蘇の川原（あそのかわら）は奈良・平安期の地名^[1]。下野国の歌枕^[2]。

万葉集に見える、《しもつけぬあそのかわらよ》の東歌以降、「安蘇の川原」は歌枕として和歌に用いられて来た^[3]。

安蘇の川原の所在地については、下野国安蘇郡安蘇郷を流れる秋山川の川原であり、現在の栃木県佐野市内だと解されているとする見解がある^[1]^[2]^[3]。

もっとも、一方で、安蘇の川原とは、この地域を流れる主要な河川のいずれかの川原であり、安蘇郷を意味するものではないとされているという理解を示す見解や^[4]、その所在地は明らかでないとする見解^[5]^[6]、秋山川ではなく利根川本流だとする見解^[7]もある。

志母都家努　安素乃河泊良欲　伊之布麻受　蘇良由登伎奴与　奈我己許呂能礼（しもつけぬあそのかわらよ石ふまずそらゆ時ぬよなが心のれ）〔万葉集 3425〕^[3]^[8]

この項目は、まだ閲覧者の調べものの参照としては役立たない、栃木県に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:日本の都道府県/栃木県）。

@@ 4行目: / 4行目: @@
 {{出典の明記|date=2019年12月18日 (水) 08:29 (UTC)}}
 {{特筆性|date=2019年12月18日 (水) 08:29 (UTC)}}
-'''安蘇の川原'''（あそのかわら）は[[奈良時代|奈良]]〜[[江戸時代]]に和歌に詠まれて来た[[下野国]]の[[歌枕]]<ref name="utamakura">『和歌の歌枕・地名大辞典』75ページ</ref>。
+'''安蘇の川原'''（あそのかわら）は[[奈良時代|奈良]]・[[平安時代|平安期]]の地名<ref name="kodai">『古代地名大辞典 本編』60ページ</ref>。[[下野国]]の[[歌枕]]<ref name="utamakura">『和歌の歌枕・地名大辞典』75ページ</ref>。
 == 概要 ==